ビリジオン- ポケモン育成論ソードシールド

【弱保持ちだけど】剣舞ビリジオン【飛行タイプは他に任せた】

2021/01/14 17:02 / 更新:2021/01/16 19:17

ビリジオン

HP:HP 91

攻撃:攻撃 90

防御:防御 72

特攻:特攻 90

特防:特防 129

素早:素早 108

ツイート4.684.684.684.684.684.684.684.684.684.68閲覧:9612登録:5件評価:4.68(6人)

ビリジオン  くさ かくとう  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早 特攻)
特性
せいぎのこころ
努力値配分(努力値とは?)
HP:68 / 攻撃:220 / 素早:220
個体値:31-31-31-31-31-31
実数値:175-138-92-99-149-171 (素早さ比較)
覚えさせる技
リーフブレード / インファイト / ストーンエッジ / つるぎのまい
持ち物
じゃくてんほけん

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー / ダイマックス指定なし
登録タグ

考察

こんにちは、pqです。
前回のデンジュモクデンジュモクに続き10回目の投稿になります。
間違っている点や不自然な部分があれば、遠慮なくコメントで教えていただけるとうれしいです。

この育成論は、ビリジオンビリジオンについての育成論になります。

注意

  • 略称として、「性格補正+努力値252振り」→特化、それ以外は振っている努力値の値で示します(例えば、陽気で攻撃に努力値を252振っているガブリアスの場合「A252ガブリアス」と表記)。
  • その他、三値やA(=攻撃)、確定で一発で倒せる=確一、ダイマックス=DMなどの一般的に分かると思われる略称を用います。
  • 一部の技や特性は漢字で表記します。
  • ダメージ計算には、ポケマネ(アプリ)を使用しています。
  • ダメ計などは、基本的に個体値は31(最高)とします。

ビリジオンビリジオンビリジオンについて

ビリジオンビリジオンは第五世代で登場した三体セット準伝説の一匹ですね。同じセットにテラキオンテラキオンコバルオンコバルオンがいます。種族値の傾向としてはSは全員高めですが、他の部分で差があります。ビリジオンビリジオンはDが129と高く設定されている一方、A、Cは共に90と、アタッカーとして見ると少々物足りない数値をしています。また、特殊耐久が高めの種族値に対して、瞑想はありますが高速回復技を覚えないため特殊受けとしての運用は難しく、アタッカーとしての運用も上記の種族値の関係上他に劣りがちです。加えて今作では、ダイジェットでSを上げられるため飛行技の搭載率が高く、前世代まではあまり飛行技を持たなかったランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)もこの理由からほとんどの個体が飛行技を持っています。また、炎・フェアリーのようなメジャーなタイプや、地・飛行・竜複合への有効打である氷タイプも弱点なため、ますます肩身が狭くなっている印象があります。
しかしタイプ一致の草・格闘技は、耐久が高いカプ・レヒレカプ・レヒレラグラージラグラージポリゴン2ポリゴン2などに対して弱点をつけます。
そこで本論では、こういったポケモンに対して、剣舞を採用して攻撃性能を上げていくアタッカーの型になります。

採用理由と役割

  1. 高いSからの攻撃性能…S種族値は108あり、いわゆる高速アタッカーとしてエースバーンエースバーンドラパルトドラパルトらと比較してしまうと少々物足りないところもありますが、耐久型のポケモンはもちろん、ウツロイドウツロイドガブリアスガブリアスや準伝説のダイジェットアタッカーが多い100族近辺を抜かせるのは大きいです。ビリジオンビリジオンはストーンエッジを覚えるため、相手の飛行タイプのアタッカーがこの辺りのSの場合には交代先で出てきた場合に有効打として打つことができます。
  2. 草・格闘の攻撃範囲…前述したように、高耐久ポケモンにはポリゴン2ポリゴン2ナットレイナットレイなどの格闘弱点、カバルドンカバルドンラグラージラグラージヌオーヌオーなどの草弱点が多く、ビリジオンビリジオンはこれらをタイプ一致で打てます。また、思念の頭突き採用時には、剣舞を積む必要はありますが、ドヒドイデドヒドイデに対する有効打を持つこともできます。

以上を踏まえ、本論の型の役割は、
主に耐久型への有効打を持ちつつ、(ストーンエッジ採用時には)後出ししてきた飛行タイプに対しても岩技で有効打を持てる、普通のアタッカー型になります。

差別化

(本論の)ビリジオンビリジオンの特徴として、1.非DM時にも使える高火力の草・格闘技、2.多くのダイジェットアタッカー(100族近辺)の上をとれるS、の二つがあります。
対戦で使える威力で物理の草(ソーラービーム・ソーラーブレード以外)・格闘・岩(メテオビーム以外)技を使え、このS水準を満たすポケモンとしてはジュカインジュカインがいますが、インファイトなどの高火力格闘技の有無(及び、岩技採用時の飛行タイプの誘いやすさ)で差別化できます。
(例によって、個別で差別化が必要そうなやつがいましたらコメントの方でお願いします)

カミツルギカミツルギとの差別化(コメントより追記)
カミツルギカミツルギは、そのAの高さから草・格闘をビリジオンビリジオンより高威力で打て、岩技こそ持ちませんが、ダイアタック(ギガインパクト)を搭載することで、本論の型のビリジオンビリジオン同様に、草・格闘が効きにくい飛行タイプに対して打点を持つことができるようになります。
差別化点としては、以下の点があります。

  1. 岩技の有無…岩技で打点を持つことによって、炎・飛行・虫複合のファイヤーファイヤーリザードンリザードンウルガモスウルガモスやノーマル技が効かないガラガラ(アローラ)ガラガラ(アローラ)に対して特に強力な有効打を持つことができます。
  2. DMを使用するか否か…前述したダイアタックを打点として採用する場合、DMを切る必要が出てきます。本論のビリジオンビリジオンは基本的には非DM運用であり、抜群で非DM時にも使えるエッジ(命中不安はありますが)の有無によりDMを他のアタッカーに譲ることができます。
  3. 格闘弱点の有無…環境に多い格闘タイプは水ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)、悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)が主で、カミツルギカミツルギも打点があって有利ですが、スカーフの搭載率も高く、その場合には上からインファイトで弱点を突かれてHに252振っても確一です。本論のビリジオンビリジオンも特化インファイトを確定耐えするとは言え、返しで確一というわけでもないので、差別化点としては小さいですが、カミツルギカミツルギより有利ではあります。

持ち物

確定欄はじゃくてんほけんです。
前述したように、役割対象の中には炎・氷・フェアリー技を持つやつもいて、特に耐久型の低火力特殊技であれば耐久特化などにしなくても耐えられます。そのため、ポリゴン2ポリゴン2の冷凍ビーム、カプ・レヒレカプ・レヒレのムンフォ、ウツロイドウツロイドのヘドロウェーブなどに対して発動を狙い一気に火力を上げようという考えでの採用になります。
もう一つの選択肢として、ラムの実も候補です。こちらは、弱点を突いてくる耐久型に対する突破力は弱保の場合より少々劣りますが、ドヒドイデドヒドイデの熱湯やカバルドンカバルドンのあくびに対して対応できるようになります。

特性

確定欄はせいぎのこころです(これしかありませんが)。
発動する機会は少ないですが、水ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)だけでなく悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)に対しても強く出れたり、イカサマくらいしかまともな攻撃技がない相手に強いです。

性格・努力値

  • 性格

確定欄はようきです。
サンダーサンダーボルトロス(霊獣)ボルトロス(霊獣)ファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)などの飛行タイプのアタッカーが位置する最速100族近辺に加え、物理耐久が低めなウツロイドウツロイドも抜かせるように陽気にしています。

  • 努力値

努力値:H68, A220, B0, C0, D0, S220
実数値:H175, A138, B92, C99, D149, S171
H:
定数ダメージ最小の16n-1です。
B, D:
特化ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)インファイト確定耐え
C172ウツロイドウツロイドヘドロウェーブ確定耐え
(特化ラプラスラプラスDM絶対零度最高乱数以外耐え)
耐久型のポケモンは比較的低火力なので、ある程度火力があるポケモンとの対面でも剣舞ができるように、Sを抜いている相手の中で火力が高めな指標として上記の二匹を対象にしました。ただ、C特化ラプラスラプラスの冷ビ+氷の礫で低乱数程度でやられてしまう(A個体値31無振り個体の場合で、合計85.7~101.7%)ので、ギリギリではありますが、AかSから削ってくるのもありです(弱保個体もいるので安定するとは言い切れませんが)。
A:
(+2)
インファ:HB特化ナットレイナットレイ確一
エッジ:H252サンダーサンダー確一
(+3~)
インファ:H244B252きせきポリゴン2ポリゴン2確一
元々の火力が低いので、H, Sに振った余りを全て振っています。4倍弱点をつければ別ですが、積んでいない状態だと火力は割と控えめです。
S:
最速ウツロイドウツロイド抜き
コンセプトの通り、100族近辺の飛行タイプのついでにウツロイドウツロイドも抜けるようにしています。

技構成

確定技2つをまず提示します。その後、選択技の候補をいくつか示します。

[確定技1]リーフブレード

タイプ一致技のため確定。非DM時の使い勝手が悪いソーラーブレードを除き、物理草技最高打点です。前述したように、耐久が高めなポケモンには草弱点が多いため、それらに対する有効打として。

[確定技2]インファイト

タイプ一致技のため確定、その2。他の候補としては、襷・頑丈を貫通できる二度蹴り、デメリットがなく耐久・回避上昇を無視できる聖なる剣、ミリ耐えした時に強い起死回生、壁を破壊できる瓦割りを覚えます(Aが下がる馬鹿力は候補外です)。ただ本論の型では、相手が耐久高めの場合も多く、積んだら高火力で攻撃していきたいので、火力が低めで追加効果が有効な場面が限られる上記の技は候補外にしています。

以下、選択技になります。上から順に優先度が高い技になります。
確定欄は上の二つです。

つるぎのまい

コンセプトでもあり、素の状態では火力が心許ないのでほぼ確定。耐久型ポケモンの低火力技を受けながら積みます。可能ならば複数回積みたいですが、欲張って先制技圏内になってしまったりしたら元も子もないので、特に物理技に対しては、積める回数は慎重に考えて運用しましょう。

ストーンエッジ

本論のコンセプトの一つである飛行タイプアタッカーに対する打点のため、確定欄はこれです。素の状態ではファイヤーファイヤーなどの4倍弱点相手でなければ火力が足りないので、できれば交代際に積んで対面させたいところです。ただ、相手がDMしてダイジェットを打とうとしてきた場合には耐えて返り討ちにされるので、DM権が残っている場合の運用には注意が必要です。

ちょうはつ

カバルドンカバルドンのあくびなどの、耐久型からの面倒な技を防げる技。他にもドヒドイデドヒドイデの黒い霧やポリゴン2ポリゴン2ナットレイナットレイの電磁波など、打たれたら困る技も多いです。なので、火力上昇のための剣舞かサブウェポンを入れるかの選択になります。

しねんのずつき

基本的には上記の4つで確定としていますが、パーティー単位でドヒドイデドヒドイデサンダー(ガラル)サンダー(ガラル)などが重い場合は、それらに対する有効打として採用が検討される技です。ただ、HB特化ドヒドイデドヒドイデに対しては2回以上積まないと半分以上入らないため(1積み(+2)で89.1%の乱数二発)、黒い霧所持の可能性も考えるとあらかじめ積んでいるくらいでないと厳しそうではありますが。

とびはねる

ダイジェットアタッカーとしての役割も担ってもらいたい場合の候補技。ダイナックルも打て、天然ヌオーヌオートリトドントリトドンのようなポケモンで止まらないアタッカーという点で、一部のダイジェットアタッカーに対しては優位点があると言えます。本論はDM前提ではなく、非DM時は扱いづらい技なので優先度は低め。

リフレクター・ひかりのかべ

積んで突破するという本論のコンセプトとしてはミスマッチですが、役割対象のポケモンが一匹も選出されてなさそうな時や、すでに倒されていて役割対象がもういない場合にも味方のサポートができます。無駄に弱保を踏まないという点では、下手な攻撃よりは有効かもしれません。

その他には、状態異常時に使える空元気、フェアリーへの打点になるスマートホーン、グラスフィールド下で先制できるグラスラ、状態異常対策の身代わり、DMターン稼ぎができるこらえる等々があります。しかし、有効な状況が限定的なので、パーティー単位で重い場合や変化技を特に気にする場合などを除いて上記の候補技の採用になります。

環境ポケとの対面

環境ポケ(上位20位以内)のうち、対応可能そうなやつに対する与ダメ・被ダメを記載します。
ここに挙げているからと言って、対面・後出しで安定して処理できるというわけではない点にはご注意ください。
[(ランク変化)技名/攻撃をする・受ける相手の調整:ダメージ%]と記載

1.サンダーサンダー
与ダメ…(+2)エッジ/H252:100.5~118.8%
被ダメ…暴風/C特化    :187.4~221.7%
剣舞を積んだ状態で対面できれば、よほど耐久に厚くない限り確一です。ただ、DM権が残っている場合は、ダイジェットを打とうとすることも大いに考えられるので、飛行技に強めな味方に交代するのも手です。

2.カプ・レヒレカプ・レヒレ
与ダメ…リフブレ/HB特化:44.1~52.0%(+2で乱数一発(12.5%))
被ダメ…ムンフォ/C特化 :66.3~80.0%
相手からの攻撃は眼鏡・玉持ちでない限り確定耐えするので、必ずしも耐久特化というわけではない以上、剣舞を1回して、弱保も発動できれば+4になるので、ほぼ確定で突破できます。

3.悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
与ダメ…インファ/無振り:89.1~106.3%
被ダメ…インファ/A特化 :84.0~99.4%
つばめ返しの有無や火力アップアイテム持ちの可能性を考慮すると、この対面で剣舞するのは危険でしょう。こちらからは中程度の乱数ではありますが、始めからインファで良いと思います。

4.ポリゴン2ポリゴン2
与ダメ…(+2)インファ/H244B252きせき:84.8~100.5%
被ダメ…冷凍ビーム/C特化アナライズ  :58.3~69.7%
特化アナライズでDM冷凍ビームを打たれたりしない限りは耐える(その場合も霰ダメ非考慮なら確定耐え)ので、剣舞積み(+弱保発動)後にほぼ確定で突破できます。

5.ウツロイドウツロイド
与ダメ…インファ/H4B76:65.4~77.8%(+2で確一)
被ダメ…ヘドウェ/C172 :69.7~83.4%
基本的には相手の攻撃は耐えるので、剣舞1回後にインファで突破できます。もちろんDMされる可能性はあるので、それに対する注意は必要です。

6.カバルドンカバルドン
与ダメ…(+2)リフブレ/HB特化:70.7~83.7%
被ダメ…氷の牙/A特化    :54.9~65.1%
挑発・ラムの実採用の場合はあくびや吹き飛ばしを封じつつ積んで突破を狙います。それ以外の場合、対面で積むことは難しく、積んでも吹き飛ばされる可能性があるので、役割対象のようでいて役割遂行が難しい相手です。

7.ナットレイナットレイ
与ダメ…(+2)インファ/HB特化       :102.8~122.7%
被ダメ…ジャイロボール/A特化最遅(威力150):84.0~99.4%
役割論理仕様のA特化鉢巻型でない限りは耐えられ、宿木の種などは効きません。剣舞1回後のインファで確一です。電磁波を持ってる個体もいるので、それをケアしたい場合は挑発・ラムの実を使いましょう。

8.ウオノラゴンウオノラゴン
与ダメ…(+2)インファ/無振り   :94.5~111.5%
被ダメ…氷の牙/A特化頑丈顎   :70.9~84.6%
    先制エラがみ/A特化頑丈顎:69.7~82.3%
スカーフの場合は上記のダメージを上からもらうので、後攻剣舞だけしてやられることになりかねません。なので、余裕がありそうならどんな道具を持っているか判定しておきたいところです。逆鱗(氷の牙)を後攻で打たれた場合も耐えるので、スカーフ・鉢巻でないなら、剣舞1回+インファで68.8%の乱数一発になります(氷の牙を打たれた場合は弱保が発動して確一)。ただ、スカーフ・鉢巻の採用率が多くを占めるので、対面に注意が必要なのはもちろん受け出しも難しい相手です。

9.水ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)
与ダメ…リフブレ/無振り:66.3~80.0%
被ダメ…悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)のインファと同様
打つ技が変わるだけで、基本的には悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)と同様ですが、インファでなくてリフブレになる分威力が落ちるので、可能な限り剣舞しておきたいところです。ただ、アクジェの採用率も低くなくスカーフや火力アップアイテム持ちの可能性まで考えると安定して積めるとは言えません。事前に積めていなければ、リフブレ1発だけ入れて退場するか、インファやダイジェットを受けれる味方に交代するのが良さそうです。

10.バンギラスバンギラス
与ダメ…インファ/H252      :141.1~168.1%
被ダメ…冷凍パンチ/A特化砂ダメ込み:77.7~91.2%
インファ一発で突破でき、龍舞を積まれたりしていない限り抜かれないので、明確に有利な対面です。悪技に対して受け出しできれば完璧。

11.ドリュウズドリュウズ
与ダメ…インファ/B4  :124.3~147.0%
被ダメ…アイヘ/A252玉:69.1~81.1%
こちらも同様に明確に有利な対面です。ただ、火力は高い相手なので、サイクル戦をしながら複数回受け出していくのは厳しそうです。

12.ブリザポスブリザポス
与ダメ…(+2)インファ/H252:121.7~143.0%
被ダメ…つらら落とし/A特化 :128.0~152.0%
対面では不利(こちらが一撃で落とせず相手からは確一)ですが、積んだ状態で対面できれば、(+2)インファで確一にできます。

与ダメ

上記以外の与ダメを記載します。双方非DM想定です。
(下記のもの以外で必要そうなものがあったらコメントの方でお願いします)
【リフブレ】
H4ミミッキュミミッキュ:53.4~64.1%
H252ラグラージラグラージ:123.7~146.9%
HB特化クレセリアクレセリア:16.3~19.8%
【インファ】
H252テッカグヤテッカグヤ:37.3~44.6%
H4カミツルギカミツルギ:93.3~111.1%
H252ラプラスラプラス:78.5~93.7%
(相手DMかつオーロラベール状態の場合、こちらA+4で59.1~69.6%)
無振りレジエレキレジエレキ:87.1~102.6%
H244B4ヒードランヒードラン:76.1~89.3%
【エッジ】
B4ファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル):57.0~67.9%
H4ボルトロス(霊獣)ボルトロス(霊獣):74.8~89.0%
H252ヒートロトムヒートロトム:52.2~62.4%
無振りエースバーンエースバーン:71.0~83.9%
無振りドラパルトドラパルト:33.7~39.9%

被ダメ

上記以外の被ダメを記載します。また、4倍弱点の飛行技は耐えないので、基本的にダメ計は省略します。
(下記のもの以外で必要そうなものがあったらコメントの方でお願いします)
物理
A252球エースバーンエースバーン
かえんボール:184.0~218.3%
DM飛び跳ねる:401.1~472.6%
特化ミミッキュミミッキュ
じゃれつく:99.4~117.7%
特化ドラパルトドラパルト
ドラゴンアロー:66.2~80.0%、DM:86.3~101.7%
特化テッカグヤテッカグヤ
ヘビボン:58.9~70.3%
DM空を飛ぶ:308.6~363.4%
特化張り切りパッチラゴンパッチラゴン
先制電撃嘴:74.3~87.4%
炎の牙:76.6~90.3%、DM:140.6~165.7%
特化ドサイドンドサイドン
炎のパンチ:74.3~88.0%、DM:129.1~152.0%
特化オーロンゲオーロンゲ
ソウルクラッシュ:99.4~117.7%

特殊
特化ラプラスラプラス
冷ビ:58.3~69.7%、DM:85.7~100.6%
特化ヒートロトムヒートロトム
オバヒ:97.1~116.6%
特化ヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)
ヘドロウェーブ:73.1~86.9%
特化レジエレキレジエレキ
10万:24.0~29.1%、DM:34.9~41.1%
DM破壊光線:36.0~42.9%
特化ドラパルトドラパルト
流星群:48.0~56.6%、DM:51.4~60.6%
特化テッカグヤテッカグヤ
エアスラ:116.6~137.1%
特化アーゴヨンアーゴヨン
ヘドロウェーブ:80.0~96.0%
流星群:55.4~65.7%、DM:60.0~70.9%
特化クレセリアクレセリア
サイキネ:54.9~65.1%、DM:78.9~93.7%

立ち回り

耐久型のポケモンとの対面を作って積みます。その後はそれぞれの弱点をつける技を打ちましょう。
上記で挙げているような飛行タイプのアタッカーは抜いているので、基本的には交代読みで技を打つ必要はないです。また、ストーンエッジの役割対象である飛行タイプポケモンはDMで起点にしようとしてくる可能性もある点には注意が必要です。その場合は倒せずに返り討ちに合うので、相手のS上昇をケアできるしっぽトリックポケや飛行技への引き先を用意してあげましょう。
また、耐久に振っていないので、半減とは言えなかなかのダメージが入ります。受け出しができそうかどうかは相手の持ち物なども考えて判断しましょう。

苦手なポケモン

  1. タイプ上不利な相手…炎・飛行タイプに対しては、ストーンエッジで弱点をつけるとは言え、こちらより早い場合には何もできずやられます。また、竜タイプに対しても弱点を突きにくいです。コンセプト上対応してやりたいですが、積めていない場合や裏に有利な見方がいる場合には任せるのが無難ではあります。
  2. ゴリランダーゴリランダーカミツルギカミツルギなど…本論の型の技範囲では弱点を突きづらい相手。カミツルギカミツルギの方は格闘技で弱点をつけますがつばめ返しの採用率も高いですし、ゴリランダーゴリランダーも同様の相手です。炎・飛行技受けのために裏に岩タイプを入れていたりするとそちらに対しても弱点をつかれるのでまた別の引き先が必要になってきます。

相性の良い味方

  1. ヒードランヒードラン…弱点の地・水にビリジオンビリジオンが強く、ビリジオンビリジオンの弱点タイプは全て半減以下にできます。ステロでの火力補助やアタッカー型など、様々な運用が可能で対応範囲が広いです
  2. ラティオスラティオス…悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)から暗黒強打で抜群を突かれますが、ビリジオンビリジオンは悪技に対して特性も含めて特に強く出れます。また、ビリジオンビリジオンが苦手な炎・エスパーに対しては強いですが、反面フェアリーや氷など、共有している弱点も多いため、三匹目でのカバーが必要になってきます。

他に、相性が良いポケモンについてご意見あれば、ぜひお願いします。

おわりに

ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
キノガッサキノガッサがガラル地方に入国できなくなったことで唯一の草・格闘複合になりましたが、ダイジェットで即死、一部の耐久ポケ以外には通りが悪い草タイプと、現環境で見て向かい風な部分が以前よりも強い印象です。
しかし、全部とは言わずとも、環境ポケに立ち向かえる実力はあると思うので、雪原にいるのを見かけたら是非仲間にしてあげて下さい。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2021/01/16 19:17

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コメント (7件)

  • ページ:
  • 1
21/01/14 17:59
1正義のナマコブシ
投稿お疲れ様です。
読んだ感じ、陽気A252珠カミツルギでいいかなと思いました。高いS、草・格闘の技範囲、耐久ポケモンに対する優位性が変わらず、+2ギガインパクト(あるいはギガインパクトを媒体にしたダイアタック)でHB特化サンダーも確定1発です。加えて本論のビリジオンのインファイトより珠カミツルギの聖剣の方が火力が高いです。カミツルギが差別化の対象にすらならなかったのは何故でしょうか。
21/01/14 18:18
2pq (@pq84734563)
正義のナマコブシさん、コメントありがとうございます。

確かにカミツルギカミツルギも差別化対象に入りそうですね。技タイプの対応範囲で考え始めていたため、候補から抜けていました。
一応差別化点としては、環境トップの使用率というわけではないですが、ファイヤーファイヤーのようなエッジが特に刺さりやすい相手(同速帯のリザードンリザードンウルガモスウルガモスも)に対しての有効性の違いと、(DMギガインパクトを引き合いに出す場合)DMを切る必要があるかどうか(元の技がハサミギロチンの場合はDMしなくても良いかもですが)といった点が挙がりそうですね。すぐに追記はできなそうなんですが、もう少し考えてみて、差別化点として挙げられるものを追記しておこうと思います。

ご意見ありがとうございます!
21/01/15 08:04
3蒼天飇
 投稿お疲れ様です。
 ビリジオンビリジオンをまともに実践投入しているのは,我々論者くらいだと思っていました。

 出せるのかは分かりませんが,出せたら強そうです。構築に工夫が要るのでしょうね。
21/01/15 18:06
4pq (@pq84734563)
蒼天飇さん、コメントありがとうございます。

出す機会に関しては、役割対象がいる場合には選出していって、それなりに仕事してくれる印象ではあります(使いたくてひいき目で選出してしまっているだけかもしれませんが笑)。構築に関しては相性の良い味方に挙げたようなポケモンを入れて運用していますが、私自身が対戦より色厳選とかの方に時間かけちゃうタイプなのもあって、まだ他のポケモンも含めて色々メンバー変えて使ってみてるような感じです(何か全然参考になんない返答ですが…)。

出発点が、本サイトの過去の投稿なこともあって、役割論理での運用に関しては正直不勉強でした(役割論理wikiの方も見てませんでした…)。wikiの方見てみましたが呼ぶ飛行タイプに刺さるエッジを持てる点を評価している辺り、着眼点は似ているなと思いました。剣盾になって飛行タイプポケがDMでSを上げられるようになったことで、それらの役割対象のスカーフ採用率が下がったと思うので、Sに振っていない場合にエッジを交代読みで打つ必要がある役割論理型とはまた違った強みがありそうですね。
21/01/15 18:07
5pq (@pq84734563)
コメントよりご指摘いただいた、
カミツルギカミツルギとの差別化点について追記いたしました。
21/01/16 16:48
6NCBM (@NCBM06862242)
44444
努力値の欄、AがCになってます

面白そうだと思いました
ランクマで使ってみます
21/01/16 19:16
7pq (@pq84734563)
NCBMさん、コメント・評価ありがとうございます。

面白そうだと思っていただけて何よりです。

AとCの間違いに関しては、以前の投稿を見ながら項立てを作っていたのもあって、その以前のものにつられて間違えてました、修正しておきます。
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