はじめに
本日2つ目の投稿です。よろしくお願いします。
パンプジンの特大サイズは剣盾では出なく、過去作から連れてくるしかありませんが連れてきてよかったと思う型が出来ました。(剣盾内でも稀に野生のバケッチャが特大が出るそうです。失礼しました。)高速物理アタッカーにだして妨害しましょう。
ダメージ計算ツールはiosアプリのダメージ計算SSを使用しています。
個体説明
- 性格について
性格はわんぱく(C↓B↑)としました。物理受けになります。
- 努力値について
H252 B60 D198
こだわりハチマキ持ちのドラパルトドラパルトのゴーストダイブを1発耐える調整です。また、この振り方によって特殊耐久もなかなかあるので抜群技でも結構耐えたりします。
- 特性について
トリックを運用して相手の妨害をしたいため、あらかじめ相手の持ち物を探ることが出来るお見通しにしました。運悪くチョッキとか貰っちゃうとかなり機能停止するので。まるっと全部おみとおしだ!
- 持ち物について
こうこうのしっぽです。こうこうのしっぽとは自分の技が全て後攻で発動するというものです。トリックで押し付けます。
- 技構成について
・トリック
こちらの持ち物のこうこうのしっぽを押し付けます。これによりすばやさが売りのポケモンやスカーフ持ちのポケモンなんかは役割を大きく制限されることになります。
・やどりぎのたね
相手が交換しない限り毎ターン最大HPの1/8を吸い取ることができます。非常に優秀な技でこの耐久力と合わせると相手にとっては倒すのに一苦労でしょう。
・のろい
こちらのHPの半分を削って相手に交代するまで毎ターン1/4のダメージを与えます。HPがギリギリの時に使えばどうせ次のターンで倒れるパンプジン(普通)パンプジンが相手の妨害をしながら退場できます。
・ゴーストダイブ
タイプ一致技。ゴースト技は草技より半減されにくいので採用しました。1ターン消費してから打つ技なのでやどりぎのたねと相性が良いです。
ゴーストダイブに変えて守るでもいいです。そっちの方が柔軟には動けます。お好みで。他にもやどりぎの代わりにいたみわけでもいいかもしれないです。
役割
起点作り兼物理受けです。ただ、特殊にもかなり振ってるため特殊耐久も悪くはないです。初手出しして出し勝てれば相手の初手or交代出しにトリックかやどりぎで大きく負荷をかけられます。
例えば初手パンプジン(普通)パンプジン(自分)、ドリュウズドリュウズ(相手)対面だとします。
ドリュウズアイアンヘッド→パンプジン(普通)トリック→パンプジン(普通)やどりぎのたね→ドリュウズアイアンヘッド→パンプジン(普通)ゴーストダイブ→ドリュウズ技不発→パンプジン(普通)ゴーストダイブでHPを6~7割ほど残したまま処理できます。ドリュウズが交代してきたら後続のポケモンにこうこうのしっぽを渡すことになり、誰に渡るかは運ですが大体有利に働くでしょう。
ドラパルトドラパルトの場合
ドラパルトゴーストダイブ→パンプジン(普通)技不発→ドラパルトゴーストダイブ→パンプジン(普通)トリック→パンプジン(普通)のろいで退場してドラパルトドラパルトを起点に次のポケモンで積んでゆくことができます。読みが必要ですがお互いゴーストダイブを選択すればこちらの攻撃だけが当たり、8~9.5割まで削れます。また、特殊型でもほとんど同じ行動を取れます。
など他にも色んな行動パターンを取れるため使い方は難しいですがかなり対応幅の広い物理受けです。
また、これはたまたま出来た例ですがトリックにより相手からこだわりスカーフを奪い、後にそのスカーフを耐久ポケモンに押し付けることで2匹機能停止させたこともあります。
ダメージ計算
耐久型のためダメージ許容量を記します。
A252 ギャラドスダイギャラドスのダイジェット 82.2~97.9% 乱数2発
A252 ドラパルトドラパルト@こだわりハチマキのゴーストダイブ 82.2~97.9% 乱数2発
C252 ドラパルトドラパルトのシャドーボール 60.4~71.8% 確定2発
A252 ドラパルトダイドラパルトのダイホロウ 79.1~94.7% 乱数2発
A252 ミミッキュミミッキュ@いのちのたまのシャドークロー 45.8~56.7% 乱数2発
A252 ミミッキュダイミミッキュ@いのちのたまのダイホロウ 78.6~94.7% 確定2発
A252 ドリュウズドリュウズのアイアンヘッド 26.5~31.7% 確定4発
A252 ウオノラゴン頑丈あごウオノラゴン@こだわりハチマキのエラがみ 48.4~56.7% 乱数2発
A252 パッチラゴンはりきりパッチラゴンのダイジェット 59.3~70.8% 確定2発
C252補正あり ラプラスラプラスのれいとうビーム 66.6~79.1% 確定2発、フリーズドライ 53.1~62.5% 確定2発
C252 トゲキッストゲキッスのダイジェット 109.3~129.1% 確定1発
C252 サザンドラサザンドラのあくのはどう 69.7~82.2% 確定2発
C252補正あり グレイシアグレイシアのれいとうビーム 88.5~106.2% 乱数1発(補正無しで確定耐え)
C252 リザードンリザードンの火炎放射 71.8~85.4% 確定2発
以上弱点技を受けた時の耐久値を載せさせて頂きましたが、HBDに振る事でかなりの耐久力を持っていることが分かると思います。ギャラドスギャラドスなどのポケモンの攻撃を1発耐えてトリックでこうこうのしっぽを押し付ければ、全抜きするつもりが逆に起点にということも出来ますのでやはりこの耐久値は魅力的です。
同タイプのオーロットオーロットとの比較
ここまで読んで頂き、オーロットオーロットでも良くない?と思った方も多いと思います。草・ゴーストタイプのパンプジン(普通)パンプジンですが、同じタイプにオーロットがいます。この個体について、特性と技構成は全てオーロットで再現できます。では、パンプジン(普通)パンプジンを採用するに至った経緯ですが、種族値を比較してみますと
パンプジン(普通)85-100-122-58-75-54
オーロット85-110-76-65-82-56
です。物理方面の圧倒的な差が見て取れると思います。例えば、仮にオーロットオーロットがHB252振りで補正をかけていてもギャラドスギャラドスのダイジェットを99.8~115.6%でほぼ確定1発です。それに比べパンプジン(普通)パンプジンはHに252,Bに60振るだけでこれを確定耐えするのでその分特防にも努力値を割くことができ、結果的に僅かに負けてる特防種族値の差も努力値で埋めるどころか追い越すことができます。この攻撃を1発耐えることがものすごく重要で、トリックが決まる決まらないはこの型では大事になります。以上よりオーロットオーロットではなくパンプジン(普通)パンプジンを採用する運びとなりました。単純に耐久型として使うのであればやどりぎ+特性しゅうかくのオーロットオーロットの方が優秀だと思います。
さいごに
アーマーガアアーマーガアやドヒドイデドヒドイデなど1匹だけで相手を封殺できるという程のタイプ耐性を持ち合わせてはいないです。耐久値はありますが回復が1ターンで一気にということは出来ないので彼らほどは長く場にいれません。しかし、物理型のポケモンはそう簡単に突破できないですし、特殊型のポケモンも抜群取れる技がなければのろい、やどりぎの餌食です。クッションに使ってギリギリ耐えて呪いで退場みたいな動きも出来ますので使ってみてはいかが?