まえがき
14回目の投稿、ぴょぴです!
まさか禁止伝説がランクマッチで使えるようになるとは思いませんでした。これでは禁止伝説ではなく許可伝説ですね!
…はい、黙ります。
私はドラパ論を書いていたんですが、急遽予定を変更して、私の大好きなディアルガの育成論を書き始めました。
ごめんなさい、どうでもいいですね。
論は真面目に書くので許して下さい!
注意
- この育成論ではHP=H、こうげき=A、ぼうぎょ=B、とくこう=C、とくぼう=D、すばやさ=Sなどの一部の略称、非公式用語を使います。
- 個体は特に理由が無い限り全て理想個体とします。
- ダメージ計算はスマホアプリ「SWSH」様を使用しています。
- ダメージ計算はあくまでも指標として載せているため、実際にあり得る対面かは想定していません。
- 不明な点などありましたらコメントで指摘して頂けると助かります。
- 一部常態を使用します。
ディアルガの強み
- 優秀なタイプ
ドラゴンとはがねの複合タイプは弱点2個に対して半減以下が10個と耐性が非常に優秀です。
とくに、ドラゴンタイプでありながらこおり、フェアリー、ドラゴン等倍であり、一般的なドラゴンタイプ対策に対策されづらい点、
はがねタイプでありながらほのお等倍であるため、はがねタイプをほのお技で対策することが多いドラゴンタイプとの打ち合いに強い点が評価できます。
さらに、ドラゴンとはがねの複合は攻撃面でも強く、上手く読めばドラゴン技読みで受け出してきたフェアリーをはがね技で返り討ちにすることもできます。
- 高い種族値
ディアルガの種族値は
H100/A120/B120/C150/D100/S90
となっています。
ギガイアス以上の物理耐久、ヒードラン以上の特殊耐久を持ちつつ、ガラル地方では全ポケモン中第7位の非常に高いCを誇ります。また、Aも120と高いため両刀型も視野に入りますね。Sは90と微妙な数値ですが決して低くはなく、やはり伝説の名に恥じず全ての数値が非常に高水準ですね!
- 優秀な技
ドラゴンタイプ、禁止伝説なだけはあり、とても豊富な技を覚えます。詳しくは技構成の欄を見て貰えればわかりますが、9タイプの特殊技を覚えます。また、(今回はあまり取り上げませんが)物理技や補助技も豊富です。
ディアルガの弱み
- 微妙なS
通常時では激戦区95〜105に微妙に届かず、カイオーガと同速なためSに特化してもカイオーガを抜ける確率は五分、さらにカイオーガ抜き調整についでに抜かれてしまいます。かといってトリル下で運用するには早すぎる、そんななんともいえないS種族値をしています。
- メジャータイプが弱点
さきほどはタイプを強みに挙げましたが、このドラゴン・はがねという複合タイプはかくとうタイプとじめんタイプが弱点です。
そのため、サブウエポンとして採用率の高いじしんに弱点をつかれてしまいます。さらに、ザシアンのサブウエポン筆頭候補であるインファイトにも弱点をつかれます。
ディアルガを使用する場合は以上のことは頭にいれておきましょう。
なぜディアルガなのか(採用理由)
禁止伝説が使えるようになったとはいえ、使えるのは一人1匹まで。では、他の強力な禁止伝説カイオーガザシアンムゲンダイナを差し置いてまで採用する価値があるのか、解説していきたいと思います。
- フェアリー、こおりと打ち合えるドラゴンタイプ
禁止伝説は、その大多数がドラゴンタイプであることから、ドラゴン対策が進むことが予想されます。しかし、強みの項でも述べたとおりディアルガははがね複合のため、一般的なドラゴン対策(こおり、フェアリー)にやられづらいです。
- 対ドラゴンタイプ
こちらも強みの項で少し触れましたが、ディアルガのはがねとドラゴンの複合は優秀で、一般的なドラゴンタイプのメインウエポンであるドラゴン技とサブウエポンのほのお技を等倍にできます。そして、こちらはタイプ一致でドラゴンタイプに弱点をつけます。
このことからディアルガは対ドラゴンタイプ性能の高いドラゴンタイプといえるでしょう。
どく技を無効にできるため対ムゲンダイナ性能も高めと言えますね。
以上を踏まえて、
ディアルガは特殊エースに対ドラゴンとの打ち合いを重視するとき、または止められにくいドラゴンが欲しいときに採用するといいでしょう。
ちなみに僕は愛で採用しました。
今回の型
H252/C252/DorS4
ひかえめ(C↑A↓)
- 調整意図
H→耐久確保のためぶっぱ。
さすがにダウンロード対策ができる種族値ではありません。
C→火力確保のためぶっぱ。
ダメージ計算を見ていただくとわかりますが、禁止伝説を相手にするには火力が不足気味です。
D→あまり。Sでもいいですがあまりオススメはしません。
Sに振らない理由は次項で。
なぜSに振らないのか
(読み飛ばしてもらっても大丈夫です。)
前述の通りこのS種族値90という数値は非常に微妙な数値で、Sに特化しても最速ミミッキュガブリアスウーラオス(いちげき)イベルタルサンダーを抜くことができません。
さらに、同族にS調整の指標にされやすいカイオーガがおり、カイオーガついでに抜き調整されていることが予想されます。
したがって、Sに振るよりも耐久に振ったほうがまだ生きる機会が多いと予想されます。
Hに振った場合
A特化ザマゼンタのインファイトが確定1発→中乱数1発、C特化サンダーのねっぷうが超高乱数3発→超低乱数3発、A特化ランドロス(霊獣)のじしんが高乱数1発→確定耐え
等間違いなく生きる機会があります。
よってS振りよりH振りを推奨します。
特性
プレッシャー
相手のPPを通常の倍の速度で減らします。
役に立つことはほぼないですが、夢特性のテレパシーがシングルでは死に特性なためこれ一択です。
なぜたつじんのおびを持たせるのか
ディアルガは非常にたかいCを持ちますが禁止伝説を相手にするには火力不足です。これはサブウエポンには特に顕著にあらわれ、
H4ザシアンにダイアースが94.0〜114.9%
H4カイオーガにダイサンダーが82.9〜98.8%
H252ギルガルド(シールド)にダイバーンが87.4〜104.1%
と火力補強がほぼ必須です。
よって今回はサブウエポンに補正の乗らないこんごうだまは候補外とし、たつじんのおびといのちのたまの選択としました。
- たつじんのおび
推奨枠。無反動で広い技範囲ともかみ合っており、安定していて使いやすいですが、倍率は1.2倍と低めです。
- いのちのたま
倍率は1.3倍とたつじんのおびよりも高く、発動に条件もないですが、反動で優秀な耐性と耐久が多少損なわれるのが懸念点です。
また、耐久補強系のアイテムについてですが、一撃で倒せないということは2発被弾するということなので、その分被ダメージが大きくなり抜き性能が下がります。
よって今回のダイマックスエースに近い運用には不適切と考え不採用とします。
もちろん、サイクル構築等耐久補強系のアイテムが合う場合もありますが、あくまでも今回の型では不採用とします。
技構成
- 確定枠
・ドラゴン技
ときのほうこう、りゅうせいぐん、りゅうのはどうから選択
- ときのほうこう(威力150)
瞬間火力重視。反動で1ターン動けなくなるので基本的にはダイドラグーンの媒体として使います。ダイドラグーンの威力は150。
- りゅうせいぐん(威力130)
威力はときのほうこうに20劣りますが、反動が「C2段階ダウン」なので、ときのほうこうと違って連発できなくもないです。ダイドラグーンの威力は140。
- りゅうのはどう(威力85)
連射性能重視。無反動で連発できます。ただし、威力が他の二つに大きく劣り、確定数にも差が出てきます。ダイマックスしない運用なら視野に入るでしょう。ダイドラグーンの威力は130。
- 選択枠
- ラスターカノン(威力80)
安定していて使いやすいはがね技です。新シリーズに増えることが予想されるこおり、フェアリーへの打点になります。威力は少し低めですが、ダイマックスするのであればさほど気になりません。
- だいちのちから(威力90)
はがねタイプ、どくタイプ、いわタイプへの打点になります。また、ダイアースによって少し物足りない特防を補うことができます。反動もないため使いやすいです。
- かみなり(威力110)
おもにみずタイプ、ひこうタイプへの打点になります。たつじんのおびダイサンダーでH4カイオーガが乱数1発(93.75%)です。かみなりでギリギリなので当然10まんボルトは無しです。
- はどうだん(威力80)
ノーマルタイプ、あくタイプ、いわタイプへの打点になります。とはいえダイナックルとディアルガの相性はよくなく、威力が低めでゴリ押しもきかないことから、採用優先度はそこまで高くないかと。
- だいもんじ(威力110)orオーバーヒート(威力130)
はがねタイプ、くさタイプ、こおりタイプ、むしタイプへの打点になります。しかし、むしタイプは環境にほぼおらず、こおりタイプにはダイスチル、はがねタイプにはダイアースでいいことから、少し採用優先度は落ちます。また、ダイバーンも相手のほのお技でうけるダメージを増やしてしまうため、相性は微妙です。
対カミツルギギルガルド(シールド)ハッサムナットレイ等を重視するなら採用価値有り。かえんほうしゃを採用するなら、それこそだいちのちからでいいので無しです。
- ふぶき
こおり4倍勢ピンポイントメタ。だいたいの相手に対してはドラグーンで事足りるのでほぼランドロス(霊獣)ピンポイントになります。
- ステルスロック(変化技)
ダイウォールの媒体になる変化技。この型でやることかと言われると答えかねます。
- てっていこうせん(威力140)
ラスターカノンとの選択でこちらは高火力。しかし反動がとても痛いため、かなり微妙です。
- パワージェム(威力80)
おもにホウオウピンポイントメタ。どうしても対ホウオウを重視するなら…
- トリックルーム
こちらもダイウォールの媒体になる変化技。トリックルームを覚えるのはディアルガの個性ですが、中途半端に早いため生かしづらいです。
与ダメージ計算
※たつじんのおびで計算
- ときのほうこう(ダイドラグーン)
- ラスターカノン/てっていこうせん/ダイスチル(130)
- H4,D+2ゼルネアス
50.9〜61.8% 確定2発
89.1〜104.4% 乱数1発(37.5%)
82.1〜97.5% 確定2発
- H252ブリザポス
90.3〜107.7% 乱数1発(43.75%)
156.5〜185.5% 確定1発
145.8〜171.4% 確定1発
- H252バドレックス(はくば)
77.7〜93.7% 確定2発
136.7〜161.3% 確定1発
126.5〜149.7% 確定1発
- H252バンギラス(すなあらし込み)
66.1〜77.7% 確定2発
112.5〜133.3% 確定1発
105.3〜125.1% 確定1発
- だいちのちから/ダイアース
- H252ギルガルド(シールド)
67.6〜80.2%
97.6〜116.1% 乱数1発(87.5%)
- HD特化チョッキカミツルギ
33.7〜39.7% 確定3発
48.1〜57.2% 乱数2発(91.79%)
- H4ソルガレオ
77.9〜92.4% 確定2発
112.6〜132.8% 確定1発
- H4ザシアン
79.7〜95.8%
115.4〜136.9%
- ダイサンダー(140)
- ダイバーン(140)
- パワージェム
- H252ホウオウ
87.7〜103.7% 乱数1発(18.75%)
被ダメージ計算
- H252ムゲンダイナ
ダイマックスほう
49.2〜57.9% 乱数2発(96.48%)
- A特化グラードン
だんがいのつるぎ
104.3〜122.7% 確定1発
- C特化+2ゼルネアス
ムーンフォース
114.4〜134.7% 確定1発
- A特化バドレックス(はくば)
ブリザードランス
60.8〜71.4% 確定2発
- A特化+1ザシアン
インファイト
114.9〜135.2% 確定1発
- C特化カイオーガ
雨下しおふき
56.5〜66.6% 確定2発
- A特化ホウオウ
じしん
52.1〜61.8% 確定2発
- A252珠カミツルギ
せいなるつるぎ
70.5〜84.0% 確定2発
相性の良い味方
- ステロ撒き
ディアルガの若干足りない火力をカバーできます。
ディアルガの弱点であるかくとう技とじめん技を半減以下にできます。また、ステロをまくことができます。
あとがき
如何だったでしょうか?
禁止伝説環境はまだ分からないことも多いため随時更新していこうと思っています。
かなり急いで仕上げたため、いつも多いけど不備が沢山あるかも知れません。見つけたら、お手数ですがコメント欄までお願いします。
読みづらい箇所もあったと思いますが、暖かい目で見ていただけると幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。