はじめに
皆様はじめまして。ルチャブル君と申します。
- 本論が初投稿になります。間違った表記や分かりづらい部分などございましたらコメントで教えて頂けると嬉しいです。
- 努力値、H,A,B,C,D,S,Vなどと言った非公式用語を使用致します。ご了承ください。
- ダメージ計算はポケマス様を参考にさせて頂いております。
- トリトドンの育成論は他にも多数あるのですが、全く違った型になるのでフォークはしておりません。
トリトドントリトドンについて
可愛いですね。
弱点がくさタイプしかなく、十分な耐性を持ち、さらには耐久もバッチリという受けポケモンうってつけの性能です。
わざも豊富で、ヘドロウェーブやれいとうビームなどの便利な特殊わざや、あくび、おきみやげ、じこさいせい、カウンター、ミラーコートといった害悪な技も多数覚える器用なポケモンです。
そんなトリトドンの中でも、今回使う型は1番メジャーであろうミラコカウンター型になるわけですが、普通とは一味違った型になっております。
なぜイバンのみを採用するのか
この論におけるトリトドンはミラーコートやカウンターで相手を倒して行くわけですが、カウンターなどの技を採用する上でか1度は攻撃を受けるのが大前提になるわけです。
そこで、残りHPが1/4になると先制出来るようになるイバンのみを採用した型を考えました。
かげうちやアクアジェットなどの先制技には無効なのが欠点ですが、2回目の行動でおきみやげやあくびなどといった相手を弱らせる技を先制で打てるため、後続に繋げて相手を起点にすることができます。
ダイマアタッカーを止めるのも強いですし、相手に起点作りのポケモンが見えなければ初手から投げても良いかも知れません。
また、読まれにくいというのも特徴です。持ち物の使用率もTOP10に入っていない(こだわりメガネの2.8%以下)ので、相手を翻弄出来ます。
1つ注意点をあげますと、本論のトリトドンでは攻撃技を採用しておりません。そのため、ちょうはつでほぼ機能停止するのと、一部のポケモン(※後述)には歯がたちません。有利不利がはっきり分かれますので、相手のポケモンを見て臨機応変に対応する必要があります。
攻撃技を採用しない理由について
質問があると思ったので一応。
攻撃技を採用しなくても、この型ではカウンターやミラーコートで十分仕事が出来ますし、下手に殴るよりも強いと考えています。
確かにがんせきふうじやねっとうなども強いとは思いますが、ここでは攻撃技は切らせて頂きます。
使用する個体について
H,B,DはV(さいこう)、Sは逆V(ダメかも)の個体をオススメします。A,Cに関しては基本使わないと思いますが、攻撃技を採用される場合はVにしておきましょう。
※コメントにより追記
SをVにすることで、ブリザポスを抜けるようになるので、上からおきみやげやあくびを打てるため対ブリザポス対面を安定させることができます。
また、先日配布された「カ・エールのトリトドン」(現在は配布終了済み)はこの論における個体として完璧なので厳選がめんどくさい方は是非使ってあげて下さい。
持ち物
イバンのみで確定です。そうでもしないとアイデンティティが無くなる
性格、特性、努力値と調整
- 性格
Bが上方補正にかかる性格なら何でも良いと思います。
(Bに上方補正をかけないとランドロス(霊獣)の珠ダイジェットを耐えない)
おすすめはのんき(B↑S↓)
です。トリトドンは元々遅いですので1番要らないところかなと考えております。
- 特性
・ねんちゃく
自分の持ち物を相手に取られなくなるため、こだわりトリックを阻止できます。割と強い
・よびみず
相手の水技を無効化できます。ウオノラゴンを止めることができます。他のポケモンでもダイマを枯らすという目的にも合っているので噛み合っています。
すなのちからもありますが、基本はこの2択でしょう。
- 努力値
H252
B116
D140
バランス良く配分しております。
H ぶっぱ
B ランドロス(霊獣)の珠ダイジェット83.9~99%
Dサンダーの珠ダイジェット 75.6~89.9%
です。大抵のポケモンの技を耐えます。
技候補
様々な技がございますので、ここにはその一例をあげておきます。
- 確定枠
カウンター
相手の物理攻撃を2倍にして返します。ゴーストタイプには効かないので注意。
ミラーコート
相手の特殊技を2倍にして返します。あくタイプには効かないので注意。結構忘れがちです。
- 選択枠
こらえる
イバンのみの相棒Part2。HPを1残して耐えます。ほぼ確実に赤ゲージまで行くので、安定してイバンのみを発動できます。準確定枠。
おきみやげ
イバンのみの相棒。相手のポケモンの攻撃と特攻を2段階づつ下げます。後続のポケモンに繋げて行く上で重要な役割を持ちます。選択枠の中では優先度が高めです。
あくび
イバンのみからの使用を想定。相手のポケモンを次のターンの終わりにねむり状態にします。相手は交代か居座りかの2択に迫られるため、後続のポケモンが積み技を使う余裕ができます。
じこさいせい
自分の最大HPの半分回復します。相手のポケモンが有利対面だった場合はそのまま居座ることも出来ます。使う機会や汎用性が高いので使いやすいです。
この4つから選択になります。こらえるは余程の理由が無い限りは入れて置くべきでしょう。他にも、クリアスモッグやしろいきりなど有用な技はありますが、上の4つが特に強いかなと思います。他にもありましたらコメント頂けると嬉しいです。
与ダメージ計算は割愛させていただきます。
被ダメージ計算
性格に上方補正がかかっているものは↑と表記します。
80~100%のものを高乱数、
0~20%のものを低乱数とします。
また、確2のものに関しましては次のターンにこらえるを使うことをオススメ致します。(イバンのみを使用するため)
赤ゲージまで行った場合は、こらえるは使わなくても問題ないです(時間稼ぎをしたりするのならもちろん使って頂いても大丈夫です。)
一部の計算においてカウンター、ミラーコートの計算を省略させていただいていただいております。ご了承ください。
エースバーンエースバーン
A252↑珠
ダイジェット
71.5~84.8%(確2)
H無振り時カウンターで確1
ダイナックル(とびひざげり)
52.2~62.3%(確2)
H無振り時カウンターで確2
キョダイカキュウ
43.5~51.8%(低乱数2)
H無振り時カウンターで確2
A252珠
ダイジェット
61~71.5%(確2)
H無振り時カウンターで低乱数1発
サンダーサンダー
C252↑珠
ダイジェット(ぼうふう)
75.6~89.9%(確2)
H無振り時ミラーコートで確1
H252時ミラーコートで確2
C252珠
ダイジェット
69.7~82.1%(確2)
H4時ミラーコートで乱数1
H252時ミラーコートで確2
C無振り
ダイジェット
44~52.2%(低乱数2)
H252時ミラーコートで確3
ミミッキュミミッキュ
※カウンターは無効化されるため掲載しておりません。
A252↑珠
ダイフェアリー(じゃれつく)
ダイホロウ(ゴーストダイブ)
61~71.5%(確2)
ウッドハンマー
147.7~176.6%(確1)
A252珠
ダイフェアリー
ダイホロウ
55.5~65.1%(確2)
ウッドハンマー
135.7~162.3%(確1)
A252
ダイフェアリー
ダイホロウ
42.6~50%(低乱数2)
カプ・レヒレカプ・レヒレ
C252↑メガネ
ムーンフォース
49.5~58.2%(高乱数2)
H252時ミラーコートで確1
ハイドロポンプ
57.7~67.8%(確2)
H252時ミラーコートで確1
れいとうビーム
31.1~37.1%(高乱数3)
C252珠
ダイフェアリー(ムーンフォース)
ダイアイス(れいとうビーム)
59.1~69.7%(確2)
ダイストリーム(ハイドロポンプ)
63.3~75.2%(確2)
H無振り時ミラーコートで乱数2
H252時ミラーコートで確2
くさむすび
73.8~88%(確2)
H252時ミラーコートで確1
C無振り
ムーンフォース
23.8~28.8%(乱数4)
れいとうビーム
15.1~17.8%(乱数6)
ハイドロポンプ
27.5~33%(確4)
ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)
A252↑珠
ダイジェット(そらをとぶ)
ダイアース(じしん)
83.9~99%(確2)
H無振り時カウンターで確1
H252時カウンターで乱数2
A無振り
じしん
38.5~45.4%(確3)
とんぼがえり
17.8~21.1%(低乱数5)
ポリゴン2ポリゴン2
C無振り
れいとうビーム
16.5~19.7%(高乱数6)
ドラパルトドラパルト
A252↑珠
ダイドラグーン(ドラゴンアロー)
73.3~86.2%(確2)
ダイジェット(そらをとぶ)
49~57.7%(高乱数2)
A252
とんぼがえり
20.6~24.3%(確5)
C252↑珠
ダイドラグーン(りゅうせいぐん)
65.1~77.5%(確2)
H無振り時ミラーコートで乱数2
ダイホロウ
61~72%(確2)
H無振り時ミラーコートで確2
ウーラオス(いちげき)ウーラオス(一撃)
A252↑ハチマキ
あんこくきょうだ
インファイト
82.5~97.7%(確2)
H無振り時カウンターで確1
とんぼがえり
32.1~38%(高乱数3)
A252↑珠
キョダイイチゲキ(あんこくきょうだ)
77.5~91.7%(確2)
H無振り時カウンターで乱数2
ダイナックル(インファイト)
55.9~66.9%(確2)
H無振り時カウンターで乱数3
ラプラス
C252↑
フリーズドライ
93.5~110%(乱数1)
H252時ミラーコートで確2
苦手な相手、有利な相手
- ?ゴーストタイプの物理アタッカー
- ?あくタイプの特殊アタッカー
- ?受けポケモン
- ?起点作り
- ?草タイプ
?、?に関しては、どちらもカウンターとミラーコートが無効化されてしまいますので、一方的にやられてしまいます。
例:ミミッキュ、ドラパルト、ファイヤー(ガラル)
?、?は、しっかり仕事をされてしまいますので、トリトドンはおろか後続のポケモンが起点にされたり、突破が難しくなってきます。
例:ドヒドイデ、ナットレイ、アグノム、カバルドン
?はそのままですね。草4倍弱点ですのでやはりきついです。
例:ゴリランダー、カミツルギ
また、それに派生した形で草技を覚えるポケモンにも注意しなければいけません。
例:テッカグヤ、デンジュモク
※コメントにより追記
すっかり見落としていましたが、フリーズドライも4倍弱点で入ってしまいます。そのため、ラプラスなどにも警戒が必要です。
対策としては、
ウーラオス(いちげき)や飛び膝とふいうちを搭載したエースバーンなどです。ただ、ミミッキュがとても重いので、剣舞を持たせたドリュウズを使うのも良いと思います。
逆に、ここにあげたポケモン以外は基本的に有利対面になります。そのため、苦手なポケモンをケアしてあげるとかなり暴れることが出来ると思います。
相性の良い味方
上に挙げたドリュウズエースバーンウーラオス(いちげき)や、
ナットレイヌメルゴンで草技を意識してみたりするのが相性が良いと思います。
ミミッキュとゴリランダーがキツいので、この2匹を対策していくとかなり強力なサポートになると思います。
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました!
少しでも育成の参考になったでしょうか?
実は本論を書いてる最中に当初使っていた型から改良したりたのですが、元々の型よりも相当強くなってて自分でも驚いたくらいです。誰も興味無いだろうけど今後もいくつか投稿していくので、他の論も見て頂けると幸いです。
それではまた!