はじめに
- こんにちは コムギコンと申します。
育成論初投稿です。色々と至らない面もあると思いますが、最後まで読んでくださると嬉しいです。
また、気になる点があれば、気軽にコメントしてください!出来る限り返答したいと思います。
- この育成論ではH(HP)、A(こうげき)、B(ぼうぎょ)、C(とくこう)、D(とくぼう)、S(すばやさ)など、一部非公式用語を使用します。予めご了承ください。
- ダメージ計算はダメージ計算SS様を使用させて頂きました。
ポリゴン2ポリゴン2について
鎧の孤島から復活した、ガチガチの受けポケモンです。ノーマルタイプ単体で弱点がかくとう技しかなく、受けとして非常に優秀です。また、ゴースト技も無効化出来るため、この点でも受けとして優れていると言えます。
- 種族値
H85A80B90C105D95S60
非常にバランスが良く、並以上の耐久を持っています。また、ポリゴン2ポリゴン2は進化前のポケモンでもあるため、しんかのきせきを持たせることでBとDが1.5倍になり、バケモノ級の耐久になります!
- 特性
トレース/ダウンロード/アナライズ
トレースは相手の特性をコピーして相手と同じ特性になるといったものです。(メタモンメタモンの「かわりもの」やシルヴァディシルヴァディの「ARシステム」、ミミッキュミミッキュの「ばけのかわ」などの一部特性は効果がなく、相手が別のポケモンと入れ替わった時に発動します。)
ダウンロードは相手のポケモンのB、Dの低い方に合わせて、自分のA、Cのどちらかを1ランク上昇させます。(例:Bが低ければAを上げ、Dが低ければCを上げます)
そのため、Cを上げることが出来れば、大幅に火力をアップでき、戦況を変えることも少なくありません!しかし、前作のUSUMでは、BとDが同じ種族値のポケモンの余った4の努力値をDに振り、Cを上げさせないというダウンロード対策が大量に見かけられました。今作でも、似たような対策が大量発生しています。
そのため、対策されているダウンロードよりも、後ろから動けば必ず火力が上がるアナライズを採用しました。
アナライズは自分が相手よりも後に攻撃した場合に、技の威力が1.3倍になるという特性です。冠の雪原解禁前のシーズンでは、ジバコイルジバコイルでよく見かけたと思います。ダイマックスととても相性が良く、受けきれない火力を見せることも多々ありました。また、コメントで指摘があった通り、アナライズトライアタックでエースバーンをちょうど半分削ることができ、ポリゴン2を見れば、エースバーンに交代されることが多く、交代際にトライアタックを決めることが出来れば、まもるで突破できるため、アナライズに変更しました!貴重なご意見ありがとうございました!
採用理由と役割
受けとして優秀なポリゴン2ポリゴン2を、出来る限りダメージを受けないようにダイマを枯らすことに特化させて使えないかと考え、まもるを採用した面白い型を思い付きましたので、僭越ながら投稿させていただきました。
また、ポリゴン2ポリゴン2の天敵で環境1位に君臨しているエースバーンはポリ2対面でほぼ脳死でとびひざげりを打ってくる場合がほとんどなので、まもるを搭載してとびひざげりを避けることで、痛手を負わせることが出来ます!さらに、エースバーンの交代際にトライアタックを決めることが出来れば、まもるでとびひざげりを避け、そのまま突破出来ます!他にも、まもっておけば相手が例えダイマックスをしてきた場合でも、3ターン枯らすことが出来ます!(結局ダイマックスを切られた場合はポリゴン2は倒されてしまうので、裏のポケモンのタスキやミミッキュのばけのかわなどで無理矢理耐えて突破する必要があるため、かなりキツイですが…)
持ち物
- しんかのきせき
先ほども述べた通り、BとDを1.5倍に上げることができるため、しんかのきせきで確定です。
性格・努力値と調整
ずぶとい(A↓B↑)
H244 B252 C12
性格、努力値はBに補正をかけなければエースバーンエースバーンのハチマキとびひざげりを耐えられない、他の物理アタッカーを極力止めたい点からずぶといHBベースとしています。余りは火力を少しでも上げるため、Cに振っています。
技構成
- 確定枠
まもる
この型のコンセプトです。普段のポリゴン2ポリゴン2では補助技がじこさいせいやトリックルーム、スピードスワップしかなく、相手のダイマックスを枯らすとなると、ダイマックスしてダイウォールで相手のダイマックスを枯らすことが主流だったと思います。しかし、今回の型では、まもるで無理やり相手の技を2発耐え、相手のダイマックスターンを枯らして裏のポケモンにダイマックスを残して繋ぐことができます!
また、様子見で使ったり、エースバーンエースバーンなどのとびひざげりを打ってくるポケモンに対しては、まもるで透かして相手を削りつつ体力を温存することも可能です。
- 確定枠
じこさいせい
ポリゴン2ポリゴン2にとって貴重な回復枠のため、確定とします。自慢の耐久と回復技で受け切り、相手のポケモンを詰ませることもこのポケモンの特徴です。
- 選択技
トライアタック
このポケモンのメインウェポンです。火力はCに振っていないため、期待は出来ませんが、追加効果を狙いに行く、タスキ潰しや削りなど、何かと打つことは多いと思います。
また、トライアタック+まもるとびひざげり透かしでエースバーンエースバーンを倒すことが可能です!そのため、選択技としましたが、基本的に採用することをオススメします。
れいとうビーム
環境に刺さっているサブウェポンとして優秀な技です。ランドロス(霊獣)ランドロスやカイリューカイリュー、ボーマンダボーマンダ、ガブリアスガブリアスなど、氷4倍弱点が多く、打つ機会も多くなるため、採用して損は無いと思います。しかし、トライアタックと両採用にすると、はがねタイプのポケモンに対して打点がないため、自分のパーティに合った技構成をオススメします。
ほうでん
ひこうタイプやみずタイプ意識で搭載するのもアリだと思い、入れました。30%で相手を麻痺にする効果もあるため、ワンチャンで打つ機会は少なくないと考えられますが、打つ相手がカプ・レヒレカプ・レヒレやテッカグヤテッカグヤ、アシレーヌアシレーヌなど、(どのポケモンも耐久が高いため、火力にはあまり期待出来ません)しか居なかったり、ランドロス(霊獣)で透かされたりと、個人的に優先度は低いと思いました。
イカサマorシャドーボール
トライアタックと両採用した際のゴーストタイプへの打点のため、選択技に入れました。安定した打点を選ぶならシャドーボールを選び、相手のAが高い事を想定するのならば、イカサマを選ぶなど、こちらも自分ののパーティに合った技構成にすることをオススメします。
※サイコキネシスを選択技にしていましたが、コメントでの指摘があり、特性をトレースからアナライズに変更したため、選択技から外しました。ご了承ください。
立ち回り例
- 基本的な立ち回り
基本的には普通のHBポリゴン2ポリゴン2と一緒ですが、先ほども述べた通り、まもるを使って無理やり相手のダイマックスターンを3ターン枯らす、様子見でまもるを使う、など普通のHBの型とは違った、少し器用な立ち回りが出来ると思います。
さらに、ポリゴン2を見て、エースバーンに引かれる場合が多いため、交代際にトライアタックを決めることが出来ればエースバーンを半分削ることができ、まもるでとびひざげりを避けてそのまま突破出来ることもあります!
- エースバーンエースバーン対面で無理矢理倒そうした場合の立ち回り
(本当に条件がシビアなので、これをしなければ勝てない…などの場面でお使いください。
エースバーンのとびひざげりを耐え、トライアタックで攻撃する。
↓
まもるでとびひざげりを透かして撃破!!
(ポリゴン2のHPはMAX想定とする)
基本的に後出しは考えていません。対面での立ち回りになります。ご了承ください。
また、エースバーンがダイマックスしてダイナックルを打ってきた場合は、まもるで無理やり2発耐え、ダイマックスターンを3ターン枯らして裏のポケモンに繋ぐことができます。
与ダメージ計算
※役割的には攻撃する場面はほとんどありませんが、時々殴ることもあるため、使用率が高く、打つ可能性のあるポケモンに対するダメージ計算を載せておきます。
※ダメージ計算はアナライズが発動していると仮定して行っています。予めご了承ください。
- トライアタック
H4エースバーン
50.6〜60.2% 確定2発
(まもるでとびひざげりを透かして倒せる)
H252ランドロス(霊獣)
38.7〜45.9% 確定3発
HD252の場合 29.5〜35.2% 確定4発 乱数3発
H252カプ・レヒレ
28.8〜33.8% 確定4発動 乱数3発
HD252の場合 23.7〜27.6% 確定5発 乱数4発
H252サンダー
34.0〜41.1% 確定3発
H4振りの場合 40.3〜48.7% 確定3発
H252ポリゴン2しんかのきせき持ち
34.3〜40.6% 確定3発
HD252の場合 26.5〜31.7% 確定4発
H4ゴリランダー
47.7〜56.2% 確定3発 乱数2発
H252カバルドン
38.1〜45.1% 確定3発
- れいとうビーム
H4ゴリランダー
70.4〜84.0% 確定2発
H4ランドロス(霊獣)
135.7〜162.4% 確定1発
H252の場合 114.2〜136.7% 確定1発
HD252の場合 87.7〜104.0% 確定2発 乱数1発
H4サンダー
61.4〜73.4% 確定2発
H252の場合 51.7〜61.9% 確定2発
H252カバルドン
57.6〜67.9% 確定2発
H4ドラパルト
71.9〜85.3% 確定2発
H4アーゴヨン
81.8〜96.6% 確定2発
H4ファイヤー(ガラル)
47.2〜56.9% 確定3発 乱数2発
H4カイリュー
112.5〜134.1% 確定1発
マルチスケイルの場合 56.2〜67.0% 確定2発
H4ボーマンダ
130.9〜156.7% 確定1発
H4ガブリアス
117.3〜139.1% 確定1発
H4サンダー(ガラル)
61.8〜73.9% 確定2発
- ほうでん
H252カプ・レヒレ
38.4〜45.1% 確定3発
HDの場合 31.6〜37.2% 確定4発 乱数3発
H4テッカグヤ
48.5〜57.8% 確定3発 乱数2発
H252の場合 41.1〜49.0% 確定3発
HD252の場合 32.3〜38.2% 確定4発 乱数3発
H4ファイヤー(ガラル)
42-1〜50.6% 確定3発 乱数2発
H4ウーラオス(れんげき)れんげき
70.8〜84.5% 確定2発
H4ギャラドス
98.2〜116.9% 確定2発 乱数1発
H4サンダー(ガラル)
54.2〜65.0% 確定2発
H252スイクン
36.7〜43.4% 確定3発
HD252の場合 28.9〜34.7% 確定4発 乱数3発
- イカサマ
H4ドラパルト
103.6〜121.9% 確定1発
H4メタグロス
75.6〜89.7% 確定2発
H4レイスポス
77.2〜92.0% 確定2発
H4ゲンガー
100.0〜119.1% 確定1発
- シャドーボール
H4ドラパルト
64.6〜76.8% 確定2発
H4ミミッキュ
61.0〜73.2% 確定2発
H4メタグロス
57.6〜69.2% 確定2発
H252クレセリア
29.9〜35.2% 確定4発 乱数3発
HDの場合 24.6〜29.0% 確定5発 乱数4発
H4レイスポス
57.9〜68.1%% 確定2発
H4ゲンガー
77.9〜92.6% 確定2発
※特性を変更した際のダメージ計算に変更しておりますので、御安心ください。
被ダメージ計算
16nになっていると指摘があったため、16n−1にして記載し直しました。
攻撃される可能性のある技のダメージ計算を大体載せました。ダメージ感覚を掴んでもらえれば幸いです。
A252ようきエースバーン(いのちのたま)とびひざげり
73.2〜86.9% 確定2発
こだわりハチマキの場合 82.7〜98.4% 確定2発
A252ようきエースバーン(いのちのたま)(ダイマックス)ダイナックル
54.4〜65.4% 確定2発
まもるの場合 13.6〜16.2% 確定8発 乱数7発
A252いじっぱランドロス(霊獣)じしん
27.2〜32.9% 確定4発
C252ひかえめカプ・レヒレムーンフォース
24.0〜28.7% 確定5発 乱数4発
A252ようきミミッキュ(いのちのたま)じゃれつく
22.5〜26.7% 確定5発 乱数4発
A252いじっぱゴリランダーばかぢから
39.7〜47.1% 確定3発
グラススライダーの場合 17.2〜20.9 確定6発 乱数5発
A252ようきウーラオス(れんげき)ウーラオス(いちげき)インファイト
56.5〜67.0% 確定2発
A252いじっぱフェローチェインファイト
62.8〜75.3% 確定2発
とびひざげりの場合 69.1〜81.6% 確定2発
A252ゆうかんブリザポスインファイト
43.9〜52.3% 確定3発 乱数2発
A252ようきバシャーモインファイト
53.4〜62.8% 確定2発
A252ようきサンダー(ガラル)らいめいげり
40.8〜48.1% 確定3発
※らいめいげりは相手のBをワンランク下げる効果があるため、ポリゴン2でも、確定2発です。
苦手なポケモン
- ちょうはつ持ちのポケモン
ちょうはつを入れられると、低火力で殴ることしか出来なくなり、相手の起点にされてしまいます。大人しく交代するか、トライアタックやれいとうビーム、ほうでんなどでワンチャン狙いに行くのもアリかも知れません。(カプ・レヒレはミストメイカーで状態異常を無効化し、ちょうはつも覚えるためガチの天敵です!)
- はたきおとすを覚えているポケモン
自慢の耐久がはたきおとすでしんかのきせきが落とされることにより、落ちてしまいます。はたきおとすを覚えるポケモンには注意しましょう!(ゴリランダーはたきおとすだけでなく、剣の舞、ばかぢからも覚えるため、立ち回りに気をつけましょう!)
- 受けきれない火力で攻めてくるポケモン
基本的に回復が間に合わず、為す術がありません。タイミングを計って交代するか、追加効果のある害悪技を打つなどしましょう。特に、かくとうタイプには注意です!(いのちのたま、こだわりハチマキ持ちなど)
- 積みポケモン
こちらがネチネチと削っている間に起点にされ、3タテされる可能性も大いにあります。スカーフ持ちや、Sが高いポケモンに交代して、一気に叩くのもアリです。
相性の良い味方
ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)
かくとう技を半減でき、ステルスロックを撒くこともでき、とんぼ返りで対面操作も出来るため、イチオシです!また、ポリゴン2がダイマックスを受けきった後のAが2段階上がった状態のエースバーン(3回ダイナックルからのいかく)の火炎ボールでも補正無しH4ランドロス(霊獣)でダイマックスを切れば、1発耐えることが出来ます!(81.2〜96.0% 確定2発)そのため、返しのじしんでエースバーンを倒すことが出来るため、意外と相性が良く、オススメです。
ミミッキュミミッキュ
かくとうわざを透かしたり、豊富な型でどのパーティにも組み込みやすく、オススメです。ばけのかわで無理やり耐えることもあり、雑に扱っても強いです。また、ポリゴン2が相手のダイマックス枯らした後の後処理としても優秀です!
- 火力が高く全抜き性能が高いポケモン
エースバーンウーラオス(いちげき)デンジュモクファイヤー(ガラル)サンダー(ガラル)フリーザー(ガラル)カイリューボーマンダドラパルトレイスポス
特に、ポリゴン2の弱点であるかくとう技を半減できるひこうタイプや、無効化できるゴーストタイプのポケモンとは相性が良いです。
- とんぼ返りやボルトチェンジ、クイックターンなどの対面操作ができるポケモン
ラグラージユクシーカプ・コケコハッサムウォッシュロトムヒートロトムカットロトムスピンロトム
そこそこの耐久や技範囲を持っていれば、楽に対面操作も可能です。特に、ラグラージユクシーはステルスロック、あくびなどの補助技も覚えるため、イチオシです!
- きあいのタスキ持ちのポケモン
ポリゴン2でダイマックスを枯らした能力がめちゃくちゃ上がっている相手に対して無理矢理1発耐えて処理しなければならないため、ほぼ必須級です。
パーティの相性もあるので、自分にあったポケモンを使ってもらえれば幸いです。
最後に
如何だったでしょうか?初めての投稿で至らぬ点が見受けられると思いますが、温かい心で見逃して頂くか、ビシバシ指摘して鍛えてもらえればとても嬉しいです。
個人的には相手の意表がつけ、使用感も良かったため、紹介させて頂きました!もし興味が湧けば使って頂けると幸いです。