個体値は理想個体を前提としてます。
ダメージ計算は【ダメージ計算SS】を使用しています。各ステータスの表記を以下の内容で使用します。
H:HP
A:こうげき
B:ぼうぎょ
C:とくこう
D:とくぼう
S:すばやさ
はじめに
初めて育成記事を書きます。もし、おかしな書き方や間違った書き方、意味のわかりにくい所などございましたらご指摘いただけると助かります。
今回紹介するパッチラゴンパッチラゴンは、特性がはりきりで火力が出せる構成ではなく、ちくでんの受け性能も攻撃面も両立した器用悪く言えば中途半端な構成です。しかし、実戦で使用してみて現環境(この記事を書いたのは令和2年1月11日シーズン2)にハマってる型だと感じ、紹介したく記事を書きました。
- このパッチラゴンをパーティに入れた、現時点での私の成績はマスターランク級の1000位代です。読者の方への説得力に繋がるようもっと上の成績を目指していきます汗。
1.このパッチラゴンパッチラゴンが有利にたてるポケモンは?
2.性格・特性・持ち物・技構成(長いです)
3.ダメージ計算
この3つに分けて話を進めさせてもらいます。
1.このパッチラゴンパッチラゴンが有利にたてるポケモンは?
- 想定したのは、ヒートロトムヒートロトムウォッシュロトムウォッシュロトムカットロトムカットロトムスピンロトムスピンロトム、(フロストロトムフロストロトム以外)・ドヒドイデドヒドイデ・ナットレイナットレイ・アーマーガアアーマーガアの有利なポケモンに交代して倒されないような立ち回りを戦術とするサイクル戦が得意なポケモン。主に意識したのはこのあたりですが、他にもサイクル戦が得意なポケモンとして、カバルドンカバルドン・ヌオーヌオー・トリトドントリトドン等もいるが苦手な地面タイプは諦めて、勝てるポケモンを絞って育成しようとしたため、勝てないポケモンには全く勝てません。しかし想定したポケモンが来た時、そのサイクルをパッチラゴンパッチラゴンの特性と技構成で確実に崩したいと考えこの型を育成しました。
2.性格・特性・持ち物・技構成
性 格 いじっぱり
特 性 ちくでん 他はりきり すなかき
持ち物 たべのこし
技構成 でんげきくちばし ほのおのきば
じならし ちょうはつ
- まず性格は、Aが高く育ち今回は使わないCが低く育ついじっぱりです。理由は、いじっぱりのAの上昇補正と、Aの努力値を最大の252にするとでんげきくちばしで物理受けのドヒドイデドヒドイデを、ダイバーンで物理受けのナットレイナットレイを一撃で倒せる確率が高いからです。ダメージ計算は後ほど。
- 続いて特性をちくでんにした理由ですが、受け出し性能をあげるためです。元々ヒートロトムウォッシュロトムカットロトムスピンロトムロトムに対して、でんき・ドラゴンタイプのパッチラゴンパッチラゴンはタイプ上は強いです。しかしボルトチェンジという攻撃と同時に控えのポケモンに交代できる技に対して、はりきりとすなかきではそれを無効にすることが出来ません。しかし、ちくでんは無効にしてHPを回復することができます。
サイクル戦術の対策として育成したため、はりきりの火力上昇より、すなかきの素早さ上昇より、ちくでんによってでんきタイプの技を確実に無効にし、有利なポケモンを逃がさないようにすることを選びました。
- 持ち物については、受け出す回数が多くなることを想定してたべのこしにしました。HPを回復できるきのみの採用も考えましたが、HPが半分以下にならないと発動できず、このパッチラゴンは有利な相手に繰り出す前提なのでHPは大きくは削られないという判断で発動タイミングに縛られないたべのこしにしました。
- 技構成については、タイプ一致の電気技で相手より先に出した場合又は相手が交代した場合威力が2倍で出せるでんげきくちばし、ナットレイナットレイに何も出来ないと困るのでほのおのきば、でんげきくちばしを先制で出すためにすばやさを調整する方法の1つである じならし、最後はヒートロトムウォッシュロトムカットロトムスピンロトムロトムのおにびやナットレイナットレイのやどりぎのたね、アーマーガアアーマーガアのてっぺき・はねやすめを無効化するためのちょうはつ、この4つの技で固まりました。みがわりではなくちょうはつなのは、アーマーガアアーマーガアのてっぺきやはねやすめに強くするためです。
【努力値について】
A252 D140 S116
50レベル時の実数値では
A167 D108 S110です。
- こうげきの努力値を最大の252にしているのは、先ほども述べたように、ドヒドイデドヒドイデやナットレイナットレイを少しでも有利な確率で倒しきるようにするためです。
- 次に、すばやさの実数値110というのは多くの耐久型ヒートロトムウォッシュロトムカットロトムスピンロトムロトムのすばやさより早い数字です。(根拠のない私の経験の中の話です)耐久型のロトムはロトム同士の対決になった場合すばやさで勝てるように、努力値をSに4振っている調整を抜けるように12降っていることがあります。しかしそれを見越して更に多く20降っている調整のロトムより1早いため、この110のラインで止め残りは受け性能を少しでも上げるため、Dに分けました。Sがパッチラゴンパッチラゴンより高いロトムはその分、耐久が低いことが多いので、押し切って強くでることができます。余った努力値をHやBではなくDに分けた理由は、各フォルムのロトムが採用しているヒートロトムオーバーヒート、ウォッシュロトムハイドロポンプ、カットロトムリーフストームにスピンロトムエアスラッシュ、ドラパルトドラパルト対策で入れていることのある、あくのはどうやシャドーボールといったとくしゅこうげき技に強くするためです。このすばやさ110のラインは他にも、Sを最も早く育成しているトゲキッストゲキッス実数値145がダイジェットを使った後のすばやさ217がまひした時の実数値108よりも早く(私はパーティー内に相手をまひさせることが出来る技を持っているポケモンがいたため)、Sを最も早く育成しているミミッキュミミッキュ実数値162がじならしを受けた後の実数値、同じく108よりも早い!※この対面はあくまでミミッキュミミッキュがこちらの交代を読んでフェアリータイプのこうげき技以外の行動をとりパッチラゴンパッチラゴンが場に残った場合。パーティ内にミミッキュに強めなポケモンがいたので、相手は交代読みのゴースト技やつるぎのまいを使用してくることが何度かありました。
3.最後にダメージ計算と使用感を載せてこの記事を終わりにします。長くなってしまいましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。これからパッチラゴンを育成する方、また既に育成している方の考え方の1つとして参考になるものがあれば幸いです。
でんげきくちばし(先制の場合)
HBに特化ドヒドイデドヒドイデ 50%の確率で1発
HBに特化アーマーガアアーマーガア43.7%の確率で1発
H4振りトゲキッスダイマックストゲキッス12.5%の確率で1発
H4振りミミッキュミミッキュ確定1発
ほのおのきば
HBに特化ナットレイナットレイ49.6%の確率で1発
(ダイバーンの場合)確定2発152〜180ダメージ
じならし
B4振りドリュウズドリュウズ 確定2発
交代読みが必要です。
(ダイアースの場合)50%の確率で1発
- 使用感として、低速高耐久ポケモンへちょうはつがよく刺さるなという印象と、じならしによるS操作がかなり使い勝手が良いなと感じてます。ダイマックスは場面と状況によって、することもありますがダイマックス前提ならやはり特性はりきりで、いのちのたまやラムのみを持たせたダイジェット型の方が強いと思います。
1月21日更新 予想以上の閲覧数、そしてコメントをいただきありがとうございます。いただいたコメントに対しては意見交換として必ず返信をさせていただきます。些細なご質問でも、この記事のダメ出し等のご指摘もいただきたく思いますので、お待ちしてます!