ご挨拶
お久しぶりです!kzkです!復活しましたぁぁぁぁ!
ではでは、本題に…
今回は、おそらくランドロス(霊獣)の中でも一番採用率が高いオボンランドについての考察です。この型は初心者から上級者まで幅広く使える型となっており、とてもおすすめな型です!
是非最後まで読んでいってください(*≧∀≦*)
この育成論をご観覧していただくにあたり
- HPをH、こうげきをA、ぼうぎょをB、とくこうをC、とくぼうをD、すばやさをSと表記するなど、一部非公式用語を用いります。なるべく分かりやすく工夫しましたが、万が一分かりにくい単語があった場合はお手数ですがコメントお願いします。
- 敬体、常体を両方使います。見にくい場合は統一致しますのでコメントお願いします。
- ダメージ計算はダメージ計算SS様を使用しました。
役割・コンセプト
- 電、地の一貫切り
- 威嚇による物理面でのサポート、受け
- ステロ撒き
- とんぼ返りによる対面操作
簡潔にまとめるとこの4つです。
シリーズ8ではザシアン(王)等、禁伝の火力インフレが起こり、威嚇そのものの需要が高まっている中、威嚇サポートと、ステロ撒き、対面操作が両立できるポケモンはランドロス(霊獣)だけであり、唯一無二な存在である事が伺えます。
(クチートちゃんごめんよ)
威嚇により、対物理にして安定して後出しでき、とんぼによる対面操作ができることからクッション性能が高いです!
ランドロス(霊獣)というポケモンについて
タイプ:じめん ひこう
特性:いかく
種族値:H89 A145 B90 C105 D80 S91
簡潔に説明していきます。
まずタイプから。
弱点は水と4倍弱点の氷の2つ、電、地を無効、闘、虫、毒を半減以下に受けれます。
特性は、場に出た際、相手の攻撃力を1ランクさげる効果のいかくです。
種族値はAが飛び抜けて高いものの、他は標準的な凖伝説であり、600族です。特性と合わせることでそこそこの物理耐久を誇るようになります。
一致技の通りが良い為、高いAと合わせてアタッカーから威嚇やステロ、がんぷう等のサポート技を生かした本論のようなサポート型まで様々な型が存在し、元々のスペックからどんな構築に出しても腐りにくいポケモンとして幅広い層に使われているポケモンです。
性格・努力値と調整
- 調整案
性格=腕白(B↑C↓)
努力値=H252 A4 B84 D164 S4
持ち物=オボンの実
効果→残りHPが最大HPの2分の1以下になるとHPを最大HPの4分の1分回復する。
・オボン、威嚇込みで、A252珠エースバーンのキョダイカキュウ、A252ザシアン(王)きょじゅうざんを確定2耐え
・オボン、威嚇込みで特化ザシアン(王)きょじゅうざん、最高乱数(0.3%)以外で2耐え
・特化珠サンダーぼうふうダイジェット、特化珠イベルタルデスウィングダイジェット確定耐え
立ち回りでも述べますが、よく先発に選出する為、初手ダイマ等の事故を防ぐという目的で、このような調整に落ち着きました。物理方面では、ここまでBに振れさえすれば、役割対象であるザシアン(王)には受け出しが可能です。
しかし、低確率ですが、陽気ザシアン(王)は低乱数→高乱数を引かれて、オボンの実が発動しないと倒されます。
(剣舞されたザシアン(王)の攻撃に対しての後出しは誰も受かりません。積ませない事が大前提になります)
S調整に関しては、4振る事で、がんぷう1回込みで最速100族を抜けるようになります。
技構成
- 確定欄
・じしん
攻撃する際にメインウェポンとなる技。ザシアン(王)のみがわりを破壊する為に必要になるので採用。
H4ザシアン(王)ザシアン
83.3〜100.0% 超低乱数1発
H4エースバーンエースバーン(炎)
126.9〜150.0% 確定1発
・がんせきふうじ
Sを1ランク下げられる。エースバーンやサンダー等のアタッカーに対して打つ。命中95が少し不安。
H4エースバーンエースバーン(炎)
51.2〜61.5% 確定2発
H4サンダーサンダー
43.3〜51.8% 低乱数2発
H4ミミッキュミミッキュ
29.0〜34.3% 化けの皮ダメ込み超高乱数3発
・とんぼがえり
攻撃後、控えのポケモンと入れ替える。対面操作をする際に使う。威嚇と相性がよいのがポイント。後攻で打つことにより、後続が無償降臨できる。
・ステルスロック
相手が場に出た時に一定のダメージを与える。効果については下記参照。サイクル戦において、有利に立てるようになる。
- ステルスロックの効果について(ポケ徹から引用)
使用後、相手はポケモンを交代する度に、出てきたポケモンは最大HPの1/8のダメージを受ける。『タイプ:ヌル』相性の影響を受け、例えば4倍弱点の場合は最大HPの1/2のダメージとなる。
- 入れ替え候補
・じわれ
耐久型に向けて打つ。ワンチャン狙いで。
・こらえる
ダイマを枯らす際にあると便利。
立ち回り例
後述するカイオーガや高Sで弱点技を覚えるポケモン等の苦手なポケモンがいなければ基本は積極的に先発に出してもらって大丈夫です。苦手なポケモンがいる場合でも、そのポケモンに対する確実な対策がある、このポケモンの刺さりがよい等で選出するときがよくあります。
先発に出してエースに繋ぐ為等で引いた後は相手の物理アタッカーに対してのストッパー、また、クッションとして再度場に出す場合が多いです。
↓環境topのポケモンとの初手対面時の行動について
- サンダーサンダー
初手がんせきふうじ。削られ具合をみてステロまいたりとんぼで退場したり。ダイジェットされたら素直に引く。
- エースバーンエースバーン
こちらも初手がんせきふうじ安定。相手の行動次第ではステロを撒けたり、もう一度がんせきふうじをする。
- ランドロス(霊獣)ランドロス
相手の型に依らず、がんせきふうじ→ステルスロックの流れが安定。積まれたらがんせきふうじ連打。起点づくりならとんぼ返りで対面操作を狙うのもあり。
対面有利・不利
ここでは起点にできるかを指すとします。耐久、起点づくり型で主に使われているカバルドン、ヌオー等は除きます。これらについては起点にできるけど突破はできないです。
- 有利
エースバーン、ミミッキュ、ザシアン(王)、バンギラス、ゴリランダー、ウーラオス(いちげき)、レジエレキ、テッカグヤ、ネクロズマ(日食)
- 五分五分
ランドロス(霊獣)、サンダー、メタモン、イベルタル、ウツロイド、ドラパルト
- とんぼで逃げる事は可能だが、不利
カプ・レヒレ、ラプラス、メタグロス(この型だと逆に起点にされる可能性あり)、アシレーヌ、ランドロス(霊獣)よりSが低く、弱点をついてくるポケモン全般
- 完全に不利
カイオーガ、ウオノラゴン、バドレックス(こくば)、バドレックス(はくば)(とんぼで弱保を発動させてしまう為危険)、ブラックキュレム、ホワイトキュレム、高Sで弱点技を覚えるポケモン
被ダメージ計算
A252珠エースバーンエースバーン
キョダイカキュウ(威嚇込み)
50.5〜60.2% オボン込み確定3発
かえんボール(威嚇込み)
38.2〜47.9% オボン込み中乱数3発
特化ザシアン(王)ザシアン(ふとうのけん込み)
きょじゅうざん(威嚇込み)
52.5〜62.7% オボン込み超低乱数2発
A252ザシアン(王)ザシアン(ふとうのけん込み)
きょじゅうざん(威嚇込み)
47.9〜57.1% オボン込み確定3発
(低乱数→高乱数だと危ない)
特化珠サンダーサンダー
ぼうふう
66.3〜78.0% オボン込み確定2発
ダイジェット
84.1〜99.4% オボン込み確定2発動
特化珠イベルタルイベルタル
デスウィング
50.5〜59.6% オボン込み確定3発
ダイジェット
81.6〜96.4% オボン込み確定2発
特化ウーラオス(いちげき)ウーラオス(悪)
暗黒強打
44.8〜53.5% オボン込み確定3発
特化ウーラオス(れんげき)ウーラオス(水)
水流連打(途中オボン回復こみ)
80.8~97.9% 確定2発
組み合わせ例
ランドロス(霊獣)+特殊受け+エースの並びで組むと役割に偏りなく構築が編成できます。その例を挙げておきます。
・ランドロス(霊獣)+ブラッキー+ネクロズマ(日食)
個人的に気になる組み合わせ。ランドロス(霊獣)、ブラッキーで場を整えながらサイクルまわし、タイミング良いところでネクロズマ(日食)で仕留めます。
かの有名実況者のもの参考にした組み合わせです。バドレックス(こくば)の抜き性能と2体の安定した性能の相性が合い、使いやすいです。
(ブラッキー連続なのは許して下さい)
・ランドロス(霊獣)+チョッキイベルタル+スカーフエースバーン
こちらはどちらかというと攻め寄り。特殊受けにチョッキイベルタルを採用し、打ち合い性能が上がった。ただしカイオーガが重い。スカーフエースバーンなら一応対面からなら処理可能。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。久しぶりに育成論を書きましたがどうでしたか?このランドロス(霊獣)は僕が書いたラム剣舞型とはまた違った強みがあり、これもおすすめですよ!指摘、提案等お待ちしています。
↓参考程度に。ラム剣舞型
育成論ソードシールド/1979