はじめに
ref(れふ)と申します。よろしくお願いします。
ゴリランダーの居場所を祈り、DLC以降の活躍に歓喜し、禁止により悲しみに暮れている、そんな一投稿者です。
ゴリランダーの去ったこの環境で、草タイプのサイクル要員として見出したのが、今回ご紹介するモジャンボモジャンボとなります。
環境に多いウーラオス(いちげき)パッチラゴンに強く出れるポケモンとなっています。
論内で本サイトで一般的に見かけるレベルの専門用語や略語を使用している箇所がございます。ご了承ください。
モジャンボモジャンボについて
特徴を箇条書きします。
- すばやさととくぼうを除き、ステータスは全体的にかなり高水準
→物理耐久だけならアーマーガアよりも高い種族値であり、物理受けの役割を持てます。
→すばやさの低さのフォローなしでも使用に耐えますし、トリルパ適性があると捉えて良いでしょう。
→特殊耐久はアーマーガアよりも低いため、特殊アタッカーには明確に不利です。
- タイプ一致のギガドレインにより、回復しながらの継戦が使用可能
- さいせいりょくによるサイクル適性
- ようりょくそによる晴れパ適性
コンセプトについて
物理受けの役割を持たせ、ウーラオス(いちげき)等の厄介な物理アタッカーを処理
特性について
今回は物理受けで採用するため、サイクル向きのさいせいりょくです。
ドヒドイデでおなじみ、手持ちに戻すとHPが1/3回復する強力な特性になります。
持ち物について
筆者の検討では下記の持ち物が候補に上がりました。
たべのこし、こだわりメガネ、とつげきチョッキ
- たべのこし
さいせいりょくと合わせて、繰り出し性能を高めます。
本論ではたべのこし採用の調整としています。
- こだわりメガネ
ギガドレインの威力アップに。
本論の調整のままでも持たせられると思いますが、別の型として調整した方が良さそうです。
- とつげきチョッキ
両受け用。両刀パッチラゴンも見たい場合に。こちらも別の型として調整すべきです。
性格について
のんきとしています。
・ステータスの高いBに上昇補正をかけます。
・両刀の技構成としたこと、すばやさ負けは許容していること、トリル要員としても検討していることから、下降補正はSにかけます。
努力値について
H252 B36 C220(S除く5V個体想定です)
実数:207-120-165-158-70-57
H:ぶっぱで16n-1です。たべのこしとは相性悪い値ですが、ギガドレインの回復を活用するためなるべくHPタンクを大きくしました。(ゴリランダーと同じ悩みを抱えてますねこの子・・)
B:性格補正効率の良い11nまで
C:余りを全て振り、ギガドレインの回復力を高めます
S:最遅だと49です。鈍足を活かして、最遅ギルガルド(シールド)抜かれの57(個体値18〜19)以下で調整するのが良いと思います。
技構成について
- ギガドレイン:与えたダメージの半分を回復可能なメインウェポンです。
以下推奨技。
- やどりぎのタネ:草半減相手などに対して負荷をかけられます。
- じしん:対パッチラゴン意識で採用。電気・鋼・毒用に。炎相手にも交換読みで。
- ねむりごな:命中不安ですが、強力です。DM切られた場合や不利対面への交換に対する保険として。
以下選択技。
- まもる:HP調整、DM枯らし用。やどまも戦法ができます。
- ヘドロばくだん:対草の打点が必要なら。
立ち回りについて
- 先発または後出しで物理受けをさせましょう。
- 特殊アタッカーに対しては特殊受けに引けるのが望ましいです。
- 物理アタッカーに対してはまずねむりごなややどりぎを撒いて有利な場を整えたいところです。
- ダイジェットの起点にされた場合の切り返し手段を別で準備できているとなお良いです。
与ダメージ
ダイマックス技にする場合については[ ]で記載。
(基本ダイマックスしないので、最低限記載します)
- ギガドレイン:
無振連撃ウーラオス(いちげき)96.0〜114.2%(84〜100回復) 乱1(75.0%)
無振一撃ウーラオス(いちげき)48.0〜57.1%(42〜50回復) 乱2
→インファイトでD↓の場合、確2にできます
H252ドサイドン121.6〜143.2%(111回復) 確1
H4ウオノラゴン40.3〜48.7%(33〜40回復)
H4カジリガメ183.1〜219.2% DMを乱数1(56.2%)(83回復、相手DM時152〜166回復)
H252マリルリ76.5〜92.5%(67〜81回復)
H252アシレーヌ54.5〜64.1%(51〜60回復)[90.9〜109.0% 乱1(50%)]
H252ウォッシュロトム68.7〜81.5%[118.4〜138.8% 確1]
H252ラプラス48.9〜59.0%[86.0〜101.2% 乱1(6.2%)]
H252カビゴン19.4〜23.5%(26〜31回復)
H252ドヒドイデ26.7〜32.4%(21〜25回復)
H252ニンフィア22.2〜26.7%(22〜27回復)
H4パッチラゴン22.2〜26.5%(18〜22回復)
H4オノノクス24.5〜29.1%(18〜22回復)
→草半減や高耐久相手にはやどりぎで攻める必要があります
- じしん:
H4パッチラゴン50.6〜60.2% 確2
HB特化ドヒドイデ34.3〜40.7% 確3
H252ギルガルド(ブレード)77.8〜92.2% 確2
- ヘドロばくだん:
被ダメージ
- 物理
A特化一撃ウーラオス(いちげき)あんこくきょうだ40.5〜47.8%
A特化連撃ウーラオス(いちげき)すいりゅうれんだ18.8〜23.1%
→余裕で受けた後、ギガドレインとたべのこしで回復できます。
A252パッチラゴンでんげきくちばし31.8〜37.6%
A252珠パッチラゴンでんげきくちばし41.5〜48.7%
→こちらはじしんで確2なのでDM切られたり特殊炎持ちでなければ対面有利です。まもるも挟んでHP調整しながら戦いましょう。
A252パッチラゴンダイジェット55.0〜65.7%
A252珠パッチラゴンダイジェット71.4〜85.5%
→もしダイマックスを切られたらまもるでDM枯らしにいきましょう。
A特化鉢巻ウオノラゴンエラがみ49.2〜57.9%
A特化珠カジリガメダイロック58.9〜70.5%
→後出しは効きませんが、ギガドレインで回収できます
A特化鉢巻マリルリじゃれつく49.7〜59.4%
A252カビゴンヘビーボンバー14.4〜17.3%
A252カビゴンヒートスタンプ28.9〜34.7%[47.3%〜56.0%]
A252オノノクスげきりん29.4〜35.2%
→物理耐久は十分あるのが分かりますね
- 特殊(基本的に特殊には勝てません)
C特化ウォッシュロトムハイドロポンプ36.7〜43.4%
C特化ウォッシュロトムボルトチェンジ23.1〜27.5%
→タイプ受けはギリギリ成立します
無振ようき珠パッチラゴンかえんほうしゃ 55.0〜65.2%
→3割程度のパッチラゴンは特殊炎技を採用しているので要注意です
C252サザンドラりゅうせいぐん98.5〜115.9% 乱1(87.5%)
C252サザンドラだいもんじ111.1〜131.4%
C特化アシレーヌムーンフォース72.4〜85.5%
C特化アシレーヌれいとうビーム91.7〜108.2% 乱1(50.0%)
C特化ニンフィアハイパーボイス74.3〜88.4%
C特化ラプラスれいとうビーム105.3〜124.6%
C特化ヒートロトムオーバーヒート173.9〜205.7%
→一致等倍や不一致弱点で致命的なダメージを受けてしまいます。一致弱点は言わずもがなですね。
相性の良い味方
このポケモンの対策
特殊アタッカー全般が有効です。
特にフシギバナはモジャンボの全ての型に有利らしいです(wiki情報)
最後に
ゴリランダーの火力に慣れた後だと正直やはり物足りないかもしれませんが、環境トップのウーラオス(いちげき)パッチラゴンを初めとした物理アタッカーをかなり広く受けられる性能があります。
反面、特殊アタッカーにはめっぽう弱いので、特殊受けやチョッキ持ちと組み合わせて使うか、ウーラオス(いちげき)パッチラゴンに弱い対面構築のフォローを担当させたりして使いましょう。
最後に、使用した感想など聞かせていただけると筆者のモチベーションあがるので是非コメントで教えてください。
本育成論は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。