※注意
- ポケモンソードシールドのオンライン対戦における専門用語を使用します。
- ステータスをそれぞれHABCDSと表記します。
- ダメ計にはpokemass様を使用します
はじめに
どうも。鎧の孤島解禁で環境がからりと変わったので、新環境で強いポケモンの育成論をどんどん投稿していきたいと思います。今回は新環境で活躍することが多いギガイアスを紹介します。
ギガイアスについて
85‐135‐130‐60‐80‐25:515
低いすばやさと高い物理耐久、攻撃力をもつ鈍足高火力アタッカー。また、並な特殊耐久も、特性すなおこしによりある程度固くなる。岩単タイプで弱点が多く技範囲も広い訳ではないが、現環境で岩技の需要は高く、その耐久からダイマックスとの相性も良い。
コンセプト
今回は、突撃チョッキを持たせることで高い特殊耐久を持たせ、特殊受けとして運用する。特性すなおこしと合わせて、場に出るだけで通常の2.25倍の特殊耐久を得ることが出来る。
環境考察と採用理由
- 新環境の考察と予想
新環境に置いても、相変わらずダイジェットをタイプ一致で打つひこうタイプはそれだけで有用で、環境に非常に多いと言える。
また、鎧の孤島解禁により、高火力特殊アタッカーが非常に増え、(ポリゴンZなど)鈍足高火力のポケモンも多数解禁された。(ドラミドロなど)そしてトリルを容易に貼れるポリゴン2の登場。つまり、トリル構築ないし特殊抜きエースが増えるのではと考えた。
- 上記から来る採用理由
上記の予想より、
- ひこうタイプに強い
- 特殊耐久が高い
- トリル下で強い
- ノーマル技を半減に出来る(ポリゴン系統が増えると予想したため)
この条件を満たしたポケモンが強いと考えた。そのうえで、多少の物理耐久、火力があるポケモンを探した所、ギガイアスに行きついた。
最初、飛行とノーマルを半減出来る上で、半減の多い鋼タイプを中心に探していたが、トゲキッスやリザードンに弱点を突かれてしまうことや、鋼技ではひこうタイプに弱点をつけないことから岩タイプを採用することに決めた。特性すなおこしを持つポケモンが最適だと考え、トリル下での強さを評価しギガイアスを採用した。
有利対面
7/12時点でのtop50より
- 対面有利
ポリゴン2トゲキッスウルガモスヒートロトムリザードンスピンロトムポリゴンZニンフィア
ドラパルトパッチラゴンルガルガン(たそがれ)
ヤドラン(ガラル)ガラガラ(アローラ)バンギラスドラミドロブリムオンイエッサン♂サザンドラ
特殊ポケモンはもちろん、物理耐久も高いため物理アタッカー相手でも多少戦える。しかし、アシレーヌなど、タイプ一致で弱点を突いてくる特殊アタッカーには押し切られてしまうため注意が必要。
持ち物
コンセプト通り、特殊耐久を上げるためチョッキで確定。
特性
これも同じく、特殊耐久を上げるためすなおこしで確定。
性格
特殊受けとしているものの、対面で勝つために火力を出すA↑は確定として、SかCに↓をかける。トリルを意識しない意地っ張りと、トリル下で最遅40族をぬけるゆうかんの選択。
努力値振り
H252 A252 D4
最初、Aを削って耐久に割いていたが、火力が出ないせいで切り返しや相手の積みを阻止できなかったため、Aに特化した。Dはこの状態で充分高く、振っても過剰になるだけだった。
技構成
- 確定技
ストーンエッジ
タイプ一致岩技。ロックブラストとの選択。安定して火力を出せるストーンエッジ推奨。身代わりなどを警戒するならロックブラスト。
ばかぢから
技範囲が広がる他、ダイナックルでAを上げれるのが魅力的。役割対象を広げるために確定。
- 選択技
アイアンヘッド
対フェアリー用。また、ダイスチルで特殊アタッカーを突破したあとの撃ち合いに強くなる。
じだんだ
じしんとの選択。岩技外しの最低限のカバーになる点、グラスフィールド下で半減されない点でじだんだ推奨。ダイアースの威力は変わらない。
じこくづき
対ゴースト用。あまり打つことはなかった。
ダメ計
- 役割対象のポケモンを中心に書きます。
- →与ダメ、←被ダメ、↑↓性格補正、能力変化
- 特性などは採用率の高いもので計算する。
- ポリゴン2ポリゴン2(HB252、↑C252↑)
→ばかぢから
80 ~ 96(41.6 ~ 50%)乱数2発(0.4%)
←C1↑(ダウンロード想定)トライアタック
17 ~ 21(8.8 ~ 10.9%)乱数10 ~ 12発
←C1↑れいとうビーム
27 ~ 32(14 ~ 16.6%)乱数6 ~ 8発
- トゲキッストゲキッス(H4、C252いのちのたま)
→ストーンエッジ(対ダイマ)
204 ~ 240(63.3 ~ 74.5%)確定2発
→ダイロック130(対ダイマ)
260 ~ 308(80.7 ~ 95.6%)確定2発
←ダイフェアリー130
74 ~ 87(38.5 ~ 45.3%)確定3発
←ダイソウゲン
99 ~ 117(51.5 ~ 60.9%)確定2発
- ウルガモスウルガモス{H252、C252}
→ストーンエッジ
708 ~ 832(368.7 ~ 433.3%)確定1発
←C1↑(ちょうのまい想定)むしのさざめき
64 ~ 76(33.3 ~ 39.5%)確定3発
←C1↑ギガドレイン
72 ~ 86(37.5 ~ 44.7%)確定3発
←C1↑ダイソウゲン130
124 ~ 146(64.5 ~ 76%)確定2発
- ヒートロトムヒートロトム(HB252↑、C252↑メガネ)
→ストーンエッジ
134 ~ 158(85.3 ~ 100.6%)乱数1発(6.3%)
→ダイロック130
174 ~ 206(110.8 ~ 131.2%)確定1発
←オーバーヒート
42 ~ 50(21.8 ~ 26%)乱数4発(3.5%)
←ボルトチェンジ
46 ~ 55(23.9 ~ 28.6%)乱数4発(96.9%)
- リザードンリザードン{H4、C252いのちのたま}
→ストーンエッジ(対ダイマ)
472 ~ 564(153.2 ~ 183.1%)確定1発
←ダイバーン150
39 ~ 47(20.3 ~ 24.4%)確定5発
←ダイソウゲン140
101 ~ 120(52.6 ~ 62.5%)確定2発
- ポリゴンZポリゴンZ(H4、C252いのちのたま)
→ばかぢから
206 ~ 244(127.9 ~ 151.5%)確定1発
←ダイアタック150
61 ~ 73(31.7 ~ 38%)乱数3発(91.9%)
←ダイソウゲン140
117 ~ 138(60.9 ~ 71.8%)確定2発
相性の良い味方
- ナットレイナットレイ
ナットレイの呼ぶ炎タイプや特殊ポケモンに対してギガイアスが強く、ギガイアスの呼ぶ水タイプに対してナットレイが強く出れるため、この2体の並びが安定する。ナットレイがすなあらしを受けないのは嬉しいが、格闘の一貫が出来てしまい、環境TOPのエースバーンなどがキツイのでさらなる補完が必要。
- ギャラドスギャラドス
ギガイアスの弱点の水、格闘、鋼、じめんを半減で受けることができ、特性いかくによりエースバーンなどの物理アタッカーにもある程度強いのが魅力。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。最初は色違いに惚れて使ってみたのですが、水タイプの多い現環境でもしっかりと仕事をしてくれて驚きました。しかし、補完ポケモンをしっかり用意していないとキツイので、構築段階で対策しておくといいでしょう。
色違いギガイアスマジかっこいいです。ぜひ使ってみてね。