はじめに
- 種族値、個体値、努力値、V、HABCDS等の専門用語を使用します。
対戦をやる上での基礎知識なので、知らない方は調べておくことをお勧めします。
クワガノンクワガノンについて
クワガノンは現時点でガラル一位、あのムゲンダイナムゲンダイナと並ぶ、145という驚異のC種族値を持っています。
そしてこのポケモン、見た目的にも図鑑説明的にも高い素早さを持っている…と思いきや、S種族値はまさかの43。その上弱点は2つと一見少ないですが、メジャーな炎と岩が弱点。恐らくなかなか使われない理由はここにあるでしょう。
ですが、今回のクワガノンは受け崩し。つまり、開き直って有利な相手を倒す役割に回そうということです。
構成
- 性格
ひかえめ
火力より素早さを優先する理由はないので控えめ一択
- 努力値
H212(10n-1調整) C92 B4 D4(余り) S196(無振りアーマーガア抜き調整)
- 持ち物
いのちのたま
これでなければコンセプトが崩壊するので。
- 技
10まんボルト/むしのさざめき/エナジーボール/選択技
・10万ボルト メインウェポン。アーマーガア、ドヒドイデに
・虫のさざめき 身代わり対策。タイプ一致のサブウェポン
・エナジーボール メインウェポン。トリトドン等の草弱点の敵に
- 選択技
・ねばねばネット はねやすめや自己再生等の回復技読みに
・みがわり 一度使えばナットレイはほぼ何もできません
・まもる そこそこ耐久にも振っているので相手のダイマターン枯らしに
ダメージ計算
ダメージ計算には、ポケマスダメージ計算ツール(https://pokemass.com/swsh/dc)を使用しました。
仮想敵は全て非ダイマックスです。
- 10まんボルト
HB特化アーマーガアアーマーガア 確定1発
HD特化アーマーガア 乱数1発(84.8〜100%)
HB特化ドヒドイデドヒドイデ 確定1発
HD特化ドヒドイデ 確定2発(79.6〜94.2%)
- むしのさざめき
HB特化ランクルスランクルス 確定1発
HD特化ランクルス 確定2発(80.1〜94.4%)
HB特化ブラッキーブラッキー 乱数1発(85.1〜100.4%)
HD特化ブラッキー 確定2発(65.8〜77.2%)
HB特化ナットレイナットレイ 確定2発(52.4〜62.4%)
HD特化ナットレイ 確定3発(38.6〜45.8%)
- エナジーボール
HD特化ヌオーヌオー 確定1発
HD特化トリトドントリトドン 確定1発
補足
- なぜそんなにHに振るのか、というところなのですが、これだけ振っておくとランクが上がっていないギャラドスのダイジェットやダイストリームを耐えて10万で確1が取れるからです
- なぜアーマーガア抜き調整をするのか、というところは、HD特化の個体に抜かれていた場合、はねやすめで粘られて珠ダメや火傷、毒、砂嵐等のダメージを稼がれるのを防ぐためです。
おわりに
- 最後までご覧いただきありがとうございました。
どうでしょうか?少しでもクワガノンの強さがわかっていただけたなら書いた甲斐がありました。
素早い炎タイプのポケモンや岩タイプのポケモンに弱い反面、鈍足な耐久ポケモンには強いです。
選出するタイミングさえ考えれば活躍できるポケモンなので、ぜひ使ってみてください!
- 何か間違いがありましたら、コメントで優しく教えてくださると嬉しいです。