はじめに
こんにちは。この育成論を読んでくださり、ありがとうございます。
育成論の投稿はまだ1件だけで、かなり粗が目立つものになってしまうかも知れませんが、ご了承ください。
本題に入る前に、少しだけザマゼンタについて語らせてください。
ザマゼンタというポケモンは、対であるザシアンと比べられ、一見弱いような印象を受けている方が多いと思います。
しかし、ザマゼンタ(王)のフォルムでは合計種族値720、ザマゼンタのフォルムでも670と、ポテンシャルは決して低くない筈なのです。ポテンシャルを引き出せない我々が悪いのです。
シールドを買って後悔しているという方にも、是非ザマゼンタの魅力をお伝え出来たらいいと思います。
採用理由
環境上位の禁止級伝説に対してしっかり殴り勝てること、
多くの一般ポケモンに対して素早さで上を取れるため、強く立ち回れることが主な採用理由となっています。
役割
相手のエースアタッカーの対処、さらに広範囲へのダメージソースが主な役割となっています。
〈仮想敵〉
持ち物
とつげきチョッキ
今回採用した持ち物です。
ザマゼンタは特性によるステータス上昇で物理耐久については問題ないですが、特殊耐久に関しては何も補正がかからないので、とつげきチョッキで強化することで素早さや攻撃にも努力値を割くことができます。
くちたたて
ザマゼンタ(王)のフォルムに変わり、種族値も変化します。それにより、素早さ種族値が128になるため、メタルバーストを使える対象が広くなる利点があります。
こちらを採用する場合、種族値の変化に伴って努力値振りも変更する必要があるのでご注意ください。
努力値振りの例としては、素早さラインを95族抜きまで下げて素早さに108振り、H全振りで余りをAに振って性格いじっぱりと、素早さも保つ調整にするのがひとつ。
もうひとつは性格ゆうかんでHAに全振りするものです。こちらはメタルバーストがかなり広範囲に通ります。
どちらも攻撃がかなり高水準になるので、火力を出したい方にはくちたたてがオススメです。
チョッキが無い分特防は低くなりますが、カイオーガのしおふき程度なら耐えるので十分機能します。
こだわりハチマキ
この型には全く合わない持ち物ですが、一応紹介しておきます。
この持ち物は、ザマゼンタの高い素早さを活かして、上から高火力を叩き込めるのが強力です。
ですが、これを持たせる場合は、同じ持ち物のザシアンと比べて耐久力しか差別化点がないので、総合的に見ればザシアンの方が強いと言わざるを得ません。
性格
ようき一択です。
耐久に関しては特性とチョッキで事足りているので考えないものとして、攻撃と素早さを天秤にかけた時、素早さに補正をかけた方が恩恵が大きいためようきにしています。
努力値
HP
ザシアン(王)のじゃれつくを受けきるために最大まで振っています。
防御に振らない理由としては、メタルバーストの火力を少しでも高くしたいためです。
攻撃
メタルバーストを打つ相手がいない場合ただ殴り合うことしか出来ないので、素早さを抑え目にしてその余りを振っています。
素早さ
HPにたくさん振らなければいけなかったので、とりあえず最速エースバーン抜き調整に落ち着かせました。
あえて遅くしてメタルバーストの範囲を広げる事も考えましたが、そもそもの種族値が高すぎて限界があるのと、攻撃も十分に高いので一般ポケモンに対しては普通に殴った方が扱いやすいという結論に至ったので、今回の調整にしました。
防御&特防
ザシアン(王)のじゃれつくを1発耐えるための調整です。
技構成
〈確定枠〉
インファイト
タイプ一致攻撃技です。
これがないと火力が心もとないので必ず採用しましょう。
メタルバースト
普通殴りでは火力が及ばない禁止伝説級ポケモンに対して確1レベルの火力を与えられます。
後攻でないと使えないので注意しましょう。
〈自由枠〉
かみくだく
苦手相性のゴースト、エスパーに対して火力を出せます。
アイアンヘッド
苦手相性のフェアリーに対して火力を出せます。
怯みでワンチャンを狙えるのも強力です。
でんこうせっか
素早さで上を取られている相手に対するひと押しに使えます。
先攻を取れている場合でも、相手が悪あがきで先制技を打ってきそうな場合に仕留めることができます。
与ダメージ計算
インファイト
無振り一撃ウーラオス(いちげき) 107.4~128%(確定1発)
無振りゴリランダー 58.2~69.1%(確定2発)
HB特化ナットレイ 64~76.2%(確定2発)
HB特化きせきポリゴン2 51~60.4%(確定2発)
HB特化バンギラス 123.6~146.8%(確定1発)
Hぶっぱヒードラン 91.9~109%(乱数1発)
アイアンヘッド
無振りミミッキュ 77.8~93.1%(確定2発)
かみくだく
Hぶっぱギルガルド(シールド) 38.3~45.5%(確定3発)
Hぶっぱギルガルド(ブレード) 87.4~102.9%(乱数1発)
被ダメージ計算
※全てB一段階上昇状態で計算しています。
Aぶっぱザシアン(王)
※全てA一段階上昇状態で計算しています。
きょじゅうざん 46.7~54.7%(乱数2発)
じゃれつく 84.4~99.4%(確定2発)
Cぶっぱバドレックス(こくば)
サイコショック 49.2~58.2%(乱数2発)
サイコキネシス 55.2~66.3%(確定2発)
アストラルビット 36.6~43.7%(確定3発)
Cぶっぱカイオーガ
※雨補正込で計算しています。
しおふき 63.8~75.3%(確定2発)
意地っ張りAぶっぱ一撃ウーラオス(いちげき)
あんこくきょうだ(急所) 25.1~29.6%(確定4発)
インファイト 33.6~39.6%(確定3発)
意地っ張りAぶっぱバンギラス
ストーンエッジ 14.5~17%(乱数6発)
かみくだく 11.5~13.5%(乱数8発)
ばかぢから 22.6~27.1%(乱数4発)
ひかえめCぶっぱヒードラン
マグマストーム 28.6~33.6%(乱数3発)
ラスターカノン 22.6~27.1%(乱数4発)
Aぶっぱランドロス(霊獣)
じしん 27.6~33.1%(確定4発)
ばかぢから 22.1~26.1%(乱数4発)
意地っ張りAぶっぱ鉢巻ゴリランダー
※グラスフィールド込で計算しています。
グラススライダー 37.6~44.2%(確定3発)
ドラムアタック 42.2~50.2%(乱数2発)
苦手な相手
積みアタッカー
火力バフを積んでから殴る積みアタッカーに対しては、上から殴れても火力が及ばず、下からメタルバーストを打つにも1発で落とされてしまうという事態になりかねないので、積まれる前にザマゼンタをぶつけるか、他のアタッカーで対応する必要があります。
物理受け
物理方面の耐久を重視してアタッカーを止める物理受けに対しては有効な火力が期待できないので、タイミングを見てさっさと交代しましょう。
相性の良い味方
ザシアン(王)などの高火力かつザマゼンタに対して抜群を取れるポケモンに対しては、後出しからメタルバーストが間に合わないので、交代の際にクッションの役割が果たせるラグラージなどは相性がいいと言えます。
また、ザマゼンタに抜群で通るタイプを全て半減にできるはがねタイプのポケモンも相性が良いです。
おわりに
この育成論を読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を通して、1人でもザマゼンタを使おうと思ってくれる方がいればとても嬉しく思います。
感想や改善点、疑問などをコメントしていただけるととてもありがたいです。