こんにちは。育成論をご覧頂きありがとうございます。
サワムラー大好きマンことHRKNです。
以前にも2つサワムラーの育成論を投稿しています。以下にリンクを貼るので良ければご覧下さい。
育成論ソードシールド/2324
育成論ソードシールド/2743
皆さん充実したサワムラーライフを送っていますか?私は最近あんまりです。(ダイジェット環境が改めてキツすぎた)
閑話休題。シーズン10の新ルールが発表されましたね。
禁伝復活・ダイマ禁止という特殊な環境に思うところは色々ありますが、自分なりにシーズン10環境を推察して環境適応型サワムラーを考察しました。
新ルール下で運用した訳では無いので机上論に過ぎませんが、それなりにちゃんと考えたので良ければ参考にしてみてください。
はじめに
- 他の型との比較などは長くなってしまうため、意図的に言及を避けたり情報量を減らしている場合があります。疑問点等はコメント欄にて質問していただければお答えしますので、それ込みで評価していただけると嬉しく思います。
- 本論では公式用語以外の一般的な略称(H/A/B/C/D/S等)を用います。ご了承ください。
シリーズ10環境の考察
今とはガラッと変わった環境になることは間違いなさそうですよね。
まだ情報が解禁されたばかりですがダイマックス廃止とそれに伴う禁伝に求められる役割について予想されることを解説しようと思います
- ダイマックス廃止
今まで何があっても剣盾環境を支えてきたダイマックスともついにここでおさらばです。(ノД`)シクシク
ダイマックス廃止=ダイマックス技廃止ということで現在の環境に蔓延しているエースバーン、サンダーなどのダイジェッターは今より数を減らすのではないでしょうか。
高火力ダイマックス技で無理やり押し通すことも出来なくなるので、相対的にウーラオス(いちげき)やウオノラゴンなどの現環境にて非ダイマで高火力のポケモンが価値を高めそうですね。
ダイジェットが飛んでこなくなる点はサワムラーにとって追い風と言えます。
また、ダイマックスによる受けが成立しなくなるので環境全体の耐久力が下がります。バンギラスやネクロズマ(日食)のようなダイマックスで弱保を起動するポケモンも数を減らすと予想しています。
火力も耐久も全体的に下がっている分、輝石ラッキーやムゲンダイナのような一部の圧倒的耐久を持つポケモンが価値を高めて幅を利かせそうです。クソが
さらに、ダイマックス技で天候やフィールドの書き換えが不可能になります。そのため一方的に天候やフィールドを相手に押し付けて展開する戦術が増えると予想しました。
- 禁伝に求められる役割
前述の通り、環境全体の火力と耐久が下がった状態で禁止伝説ポケモンたちが帰ってきます。そのためシリーズ10で禁止伝説ポケモンに求められるのは圧倒的な数値を生かした制圧力、詰ませ性能だと考えました。
以前とあまり変わりないと思うかもしれませんが、壁貼りザマゼンタ(王)のようなサポートがメインの禁止伝説ポケモンは厳しい環境になりそうです。
ダイマックスで無理やり受けることが出来なくなる以上、上から超火力で制圧する戦術が極めて有効であり、それを実現可能な
ザシアン(王)、カイオーガatスカーフ、バドレックス(こくば)
火力の下がった環境に対して圧倒的ストッパー性能を誇る
ムゲンダイナ
これらのポケモンが禁伝枠のメジャー所になると予想しました。
この4匹を中心に環境が回っていくものとして本論を進めていきます。
採用理由と役割
(実は)高い特殊耐久を生かし、特殊アタッカーとの殴り合いと後続へのサポートが主な役割です。
前述した4強の内カイオーガatスカーフはアイテムさえ発動していれば対面での殴り合いで勝てます。
バドレックス(こくば)も相手の型次第ではありますが対面で倒すことができます。
ザシアン(王)相手にも上から飛び膝蹴りでダメージを重ねる、岩石封じでs操作をして後続へのサポートをする等十分に仕事ができます。
ムゲンダイナはさすがに役割対象外として割り切りましょう。4強の同時採用はありえないのでムゲンダイナの対策は他のポケモンで補えば問題ないです。
持ち物
特殊アタッカーと殴り合うだけの耐久力を得るために特防上昇効果のある持ち物を採用します。
- 案1サイコシードorミストシード
本論で取り扱っていく型です。
ダイマックスでフィールドが書き換えられる心配が少ない、軽業とのシナジー、特防上昇の有効活用等メリット満載なので基本このどちらかになります。
サイコシードの場合はカプ・テテフ、ミストシードの場合は数値が高く幅広い役割をもたせられるカプ・レヒレか補助技と自主退場技に優れるマタドガス(ガラル)と組み合わせて運用することになると思います。
どちらを使うかはお好みになりますが、先制技を採用している都合上若干ミストシードの方が噛み合わせに優れるのではないでしょうか。
ムゲンダイナへの性能を考えるとカプ・テテフも捨て難いですが、、、
その辺は環境の展開次第ですね
- 案2とつげきチョッキ
みんな大好き変態型です。とつげきチョッキを採用する場合は特性は捨て身を採用します。
シード型と比較して最初から特防上昇がかかっている点、捨て身を採用することで飛び膝蹴りの打点がさらに上がる点、テキスト表示されない為相手に読まれにくい点がチョッキ型のメリットになります。
ですが素早さ補正がかからないというあまりに大きなデメリットを背負うことになるので今回は取り扱いません。
もしこちらを採用するのならばSの努力値をもう少しAに回してヤケモンっぽい振り方にする事をオススメします。(ヤロテスタント限定ですが、、、)
特性
かるわざでほぼ確定。
後述しますが、軽業が発動下でカイオーガatスカーフまで抜けるように調整しています。
性格・努力値と調整
オシャレに5点振りです。5点振りする事で努力値効率が良くなるのと、ポケモン上手い人っぽく見えるメリットがあります。
- HD
雨下C特化カイオーガの威力150潮吹きをD↑込で確定耐え
=ミストフィールド下なら殴り合いで処理可能なライン
C特化バドレックス(こくば)のサイコキネシスもD↑込で確定耐え。サイコフィールド下でも最高乱数以外は1発耐えます。
(サイコショック採用の場合や黒の嘶き発動後の場合は天に召されます。南無。)
- S
軽業発動下でカイオーガatスカーフ抜き
=最速90族atスカーフ抜き
もちろんこの調整で4強は全部抜けます
- A・いじっぱり、B
他に足りない数値は無いので、火力を補うため余った分をAにつぎ込みます。火力はいくらあっても困らないのでいじっぱりにして補正もかけましょう。
無振りバドレックス(こくば)を確1まで入れれたら十分という方はAを削るのもありです。
余った4はBに回しておきます。
技構成
- 確定枠
飛び膝蹴りorインファイト
サワムラーの言わずと知れた代名詞。本論のサワムラーは起死回生で安定したダメージを出せないので飛び膝蹴りかインファイトを採用します。
H252カイオーガ位なら確定2発です。
4振りザシアン(王)に対しても飛び膝蹴りなら確2取れるので悠長に剣の舞等してくれたらブチコロしてあげましょう。
地獄突き
バドレックス(こくば)を倒すために必須。
ほぼピンポイントの採用ではありますが、裏にドラパルトやミミッキュ等のゴーストタイプが控えている場面で飛び膝蹴りが打ちにくい場合は一貫性のある悪タイプ技が重宝します。
バレットパンチorマッハパンチ
ミミッキュの化けの皮を剥いでから退場する、一撃ウーラオス(いちげき)やエースバーンとの不意打ち択、その他先制持ちへの最後っ屁etc.....使える場面は沢山あります。
一撃ウーラオス(いちげき)をより重く見るならマッハパンチですが、一貫性のあるバレットパンチを基本的にはオススメします。ミミッキュ←こいつうざいし^_^
- 選択枠
岩石封じ
本論ではこちらを採用。
ザシアン(王)との対面では基本的に岩封を打つことになると思います。
退場際に相手のSを下げて後続に繋げる点が優秀。
範囲の補完としても岩技は優れていますが、ストーンエッジ等の高火力岩技を採用したところでそこまでAに振っていないサワムラーの火力では倒せる相手はそんなにいないのでオススメしません。
地震
こちらも範囲の補完として優秀なサブウェポン。ただ岩技と同様に倒せる相手は余りいないのであまりオススメしないです。
ザシアン(王)に対しても飛び膝蹴りとほぼダメージが変わらなく確定数も変わらないです。
ムゲンダイナに役割を持たせたいなら採用必須ですが、H252ムゲンダイナに対して黒いヘドロ込みで受け切られてしまうので根本から育成法を変えた方が手っ取り早いです。
毒突き
カプ・レヒレ等のバレパンではキツいフェアリー対策として。調整次第ではありますがカプ・レヒレを確定2発で落とせる場合もあります。
ダイマックスとの相性を気にしなくて良くなったので今までより採用しやすくなりましたね。
こらえる
ダイマックス環境であれば起死回生と共に確定枠でした。
どうしても起死回生でロマンを求めたい!って人用。
与ダメージ計算
ダラダラ書いても読みにくくなるだけなので、技ごとに必要最小限の記載に留めます。
不足があればコメント欄で指摘お願い致しますm(_ _)m
- 飛び膝蹴り
無振りカイオーガ 62.2%~73.7% 確定2発
H252カイオーガ 52.6%~62.3% 確定2発
無振りザシアン(王) 52.6%~62.8% 確定2発
H188ザシアン(王) 46.0%~54.9% 乱数2発(58.9%)
無振りムゲンダイナ 23.7%~28.3%
HB特化ポリゴン2 53.1%~63.5% 確定2発
無振り一撃ウーラオス(いちげき) 114.2%~134.8% 確定1発
B252補正輝石ラッキー 78.1%~92.9% 確定2発
H252ディアルガ 82.1%~98.5% 確定2発
無振りエースバーン 81.2%~95.4% 確定2発
- 地獄突き
- バレットパンチ
- 岩石封じ
被ダメージ計算
こちらもダラダラ書いても仕方ないので、調整意図と目安のところだけ記載します。
多分物足りないと思うので必要な所あればコメントください。
シード発動前提(D↑)で計算しています。
C特化カイオーガ雨下潮吹き 82.8%~98.0% 確定2発
C252バドレックス(こくば)サイコフィールド下
サイコキネシス 85.3%~100.6% 乱数1発(6.2%)
C252サンダー暴風 64.9%~77.7% 確定2発
C252アナライズポリゴン2トラアタ 21.0%~25.4%
C252カプ・レヒレムンフォ 47.1%~57.3% 乱数1発(83.9%)
苦手なポケモン
サワムラーの育成論でいつも言ってる気がしますが、ランドロス(霊獣)がすごく苦手です。
その他にも本論のサワムラーは割と役割を搾っているのでキツイ相手も多いかと思います。
そのため通せる時はしっかり通す、キツそうなら無理に選出しない、という判断がすごく大事になります。
相手次第でサワムラーを通せない時の裏の基本選出まで考えてパーティを組むことをおすすめします
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。サワムラーの強さを少しでもお伝えできていれば幸いです。
まだまだ未知の環境なので何が起こるかわからないですが、ダイパリメイク前最後のルールとなりそうなので全力で駆け抜けようと思います。
勢いに任せて書いた記事なのでおかしな所が色々あると思います。コメント欄で指摘してくれると嬉しいです。
良ければコメントと評価お待ちしております。
よろしくお願い致します。🙇♂️