キュワワー- ポケモン育成論ソードシールド

みんな仲良し受けルに輪を

2021/05/12 12:20 / 更新:2021/06/20 14:40

キュワワー

HP:HP 51

攻撃:攻撃 52

防御:防御 90

特攻:特攻 82

特防:特防 110

素早:素早 100

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キュワワー  フェアリー  【 ポケモン図鑑 】

性格
ずぶとい(防御 攻撃)
特性
ヒーリングシフト
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:252 / 特防:4
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:158-51-156-102-131-120 (素早さ比較)
覚えさせる技
こうごうせい / ちょうはつ / やどりぎのタネ / ドレインキッス
持ち物
ゴツゴツメット

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊受け / ダイマックス指定なし
登録タグ

考察

以前の論ダグトリオダグトリオエレザードエレザードレパルダスレパルダスラルトスラルトスミカルゲミカルゲヤミラミヤミラミでは多くの閲覧・コメント・評価ありがとうございました。
久しぶりに投稿します。よろしくお願いします。

現環境の受けルとキュワワーキュワワー

以前には受けルで最終1位をとった方もいる程に強い戦術である受けルだが、現環境で「受け対策」というものも固定化しつつあり、実際受けルーパー達を苦しめていると思う。

ドヒドイデドヒドイデエアームドエアームドも受からず、選出の時点で非常に強力な圧がかかる(ピクシーピクシーカプ・ブルルカプ・ブルルなどの選出を強いられる)。

受けルはその性質上迅速処理ができないため、これらの昆布戦法を容易に通させてしまう。実際には自然回復ラッキーラッキーハピナスハピナスで緩和できたりするが、それでも相手に積む隙を与えてしまう。

渦潮挑発でラッキーラッキーハピナスハピナスの特殊受け枠を潰してからサンダーサンダー等を展開してきたり、挑発瞑想で詰ませてきたり、また拘りトリックで負荷をかけてきたりする。

身代わり瞑想で詰ませてくる。

このキュワワーキュワワーが対策したいのはだいたい上記である。

キュワワーキュワワーについて

S18中期現在 使用率:126位

HP 51
攻撃 52
防御 90
特攻 82
特防 110
素早 100
平均 80.8 (計485)

特性ヒーリングシフト
自分の使う回復技の優先度が3だけ加算される。優先度0の回復技も優先度+3として『すばやさ』に関係なく先制攻撃できる。対象となる回復技は『こうごうせい』や『ギガドレイン』『ドレインキッス』『フラワーヒール』『ねむる』など技の直接効果で回復する技のみで、『やどりぎのタネ』や『グラスフィールド』など状態変化技や『かふんだんご』には影響しない。(当サイトより)

全体的に低種族値である。また受けルに入れる物理受けとしては致命的なほどに物理耐久がない(ヌオーヌオーより更に一回り柔らかい)。
一方特殊耐久は中々にあり、またSが非常に早い。
特性は非常に強力なもので、基本的に受け出し後のHP残量が半分は必須である受けルにおいて、例え赤ゲージまで削れたとしても粘っていける。
この特性が低すぎる物理耐久を補っており、例えば相手のDMに全快で受け出し70%を入れられたとしても、そこから先制回復でDMを枯らすことができてしまう。

本論のキュワワーキュワワーは、ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)受けとして最低限の物理耐久を持ちつつ、カプ・レヒレカプ・レヒレクレセリアクレセリアを上回るSから挑発、また宿り木の種によりサイクル負荷をかけていくことをコンセプトとする。

差別化

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)受けという観点で絞ると、差別化対象はカプ・ブルルカプ・ブルルピクシーピクシーがいる。

宿り木挑発を覚える。高速再生技の有無、ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)からの毒突きで崩されない点により差別化。

天然によりカプ・レヒレカプ・レヒレ対策となる。挑発の有無により差別化。

そもそも、受け出し時ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)に交代読み弱点技を受けた場合に試合を続けることができるのはキュワワーキュワワーだけである。ゴツメ先制回復で粘ることもできるし、ダメージレースが厳しければ上からドレインキッスで仕留めることができる(そのため相手の悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)は交代読み弱点技を打ててもそれ以上突っ張り辛い)。
差別化は容易だと考える。

構成

  • 努力値 

252-0-252-4-0-0
HB振り。H実数値は158となり弱点ダメ非効率だが、再生の回復量があがり、また当然物理耐久も最大である。元々物理耐久がギリギリなため振り切りを推奨。

  • 持ち物

ゴツメで確定。ザシアン(王)ザシアン(王)に対するヌオーヌオーのように、ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)受けとして再生連打で負荷をかけることができる。

  • 技構成

有用な技が多いので選択技を広く取る。
確定技
◎光合成
ヒーリングシフトにより優先度+3で打つことができる。

選択技
◎挑発
キュワワーキュワワーがS100から挑発を打てることは知名度も低く、また採用率も低いため通りやすい。
◎宿木の種
高負荷の技。
◎ドレインキッス
ヒーリングシフトで上から打つことができる。
無振り悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)に乱1(6,3%)。ゴツメ×1込みで確定である他、光合成の回復量を上回るため、DM悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)に安定する。
○甘える
下から甘える→上から再生により、エースバーンエースバーンA252珠巨大火球(74,7〜94,3%)のような高火力を受けられるようになるため有力。
○蜻蛉返り
サイクル操作技。
○まきつく
挑発巻き付くにより嫌がらせができる。有利対面から交代読みで打つと相手は釣り交換できず高負荷。
○草結び・ギガドレイン
カバルドンカバルドンには挑発後後続に負荷をかけることができるが、クイックターンを持つラグラージラグラージには難しいための打点(半分くらい入る)。
ギガドレインはヒーリングシフト対応。
○堪える
相手の連撃ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)にゴツメを食い込ませる他、相手のDMターンを枯らす際に有効。汎用物理受けとは呼べない耐久であるため汎用性の確保に。

ダメ計

鉢巻A特化悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき) 暗黒強打
 41,1〜48,7% 確定3発
鉢巻A特化ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき) 毒突き・アイアンヘッド
 73,4〜87,3% 確定2発
A特化ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき) ダイスチル(アイアンヘッド)
 72,2〜86,1% 確定2発
鉢巻A特化連打ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき) 水流連打3発
 77,8〜91,8% 確定2回
C特化カプ・レヒレカプ・レヒレ ムーンフォース
 42,4〜50,0% 乱数2発(0,4%)
珠A252エースバーンエースバーン ダイジェット(飛び跳ねる)
 65,2〜77,2% 確定2発
珠A252エースバーンエースバーン 巨大火球
 71,7〜94,3% 確定2発
珠A252ドラパルトドラパルト ダイスチル(鋼の翼)
 84,2〜98,7% 確定2発
珠C252サンダーサンダー ダイジェット(暴風)
 86,6〜104,4% 確定2発(25,0%)

汎用受け、とはいかないまでもDMターン枯らしの仕事はできる程度の耐久。

以上です。

お読み頂きありがとうございました。コメント・評価もお待ちしております。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2021/06/20 14:40

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コメント (7件)

  • ページ:
  • 1
21/05/12 13:00
1
物理耐久はヌオーより一回り柔らかく脆い、代わりに特殊耐久があるとありますが、特殊耐久も数値はヌオーの物理耐久より低いですよ。
ヌオーも物理耐久は受けループに入れるにしては低いものの、そこまで低い訳ではないので、「物理耐久はエースバーンより一回り脆い」とでも書けば脆さが伝わるかと。
21/05/12 13:15
2(@Smeargleee)
<1
コメントありがとうございます。
物理受けとして見れば特殊耐久はまあまあある方と思います(ドヒドイデドヒドイデなどには及びませんが)。
本論のキュワワーキュワワーカプ・レヒレカプ・レヒレクレセリアクレセリアを役割対象に含めなければならないため、その記述は必要なものでした。特殊耐久はあんまりないけど一応足りるよ〜という記述を足すのは冗長に思えたため、このような記述になりました。実際、Dに振らずとも先述の役割対象には充分な耐久があるため間違った記述ではないと思います。
また、基本的にHB振りして受けルに入れるポケモンとして比較対象にヌオーヌオーを挙げている訳で、エースバーンエースバーンでは逆に伝わりづらいと考えております。
論への導入は見送らせて頂きますが、ご理解頂ければと思います。
21/05/12 13:20
3(@Smeargleee)
失礼。>1
21/05/12 15:44
4イア (@aidmpodcast)
投稿お疲れ様です。

対悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)に重点を置いた場合キュワワーキュワワーはトップクラスの性能がありますが、それ以外は他のフェアリーと比べ性能が見劣りするなという印象です。カプ・ブルルカプ・ブルルには草技の有無による対水等の処理スピード・フィールドによる味方の回復、挑発も取得可能。ピクシーピクシーには天然による積ませ性能もしくは、マジックガードによるカバルドンカバルドンの欠伸ループカット等々があり対ウーラオスに加え受けループにはプラスに働く性能です。論内の中盤に述べられている通り、挑発によるカプ・レヒレカプ・レヒレの阻害は大きな強みかと思いますがカプ・ブルルカプ・ブルルでも誤魔化せる範囲です。またクレセリアクレセリアに関しても受けループに採用されやすいバンギラスバンギラスで対応や可能であることやカプ・ブルルカプ・ブルルに挑発を採用する等ができるため、pt単位で見た場合キュワワーキュワワーの役割は他で分散可能で、採用するスペースは厳しいかなという印象でした。
受けループのウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)処理は毒づきケアでドヒドイデドヒドイデを経由してフェアリーに受け回したりしていますので、ある程度は毒づきのリスクは軽減できていると思います。そのためキュワワーキュワワーの「毒づき被弾を、ある程度ケアできる」のは大きな差別化になるのか疑問で毒のリスクや光合成とドレインキッスの拓になることを考えると不利よりで、差別化として弱いなという印象です。

上記でも述べましたが、ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)性能は素晴らしいですが受けループに入れるほど受けループ側も余裕は無いと考えられます。
21/05/12 16:27
5(@Smeargleee)
>4
コメントありがとうございます。
正直否定はできないですね…。マイナー寄りのポケモンではあるので。
ただ、フェアリー枠という必須枠の中でどれだけの仕事を持たせることができるかという点において、キュワワーキュワワーが他フェアリーに完全に劣っているということもなく、一定のアイデンティティはあるだろうという点で書かせて貰った次第です。対ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)性能は最も光りますし、対役割対象外との対面においてカプ・ブルルカプ・ブルルよりHP管理が容易且つ耐性で上回るため抗いやすいです。耐久で他に劣るとは書きましたが、後攻宿り木+先制回復により物理特殊どちらにも強く粘れることは他にない性能です。
また論に書くべきだったと思ったのですが、キュワワーキュワワーは、例えばフェローチェフェローチェのようなアタッカーが入った非純正受けルの中で適性があります。私の試運転ではレジエレキレジエレキでした(これはあまりお勧めしませんがね…)。
先制ドレインキッスは先制技の中でも威力が高い部類で、アタッカーの詰めとして使えます。アタッカー+受け+2という選出枠において、不利対面で粘る力はより評価できるはずです。
参考になりました。コメント誠にありがとうございました。
21/06/16 03:52
6キュウべぇ (@Q_poke_p)
育成論拝見しました。コメント失礼します。
気になった部分が2つあるのでお聞きします。
1つ目:差別化の項目でカプ・ブルルカプ・ブルルがありましたが、S85というのは性格呑気の場合の努力値無振りの実数値でと言う事でよろしいですか?種族値であれば75なので気になりました。
2つ目:同じくカプ・ブルルカプ・ブルルなのですが、「S85且つ」とありますが、この素早さである事に何か特有のメリットがあるのでしょうか?
この2点が気になりました。私も受けループを使っていますので、お互い参考になればと思い質問させていただきました。
21/06/17 03:17
7(@Smeargleee)
>6
コメントありがとうございます。
ご期待に添えないようで申し訳ないですが、どちらも私のミスによるものです。
カプ・ブルルカプ・ブルルのS種族値は実際には75で、本論で問題となるクレセリアクレセリアに対し上から挑発を入れるようなことはできません。挑発が役立つケースは専らカバルドンカバルドンラグラージラグラージドヒドイデドヒドイデ等の低速ポケモンです。
ご指摘ありがとうございました。
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