はじめに
こんにちは ずんだもち です。
今回初投稿させて頂きます。
至らない点もあると思いますが、御了承下さい。
この育成論では一般的な略称等を用います。
また、全てのポケモンは理想個体を前提としています。御了承下さい。
ダメージ計算機には、「Soldier Calc ダメージ計算機 for ポケモン ソード・シールド」様をお借りしました。
今回は不遇ポケとして扱われているザマゼンタ(王)を何とか活躍させてやれないかと思い、ナマコブシからのバトンタッチで無双する型を思いつきました。
採用理由
優秀なタイプ
ザマゼンタ(王)のタイプは かくとう はがね で、独特な耐性を持ちます。
抜群3つに耐性8つ、無効は1つで、その内2つが4/1です。
同タイプにルカリオとコバルオンが居ますが、その中で1番耐久力があり、Aも130あるので、攻防共に優れています。
技範囲の広さ
ザマゼンタ(王)はザシアン(王)よりも技が強くありません。当たり前です。
ですが技範囲は広いです。
反射技のメタルバースト、3色牙も覚えて、物理技だけで見たら合計タイプは10個と、中々の範囲を持ちます。
(ザシアンは11個とかいったそこの君、やめましょうね)
有利不利がはっきりしている点
ザマゼンタ(王)はDもかなりありますが、Bに特化させるとそちらは疎かになりやすいです。
ですが、逆に言うと「〇〇には強いが、〇〇には弱い」といったことがわかりやすく、対面を作りやすいのも特徴です。
また、ザマゼンタ(王)は ほのお、かくとう、じめんといったメジャーなタイプを弱点にしていて、それらに強いポケモンと組みやすいのも良い点です。
型の読まれにくさ
ザシアン(王)はくちたけんが殆どですが、ザマゼンタ(王)は脱出パック型等もあり、そもそもザマゼンタ(王)自体マイナーなので、選出時点で型が読まれにくいのも良い点です。
特性
ふくつのたて
特に何も言うことはありませんDも上がって欲しかった
持ち物
くちたたて
耐久の底上げの為に。
又、チョッキのほうが総合耐久指数で勝りますが、
ザマゼンタと比べてザマゼンタ(王)の方がSが10遅く、ソレだけで後攻を取れる相手が変わってくるのでこの持ち物にしています。
性格・努力値と調整
・今回の型
H252 A252 B4
性格:いじっぱり
H:多少の特殊受けと、Hに振ってもBに振っても受けれる範囲が全然変わらないので252振り
A:ザシアン(王)と比べて足りない火力を補う為(安定感をあげたいのであればBに回すのも有)
B:残り
・耐久振り調整
H252 B252 A4
性格:ずぶとい
H:耐久を上げるため
A:残り
B:耐久を上げるために
この調整にすることで、エースバーンの玉キョダイカキュウも確定で受けられるようになります。
ダメージ計算では前者の調整を使っていきます。
技構成
・確定技
メタルバースト
この育成論のコンセプトなので確定。
高い耐久との相性がいいので採用。
リベンジ
メタルバーストと同じく、育成論のコンセプトなので確定。
又、かくとうタイプの技としてデメリットが(ほぼ)ないので採用。
・準確定技
きょじゅうだん
はがねタイプの攻撃技枠。
パーティーによって入れない可能性もあったので、準確定技としておきます。
・選択技
じゃれつく
無効タイプがなく半減のはがねタイプにはかくとう技が刺さるため、広い範囲に対応することが可能。
命中がやや不安だが、ドラゴンタイプに対して優位に立てる。
サイコファング
壁破壊とドヒドイデ等に対しての打点。
ウーラオス(いちげき)(一撃)などに無効にされる点に注意
かみくだく
命中安定技と、格闘が効かないゴーストへの打点。
防御をさげられるので、ヌオーなどのてんねん持ちなどにも強く立ち回れる。
こおりのキバ
サンダーやランドロス(霊獣)など、トップメタに対して弱点をつける技。
威力が低いのが難点。
ねむる
長期戦をするにあたっての候補。
純粋な攻撃技がリベンジと合わせて2つしか無くなるので、役割範囲は狭くなる。
インファイト
リベンジと違い、上からバンギラスやラッキーなどに対して弱点を着いて攻撃ができる技です。ですが、のろいで上げられないDダウンもしてしまうのでそこは注意です。
PT単位でバンギラスなどが重い場合の選択になると思います
この技を入れる場合「リベンジ」を抜くことになりますが、リベンジはこの育成論のコンセプトのひとつなので、確定技の中に入れて起きます。
立ち回り例
後述するナマコブシからのバトンタッチから後攻バトンで降臨するのが基本戦術となります。例外としてほかのポケモンにバトンを回したり、相性有利の場合最初からザマゼンタ(王)を出すこともあります。
与ダメージ計算
無振りサンダー(性格補正なし)
きょじゅうだん
=64.8〜76.3%(確定2発)
無振りウーラオス(いちげき)(一撃)
じゃれつく
=130.2〜155.4%(確定1発)
H252ドヒドイデ(性格補正なし)
サイコファング
=48.4〜57.3%(乱数2発)
H252バンギラス(性格補正なし)
リベンジ
=202.8〜239.6%(確定1発)
H252ゴリランダー(性格補正なし)
きょじゅうだん
=99〜117.3%(乱数1発)
H252ランドロス(霊獣)(性格補正なし)
こおりのキバ
=91.8〜110.2%(乱数1発)
A±0で一撃突破はほぼ無理です。
被ダメージ計算
攻撃する側の性格は補正ありとします。
又、ザマゼンタ(王)側はB+1上昇として計算します。
命の玉持ちA252エースバーン
ダイバーン(かえんボール)
=75.8~91.4%(確定2発)
拘り鉢巻持ちA252ウーラオス(いちげき)(一撃)
インファイト
=82.4〜97.4%(確定2発)
持物無A252ランドロス(霊獣)
じしん
=51.2〜60.3%(確定2発)
A+1上昇A252ザシアン(王)
インファイト
=67.3〜79.3%(確定2発)
命の玉持ちA+2上昇A252ミミッキュ
じゃれつく
=41.7〜49.7%(確定3発)
持物無A+2補正A252ゴリランダー
キョダイコランダ(フィールド補正有)
=23.1.〜27.1%(乱数4発)
持物無C252カイオーガ
しおふき(HP満タン)
=85.9〜101.5%(乱数1発)
持物無A252ガブリアス
ダイアース(じしん)
=58.2〜70.3%(確定2発)
持物無A+1補正A252ネクロズマ(日食)
じしん
=52.2〜62.3%(確定2発)
拘り鉢巻持ちA252ヒヒダルマ(ガラル)
フレアドライブ(ごりむちゅう補正有)
=58.2〜69.3%(確定2発)
拘り鉢巻持ちA252ウオノラゴン
エラがみ(相手が先制した場合)
=67.8〜80.4%(確定2発)
相棒ナマコブシについて
今回の型のザマゼンタの相棒はナマコブシです。
ガラルにいるポケモンの内、のろいとバトンタッチを両立出来るポケモンの中で1番耐久が高いのがナマコブシです。
それ以下もそれ以上もありません。
特性はてんねん、技構成はのろい、バトンタッチが確定枠で他はお任せです。
ザマゼンタ(王)はコンセプト的に積み技や耐久型に弱いので、ナマコブシに「ちょうはつ」を覚えさせるのもアリです。
持ち物は何らかの能力up木の実で、バトン先のザマゼンタ(王)の能力をもっとあげる役割も持ちます。
又、ザマゼンタ(王)が不利なポケモンをカウンター、ミラーコートで最低1人持って行ける可能性もあるポケモンです。
のろいについて
のろいはゴースト以外のポケモンが使うと、ABを1段階上げ、Sを1段階下げます。
これによって単純な火力と耐久の底上げもでき、尚且つ本来はデメリットのS減少によって、メタルバーストを後攻で打ちやすくなる他、リベンジのデメリットをあまり受けなくなります。
本来Sが高いザマゼンタ(王)ですが、それによってメタルバーストが遅いポケモンに決まらない…などといった問題を、のろいで解決するといった型です。
ザシアン(王)との差別化
ザマゼンタ(王)の育成論を書く上で一番考えたことですが、
「メタルバースト」の有無と耐性、言ってしまうとそれしかありません。
ですが、ザシアン(王)のように耐えられて反撃されたりすることは(あまり)ありません。このコーナーで言うのもなんですが、無理に差別化しようとせずそれぞれの強いところを使い、逆に弱いところは他のポケモンに助けてもらったらいいと思います。そもそもそうしないとザマゼンタ弱くなる
苦手なポケモン
弱点技も持ち前の耐久である程度
耐えることが出来ますが、ザシアン(王)が苦手なてんねん持ち等にはザマゼンタ(王)も普通に弱いです。ヌオーには多くの場合手も足も出ないので注意。
相性のいい味方
鉢巻ナットレイと組み合わせて使うと、バトン先が増える他、ジャイロボールの威力も上がって非常に相性がいいです。受け偽装構築に見せることも可能ですが、格闘の一貫ができることは注意です。
おわりに
ザマゼンタは「ザシアンの劣化」と言われることもありますが、ザマゼンタ(王)にしかできないことも沢山あります。
残り少ない禁伝環境、ザマゼンタ(王)を使ってみませんか?
初投稿のため、見づらい点があると思います。
誤字脱字や修正点、ダメージ計算など、間違った所があれば指摘して頂けると幸いです。