ランクルス- ポケモン育成論ソードシールド

これぞ受けループ界の救世主!ぽよぽよポケモンランクルス!

2021/01/07 11:18 / 更新:2021/01/09 20:11

ランクルス

HP:HP 110

攻撃:攻撃 65

防御:防御 75

特攻:特攻 125

特防:特防 85

素早:素早 30

ツイート3.383.383.383.383.383.383.383.383.383.38閲覧:12587登録:2件評価:3.38(4人)

ランクルス  エスパー  【 ポケモン図鑑 】

性格
おだやか(特防 攻撃)
特性
マジックガード
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 特攻:4 / 特防:252
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:217-63-95-146-150-50 (素早さ比較)
覚えさせる技
サイコショック / トリック / めいそう / じこさいせい
持ち物
かえんだま

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
受け / ダイマックス指定なし
登録タグ

考察

こんにちは。じゃくしゃです。
S9振りに剣盾レートに帰って来ました。
いやー、凄いですね。S13。受けループで1位ですよ!!!〇本さん尊敬してます。
僕も受けループが好きでよく使っているのですが、
今回そのメンバーの中でも特に使用感が良かったランクルスランクルスランクルスについてまとめていこうかなと思います。
上位勢は既にパーティに取り入れてる方もいて、
ぽ〇っと〇ぁんくしょん!様などで見知っておられる方もいるかもしれませんが
ポケ徹を参照した所受けループに採用するタイプのランクルスがいなかったので自分が書こうと。
これを見て少しでも受けループについて知ってもらい、また使っていただければなと思います。

注意点

  • この育成論では他の論でも使用されているレベルの略語や用語を使用します。わからんかったらググるなり聞くなりしてください。
  • この型は受けループに採用する前提の型です。受けループ、もしくはそれに準ずるサイクルパーティ以外での採用はおすすめしません。

採用理由と役割

主な役割対象として挙げられるのは
ドヒドイデドヒドイデナットレイナットレイなどの受けポケモン
・やどみがテッカグヤテッカグヤエルフーンエルフーンなどのやどりぎを用いたハメ戦術使い
カバルドンカバルドンに代表されるステルスロック+あくび使い
・(対面限定で)サンダーサンダーウツロイドウツロイドなどの特殊アタッカー
などです。
受けループミラーやあくびステロからの展開構築に安定して勝つことができるというのが採用理由となります。
ある程度汎用性を持たせるためにHDに振り切って瞑想で対面から特殊も見れるようになっています。
受け出せるわけではないです。

また、当サイト既存の論の瞑想ランクルスの育成論との違いは何かという質問がありました。
しかし、あちらの型は初手ダイマ構築などの後発として投げ、居座りながら積んで詰ませるというコンセプトなのに対して
こちらはサイクルのパーツとしての採用で、苦手な相手が来たら居座らずに受け回すという運用方法の違いがあります。
そもそもの採用意図がことなるため差別化は不要だと考えます。

※@アイ様のご指摘より
ドヒドイデはくろいきりを持たない個体にのみ勝てます。霧持ちにも負けはしませんがTODとなってしまうため全ドヒドイデを安定して見ることは出来ません。
@アイ様ご指摘ありがとうございました。

この型の強み/他のランクルスランクルスとの差別化

他のランクルスランクルスではなくこのランクルスランクルスを採用する1番のメリットは、一時期流行していてかつ受けループにとって重かった並びである
カバルドンカバルドンナットレイナットレイサンダーサンダーウツロイドウツロイドの並びに対してカバルドンカバルドンに厚くメタを貼りつつ汎用的な選出が可能になることです。
他のポケモンに対しても仕事が出来るのでカバルドンカバルドンが来なかった時でも腐らないのがミソ。

カバルドンカバルドンは受けループ使いからするとかなり厄介な相手です。
カバルドンカバルドン+αを見ることができ、かつ味方の負担軽減が可能なこのランクルスランクルスは唯一無二です。
また、鉄壁瞑想アシパのランクルスランクルスは悪を受けだされると何も出来なくなるという弱点があります。
しかしこの型なら環境に多く存在する悪タイプの一体であるウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)などの物理悪にかえんだまトリックで抗うことができます。
また、かえんだまトリックは役割対象であるナットレイナットレイに対してとても有効で、
・味方全体の負担を減らす
・高速再生技のないナットレイナットレイの回復ソースを奪う
・定数ダメージを与える
という3つの仕事を一手でこなすことが出来ます。
これもただの詰ませるランクルスランクルスにはない強みでしょう。

持ち物

かえんだまが確定欄です。
自らやけど状態となることであくびで眠らされるのを阻止するというのがかえんだまの採用意図です。
後投げしてくる相手の物理アタッカーに対して交換読みトリックで機能停止させることも可能です。
また、どくどくだまでも代用可能です。パーティでポリゴン2ポリゴン2がどうしても重い場合どくどくだまトリックをすればかなり楽に勝てるので候補には上がります。
ただ現在受けループに選出されやすいみがわりポリゴン2ポリゴン2は数が減っており(S14現在使用率TOP10にみがわりなし)、腐る場面が少なくないのでかえんだまを推奨します。

特性

マジックガードで確定です。
やけど状態での自傷を防ぐ
やどりぎを喰らわないことで相手の回復ソースを奪う
ステロや天候ダメなどの確定数ずらしを受け付けない
などなど多岐に渡る理由からマジガ一択ですね。
変えようがないです。

性格・努力値と調整

性格はおだやかでHD252、あまりは火力を出すためにCに4振りました。
正直HBでもHDでも運用自体は可能ですが、今回は瞑想を活かして相手の特殊エースとの撃ち合いもこなしてもらおうということでHDとしております。
HBかHDかはパーティごとにランクルスランクルスで見たい相手次第でカスタマイズしてOKです。
主な役割である受けルミラーとカバを潰す仕事は出来ますし。
一応HBのメリットとしては
カバルドンカバルドンに安定して役割遂行できる
・中火力物理に対して突っ張ってかえんだまトリックで強引に機能停止させるムーヴができる
のふたつがあります。
HBでもHDでもランクルス自体はそこまで硬くないのでランクルスランクルスは受けループ版のクッションのようなものだと思ってください

技構成

サイコショック

タイプ一致打点。
唯一の攻撃技です。
サイキネは?って聞いてくる方いそうなので先に答えておくと、
瞑想の積みあいになった時にショックがあればダメージレースに勝てるため
積みあいをし得るこの型ではサイキネの採用はほぼナシです。HBならサイキネの採用が無難ですね。

トリック

相手にかえんだまを押し付けます。
ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の後投げを読んでかえんだまを押し付けるってのが1番多い使い方でした。
たまにナットレイナットレイにも押し付けてました。

めいそう

サンダーサンダーウツロイドウツロイドをやんわりと見ることが出来る技です。調整の項でも述べた通りめいそうがあるからといってランクルスランクルス一体でサンダーサンダーウツロイドウツロイドを見ようとはせず、必ずもう一体特殊受けを選出しましょう。ランクルスランクルスの役割は特殊受けではなく受け潰しです

じこさいせい

受けループでおなじみの高速再生技です。サイクルを回すにあたり回復ソースとして重宝します。

HBの場合
ショック→サイキネ
瞑想→サブウェポン(シャドボ、気合玉、雷...etc)
とするのが無難ですね。

与ダメージ計算

ダメ計は分かりやすく簡潔に。
役割対象を中心に記載していきます。

・サイコショック
無振りサンダーサンダーに対して
38.1〜45.4%(確定3発)

H4、B76振り(ビーストブーストでSが上昇)ウツロイドウツロイドに対して
91.8〜110.2%(56.2%の乱数1発)

HB特化ドヒドイデドヒドイデに対して
38.2〜45.8%(確定3発)

HB特化ナットレイナットレイに対して
8.8〜11.0%(確定12発、乱数10発)

HB特化エルフーンエルフーンに対して
26.9〜32.3%(確定4発)

HB特化カバルドンカバルドンに対して
18.6〜22.3%(70.8%の乱数5発)

HB特化テッカグヤテッカグヤに対して
9.8〜11.7%(確定11発、乱数9発)

被ダメージ計算

・無振りナットレイナットレイのジャイロボール
22.1〜26.4%(13.7%の乱数4発)

・C252珠サンダーサンダー
ボルトチェンジ
28.5〜34.1%(0.6%の乱数3発)

ダイサンダー(10万ボルト)
52.0%〜61.7%(確定2発)

・C172(ビーストブーストでSが上がる調整)のC+1ウツロイドウツロイド
メテオビーム
52.9〜62.6%(確定2発)

ダイロック(メテオビーム)
61.2〜72.3%(確定2発)

C4エルフーンエルフーン
ムーンフォース
16.5〜19.8%(確定7発、乱数6発)

無振りカバルドンカバルドン
地震
36.4〜43.3%(確定3発)

無振りテッカグヤテッカグヤ
ヘビーボンバー
40.0〜47.4%(確定2発)

エアスラッシュ
20.7〜24.8%(確定5発)

苦手なポケモン

何度か論中にも出てきた通り後投げされやすい悪ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)を苦手としています。
交換読みトリック決めないと裏が一体消し飛びます。
総じて悪タイプにかなり隙を見せるため不利です。
フェアリーや悪タイプをサイクルに採用して補完しましょう。

相性の良い味方

受けポケモン全般ですね。受けルに採用されがちなポケモンの共通の弱点であるステロ+あくびやどりぎ+みがわりを透かすことが出来るので相性がよく、かつ採用理由に直結する部分です。
ざっと並べるとドヒドイデドヒドイデバンギラスバンギラスカプ・ブルルカプ・ブルルナットレイナットレイエアームドエアームドヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)トリトドントリトドンヌオーヌオーハピナスハピナスラッキーラッキーポリゴン2ポリゴン2...etc

以上です。
かわいいので受けループ使いのチー牛のみなさん是非使ってください!
結構ガチで強いです。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2021/01/09 20:11

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コメント (7件)

  • ページ:
  • 1
21/01/07 11:33
1じゃくしゃ (@jaxsha_sub)
論の中身でも、書き方でも、なんなりとコメント欄にお書きいただければと思います!
より良い育成論を作るためにご協力お願いします!
21/01/07 12:32
2@アイ

既存の瞑想ランクルスランクルスの育成論と役割等は特に変わらなくフォークするか違いを明確化すべきです。投稿者様の調整の欄でも「hbとhd でも役割遂行に変わりなくpt次第」と述べておられますので既にある育成論と何が違うのか記入が必要だと思います。

サイコショックで、くろいきりドヒドイデドヒドイデに勝てるのか疑問です。素早さもドヒドイデに負けており、くろいきり自己再生でtodになることが考えられます。

最後にナットレイのジャイロボールのダメージ計算はあってますか?ジャイロボールの威力下がりそうですけど。
21/01/07 12:41
3さんサンSAN
 ウツロイドウツロイドのビーストブーストでSが上がる調整はC172ですよ。それと、役割対象として挙げられているやどみがテッカグヤテッカグヤエルフーンエルフーンカバルドンカバルドンのダメージ計算もあったらいいなと思います。
21/01/07 13:43
4じゃくしゃ (@jaxsha_sub)
>2
コメントありがとうございます。
まず、既存の瞑想ランクルスとの差別化点について。
瞑想溶けるアシパという構成は居座り前提の型であり、こちらのランクルスはサイクルパーツであるため似たような動きは出来ますがそもそも採用意図が異なります。
よって差別化は必要ないと考えますがこのことを論中に明記しておきます。
また、霧持ちドヒドイデに勝てない、という話ですが
完全に霧の存在を失念していました。
おっしゃる通り、勝てません。
しかしかなり数値がギリギリなのでSやCに割く余裕は無く、ドヒドイデは「霧が無い個体にのみ勝てる」としたいと思います。
あと、ジャイロボールの威力こちらの計算ミスです。
色々とご指摘ありがとうございました。
21/01/07 13:45
5じゃくしゃ (@jaxsha_sub)
>3
コメントありがとうございます。
随時加筆/修正していきます。
21/01/07 15:08
6@アイ
受けループに限らずランクルスランクルスの強みは積み技とマジックガードによる積ませ性能です。それが採用理由でないのであれば誰に明確に役割を持てて、どういったptに採用されるのか必要になってきます。投稿者が役割の欄で述べておられるドヒドイデドヒドイデには、くろいきりを採用(6~7割の採用)されていれば突破不可、ナットレイナットレイには突破まで時間がかかり鉄壁ボディプレスで押される可能性がある。では最初からドヒドイデドヒドイデヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)等でtodの構えをしたほうが汎用性があるのではと感じました。特にヤドキング(ガラル)ヤドキング(ガラル)であればサンダーサンダーウツロイドウツロイドテッカグヤテッカグヤエルフーンエルフーンはある程度見ることができます。このように1匹では見れずともドヒドイデドヒドイデ(例として)+αで投稿者様のランクルスの役割を擬似的に遂行できるならびは受けループにはあるのでランクルスにしかできないことを強調しなければドヒドイデドヒドイデラッキーラッキー等の受けるの代表的なポケモンに汎用性で劣ることになります。

投稿様の論を読む限りドヒドイデドヒドイデ等の役割対象へ、あと投げしサンダーサンダーウツロイドウツロイド等の特殊atへの交代際に瞑想を積み要塞化していくような立ち回りの印象を受けました。そうであればランクルス種族値的にhd特化クラスが必要でありhb特化の選択肢は、まずありえないかなと考えられます。
21/01/07 21:12
7じゃくしゃ (@jaxsha_sub)
>6
主にこの型で見たいのがカバとやどみがマンたち、特にカバです
瞑想は対特殊のクッション性能を上げるためやダイマをしのぐために使うものであり詰ませ技では無いです
別に詰ませる型ではないのでHBでもいいという意見は変わりません。もしHBならば技構成は違ってくるでしょうが
論中でも書いてますがこの型のメインの仕事は特殊受け/詰ませでは無く、カバナットのメタとクッションです。
特殊受けとして使いたい時でもバンギ/ヤドキングへの役割集中を避けるために選出することがほとんどで、カバナットのストッパーやクッションとして役割を終えたランクルスは用済みなので中〜終盤にかけて切ることもあります
詰ませ型にするならそれこそ瞑想鉄壁アシパにして徹底して詰ませるべきでしょう

ランクルスを受けルで採用する1番のメリットは
一時期流行していてかつ受けループ視点かなり重かった
カバルドンカバルドンナットレイナットレイサンダーサンダーウツロイドウツロイド
の並びに対してカバに厚いメタを貼りつつ汎用性を保った選出をできることです
この手の相手だとほぼ100%カバ+ナット+エースという選出をされるのでとてもランクルスが刺さりますしカバとやどりぎを1枠でメタりつつ役割集中回避も狙えるのは大きなメリットだと思います
他の受けの並びだとどうしてもカバが来るだけで対戦のテンポを持ってかれるので受けループはどうしてもカバに強い駒が必要で、ランクルスは多分それの最適解です
ヤドキングはカバの後投げは許しませんが対面からだと良くて痛み分けですしDに厚く振ってる個体だと冷B耐えられて逆にあくびステロで起点にされる恐れがあります。

このランクルス特有のメリットについては余裕を見てまとめて追記しようと思います
こんな半端者の育成論に真面目に意見をくださってありがとうございます
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