はじめに
こんにちは。昨日に引き続き育成論を投稿させてもらいました。最後まで見てくれると嬉しいです。
- 本育成論では、HABCDSなどの一般的な略称を使用します。
- 性格補正は↑や↓で表します。
- ダメージ計算にはポケマス様のダメージ計算ツールを使用しています。
ボーマンダについて
- ボーマンダボーマンダはH95/A135/B80/C110/
D80/S100という全体的に高水準の種族値を持つ600族のポケモンです。特に高いAとそこそこ高いSを活かしたダイジェットからのじしんかじょうはかなりの全抜き性能をほこります。あと見た目がかっこいいですね。
採用理由と役割
持ち物
- オボンのみ
後述するダメージ調整において必須の持ち物となります。
性格・努力値と調整
- 性格
ようき
環境に多い100族ダイジェッターまで同速勝負に持ち込むため。
- 努力値と調整
A140振り/B116振り/S↑252振り
A 少しでも火力を上げたいため余りは全ぶっぱ。
B いかくとオボンのみ込みで珠エースバーンのダイジェットを確定で2耐え。
S 激戦区である100族や最速ミミッキュなどに負けないために特化全振り。
技構成
- 確定枠
げきりん
タイプ一致の高火力技。ダイドラグーンの追加効果のAダウンによって物理相手との殴り合いで有利。
りゅうのまい
コンセプト上必要な積み技。自身の全抜き性能を上げつつダイウォールの媒体としても使える。
- 選択技
ダブルウイング
そらをとぶと選択。ダイマ枯らしを徹底したい場合はそらをとぶで良い。主はタスキ持ちのフェローチェなどを意識してこちらを採用。
じしん
ほのおのキバやだいもんじと選択。主はヒードランへの打点としてこちらを採用しているが、テッカグヤへの有効打としてほのお技も検討できる。
他のポケモンとの差別化
- カイリューカイリュー
同時に解禁された初代600族。ボーマンダと同じ複合タイプを持ち、強力な特性マルチスケイルによって活躍。1on1では屈指の対面性能を誇るが、ボーマンダとは違って特性いかくによる自陣後続への負荷を軽減できない点で差別化できる。また、後出しがききづらいことと、天候ダメージやステルスロックで最大の強みを失うことも大きな違いだと言える。
- ギャラドスギャラドス
リベロエースバーン解禁後にいかくサイクル要員として需要が増えたポケモン。エースバーンからはエレキボール以外に抜群をつける技がないことから多くのパーティーに組み込まれた経歴を持つ。ボーマンダとの差別化点としては、タイプ一致のダイドラグーンによる相手へのデバフ効果の有無や、昨今のダイジェット環境におけるS種族値の差などが挙げられる。ただ、ダイストリームから自身の技の火力を上げられることはギャラドスの強みだと言える。
立ち回り例
1 エースバーンのダイジェットに合わせて後投げ
2 ダイマックスもしくは下げてからもう一度いかくをいれる
などの立ち回りを想定しています。
与ダメージ計算
- 能力上昇なしの場合
H4振りエースバーンに対してダイジェット
86.5〜101.9% 乱数1発
H4振りエースバーンに対してダイドラグーン
92.3〜109.6% 乱数1発
H252振りヒードランに対してじしん
105〜125.2% 確定1発
H252振りカプ・レヒレに対してダイジェット
53.1〜63.2% 確定2発
- 1段階上昇の場合
H4振りDMエースバーンに対してダイジェット
63.7〜75.3% 確定2発
H4振りDMエースバーンに対してダイドラグーン
68.5〜81% 確定2発
H252振りDMヒードランに対してダイアース
102〜120.2% 確定1発
H252振りカプ・レヒレに対してダイジェット
79.6〜93.7% 確定2発
被ダメージ計算(非ダイマックス)
- いかく込み
A252振り珠エースバーンのダイジェット
55.2〜64.7% 確定2発
A252振り珠エースバーンのキョダイカキュウ
33.5〜40% 確定3発
A↑252振りマンムーのこおりのつぶて
63.5〜77.6% 確定2発
A↑252振りウーラオス(いちげき)のインファイト
22.9〜27.6% 乱数4発
C↑252振りカプ・レヒレのムーンフォース
102.3〜121.1% 確定1発
- いかくなし(特性により無効or既に一段階上がっていた場合)
A252振り珠エースバーンのダイジェット
82.3〜97% 確定2発
A↑252振りメタグロスのダイスチル
76.4〜90.5% 確定2発
苦手なポケモン
- カプ・レヒレカプ・レヒレ
タイプ相性により不利。ダイアースによって特防をあげれば抗うことはできる。
タイプ一致技がどちらも半減される。採用する技によって有利不利は変わるが、相手側にも有効打はないので一概に不利とは言えない。
上から抜群のこおり技を打ち込まれてしまう。対面した場合のことを考えて、引き先を用意しておくことが重要となる。
相性の良い味方
- はがねタイプのポケモン
相性補完が抜群。主は前回の育成論で紹介した万能型ハガネールやとつげきチョッキをもたせて耐久力を底上げしたツンデツンデなどを相方にしている。
おわりに
最後まで見ていただきありがとうございました。ボーマンダは「とってもつよくてかっこいいさいきょうのポケモン」なのでぜひ使ってみてください。至らぬ点やご不明な点は是非コメントにしてくれると大変嬉しいです。育成論を考えるのは好きなのでこれからもどんどん投稿していきたいです。最後に、ここまで読んでくれた全ての方に、感謝を。