はじめに
こんにちは。かぶとむしです。
とつぜんですが、こんな言葉をしっていますか?
ある漢がニコニコ界にりゅうせいぐんの如く現れ、数々の名言を残し、どんなポケモンでも厨ポケを狩れると証明した漢の名言の中で最も有名な
「マンダのりゅうせいぐんは強い!」
という名言について今回考察していきたいとおもいます。では、「メモとってな画面の前で」
注意
- HABCDSといった非公式の用語を使用します。
- 今回タイトルに【持ち物で変わる2つの型】とかいてあるとおり2つの型を紹介いたします。持ち物で動きは変わりますが、努力値振りなどは一緒です。
- 初心者の方へ
HはHP、Aは攻撃、Bは防御、Cは特攻、Dは特防、Sは素早さの略です。
両刀というのは、物理技も特殊技もどちらも1つの型で使用する型というものです。
ボーマンダボーマンダというポケモン
- 種族値95-135-80-110-80-100合計600
といったとてもバランスのいい種族値をしています。
Aはドリュウズなどと同じ数値で
Cはドラパルトやカイリューより10高く
Sはリザードンなどと同じ数値となっております。
- 特性
威嚇
ランドロス(霊獣)と同じように、威嚇はあいてのAをこちらが場に出ただけで1段階さげるといったとても強力な特性です。剣盾から対戦を始めた方はギャラドスやガオガエンウインディなどを想像していただければわかります。
もうひとつの特性は自信過剰です。この特性の特徴はあいてを自分の攻撃でたおすと、Aが1段階上がるという特性です。この特性はタイプ一致でダイジェットがつかえるボーマンダととても相性がいいです。
- タイプドラゴン、ひこう
耐性はそこそこ優秀ですが、氷が4倍、ドラゴン、岩、フェアリーが2倍といった少し苦しい場面もあります。2倍弱点の物理であれば威嚇で補えます。
なぜマンダのりゅうせいぐんは強いの?
今回のコンセプトである、マンダのりゅうせいぐんについて考察していきます。
まず、ボーマンダよりCの高いランクマッチで使えるりゅうせいぐん使いをならべます。
アーゴヨンラティオスサザンドラジュラルドンナッシー(アローラ)ジジーロン
ですね
こいつらの種族値はCがとても高く、鈍足or中速もしくは、CとSがたかいがAが低いなどですね。
上のポケモン達は、りゅうせいぐんを使い、Cが2段階も下がってしまったら自慢の火力がなくなってしまいます。
それに対して、ボーマンダはCが110なので、そこそこ高いC+タイプ一致で安定した火力を出したあと、他のポケモン同様Cが下がります。ですが、ボーマンダにはA種族値135といった高い攻撃力があるため、Cが下がったあとでも物理技で安定した火力がだせます。
それだけでなく、ボーマンダにりゅうせいぐんを採用する強みはあいての威嚇やおにびやダイドラグーン等ではとまらないというところです。
げきりんではなく、りゅうせいぐんである理由はダイドラグーンがあいてのAを1段階下げるといった効果のため、ボーマンダのダイドラグーンは特殊なので、威力がさがらず打ち合いがとても有利になります。
1つ目の型
脱出パック型 です。
脱出パックというのは、持たせると、能力ランクが下がった時に手持ちのポケモンと入れ替わるといった効果です。このアイテムはボーマンダととても相性が良く、特性威嚇もちとして2番目にSがはやいです。
相性のいい理由を簡単にまとめると、
速いSからのタイプ一致りゅうせいぐん+特性威嚇
といった点がほかの脱出パック使いより相性が良いと言えます。
脱出パックで逃げ帰ったあとはあとからダイマックスエースや両刀アタッカーとして戦う時は、物理技中心で戦います。万が一物理火力をさげられてもりゅうせいぐんや特殊ダイドラグーンで火力が安定します。
長所は
- 威嚇+脱出パックで対面操作がしやすい
- ボーマンダの特徴を最大限にいかしている
- AS努力値の3つの物理技によって脱出パック使用後も弱点をついたりダイジェットしたりなどダイマックスアタッカーとしても強い
- りゅうせいぐんは非接触技
短所は
- 威嚇などでりゅうせいぐんを打つ前に帰っていくことがある
- りゅうせいぐんの命中率が90なので外す可能性がある
- 脱出パック使用後は持ち物がない
- 努力値と性格
性格は両刀をいかすためにむじゃき(D↓S↑)
努力値は脱出パック後にたたかうためAS252C4振りです。
2つ目の型
ラムのみやいのちのたまなどをもったダイマックスエース型 です。
両刀ダイマエースというのは誘い狩り性能がとても高いです。
型としての動きは威嚇ASマンダと一緒ですが、ドラゴン技をげきりんからりゅうせいぐんに変えることでドラゴンタイプとのうちあいや威嚇もち、鬼火などにつよくなります。
脱出パック型のような特殊な動きはなく、初心者の方でも扱いやすい型となっております。
- 努力値と性格
性格は両刀をいかすためにむじゃき(D↓S↑)
基本は物理ダイマエースとしてたたかうためAS252C4振り
ここまでで説明した中でみなさんが疑問に感じたであろうことについて解説
Q.なぜ脱出パック型なのにASなの?
A.完全特殊型にすると威嚇という差別化があってもアーゴヨンなどに火力や素早さ使い勝手がまけてしまいます。りゅうせいぐん脱出パックなのに物理型という意表を突く動きによって試合をかきまわせます。
Q.なぜ両刀にこだわるの?
A.誘い狩りのしやすさやどんなポケモンにも対応するためです。
Q.他の型に火力負けしない?
A.たしかにそうかもしれません。ですが、物理型マンダにはそこまで火力の差はありません。むしろ物理火力をさげられてもりゅうせいぐんがあるため、物理型マンダより使い勝手がいいともいえます。
ただ珠特殊マンダには火力負けしている点はダイマエースとしておとっているかもしれません。
Q.環境トップのランドロス(霊獣)にかてるの?
A.ダイマックスをされたら有利とはいいきれません。
Q.なぜだいもんじではなくほのおのきば、採用なの?
A.この努力値の振り方だとダイバーンの威力がほのおのきばの方が高い点や、チョッキもちのテッカグヤが一定数いるためです。
技構成
りゅうせいぐん
コンセプトのため確定です。1つ目の型、2つ目の型ともにかみあっています。
じしん
ヒードランやウツロイド対策優秀なサブウェポンに加え、ダイアースとしてDをあげられます。
ダブルウイング
物理ダイジェットとして安定した火力をだしながらダブルウイングで襷を貫通できます。
ほのおのきば
氷やテッカグヤなどにつよくなります。A252C4では、ダイバーンの威力がだいもんじよりたかくなります。
立ち回り例
脱出パック型
先発で威嚇をしながら高火力りゅうせいぐんでダメージを与えながら逃げ帰ります。
あとからダイマエース、威嚇としてのクッション、アタッカーとして活躍できます。
ラムのみやいのちのたまなどをもったダイマックスエース型
初手ダイマ構築のダイマ枠や、起点を作った後に巻き返すなど色々な使い方ができます。
与ダメージ計算
りゅうせいぐん
じしん
ダブルウイング
- H4振りウーラオス(いちげき)81.8〜97.7確定2発ダイジェットなら確定1発
- フェローチェ確定1発
- H4振りゴリランダー88.6〜104.5乱数1発
ダイジェットならH252ゴリランダーも確定1発
- H4振りウルガモス確定1発
H4振りウルガモスダイマックス時63.3〜74.5
ダイジェットなら確定1発
- H252カプ・ブルル74.5〜88.1確定2発
ダイジェットなら確定1発
- H4振りバシャーモ確定1発
ほのおのきば
- H252B4振りハッサム88.1〜103.9乱数1発
ダイバーンなら確定1発
- H4振りテッカグヤ43.9〜52乱数2発
ダイバーンなら79.7〜94.7確定2発
2ターン目の晴れ込み
ダイマH4テッカグヤ確定2発
- H252テッカグヤ37.2〜44.1確定3発
ダイバーンなら67.6〜80.3確定2発
2ターン目の晴れ込み
ダイマH252テッカグヤ乱数2発
- HB252性格補正込みナットレイ50.8〜61.8確定2発
ダイバーンなら95〜112.7
被ダメージ計算
こちら非ダイマ
相性の良い味方
氷技やドラゴン技をさそいやすいため、どちらも半減できるヒードランなどです。ほかの威嚇もちと威嚇サイクルしてもいいかもしれません。
さいごに
今回マンダのりゅうせいぐんをコンセプトに1つの育成論で2つの型を紹介いたしました。同じポケモン、同じ努力値振りでも持ち物でこんなに違った動きができるというのはポケモンの魅力ですね。
ご指摘、ご意見まっています。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。