初めての育成論投稿になります。
拙い文章になるかもしれませんが、よろしくお願いします。
採用理由と役割
新シーズンから増えてきた初手ゲンガーを何とかしたいと思い、最低限ゲンガーよりSが高く、自分で、あるいは後続で処理できる起点作成ポケモンはいないかと探したところ、このパルスワンに行き着きました。
結果として、採用した途端に中々ゲンガーと対面しなくなったりしたのですが、意外なことに他のポケモンと対面しても色々仕事ができるので、今回育成論を投稿させていただこうと思います。
持ち物
紙耐久なのできあいのタスキで確定ですにしています。
追記
- 別候補
ふうせん
耐久調整しているおかげか、じしん以外でタスキまで削られることがほとんどない気がしてきたので、他にタスキを持たせたいポケモンがいるなら、ふうせんも十分アリの選択肢だと思い始めてきたので追記します。
シュカのみ
ふうせんと同じ理由で採用候補として挙げておきます。
性格
最速必須なのでおくびょうかようきにします。
どちらにするかは技構成によって変わりますが、今回はバークアウトで少しでも削れるようにおくびょうにしました。
個体値
6Vが理想ですが、物理技はほっぺすりすりしか使わないので、Aは妥協しても構いません。
特性
がんじょうあごの適応技を採用せず、少しでもバークアウトの火力が上がればいいなと思い、かちきにしました。
……が、11月からはがんじょうあごの方がいいと思います。
ランドロス(霊獣)対策等のために確実にトレースポリゴン2が増えるので。
努力値と調整
H:180 B:28 C:12 D36 S:252
- 調整意図
S→最速
HB→ようきA252ウーラオス(れんげき)のすいりゅうれんだを確定耐え調整(スカーフいじっぱりは勘弁してください)
D→ポリゴンZのダウンロード対策(本当にそれだけです追記:つい最近気付いたんですが、副産物としてC252ゲンガーのヘドロウェーブを追加毒ダメージ込みで確定耐えになっていました)
C→余り
- 被ダメージ
基本的にタスキで一発は耐えるので、メジャーな連続攻撃技のみ載せておきます。
ようきA252ウーラオス(れんげき)すいりゅうれんだ→27.5~32.9%×3(確定耐え)
いじっぱりA252ドラパルトドラゴンアロー→38.3~45.5%×2(確定耐え)
いじっぱりA252パルシェンつららばり→16.7~20.3%×5(高乱数耐え)
いじっぱりA252チラチーノスイープビンタ→16.7~20.3%×5(高乱数耐え)
ようきA252マニューラトリプルアクセル→14.9~17.9%+28.7~34.1%+41.9~50.2%(高乱数耐え)
追記
おくびょうC252ゲンガーヘドロウェーブ→68.8~81.4%(追加毒ダメージ込み確定耐え)
調整別案
H:164 B92 S252
- 調整意図
S→最速
HB→スカーフいじっぱりウーラオス(れんげき)のすいりゅうれんだも最高乱数以外なら耐えられる調整。
ポリゴン2がいない今月に限れば、こちらの方が安定した仕事ができるかもしれません。
- 被ダメージ
いじっぱりA252ウーラオス(れんげき)すいりゅうれんだ→27.8~33.3%×3(最高乱数×3が出ない限り耐え)
技構成
- 確定技
ほっぺすりすり
採用理由なので確定です。パルスワンは全ポケモン中で最速のほっぺすりすり使いです。
ゲンガーの上からこの技を打てるのはパルスワンだけでした。(ライチュウだと同速勝負になってしまう)
あまえる
物理アタッカーを機能停止にします。
初手でホルード等の不利対面を引いてしまっても、この技のおかげで最低限の仕事ができます。
- 技候補
バークアウト
相手のHPを削りつつ特殊アタッカーの火力を削ぎます。
音技なので身代わりゲンガーを削ることもできます。
かいでんぱ
特殊アタッカーを抑え込みます。
バークアウトとの選択になりますが、下げる火力はこちらの方が上です。
ほえる
相手の起点になるのを阻止します。
バークアウトでほとんど削れない相手が身代わりを張ってきたなら、これで追い出してしまった方がいいです。
ボルトチェンジ
攻撃しつつ後続と交代できる。
仕事が一通りした後や相手の起点回避のため、すぐに後続の積みポケモンへと交代する時に。
すなかけ
相手の命中率を下げます。
ほぼパッチラゴンアイアント等のはりきりアタッカーピンポイントメタです。
ダイマックス相手には無意味なので、優先順位は低いです。
立ち回り例
基本的に先発で出し、相手のポケモンをほっぺすりすりでまひにします。
そこから物理アタッカー相手ならあまえる、特殊アタッカー相手ならバークアウトorかいでんぱを連打して機能停止に追い込みます。
能力ダウンをリセットするために相手が引いてくるなら、交代してきた相手を更にまひ状態にします。
相手の交代のタイミングを読み切って技を選択して掻き回すのが理想ですが、慣れない内は難しく考えずに目の前の相手に集中した方がいいでしょう。
相手の選出が割れてくれるだけで儲け物です。
相性の良い味方
積み技を持つアタッカーと組み合わせるのがいいです。
相手が能力ダウンしたままパルスワンが倒れてくれれば、そのまま相手を起点に積み技で能力上昇できます。身代わり持ちならなお良しです。
他にはダイジェット持ちのアタッカーとも相性がよく、まひでS半減した相手の上からダイジェットを積み、そのまま後続の相手を上から叩いて制圧できます。
このポケモンの対策
とんぼがえりのような交代技でとどめを刺せば、相手の起点作成を阻止できます。
ほっぺすりすりが利かないでんき、じめんタイプで倒すのも有効です。
ラムのみ持ちならほっぺすりすりを1度だけ無効にできます。
クリアボディやあまのじゃくのポケモンも、ほとんど仕事をさせません。
ちょうはつで補助技を封じてしまえば、できることが一気に少なくなります。
耐久調整はしているものの、いのちのたまやこだわりハチマキ付与の高火力連続技までは対処できていません。
また、物理か特殊か判断が難しいポケモンで対処するのもいいです。