はじめに
初めまして、なずなと申します。
初の投稿となるので至らぬ点等があると思いますので、その際はご指摘していただければ助かります。
質問、ご指摘はコメントにて受け付けます!
今回はたつじんのおび+がんじょうあごで弱点を突いていく型のパルスワンについて
考察していきます。
- 指定の無い場合は全てのポケモンは理想個体とします。
- H(HP)、A(攻撃)、B(防御)、C(特攻)、D(特防)、S(素早さ)等の略称を使用します。
- ダメージ計算はSoldier Calc様を使用しています。
パルスワンの種族値について
パルスワンはA90,S121とアタッカー寄りの種族値をしており
特性の「がんじょうあご」は該当する技の威力を1.5倍にしてくれる特性です。
Sも高く、多くのポケモンから先手を取ることができます。
特性と持ち物の都合上、弱点さえ突ければそれなりの活躍はしてくれますが特性はダイマックスをすると効果がなくなるので・・・
ダイマックス適正は低いと思います。
- 実数値 145-142-80-99-80-190
(上からH,A,B,C,D,S)
持ち物について
今回はいのちのたまではなく、たつじんのおびを採用しております。
これについては理由があります。
いのちのたまを持たせるポケモンの多くはパルスワンよりもダメージを出すことが可能であり、ギルガルドやアイアントといった優秀なアタッカーに持たせている人が多いと思っているからです。
他のポケモンにいのちのたまを持たせるポケモンがいない場合は、パルスワンに持たせるのもありだと思います。
性格・努力値
性格はようき(C↓S↑)で努力値はA252,S252,H6です。
H6の理由は、HP無振りだと144の偶数となりますが…
- 残りをHに振ることで実数値が奇数の145となります。
パルスワンのS実数値は190で、こだわりスカーフ持ちでもない限り
抜けるポケモンは限られています。
- なぜようきなのか
今回の育成論で最速パルスワンにした理由は、最速インテレオンインテレオンと最速アイアントアイアントを相手に素早さで上回るためです。
準最速のパルスワンパルスワンは173です実数値を比べてみましょう。
最速インテレオンインテレオン189
最速アイアントアイアント177
いじっぱりの準最速だと素早さ負けをしてしまうので、この育成論では
ようき一択となりました。
技構成
前述した通り、たつじんのおび+がんじょうあご頼みの火力なので
基本的に弱点を突く必要があります。
よって技構成は以下の通りになりました。
- 確定枠
かみなりのキバ
メイン火力かつタイプ一致技です。
いじっぱりギャラドス相手に確定で一発、ダイマックス相手でも乱数で1発です。
ずぶといドヒドイデ相手でも確定2発で落とせます。
ほのおのキバ
サブウェポンです、基本的にナットレイやアイアント相手に撃ちます。
ずぶといナットレイ相手に確定2発、ようきアイアント相手ならば確定1のダイマックス時に確定2です。
- 選択枠
サイコファング
ダメージではなく、
「リフレクター」「オーロラベール」を無効できるのと、
「リフレクター」「ひかりのかべ」「オーロラベール」を破壊できるのが最大の強みです。
毒タイプ相手にも弱点を突けるので選択としては有りだと思います。
かみくだく(19/12/14修正)
からをやぶる持ちのポットデス、そしてH無振りのドラパルト対策として採用しております。
こちらも選択枠です。
じゃれつく(19/12/14修正)
特性の効果は受けませんが、対ドラゴンへの最終手段として使います。
ボルトチェンジ
不利対面となってしまった場合に、手持ちのポケモンと交代するために使用することがあります。
ほっぺすりすり(19/12/14追記)
基本的には、相手が動く前に仕留める、もしくは不利対面ならばボルトチェンジで帰るというのがコンセプトだったのですが
殻を破るパルシェンに勝つためにはほっぺすりすりが必須なことに気づきました。
コメントして頂いた方、本当にありがとうございます!
詳しくは下記のダメージ計算のパルシェン枠に記載しております。
他にも、早いS種族値で確実に麻痺を撒けるという利点があるので、優先度は高めです。
ダメージ計算(19/12/14修正)
以下にSoldier Calc様を使用したダメージ計算を載せます。
性格が物理↑のポケモンは(ずぶとい)と書き、相手がダイマックスの時は
ダイマックス時と記載します。
間違っていた場合は、気付き次第修正していきます。
- かみなりのキバ
ギャラドスH252B6ギャラドス
185.1~220.7%(確定1発)
ダイマックス時92.5~110.3%(乱数1発)
- アーマーガア(ずぶとい)H252B252アーマーガア
53.6~64.3%(確定2発)
- トゲキッスB6トゲキッス
100.6~121.2%(確定1発)
ダイマックス時50.3~60.6%(確定2発)
↓H252B6の場合↓
83.8~101%(乱数1発)
ダイマックス時41.9~50.5%(乱数2発)
- B4インテレオンインテレオン(19/12/14追記)
152.7~179.4%(確定1発)
ダイマックス時76.3~89.7%(確定2発)
- H252ウォッシュロトムウォッシュロトム
46.4~56%(乱数2発)
ほのおのキバ
- ナットレイ(ずぶとい)H252B252ナットレイ
71.8~85%(確定2発)
- ヒヒダルマ(ガラル)HとB無振りヒヒダルマ(ガラル)
92.2~109.4%(乱数1発)
ダイマックス時46.1~54.7%(乱数2発)
- アイアントHとB無振りアイアント
140.6~169.9%(確定1発)
ダイマックス時70.3~84.9%(確定2発)
- ドリュウズHとB無振りドリュウズ
84.3~100%(乱数1発)
ダイマックス時42.1~50%(乱数2発)
仮想敵から受けるダメージについて
上記の中でも乱数で耐えてしまうポケモンから受けるダメージを計算したものを
記載します。
ダイマックスで乱数耐えするポケモンの場合はダイマックス技で計算します。
- ギャラドスA↑性格A252ギャラドス
ダイジェット:61.3~72.4%(確定2発)
ダイストリーム:122.7~144.8%(確定1発)
ダイスソウゲン:88.2~104.1%(乱数1発)
ダイアーク:82~96.5%(確定2発)
- トゲキッスS↑性格C252トゲキッス
ダイジェット:53.7~64.1%(確定2発)
ダイバーン:77.9~92.4%(確定2発)
ダイフェアリー:108.2~128.2%(確定1発)
ダイナックル:50.3~60%(確定2発)
※トゲキッスが弱点保険を持っていて発動した場合は耐えきれません※
- アイアントS↑性格A252(はりきり)アイアント
ダイロック:101.3~120%(確定1発)
ダイナックル:73.7~87.5%(確定2発)
ダイスチル:75.8~89.6%(確定2発)
ダイホロウ:93.7~111%(乱数1発)
ダイサンダー:46.8~55.1%(乱数2発)
- インテレオンS↑性格C252(げきりゅう)インテレオン
ダイジェット:37.2~44.1%(確定3発)
ダイアイス:74.4~88.2%(確定2発)
ダイストリーム:180.6~213.1%(確定1発)
- ドリュウズS↑性格A252ドリュウズ
じしん:182~215.1%(確定1発)
アイアンヘッド:36.5~43.4%(確定3発)
いわなだれ:46.2~54.4%(乱数2発)
かわらわり:46.2~54.4%(乱数2発)
- ヒヒダルマ(ガラル)S↑性格A252(ごりむちゅう+こだわりハチマキ)ヒヒダルマ(ガラル)
つららおとし:177.9~209.6%(確定1発)
とんぼがえり:97.9~115.8%(乱数1発)
フレアドライブ:168.7~199.3%(確定1発)
ばかぢから:167.5~197.9%(確定1発)
- ウォッシュロトムC↑性格C252ウォッシュロトム
ハイドロポンプ:93.1~109.6%(乱数1発)
シャドーボール:44.8~53.1%(乱数2発)
運用する際の注意点
突破できないと思った場合はすぐに交代かボルトチェンジをしましょう!
注意すべきポケモンは…
- ドラパルトドラパルト(19/12/14修正)
パルスワンのS実数値が190に対してドラパルトは213なので、今回の育成論の場合まず抜けません。
さらにパルスワンは耐久が高いほうではなく、ようきドラパルトのドラゴンアローは
42.3~50.6%(乱数2発)、サイコファングは47.9~56.9%(乱数2発)です。
相手が特殊の場合はシャドーボールで52.7~63.1%(確定2発)となります。
ドラパルトに対してこちらが有利に出せる技はかみくだくで
H無振りならば100~117.7%(確定1発)で落とせます。
ただし注意してほしいのが、ドラパルトドラパルトの持ち物次第でこちらが落ちます。
使用技:ドラゴンアロー
こだわりハチマキ→69.4~81.9%(確定2発)
いのちのたま→60.4~71.5%(確定2発)
- ミミッキュミミッキュ(19/12/14修正)
剣舞→かげうちでも79.1~94.4%(確定2発)で耐えることが可能ですが
ミミッキュミミッキュがいのちのたまを持っていて
シャドークローからのかげうちだった場合…
62.7~75.1%→37.9~44.1%=100.6~119.2%となるので耐えることができません、なので大人しくボルトチェンジを使い対処できるポケモンと交代しましょう。
また、トリックルーム型の場合は控えにいるポケモン次第になりますが…
パルスワン単体として見るとかなり厳しくなります。
相手が剣舞をしてこなかったら警戒しましょう。
ダイマックス状態のミミッキュからの攻撃はいのちのたま所持の場合基本耐えることはできません。
↓S↑性格A252ミミッキュミミッキュがいのちのたま所持↓
ダイホロウ:107.5~127.5%(確定1発)
ダイフェアリー:116.5~137.9%(確定1発)
↓S↑性格A252ミミッキュミミッキュいのちのたま未所持↓
ダイホロウ:82.7~97.9%(確定2発)
ダイフェアリー:89.6~106.2%(乱数1発)
となります。
- バンギラスバンギラス
じゃれつく型でもいじっぱりH252バンギラス相手だと43.9~52.1%(乱数2発)です。
さらに弱点保険を相手が持っている場合は発動してしまうので注意しましょう。
バンギラスバンギラスへの有効打はパルスワンパルスワンにはないので、大人しく交代かボルトチェンジで戻ったほうが良いです。
- パルシェンパルシェン(19/12/14追記)
相手がパルシェンの場合はほっぺすりすりが必須です。
ほっぺすりすりで麻痺らせ、殻を破るのS上昇を抑えます。
殻を破る後はかみなりのキバで111.2~134.4%(確定1発)となります。
しかし、パルシェンパルシェンがA↑性格であれば殻を破るを使っていなくても
つららばり20.6~24.8%(確定5発)と確定で落ちることも考えておいたほうが良いです。
パルシェンパルシェンも見るとなるとほっぺすりすりを採用することを強くおすすめします!
おすすめの選出メンバー
- ドリュウズドリュウズ
相手にミミッキュがいた場合はドリュウズがいると楽になります。
ボルトチェンジで交代し、そのままミミッキュを狩ることが可能。
- アーマーガアアーマーガア
パルスワンの弱点である地面タイプ技に対して安定して出すことができます。
羽休めをすると地面技を受けてしまうので、運用する時は注意。
- ニンフィアニンフィア
パルスワンより早いドラパルトや、その他ドラゴンタイプ相手にも活躍ができます。
ニンフィアの苦手な鋼技はパルスワンが受けることも可能ですが…
耐久が低いので過信は禁物。
- マホイップマホイップ
ドラゴン相手の受け役です。
とける、じこさいせいといった高い耐久力を持ちマジカルシャインとマジカルフレイムとドラゴン、鋼相手に有利に立てます。
問題はSが低いのと、とけるが発動しなければ鋼技を受けることが難しい事。
- アイアントアイアント
アイアントはダイマックス前提のエースアタッカーとして、パルスワンが仕留め損ねた場合に役に立ちます。
弱点が炎タイプしかないので、高い耐久力と攻撃力を備えた優秀なアタッカーです。
アイアントは最後に温存してそれまでなるべく相手のダイマックスが切れるまで粘るか、パルスワンで早めに片付けておきたいところ。
- まとめ
パルスワンと組ませる場合は受けポケモンと、ダイマックスアタッカーの二体と組ませましょう!
最後に
初投稿かつ、10戦近く運用して考察した育成論なのとパルスワンの育成論がなかったのでちょっとだけ急いで書き上げました。
ご覧戴き、ありがとうございました。