はじめに
- この育成論では、非公式である表現や略称表記を用います。また、登場するポケモンは全て理想個体を前提としています。
- この育成論はこちら育成論サンムーン/1354のHBランドロスのフォーク論になっており、この論では耐久振りランドロスの採用理由や技構成についての詳しい説明、この論のコンセプトの一つである対面操作についての説明などは省かせて頂いていますので、それらの情報について気になる方はこちらの論から先にご覧になることをオススメ致します。
こんにちは、あんこ申します。
今回は慎重ランドロスについて考察を行っていきたいと思います。
HDランドロスの強み
対役割破壊性能
役割対象であるカプコケコやメガライボルトなどにうたれることが多いめざ氷などの役割破壊技に対して強くなることができます。
役割範囲の拡大
HDに厚く振ることでH252振りなどの普通のランドロスでは倒すことのできないメガリザードンYやシャドボZギルガルドに対してあらかじめHPを削られていない限りはかなり優位に立ち回ることができるようになります。また、普通のランドロスではめざ氷で倒されてしまうため倒すことが難しいめざ氷霊獣ボルトロスに対してもタイマンからなら勝つことができるようになります。
サイクル数の増加
HDに厚く振ることで特殊アタッカーに対しての受け出しの許容回数を増やし、サイクル数を増加させることができるようになります。これによって受け出し→蜻蛉対面操作の動きを繰り返し行ったりすることができるようになります。
役割対象であるカプコケコやメガライボルトなどにうたれることが多いめざ氷などの役割破壊技に対して強くなることができます。
役割範囲の拡大
HDに厚く振ることでH252振りなどの普通のランドロスでは倒すことのできないメガリザードンYやシャドボZギルガルドに対してあらかじめHPを削られていない限りはかなり優位に立ち回ることができるようになります。また、普通のランドロスではめざ氷で倒されてしまうため倒すことが難しいめざ氷霊獣ボルトロスに対してもタイマンからなら勝つことができるようになります。
サイクル数の増加
HDに厚く振ることで特殊アタッカーに対しての受け出しの許容回数を増やし、サイクル数を増加させることができるようになります。これによって受け出し→蜻蛉対面操作の動きを繰り返し行ったりすることができるようになります。
チョッキランドロスとの比較
慎重ランドロスの利点
これによって回復実を持たせることで物理特殊両方面での耐久上昇を狙ったりゴツゴツメットを持たせることで物理アタッカーへの削りを役としての役割を持たせることもできるようになります。
チョッキランドロスの利点育成論サンムーン/588
これによって特防に振れば控えめテテフのサイキネが3耐えになったり、攻撃に振ればB4ガブリアスに対しての地震が確定2発になったりなど、慎重ランドロスでは実現させることができない調整をチョッキランドロスで実現させることができるようになります。
- ステロ撒き
- 持ち物の自由化
これによって回復実を持たせることで物理特殊両方面での耐久上昇を狙ったりゴツゴツメットを持たせることで物理アタッカーへの削りを役としての役割を持たせることもできるようになります。
チョッキランドロスの利点育成論サンムーン/588
- 努力値の自由化
これによって特防に振れば控えめテテフのサイキネが3耐えになったり、攻撃に振ればB4ガブリアスに対しての地震が確定2発になったりなど、慎重ランドロスでは実現させることができない調整をチョッキランドロスで実現させることができるようになります。
性格、調整について
性格
メガリザードンYのオーバーヒート耐えや岩石封じ後の100属抜きを実現させるために慎重で確定です。無振り75族などへの後攻蜻蛉を意識するなら生意気でもいいですが準速マリルリや準速メガクチートに抜かれてしまうのでオススメはできません。
調整案
H 奇数調整
A 余り 端数
B ↑1ミミッキュの特化シャドクロZ
を最高乱数切り耐え
D メガリザYのオバヒ耐え 特化ギルガルドのシャドボZで高乱数で混乱実発動(72.3%〜85.1%)
S 岩封後最速レボルト抜き抜き
メガリザードンYやギルガルドなどを意識してHDに振り、残りは岩封後の対面を意識しつつABSに振り切りました。
岩石封じを採用しない場合やランドロスミラーで下から蜻蛉返りをうちたい場合などはSを下げても構いませんが基本的には汎用性を考えてこの調整が1番オススメです。
メガリザードンYのオーバーヒート耐えや岩石封じ後の100属抜きを実現させるために慎重で確定です。無振り75族などへの後攻蜻蛉を意識するなら生意気でもいいですが準速マリルリや準速メガクチートに抜かれてしまうのでオススメはできません。
調整案
- 努力値
- 実数値
H 奇数調整
A 余り 端数
B ↑1ミミッキュの特化シャドクロZ
を最高乱数切り耐え
D メガリザYのオバヒ耐え 特化ギルガルドのシャドボZで高乱数で混乱実発動(72.3%〜85.1%)
S 岩封後最速レボルト抜き抜き
メガリザードンYやギルガルドなどを意識してHDに振り、残りは岩封後の対面を意識しつつABSに振り切りました。
岩石封じを採用しない場合やランドロスミラーで下から蜻蛉返りをうちたい場合などはSを下げても構いませんが基本的には汎用性を考えてこの調整が1番オススメです。
持ち物
混乱実、オボンのみ
回復実による擬似的な耐久増加により受け出し性能を高めたり、チョッキランドロスでは持つことのできない対物理アタッカー性能を高めることができるようになります。
ラムのみ
ステロ欠伸やカバリザによる展開阻止を狙ったり催眠持ちのデンジュモクやメガゲンガー、キノガッサになどに対して強くなることができます。こちらの持ち物を採用する場合は対カバルドンのことを考えて剣の舞を採用してみても良いでしょう。
ゴツゴツメット
物理アタッカーへの安定したダメージソースとなり、ランドロスの足りない火力の補強や相手のランドロスの蜻蛉返りよる対面操作への牽制、襷アタッカーへの牽制など様々な役割を持つことができるようになります。
回復実による擬似的な耐久増加により受け出し性能を高めたり、チョッキランドロスでは持つことのできない対物理アタッカー性能を高めることができるようになります。
ラムのみ
ステロ欠伸やカバリザによる展開阻止を狙ったり催眠持ちのデンジュモクやメガゲンガー、キノガッサになどに対して強くなることができます。こちらの持ち物を採用する場合は対カバルドンのことを考えて剣の舞を採用してみても良いでしょう。
ゴツゴツメット
物理アタッカーへの安定したダメージソースとなり、ランドロスの足りない火力の補強や相手のランドロスの蜻蛉返りよる対面操作への牽制、襷アタッカーへの牽制など様々な役割を持つことができるようになります。
技構成
基本的には
地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステロ
の構成で、蜻蛉返りによる対面操作やステロや岩石封じによる対ボルトリザガモス性能が必要ないという方はばかぢからやどくどくなどを採用すると良いでしょう。詳しい技についての説明やダメージ計算についてはこちらの論育成論サンムーン/1354の技構成の欄をご覧下さい。
地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステロ
の構成で、蜻蛉返りによる対面操作やステロや岩石封じによる対ボルトリザガモス性能が必要ないという方はばかぢからやどくどくなどを採用すると良いでしょう。詳しい技についての説明やダメージ計算についてはこちらの論育成論サンムーン/1354の技構成の欄をご覧下さい。
ダメージ計算(威嚇非考慮)
物理【21840】
特化ミミッキュ ミミッキュZ
76.9%〜90.7% 確定2発
+1特化ミミッキュ シャドクロZ
84.6%〜100% 乱数1発(6.3%)
特化ランドロス 叩き落とす(持ち物補正あり)
36.4%〜43% 確定3発
特化リザードンX フレアドライブ
80.5%〜95.3% 確定2発
252メガギャラドス たきのぼり
86.1%〜102.5% 乱数1発(12.5%)
特化メガバシャーモ フレアドライブ
72.3%〜85.1% 確定2発
特化ギルガルド シャドクロZ
80.5%〜95.3% 確定2発
特化メガボーマンダ すてみタックル
80.5%〜95.3% 確定2発
252メガメタグロス アイアンヘッド
52.8%〜63% 確定2発
4振りナットレイ ジャイロボール
44.6%〜52.8% 乱数2発(26.2%)
特化テクニキノガッサ タネマシンガン
20%〜23.5% 1ターンで瀕死率15.8%
252メガルカリオ コメットパンチ
61.5%〜72.8% 確定2発
252ガブリアス げきりん
55.8%〜66.6% 確定2発
特化メガバンギラス ストーンエッジ
61.5%〜72.8% 確定2発
特化ドリュウズ アイアンヘッド
43%〜50.7% 乱数2発(2.7%)
特化メガクチート じゃれつく
80%〜94.3% 確定2発
特化メガハッサム バレットパンチ
34.3%〜41.5% 確定3発
特化カミツルギ リーフブレード
45.1%〜53.8% 乱数2発(37.5%)
特化親子愛メガガルーラ すてみタックル
75.6%〜89% 確定2発
特殊【27885】
252振りゲッコウガ ハイドロポンプ
68.7%〜83% 確定2発
252振りメガリザードンY オーバーヒート
83.5%〜98.9% 確定2発
特化メガリザードンY オーバーヒート
91.2%〜108.2% 乱数1発(50%)
252カプテテフ サイコキネシス(pf下)
49.7%〜58.9% 乱数2発(99.61%)
252カプコケコ めざめるパワー氷
49.2%〜59.4% 乱数2発(98.4%)
特化カプレヒレ ハイドロポンプ
71.7%〜86.1% 確定2発
4振りメガバシャーモ めざめるパワー氷
49.2%〜59.4% 乱数2発(98.4%)
特化ギルガルド シャドーボール
72.3%〜85.1% 確定2発
252振りアーゴヨン りゅうせいぐんZ
70.7%〜83.5% 確定2発
+2252振りアーゴヨン りゅうせいぐん
94.3%〜111.2% 乱数1発(68.8%)
4振りポリゴン2 れいとうビーム
61.5%〜73.8% 確定2発
252振りボルトロス めざめるパワー氷
65.6%〜77.9% 確定2発
252振りメガゲンガー シャドーボール
35.8%〜43% 確定3発
252振りメガルカリオ ラスターカノン
42%〜50.2% 乱数2発(0.39%)
252振りヒードラン ラスターカノン
29.7%〜35.3% 乱数3発(16.2%)

76.9%〜90.7% 確定2発

84.6%〜100% 乱数1発(6.3%)

36.4%〜43% 確定3発

80.5%〜95.3% 確定2発

86.1%〜102.5% 乱数1発(12.5%)

72.3%〜85.1% 確定2発

80.5%〜95.3% 確定2発

80.5%〜95.3% 確定2発

52.8%〜63% 確定2発

44.6%〜52.8% 乱数2発(26.2%)

20%〜23.5% 1ターンで瀕死率15.8%

61.5%〜72.8% 確定2発

55.8%〜66.6% 確定2発

61.5%〜72.8% 確定2発

43%〜50.7% 乱数2発(2.7%)

80%〜94.3% 確定2発

34.3%〜41.5% 確定3発

45.1%〜53.8% 乱数2発(37.5%)

75.6%〜89% 確定2発
特殊【27885】

68.7%〜83% 確定2発

83.5%〜98.9% 確定2発

91.2%〜108.2% 乱数1発(50%)

49.7%〜58.9% 乱数2発(99.61%)

49.2%〜59.4% 乱数2発(98.4%)

71.7%〜86.1% 確定2発

49.2%〜59.4% 乱数2発(98.4%)

72.3%〜85.1% 確定2発

70.7%〜83.5% 確定2発

94.3%〜111.2% 乱数1発(68.8%)

61.5%〜73.8% 確定2発

65.6%〜77.9% 確定2発

35.8%〜43% 確定3発

42%〜50.2% 乱数2発(0.39%)

29.7%〜35.3% 乱数3発(16.2%)
相性の良い味方のポケモン



今回紹介したランドロスを採用することでブラッキーマンダドランで見づらいルカリオ、アーゴヨン、カプコケコ、ヒードランなどを見ることができるようになったり後攻蜻蛉などによる対面操作やランドロスのステロ+ブラッキーのあくびによりメガボーマンダの一貫を作ることもできるようになります。
終わりに
いかがだったでしょうか。今回はいつもと違うことをしたいと思いスカーフ型、襷ステロ型、HB型、HD型のランドロスの論を一気に投稿した訳ですが、同じポケモンについて何回も育成論を書いてると頭が混乱してきてHB型のランドロスの論にHD型の利点を書いたりなどハプニングの連続で非常に大変でした。もうこんなことはしたくないと思いました。
それはそうとpglを見るとランドロスがシングルダブル共に使用率が1位になっていましたね。恐らくランドゲッコの並びが流行ったのとミミッキュ環境だからこその鋼タイプの増加が原因かと思いますがまさかランドロスが1位になるとは思ってませんでした。
これからレートの環境はどんどん変わっていくと思いますが読者が参考に出来る育成論を書けるようになるためにもその変化に置いてかれないように頑張っていきたいと思います。ここまでご覧下さりありがとうございました。表記ミスや気になる点などがあればコメントで教えて下さると有難いです。
この論は以上になります。良ければこちらの論もご覧下さい
- HBランドロス
- スカーフランドロス
- 襷ステロランドロス