現環境で一番強いカミツルギの型を考えていて辿り着いたポケモンになります。
採用理由と役割
現環境で最も強い禁伝枠、ザシアン(王)とカイオーガに強いカミツルギです。
カミツルギは得手不得手がはっきりしたポケモンなので、刺さる相手にはめっぽう強いです。
持ち物
こだわりハチマキ
カミツルギはダイマとの相性がとにかくいいので、ダイマアタッカーとして運用する上で一番強い持ち物を考えました。結果、後出しされたザシアン(王)を狩れるハチマキが強いという結論に至りました。こだわりハチマキはダイマックス中に効果が発揮されませんが、いのちのたまだとインファイトを覚えたザシアン(王)に負けてしまうのと、ダイマ技+ビーストブーストで能力が上がりまくったカミツルギは技選択をしなくても十分な火力が出るので、さらに火力を上げるハチマキで全抜きできると思いました。
特性
ビーストブースト
攻撃技で敵を倒すと最も高い能力ランクが上がる、という特性で、カミツルギの場合ABSのどれかを上げることができますが、今回はオーソドックスなAを上げるカミツルギです。ダイマックスとの相性が非常に良く、ダイジェットでSを上げつつ、ビーストブーストでAを上げるという動きがとても強いです。
性格・努力値と調整
激戦区のS100を抜くために最速は確定。次にダイマしたときにC特化カイオーガのしおふきを耐えるためにDに84振り、余りをAに振っています。
技構成
リーフブレード
最高火力の一致技。半減でもかなりのダメージが期待できる。対カイオーガ用。
せいなるつるぎ
ダイナックルの媒体。ちなみにダイナックルにしても威力は下がらない。防御や回避率上昇を無視できる点は強力。壁展開がきついパーティならかわらわりでも良い。
つばめがえし
ダイジェットの媒体。普通に使うことはほぼない。
自由枠 以下から選択。上の方がオススメ度が高い。
ギガインパクト・ハサミギロチン
ダイアタックの媒体。ギガインパクトの方がダイアタックの威力は高いが、ハサミギロチンは不利な相手にもチャンスが作れるので一長一短。
スマートホーン
対ゼルネアス。ダイマ技にしても強い。
つじぎり
対バドレックス(こくば)ネクロズマ(日食)。バドレックス(こくば)は環境にスカーフ持ちが多いのでダイジェットしても抜けないことが多く、ネクロズマ(日食)には火力不足なので、あまり強いとは言えない。
立ち回り例
有利対面でリーフブレードを打つと、 ザシアン(王)が出てくる。次のターンにダイマックスしてインファイトを受け、耐久が下がったザシアン(王)に対しダイジェットで素早さ関係を逆転させる。そしてダイナックルでザシアン(王)を倒す。
この時点でA2段階、S1段階上がっており、ダイマターンも1ターン残っている。
与ダメージ計算
H252ザシアン(王)に対し
リーフブレードで31.6 ~ 37.1%
ダイジェットで25.6 ~ 30.1%
ダイナックルで42.2 ~ 49.7%なのでザシアン(王)をほぼ確実に倒せる(99.96%)。
被ダメージ計算
ダイマしたカミツルギは
A特化ザシアンのインファイトが80.7 ~ 95.5%
C特化カイオーガの雨しおふきが84 ~ 98.8%
苦手なポケモン
サンダーイベルタルバドレックス(こくば)など高火力特殊アタッカーや炎タイプ全般。特に上から殴ってくる相手には無理に突っ張らず、他のポケモンに任せた方が良い。
相性の良い味方・構築例
ラグラージ+カミツルギ
ラグラージでステロを撒き、カミツルギの全抜きをサポートする。その後あくびやクイックターンで対面操作をして、カミツルギに有利な対面を作る。
ブラッキー+カミツルギ+カイオーガ
ブラッキーのサンのみバトンでカミツルギのリーフブレードを確定急所にして無双。カミツルギが倒された場合スカーフカイオーガのしおふきで倒し切る。
ブラッキーがバトン要因なのは
- ふつうに耐久力が高く、環境にそれなりにいるためにバトン要因だと警戒されにくい。
- 悪タイプなのでオーロンゲのちょうはつ無効、せいしんりょくなのでいかく無効。
とバトン要因として非常に優れているため。
余談だがブラッキーをパーティに入れる場合、バトン先その2としてインテレオンを入れると強い。