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【 注意と挨拶
- 投稿主はエアプで初投稿です
所詮バロキッズです。
- ポケモンは基本的に理想個体で考え、ステータスの各パラメータをスラングなアルファベットH,A,B,C,D,Sで表します。
また、ランク補正について、例えば攻撃1ランク上昇について(A↑1),すばやさ2段階下降について(S↓2)のように表記します。
考え方
数学と同じで必要は発明の母。｢なぜそのようなポケモンを育成しようか｣と思うまでの過程が思考力を高め、次の閃へと必要なのです。
私はエアプですので、久しぶりにこのシーズン30で復帰し禁伝2体環境に苦戦していました。とくにハイパー帯です。そこで負ける時の多いパターンに気付きました。
積まれたら負け
ちょっと交換されて不利対面になり、積まれてダイマックスされると半端なポケモンでは受けきれません。
これは何故か？
自明ではありますが禁伝2体環境というランク変化なしでも平均的実数値が高く、その数値が定数倍に比例するとなればその火力がとてつもなく大きくなる訳ですね。
役割
相手の物理アタッカーを「やけど状態」にしながら技「ビルドアップ」と特性「かそく」でA,B,Sを上げながら、そのランクを技「バトンタッチ」で引き継ぎます。
持ち物
フィラのみ
(ウイのみ以外なら1/3回復きのみはなんでも良い。)
物理アタッカーを起点にするというコンセプトの上で、高火力技まで受けきれて火力を下げながら再び受けるという構成で1番都合のいいアイテムです。
特性
かそく(各ターン終了時にSが1段階上昇します。交代で出したターンは上昇しません。)
性格・努力値と調整
性格:わんぱく
努力値:252-0-172-0-0-84(順にH,A,B,C,D,S以下略)
（実数値:187-125-123-117-90-111）
- 努力値の振り方
考え方としては、Sランク補正を考慮しながら抜きたいSラインを調整し、残りを耐久に振ります。
- すばやさ
バシャーモ(S↑2)で最速
ザシアン(148族)抜きバシャーモ(S↑1)で準速(112族)最速(98族)抜き,(最速99族同速)バシャーモ(S↑↓0)で無振り(90族)抜き
- H,Bについて
詳しくは被ダメ計算を参照してください。
技構成
- まもる
確実にすばやさを1段階上昇させられます。ただし初手まもるは読まれやすいので注意⚠️
- おにび
相手を「やけど状態」にし、相手の物理火力を半減できます。命中不安なので外すのは割り切りましょう。
- ビルドアップ
AとBが1段階上昇します。さらに相手の物理攻撃を受けるように耐久を上げながら火力も上げます。
- バトンタッチ
技の発動タイミングで控えのポケモンと交代をし、交代先にランク補正を引き継ぎます。
- みがわり(まもると入れ替え検討)
相手の変化技や威嚇,1/3回復きのみ発動への調整が容易になります。1/4まで削れるかわからない高火力技を受ける時、後攻でも「みがわり」を選択していれば
(被ダメ75%未満)「みがわり」→きのみ もしくは
(被ダメ75%以上)きのみ→「みがわり」
と必ずみがわりを残せる挙動が取れますね。
「まもる」と「みがわり」の違い
- それぞれのメリット
「まもる」メリットは以下の通りです。
・HPを減らさずに1ターンを経過させ、特性「かそく」でSを1段階上昇させられる。
・すばやさ負けの状態で相手の技を受けずに済む。
・ダイマックス技を1/4で受けられる。
「みがわり」のメリット
・「あくび」が効かなくなる。
・「まもる」程、選択するタイミングに裏目が少ない。
・「きのみ」が腐らない
・相手の変化技の行動に対して安定択となる。
・Sが上を取れていれば、どんなに高火力でも最大HPの1/4で受けられる。
- それぞれのデメリット
「まもる」のデメリット
・択が何度も発生する。ストレスにもなるのでこれは大きい。
・択を外した時のディスアドバンテージが大きい。
「みがわり」のデメリット
・「まもる」と比較して受けられる合計ダメージが最大HPの1/4少ない。
・互いにランク補正無しの時、相手の先制タイプ一致弱点技を受けられない場合がある。
- 総合的考察
初期盤面の動きを重要視し、択に自信があるなら「まもる」が良い。
あまり高火力技を受けず、中火力、変化技を意識するなら「みがわり」が良い。
（初手バシャーモに対し、経験上「ステルスロック」や「りゅうのまい」,「あくび」などの変化技を打たれることが多い気がするので「みがわり」の方がいいかもしれません。環境の襷バシャーモの「きしかいせい」を警戒してるんですかね？有識者さん教えてくださいm(_ _)m ）
環境のバシャーモ
以下ポケモンHOMEより引用
バシャーモ使用率49位(シーズン30)
- どうぐ
1位:きあいのタスキ(48.7%)
2位:バコウの実(飛行 半減実)(18.8%)
3位:弱点保険(11.1%)
4位:いのちのたま(10.3%)
5位:ズアの実(HP1/4のときD↑1)(3.4%)
- わざ
1位:フレアドライブ(64.0%)
2位:つるぎのまい(53.5%)
3位:インファイト(37.3%)
4位:きしかいせい(29.1%)
5位:バトンタッチ(26.6%)
6位:こらえる(25.3%)
7位:いわなだれ(23.0%)
8位:まもる(19.1%)
圏外:おにび,ビルドアップ
- 環境のバシャーモ
この統計より、「タスキ(こらえる)きしかいせい型」,「つるぎのまいバトンタッチ型」がいるようです。
(筆者は使ったことも使われたこともないので分からないので推測です。すいません。)
よって今回の鬼火バトンバシャーモは環境に無い不意を突ける型と言えるでしょう。
立ち回り(一般論)
基本的には無傷で場に出したいです。物理技を使うポケモンとの対面を作りましょう。
- ゴール
物理アタッカーにビルドアップを積んだ状態でバトンタッチをするか、目の前の相手の対面によってはS↑を最低条件として特殊アタッカーにバトンタッチをします。
S,A,Bの上がったフィニッシャーでダイマックスをするのがコンセプトです。
(��) 相手がバシャーモバシャーモより速いとき
「まもる」ですばやさを逆転するか、その「まもる」に裏目がある(相手の積み技やダイマックスなど)ときは1回技を受けながら「鬼火」を打ちましょう。
その時、自分のHPが75.0%~99%まで削れ、1/3回復きのみまで繋げられれば最適です。
その後に「まもる」をし、S↑2まで上げて逆転するか、既に逆転出来ていれば「ビルドアップ」を打ちましょう。
(��) 相手がバシャーモバシャーモより遅いとき
「鬼火」を打って火傷にしながら「ビルドアップ」を積みましょう。程よく積めたら「バトンタッチ」で後続に繋ぎましょう。
想定される立ち回りと被ダメ計算
(注)百分率のまま計算をしているので、整数化する中の誤差が考えられます。また、与ダメはやけど定数ダメージのみなので割愛します。
1.ザシアン(王)
・T0(初期盤面)バシャーモ能力変化なし 
ザシアン(王)陽気,A252,A↑1
・T1(1ターン目)
先攻ザシアン(王) じゃれつく
73.7~87.1% (Ave.80.4%(平均値))バシャーモ残りHP(1-80.4%+33.3%(きのみ))＝52.9%
後攻バシャーモ おにびザシアン(王)やけど
ターン処理:加速 バシャーモS↑1
※低乱数で木の実発動しないのは課題点です。調整するのであればHorBの努力値を下げることになりますので、以下の想定した動きが取れるか怪しくなります。
また、「みがわり」を選択することで似たような動きが取れそうですが、総合的に見て最大HPの1/4が削れているので以下の挙動は取れません。
・T2
先攻バシャーモまもる
後攻ザシアンじゃれつく
ターン処理:加速 バシャーモS↑2
・T3
先攻バシャーモビルドアップ A↑1,B↑1
後攻ザシアン(王) じゃれつく
36.8~43.3%(Ave.40.0%)バシャーモ残りHP52.9-40.0＝12.9%
ターン処理:加速バシャーモS↑3
・T4
先制ザシアン(王) でんこうせっか
7.4~8.5% (Ave.7.9%)バシャーモ残りHP12.9-7.9＝5.0%
後攻バシャーモバトンタッチ A↑1,B↑1,S↑3
2.日食ネクロズマ
(注)相手のネクロズマの動きは初手竜舞は統計上多いと考えています。2ターン目以降は様々だと思います。
・T0バシャーモ能力変化なし
ネクロズマ(日食)能力変化なし
・T1
先行ネクロズマ(日食)竜舞 A↑1,S↑1
後攻バシャーモおにびネクロズマ(日食)やけど
ターン処理:加速 バシャーモS↑1
・T2(ダイマなし)
先行バシャーモまもる
後攻ネクロズマ(日食)じしん or サイコファング
ターン処理:加速 バシャーモS↑2
・T2(ダイマックス)
先行バシャーモまもる
後攻ネクロズマ(日食)
ダイアース(じしん)18.1~21.3%
ダイサイコ(サイコファング) 27.2~32.0%
ターン処理:加速バシャーモS↑2
・T3(ダイマックス)
先制バシャーモビルドアップ A↑1,B↑1
後攻ネクロズマ(日食)
ダイアース(じしん)48.6~57.7% (確定耐え)
ダイサイコ(サイコファング)at.サイコフィールド
95.1~%(よって2連ダイサイコで2確)
3.その他被ダメ計算
(注)相手のAが上がったり、はたまたこちらのBが上がったり、また相手が火傷になったりするので、全ての数値を覚えるのではなく互いに補正無しのダメージを知ってから考える方が現実的でしょう。
ランドロス(霊獣)A252 じしん
意地:106.9~126.2%
陽気:97.3~115.5%
意地B↑1:71.6~84.4%
陽気B↑1:65.2~78.0%
ウーラオス(いちげき)A252,インファイト
意地:88.2~104.2%(急所)
意地(拘りハチマキ):132.0~156.1%(急所)
ゼクロムA252,らいげき
意地:71.7~83.9%
意地ダイサンダー:77.0~90.3%(フィールドなし)
起点にできるポケモン
ただし、互いに能力変化なしで、HPMaxの状態とします。（以下使用率上位50位以内の物理アタッカーから抜粋しています。）ザシアン(王),
バンギラス,ネクロズマ(日食)(サイコファング不採用型),ゼクロム,
ゼルネアス(物理型),
ウオノラゴン(フィールド変化なし)
「まもる」や「おにび」,「ダイマックス」のタイミング,命中によって多少変化します。
苦手なポケモン
- メタモン
メタモン
積んだ能力が奪われ、バシャーモ状態で「へんしん」されても、バトン先を「へんしん」されても辛いです。能力変化をリセットする技を入れても互いに無くなるだけですので相手のメタモンに「おにび」を入れたり事前にHPを削っておきましょう。
「じしん」は痛くないですが、あくびが辛いです。
対策としては「まもる」→「みがわり」に変更する。
または初手で「ビルドアップ」を積み、「バトンタッチ」先のエースポケモンに「ラムのみ」を持たせましょう。(※バトンタッチは あくび による ねむけ状態 を引き継ぎません。)
- カイオーガ
カイオーガなどの特殊アタッカー
後出しされる分にはスカーフを考慮しても「まもる」からS↑2の状態で「バトンタッチ」し、最低限の役割を果たすことはできます。
- S負けの状態からダイジェット
上からダイジェットを連打されると弱点ですし「まもる」でも精々1ターンしか耐えられず、上からバトンもできずにやられます。まあタスキが多いバシャーモにダイマックスを切る相手も少ないと思いますが。
- ホウオウ
ホウオウ
飛行弱点を突かれ、「おにび」が通りません。
- エースバーン
エースバーン
炎タイプのうちは「やけど」にならないので起点にしにくいです。予め威嚇をいれるか、加速をしてタイプが変わった隙を見て「鬼火」をいれるなどしないと起点にするのは難しいです。
また、それだけに留まらずバトン先エースが「タスキカウンター」でやられる可能性もあるのでBが十分上がっているなら威力の低い技でケアが必要です。
- みがわり,ちょうはつ
バシャーモバシャーモに対して「ちょうはつ」打つ人はいるんですかね？打たれたら大人しく引くしかありません。「みがわり」も割る手段はありませんが、採用しているならこっちも「みがわり」を立てたり、「ビルドアップ」で受けれるならバトン先エースでみがわりごとふっ飛ばしましょう。
- 総合的観点から
明確な不利対面は「相手がふきとばしを持っている」だったり、「高速な特殊アタッカー」である時ですが、他の場合はSが上がった状態でバトンタッチできれば
控え次第でなんとかなります
ヌオー
ヌオーがきつければ「フリーズドライ」を持つポケモンに交代すればいいです。物理を上げてなお相手の物理受けが突破出来なさそうならS上がった状態で押し切れる「メガネ特殊アタッカー」や「Cを自分で積めるポケモン」など、不利なポケモンがわかったらそれに備えた控えを用意しておけば、ある程度の事態には対処できます。まあ、机上論ですが笑
相性の良い味方・構築例
- ザシアン(王)
ザシアン(王)
最強のザシアンが爆誕します。「笑笑」ではなく本当に心が「WWW」という気分になります。耐久振りで「つるぎのまい」を持つ型を私は使っています。稀にバシャーモバシャーモが「ビルドアップ」を積む最中に「てっぺき」を使う相手がいるのでAは上げれてますし「せいなるつるぎ」を採用するのをオススメします。
- ランドロス(霊獣)
ランドロス(霊獣)
持ち物の選択肢が広いのが優秀です。私は「ラムのみ」を持たせています。AとSが上昇している状態でダイマックスができるのが強みですので、通常採用されにくい格闘技や「逆鱗」なども選択肢に入ってきます。
- ホワイトキュレム
ホワイトキュレム
「とつげきチョッキ」型の特殊受けの割合が多いので、カイオーガ
カイオーガの入る構築に強いです。また、相手の初手に仮想敵であるザシアンザシアン(王)を誘いやすいのも魅力です。
最後に
初投稿のエアプで読み手に腹立たせる部分が多くあると思います。本当に申し訳ないです。
また自分自身育成して間もないので、(敵味方含め)相性のいいポケモンのサーチが進んでいません。良ければ参考にして頂ければ幸いです。使ってみたり改良したりなどあれば報告して頂けると嬉しいです。
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