はじめに
皆さんこんにちは、はるキングと申します。今回は、フォークという形で育成論を投稿させていただきます。
- 本論では、HABCDS等の非公式用語を使用します。あらかじめ御了承ください。
- ダメージ計算につきましてはポケマス様を使用させていただいております。
- 指摘、感想、疑問に思った点等ございましたら、コメントにてお書きください。
カバルドンについて
カバルドンは、第4世代に登場したポケモンで、主に、ステルスロック+あくびの技構成の起点作成型が使われています。現環境でも使用率が高く、耐久方面の種族値が高い点が優秀です。
採用理由
カバルドンを使っていると、ザシアン(王)対面で突っ張られることが意外と多く、あわよくば、じゃれつく+きょじゅうざんでこちらのカバルドンが倒されてしまうという事故が発生してしまうことがあったので、ザシアン(王)VSカバルドン対面で相手のザシアン(王)に対して、カバルドンのじしんで確定1発をとれるカバルドンに行き着いたので、今回は、こちらのこだわりハチマキカバルドンを紹介していこうと思います。
持ち物
前々回私が投稿したランドロス(霊獣)とは違い、カバルドンはA種族値がほかのポケモンと比べて、秀でて高いという訳ではないので、こだわりハチマキで確定とさせていただきます。いのちのたまや、たつじんのおびだと本当に火力が足りない。
コンセプト紹介
冒頭でも話した通り、ザシアン(王)等の、じしんで弱点をつけるポケモンは勿論、ラム持ちのポケモン等に対しても、大ダメージを与えるというのが今回のカバルドンの主なコンセプトです。
差別化
- ランドロス(霊獣)ランドロス
わざわざハチマキを持たなくても、いのちのたま+じしんでザシアン(王)を一撃で倒すことができます。また、とんぼがえりという対面操作技を持っています。しかし、相手のランドロス(霊獣)(使用率3位)に対しての打点がいわ技くらいしかありません。また、こおり4倍弱点の有無の差も大きく、それに対してカバルドンは、こおり打点があり、4倍弱点もなく、相手のランドロス(霊獣)に4倍弱点をつくことができる点で差別化ができています。
- ラグラージラグラージ
カバルドンには少し劣りますがAが高く、クイックターンやあくびという対面操作技を覚えます。ですが、カバルドンは、特性のすなおこしによって相手のネクロズマ(日食)のあさのひざし、つきのひかりの回復量を減らせたり、カイオーガ対面で、下から天候をすなあらし状態にして、裏のポケモンでカイオーガの攻撃を受けやすくする等の、ザシアン(王)以外の禁止伝説にも強い点で差別化ができています。
- ゴツゴツメットカバルドン
コメントにて指摘があったので、追記させていただきます。まず、じしん+ゴツメ×2でH振りザシアン(王)を落とせますが、裏に引かれた場合、ステルスロックを撒いたとしてもザシアン(王)に耐えられる可能性があり、確実に有利だとは言えません。また、ハチマキを持つことによってムゲンダイナやネクロズマ(日食)にも有利を取れるというのが、今回のカバルドンの強みなので、ザシアン(王)以外の禁伝にも対面で有利を取れるというだけで差別化はできていると思います。
特性
すなおこし
すなのちからだと、普通のカバルドンではないということが相手にバレてしまいますので、すなおこしで確定とさせていただきます。
性格、努力値、個体値説明
性格 わんぱく
(Aに補正をかけなくてもH振りザシアン(王)を倒せるため。)
努力値:H188 A212 B20 D84 S4orS0
〈調整意図〉
H:なるべく高くなるように振りました。
A:じしんのダメージがH252B4振りムゲンダイナに対して、すなダメージ込みで確定1発で倒せるように調整。
B:ようきA252振りのヒヒダルマ(ガラル)のつららおとしをほぼ耐えるように調整(12.5%)。
D:サンダーのぼうふう媒体ダイジェットをほぼほぼ耐える
ように調整(6.3%)。
S:個体値の欄にて解説
個体値:HABDに至っては、個体値をVにしてください。また、最遅ラグラージに抜かれるように、Sの個体値を0~11にして、Sに努力値を振らないのが理想です。メリットとしては、カバルドンにあくびを採用する場合、最遅ラグラージのクイックターンに対して、相手の裏のポケモンをあくび状態にすることができます。(カバルドンにあくびを採用しない場合は、Sの個体値はVにして、Sに4努力値を振ってください。)
技構成
(確定技と候補技から技を選んでください。)
確定技
- じしん
コンセプト上確定。タイプ一致、高火力、命中安定、外す理由がありません。
- こおりのキバ
ランドロス(霊獣)等のこおり4倍弱点への打点になります。ランドロス(霊獣)との差別化点なので、確定です。
候補技
- かみくだく
主にバドレックス(こくば)への打点になります。ダイマックスバドレックス(こくば)に対しても、いいダメージが出せます。
- ほのおのキバ
主にナットレイ等のほのお4倍弱点への打点になります。警戒されにくい今だからこそ強いです。
- ストーンエッジ
HB特化ホウオウに対して、せいなるほのおで焼けなければ確定1発をとれます。
- ばかぢから
一応、H4振りいちげきウーラオス(いちげき)に対して、確定1発をとれます。タスキ型だった場合もすなダメージを絡めて倒すことができます。また、ダイナックルとしても使うことができます。
- あくび
こだわりハチマキを持っている関係上、あくびしか打てなくなりますが、不利対面を誤魔化せるのが強いです。また、ダイウォールとしても使えます。
- ステルスロック
こだわりハチマキを持っている関係上、ステルスロックしか打てなくなりますが、サイクル戦を有利に運びやすくなる点が強いです。
- ふきとばし
こだわりハチマキを持っている関係上、ふきとばししか打てなくなりますが、相手の積みポケモンに対して強く出ることができますが、こだわっている関係上、使いづらいです。
与ダメージ
基本的にダイマックスをしないので、ダイマックス時の計算は割愛します。
- -じしん
H252B4振りザシアン(王)ザシアン
確定1発(100.5~118.5%)
HB特化ネクロズマ(日食)ネクロズマ
確定2発(50.4~60.2%)
H252B4振りムゲンダイナムゲンダイナ
乱数1発(62.5%) (94.7~111.7%)
※すなダメージを絡めれば、H252B4振りムゲンダイナに対して確定1発(101.6~120.2%)をとることができます。
H4振りゼクロムゼクロム
確定1発(109.7~130.2%)
H4振りレシラムレシラム
確定1発(127.2~151.1%)
H4振りヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ
乱数1発(93.8%) (98.3~116.5%)
HB特化カプ・レヒレカプ・レヒレ
乱数2発(2.7%) (42.3~49.7%)
H4振りマンムーマンムー
確定2発(72.5~85.4%)
- こおりのキバ
H4振りランドロス(霊獣)ランドロス (いかくにより、A−1想定)
乱数1発(18.8%) (87.2~104.2%)
H4振りガブリアスガブリアス
確定1発(110.8~132.6%)
H4振りサンダーサンダー
確定2発(67.4~79.5%)
H4振りイベルタルイベルタル
確定2発(50.4~60.3%)
H252B4振りジガルデ(50%)ジガルデ
確定2発(78.1~93%)
- かみくだく
バドレックス(こくば)バドレックス
確定1発(163.6~193.1%)
- ほのおのキバ
HB特化ナットレイナットレイ
確定2発(64~77.3%)
H252B4振りテッカグヤテッカグヤ
乱数2発(48~54.9%)
- ストーンエッジ
HB特化ホウオウホウオウ
確定1発(108.9~129.5%)
HB特化ファイヤーファイヤー
確定1発(117.7~140.1%)
H4振りサンダーサンダー
確定1発(102.4~121.6%)
H4振りイベルタルイベルタル
確定2発(78.2~92%)
ストーンエッジもじしんと同様に、ダイマックスをしない方が火力が出せます。
- ばかぢから
H4振りいちげきウーラオス(いちげき)ウーラオス
確定1発(102.2~120.4%)
HB特化ポリゴン2
確定2発(48.1~57.5%)
被ダメージ
ダイマックス時は被ダメージが半分になります。
※きょじゅうざん、ダイマックスほうは例外
いじっぱりA252振りA+1ザシアン(王)のきょじゅうざん
確定2発(64.2~75.8%)
無補正A4振りネクロズマ(日食)のメテオドライブ媒体ダイスチル 確定3発(40.5~48.3%)
おくびょうC252振りバドレックス(こくば)のアストラルビット媒体
ダイホロウ 確定2発(80.1~94.6%)
おくびょうC252振りバドレックス(こくば)のリーフストーム媒体
ダイソウゲン 確定1発(107.2~126.5%)
おくびょうC252振りこだわりメガネムゲンダイナの
ダイマックスほう 確定2発(78.2~92.7%)
おくびょうC252振りサンダーのぼうふう媒体ダイジェット 乱数1発(6.3%) (84.5~100.4%)
おくびょうC252振りイベルタルのデスウイング媒体
ダイジェット 確定2発(81.6~96.6%)
いじっぱりA252振りいのちのたまエースバーンの
キョダイカキュウ 確定2発(67.6~79.7%)
ようきA252振りウーラオス(れんげき)のすいりゅうれんだ
確定2発(72.4~89.8%)
すなあらし状態のおくびょうC252振りカイオーガのしおふき 確定1発(160.3~189.3%)
無補正C4振りC+1(ダウンロード想定)ポリゴン2の
れいとうビーム 確定2発(59.9~71.4%)
ようきA252振りヒヒダルマ(ガラル)のつららおとし
乱数1発(12.5%) (86.9~102.4%)
無補正C4振りカプ・レヒレのなみのり 確定2発(56~66.5%)
いじっぱりA252振りマンムーのつららばり
(一発ごとのダメージ)乱数5発(18.3~23.1%)
※4発までは必ず耐えてくれます。5発目は乱数で耐えてくれます。(ほぼ耐えない。)
立ち回り
基本的に初手に出して、相手のポケモンに不意の高火力技を押し付けます。じめんタイプの技は一貫性を取りやすく、使い方、相手の構築次第では、このカバルドン一匹で相手のパーティーを半壊することもあります。
苦手なポケモン
- カイオーガカイオーガ
すなあらし状態でも相手のしおふきを受けきることができません。裏に、しおふきを受けられるポケモンを用意しておきましょう。
- バドレックス(はくば)バドレックス
ブリザードランスを受けきることができません。裏に、バドレックス(はくば)に耐性のあるポケモンを用意しておきましょう。
- バドレックス(こくば)バドレックス
ダイソウゲンで確定1発を取られ、くろのいななきの起点にされてしまいます。裏にバドレックス(こくば)に耐性のあるポケモンを用意しておきましょう。
相性のいいポケモン
- ザシアン(王)ザシアン
すなダメージを絡めることにより、ザシアン(王)を通しやすくなります。また、すなあらし状態だと、おくびょう、持ち物なしカイオーガのしおふきをザシアン(王)が確定で耐えることができる点でも相性がいいです。
- ウオノラゴンウオノラゴン
カバルドンが倒れた後でも特性のすなかきで、多くのポケモンの上からエラガミを打つことができます。また、カイオーガのしおふきが4分の1で受けられる点でも相性がいいです。
- バドレックス(こくば)バドレックス
ネクロズマ(日食)に竜の舞を一回積まれても抜かされることがなく、アストラルビットで大ダメージを与えることができます。
最後に
今回は初めてのフォーク投稿でしたが如何だったでしょうか。もしこの育成論がよかったと思いましたら、評価、コメントよろしくお願いします。それでは、また次の機会でお会いしましょう。