初投稿させていただきます刺身です。
まず初めに、どう考えてもカイリューはAS振りのアタッカーにするのが強いですが、これだけ耐久指数が高いポケモンですので受けという視点で考察するのであればという可能性の話になります。
本文にてマルチスケイルをマルスケと略す場合がございます。
ランクにもあまり潜るわけでもなく初投稿にて拙い育成論とはなりますが暖かい目でご覧下さい。
コメント欄にて博士の方々がちょっとした補足をして下さるかと思いますのでそちらもご参考下さい。
採用理由と役割
- ご存知カイリューというポケモンは隠し特性のマルチスケイルという特性で、HPが満タンの時に受けるダメージが半減となります。
この特性に加えてはねやすめ、まもる、たべのこしによる耐久でまきつくループの可能性があるのではないかと考えました。(ネチネチ相手を倒せるポケモンが欲しかっただけ)
ルギアとカイリュー
こちらの2体は同じマルチスケイルという特性で、じこさいせい、はねやすめを持っていることから高い耐久性能を誇っています。
そしてルギアは伝説ポケモンにより、その種族値から本論におけるカイリューの上位互換かと思われます。
- 差別化
ルギアのすばやさは110でカイリューよりも30も高い種族値があります。
差別化をするのであれば、本論のカイリューはすばやさを最遅にしておりマルチスケイルの温存が可能になり次の対面も視野に入れた戦い方ができる点かと思います。
そしてルギアと比べ、はがねタイプとの相性補完が完璧である点でも受けサイクルの構成も楽になるのでダイマックスエースを組み込み易いのかなと思います。
持ち物
- たべのこし
基本的にはまもるとはねやすめを採用している分、毎ターン回復できるたべのこしが適しているかと。
はねやすめで完全回復ができなかった場合でもたべのこしでマルチスケイル発動の完全回復まで持っていける可能性があります。
特性
マルチスケイル
個体値について
このカイリューはすばやさを0にして性格もすばやさを下降にしています。
理由としては、すばやさを最低にすることによりはねやすめを後出しにするためです。
はねやすめを後出しにすることによって後述するしんそくやまきつくダメージで相手をもし倒しきった時に、前のターンで後出しはねやすめによる完全回復をしていなければマルチスケイルが発動していない状態で次のポケモンと対面しなければならないからです。
次を考えず目の前にいるポケモンに対して受け切りたいならば上からまきつくとはねやすめを打てる方が絶対にいいのでそちらにしたい場合はすばやさは31にして下さい。
個人的にはこの微妙な速さを逆に下降にしてしまい、このカイリューの要素として利用したいと考えました。
(長くなりました)
性格・努力値と調整
何も考えることなく1番耐久できる性格と努力値にしておりますが、物理と特殊で配分と性格を変えることも容易です。
技構成
- 確定枠
はねやすめ まもる
- しんそく
この型において上から打てる唯一のメインウェポンとなります。
こうげき種族値が134もあるので無振りでも、ある程度まきつくを食らった相手に対して落とせるくらいの威力は出せます。
後出しではねやすめ、またはHPマックスの状態でのまもる、からしんそくを打つことにより次の対面をマルスケ発動状態にすることができます。
倒されそうになった時に上から打って次のポケモンに繋げることが出来る利点もあります。
- 推奨
まきつく
カイリューはバインド技を3つも覚えることができますが、ほのおのうずとうずしおは命中が不安定なので安定択を取るのであればまきつく確定です。
しかしまきつくではゴーストタイプに効かないのとまきつく自体のダメージが低くてばつぐんも無い点がネックですが、そもそもゴーストタイプはしんそくが通らずバインドからも逃げれますし、うず系も当たらなかった場合マルスケをそのまま無駄にしてしまうことになるのでまきつくをオススメします。
- まもるorでんじは
まもるはたべのこしでの回復を考えての安定択となります。
相手を動かせなくするでんじははその分無償ではねやすめを出せることになるので確率ではありますが選択の範囲です。
立ち回り例
- 注意
基本的にはまきつくから打って受けループが始まりますが、最遅にしてあるので相手が攻撃技を連発してきた場合2ターン目はマルスケが発動していない状態で技を受けることになります。なので後述しますが弱点タイプや弱点のわざを打たれた場合はすぐに補完ポケモンに変えることを推奨します。
- 基本例1
まきつく→たべのこしで少しでも回復させたいのでまもる→はねやすめ→まもる→はねやすめ→…
→トドメのしんそく
といった形になります。
- 基本例2
まきつく→まもる→はねやすめまでは同じです。まきついている間に相手が攻撃してくると思いますが、マルスケ発動していなくても死なないんじゃね?と思う時がたまにあります。その場合はしんそくを間に挟んであげてより早く落とすことも可能です。(落とす時は完全回復している状態が良い)
- 応用例
こちらは、まもる→はねやすめから入ります。
この2つの技を出し終わった時点ではまだマルチスケイルは発動している可能性が高いです。
まもるを見せることによりまもる読みで積んでくることがありますので、そこにまきつくを合わせるとマルスケが発動したまま打つことができます。こうなってしまえばマルスケ発動していない時の受けをケアする必要が無くなるので簡単になります。(攻撃系を積まれすぎると受けれなくなる場合があるので注意)
与ダメージ計算
特に仮想敵などございませんので、まきつく自体がHPの1/8削っていくことを考慮してしんそくがその相手に対して大体どれくらい通るのかだけ計算していただき、しんそくのダメージちょうどで落とせるくらいまで削ってもらえればと思います。
被ダメージ計算
こちらも受け方によってさまざまな被ダメージが予想されますので割愛させていただきます。
- とりあえず4倍こおりをタイプ一致などで受けてしまうと確死する場合があります。
他最遅にしているため、弱点の攻撃などをマルスケで受けた時に1/4以上持っていかれるのであればそれ以降をマルスケで受けるのはしんどいかもしれません。
苦手なポケモン
{こくばバドレックス}ヒヒダルマ(ガラル) ドラパルト ミミッキュ ザシアン バンギラスこれらは対面した時点で死を覚悟してください。
ゴーストタイプには打つ手無しです逃げてください
その他いわとはがねタイプはしんそくで落ちにくいため戦いにくいです。
相性の良い味方・構築例
カイリューははがねタイプと完璧に相性補完ができているので役割と用途に応じてお好みのはがねタイプをお使いいただければよろしいかと思います。
1番のオススメはザシアンとダイマックス要員の構成です。
壁張り持ちのはがねを先頭に出すとその相手に合わせた壁を張ってカイリューを出すことにより、安定した受けを狙えます。
先程も述べた通り、ゴーストタイプには打つ手がないので補完にあく、ゴースト技を入れたりしても良い思います。
ダイマックスエース枠にはバンギラスという選択肢も大いにあります。
最後に
最初にも言いましたが、どう考えてもアタッカーとして使う方が強いです。その中で受けの可能性を少しでも感じている方の参考になれば幸いです。
見づらい文章かと思いますが読んでいただきありがとうございます。