はじめに
- 本項ではH,A,B,C,D,Sなどと言った非公式の略語や用語を使用します
- 与、被ダメージ計算において使用する個体値は全て31の理想個体を前提とさせていただきます。
今回で初めて育成論を投稿させていただきます、メガニューです。今回はレジエレキレジエレキをスタンダードな壁張り役に加え、特殊ではなくなぜか対戦で見ることの少ない物理型で使っていきたいと思います。
採用理由と役割
初めに述べた通り、今回のレジエレキは壁張り役兼物理アタッカーです。壁張りをして仕事を終えた後の最後っ屁の火力が魅力です。壁張り物理のレジエレキ自体はパーティ構築の方で投稿している方が既にいますが、努力値配分などが違います。
大体の場合は他の壁張り要員と同じく初手に繰り出し、壁を張って退場するのが主な役割です。
物理型にすることの長所
物理型で運用することの長所としては、
- だいばくはつの威力の底上げ
- HPが少ない時のワイルドボルトでの退場
- 意表がつける
特に3つ目は大きく、実際に使ってみたところ受けサンダーなどと対面した際にかいでんぱを打ってきたり、おにび持ちのポケモンなどにも強く出れるところが非常に便利でした。
物理型にすることの短所
物理型で運用することの短所としては、
- ボルトチェンジの有無
ほぼこれにかかっていると言っても良いでしょう。
レジエレキはs200という圧倒的すばやさからでんき技を繰り出したり、壁を張ったりするのが主な仕事ですが、先行でボルトチェンジをして有利対面を作り出すこともできます。
他にもイカサマのダメージの増加やいかくの存在などがありますが、ほとんどこれ一択と言っていいでしょう。
持ち物
ひかりのねんど
壁ターンを5ターンから8ターンまで伸ばすことができます。壁張り要員なので確定です。
特性
トランジスタ
これしかありません。ワイルドボルトの威力増加に有用です。
性格・努力値と調整
性格はいじっぱりで確定です。これによって確定数が少し変わってきます。
努力値は 60,252,36,x,44,116です。
Aに252振ることでH4振りパルシェンを確1にできるパワーを出せます。
耐久はポリゴン2などのダウンロード対策でB<Dとなるようにしておきます。
Sは116振ることでシーズン10から再び解禁されるスカーフカイオーガを上から倒すことができ、ザシアン(王)やバドレックス(こくば)よりも先に動くことができます。
技構成
ひかりのかべ・リフレクター
5ターン(ひかりのねんどで8ターン)の間、物理・特殊攻撃で受けるダメージを半減します。
壁張り要員のため確定です。
ワイルドボルト
威力90 命中100で相手に与えたダメージの4分の1ダメージを受けます。
物理でんきの最大威力技(専用ならゼクロムのらいげき)壁張り後のメインウェポンとなる電気技です。これによりH4カイオーガを上から確1にすることができ、場合によっては自主退場もできる優秀な技です。これも確定。
候補
だいばくはつ
威力250 命中100の物理ノーマル技。
高火力兼自主退場技です。壁ターンを残して退場できるため優先度は高いです。攻撃に振ることで火力も上がります。
ボルトチェンジ
威力70 命中100の特殊でんき技。
やっぱりボルトチェンジは欲しいという方に。物理型のメリットを潰してまで採用するのかは考え所です。
あばれる
威力120 命中100の物理ノーマル技。
だいばくはつによるひんしを嫌う方へ。ただし、だいばくはつの二分の一程度の威力しかないのであまり火力には期待できません。使った後に起点にされないように注意!
しんそく
威力80 命中100
優先度+2のノーマル物理先制技
立ち回り例
- 初手に繰り出して、壁を張っていきます。(不利対面なら交代)
- 壁張りを終えた後、引っ込める余裕があったら交代、後続の負荷を嫌うならだいばくはつで退場します。(HPが残り少ないならワイルドボルトで退場も可能)
もしすぐに切らずに残しておけば壁ターンが切れたあとに壁を再展開できたりといった利点があります。
与ダメージ計算
ワイルドボルト
H特化カプ・レヒレカプ・レヒレ
→106.2〜126.5%(確定一発)
HB特化きせきポリゴン2ポリゴン2
→28.6〜34.3(確定四発 低乱数3発)
H4パルシェンパルシェン
→101.5〜120.6%(確定一発)
H4エースバーンエースバーン
→86.5〜101.9%(乱数一発)
H4サンダーサンダー
→72.8〜86.7%(確定2発)
H4ミミッキュミミッキュ
→96.5〜115.2%(皮ダメ込みで確定一発)
H4ザシアン(王)ザシアン
→55.9〜66.6%(確定2発)
H4カイオーガカイオーガ
→132.9〜156.8%(確定一発)
H4バドレックス(こくば)黒馬バドレックス
→72.1〜85.7%(確定2発)
だいばくはつ
(電気技の通りにくい相手を記述)
H4ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス
→87.1〜103%(乱数一発)
HB特化カバルドンカバルドン
→39.5〜46.5%
H4マンムーマンムー
→84.4〜99.4%
H4カプ・コケコカプ・コケコ
→102〜120.5%(確定一発)
H4ムゲンダイナムゲンダイナ
→62.9〜74.5%
被ダメージ計算(壁込み)
A特化マンムーマンムーのじしん
→93.8〜110.4%(乱数一発)
A252ようきランドロス(霊獣)霊獣ランドロスのじしん
→92.6〜109.2%(乱数一発)
A252ようき珠エースバーンエースバーンのかえんボール
→62.5〜73.6%(確定二発)
A252ようき珠A↑↑ミミッキュミミッキュのじゃれつく
→77.9〜91.4%(確定二発)
A252ようきA↑ザシアン(王)ザシアンのじゃれつく
→69.9〜82.8%(確定二発)
C252おくびょう眼鏡バドレックス(こくば)黒馬バドレックスのアストラルビット
→82.2〜96.9%(確定二発)
苦手なポケモン
- ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス
壁を張っても乱数次第で貫かれてしまいます。ほかのじめんタイプにも言えることですが、素直に引きましょう。
- ナットレイナットレイ
ワイルドボルト・だいばくはつ共に半減してきます。こちらもすぐに引きましょう。
- ウーラオス(いちげき)一撃ウーラオス
壁を貫通されるのが痛く、れんげきと違いこちらが有効打がないのもbad。
相性の良い味方
- ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス
ランドロスにはランドロスが強い、これホントだから。マンムーには注意!
- カプ・レヒレカプ・レヒレ
ウーラオス(いちげき)に強く、壁を盾にしててっぺきやめいそうを積むのもあり。
終わりに
思いつきで作った型でしたが、なかなかに使いやすかったです。次回の環境ではダイマックスが出来なくなるのでスカーフカイオーガが増えると思っています。対策にこの型、どうでしょうか。
今回が初めての投稿なので不備や至らぬ点が多いと思いますが、コメントで優しく教えて欲しいです。