ランドロス(霊獣)- ポケモン育成論ソードシールド

初投稿のパンダです。
技構成についての疑問や、訂正すべき点がありましたら、コメント欄にてお願いします。

はじめに

・この育成論内では、HABCDSの略を用います。
・この育成論内では、ダメージ計算や実数値計算は、全て、トレーナー天国様の｢ダメージ計算機 forソード/シールド｣で行っております。
リンク→https://pokemon-trainer.net/
ご了承ください。

役割

この型の基本的な運用方法は、主に2種類あります。
?初手ダイマックスやつるぎのまいで、ステロだろうと悠長している相手に痛手を負わせる。
?控えとして選出して、ダイマックスエースとする。

ランドロス(化身)化身ランドロスとの差別点

この2者の違いは、種族値と特性です。
ですが、ダイジェットを使うアタッカーとして特に注目して見るべきは、
A種族値とS種族値です。

ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス︰A 145 S 91
ランドロス(化身)化身ランドロス︰A 125 S 101

では、なぜS種族値が低く、被弾の可能性が増えるランドロス(霊獣)霊獣ランドロスを用いるのか。
それは、ダイジェットでSを能動的に上げる事が出来るのと、S種族値91とS種族値101の間には、ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスが苦手とするポケモンがあまりいないことです。
前者の理由は、この型の努力値振りにも関連しています。
後者の理由ですが、実は、この型はサンダーサンダー(S種族値100)に強く出る事ができません。ですが、岩技を持っているであろうランドロス(霊獣)霊獣ランドロスに、サンダーサンダーは後投げしてこないだろうという判断です。
また、相手の物理火力を削る役割も持てる、いかくを特性として持つことも理由の一つです。
以上の事を踏まえて、ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスの方が適切であると判断しました。

持ち物

初手で出す可能性がある以上、ミミッキュミミッキュなどの鬼火や、カバルドンカバルドン、ラグラージラグラージのあくびなどを1回防ぐ事が出来るラムのみが安定すると考えました。
他の候補としては、オボンのみも良いと思います。

特性

このポケモンには特性が1種類しかないため、省略させて頂きます。

性格・努力値と調整

こちらの育成論を読まれた方は、特防に努力値を振っている事に疑問を感じるかもしれません。
これは、ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスの天敵であるポリゴン2ポリゴン2の特性であるダウンロードの対策です。
ポリゴン2ポリゴン2は、しんかのきせきを持たせる事によって、異次元の耐久を誇るポケモンで、ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスの4倍弱点である、氷タイプの技のれいとうビームを打ってきます。
しかし、この性格補正と努力値にすれば、C無振りポリゴン2ポリゴン2のれいとうビームを確定で耐えることができます。

技構成

採用した理由について述べていきます。

・じしん
エースバーンエースバーンやザシアン(王)ザシアンに対してのダメージソースです。
タイプ一致で打てるため、ザシアン(王)ザシアンをピッタリ確1で落とせます。

・そらをとぶ
こちらもランドロス(霊獣)霊獣ランドロスのメインウェポンで、相手のダイマックスターンを稼いだり、ダイマックスした時にダイジェットになるので必須です。

・かわらわり
この型のコンセプトでもあります。
この技は、追加効果で、相手のひかりのかべ、リフレクターを無効化することが出来ます。初手で壁を貼ってくる相手に対しても刺さると考えられ、格闘タイプの技であるため、ダイマックスした時にダイナックルになるという利点もあります。

・つるぎのまい
これは、高耐久ポケモンがサイクルを回すパーティー、所謂｢受けループ｣相手にも強く出るためです。
例︰ナットレイナットレイ、ドヒドイデドヒドイデ等

✳技選択枠

・いわなだれ
サンダーサンダーを初めとする、ひこうタイプへの打点です。また、ダイロックの追加効果で、カイリューカイリューのマルチスケイルを潰すという役割もあります。
がんせきふうじとの差別化点は、威力の高さです。

立ち回り例

ここでは、天敵ポリゴン2ポリゴン2と対面した時の立ち回り例をご紹介します。
なお、仮想敵のポケモンは、
ポリゴン2ポリゴン2はHB特化、性格はBに補正でしんかのきせき持ち
を想定し、ダイマックスはお互いありという状況で考えます。

・ポリゴン2ポリゴン2対面
ダイアイス2回でやられてしまうのに対し、
ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスは2パンできません。
…
相手がどの特性でも、負けてしまいます。

・ポリゴン2ポリゴン2対面
ただし、つるぎのまいを積んだ状態
1.お互いダイマックス
2.ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスのダイナックル
29.7%~35.4%
3.ポリゴン2ポリゴン2のダイアイス
73.5%~86.7%
4.ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスのダイジェット
69.8%~83.1%(1ターン目との累計)
5.ポリゴン2ポリゴン2のダイアイス
瀕死率︰100%
…
やはり、相手がどの特性でも、負けてしまいます。
ポリゴン2ポリゴン2相手は、相手がダイマックスを残していれば、どう足掻いても勝てないでしょう。
勝てないものは勝てないと割り切ります。

与ダメージ計算

(表示している技は、基本的に最大打点です。)

→サンダー原種サンダー H4振りいのちのたま持ち
そらをとぶ︰28.9%~34.3%

いわなだれ︰63.9%~75.9%
73.9%~85.9%(いのちのたまダメージ込)

→ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス H4振り(いかく込)
そらをとぶ︰37.0%~44.2%

→ミミッキュミミッキュ H4振り
そらをとぶ︰77.9%~91.6%
※化けの皮を削る時の定数ダメ、いのちのたまの反動ダメ込で確1

→エースバーンエースバーン H4振り
じしん︰151.3%~178.2%
そらをとぶ︰67.9%~80.8%

→ザシアン(王)ザシアン(王) H4振り
じしん︰100%~117.9%

→カイオーガカイオーガ H4振り
じしん︰58.0%~68.2%

→ブリザポスブリザポス H252振り
かわらわり︰36.7%~43.5%

→レイスポスレイスポス H4振り
じしん︰79.0%~93.8%

→テッカグヤテッカグヤ HB特化
かわらわり︰16.7%~19.6%

→テッカグヤテッカグヤ H4振り
かわらわり︰26.0%~31.2%

→ゴリランダーゴリランダー H4振り
そらをとぶ︰103.4%~122.7%

被ダメージ計算

→サンダー原種サンダー C特化いのちのたま持ち
ぼうふう︰59.7%~70.4%

→ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス A特化いのちのたま持ち(いかく込)
そらをとぶ︰44.4%~52.6%

→ミミッキュミミッキュ A特化いのちのたま持ち(いかく込)
ゴーストタイブ︰32.7%~38.3%
じゃれつく︰32.7%~38.3%

→エースバーンエースバーン A特化いのちのたま持ち(いかく込)
かえんボール︰50.5%~59.7%

→ザシアン(王)ザシアン A特化朽ちた剣持ち(いかく込)
こおりのキバ︰75.5%~89.8%
きょじゅうざん︰42.9%~50.5%

→カイオーガカイオーガ C特化こだわりスカーフ
しおふき︰172.4%~205.1%

→ブリザポスブリザポス A特化いのちのたま(いかく込)
つららおとし︰167.3%~199.0%

→レイスポスレイスポス C特化こだわりメガネ
シャドーボール︰67.3%~79.6%

→テッカグヤテッカグヤ C無振り
てっていこうせん︰46.4%~55.1%
ラスターカノン︰26.5%~32.1%

→テッカグヤテッカグヤ C特化
てっていこうせん︰63.3%~75.0%
ラスターカノン︰36.7%~43.4

→ゴリランダーゴリランダー A特化こだわりハチマキ(いかく込)
ウッドハンマー︰60.2%~71.9%
グラススライダー︰35.7%~42.9%

まとめ

素のスペックが高く、禁止伝説級使用可能になる前の環境では、使用率2位に君臨していたランドロス(霊獣)霊獣ランドロス。かわらわりで、相手の起点作成を妨害したり、この型ではさらに汎用性を重視しました。
良かったら、皆さん参考にしてみてください！

修正点

2021年4月9日23時01分、
性格をしんちょう→いじっぱりに変更
努力値振りが非効率であったため、正しい努力値に直しました。
同日23時57分、
努力値振りがまた非効率であったため、正しい努力値に直しました。
また、化身ランドロスと霊獣ランドロスの明確な差別点についての言及が不足していたため、補いました。
修正ばかりになってしまい申し訳ないです。