はじめに
こんにちは。剣盾からポケモンの育成を理解してランクマッチを始めた所謂初心者です。初めての育成論の投稿になります。お手柔らかによろしくお願いします。
- この育成論ではHABCDSなどの略称を用います。
- 個体値は全て理想個体を前提としています。
- ダメージ計算はダメージ計算SSを使用しています。
- 不備質問等ございましたらコメント欄にてお願いします。
採用理由と役割
エースバーン対策にタスキカウンターが有効だと考え、読まれないタスキカウンターを撃つことができるポケモンはいないかと考えた時、ゴンベに至りました。
このポケモンを採用することの最大のメリットは、「相手の意表をつけること」です。ゴンベがカウンターを搭載していることを、何割の人が知っているでしょうか?たとえ知っていたとしても、ゴンベ相手にそれをケアして裏のポケモンに引くというのは、いささかバカバカしいプレイングにも思えてきますよね(笑)
この時点で、他のタスキカウンターポケモンとは差別化ができていると思います。
次に、ゴンベの進化系のカビゴンとの比較です。
実は、ゴンベに進化の輝石を持たせてHBに振り切ることで、HBカビゴンよりもひと回り上の耐久を得ることができます。しかしその場合、カビゴンの下位互換になってしまいます。なぜなら、この型のゴンベにはもちろん食べ残しもきのみも持てせることが出来ません。したがって眠る以外の回復技が無く、使い勝手では圧倒的にカビゴンの方が上回ります。
以上から、物理アタッカーへの反撃もできる且つ、特殊受けという役割も確立させることができる気合のタスキ持ちのゴンベは、カビゴンでは出来なかった立ち回りを実現することが出来ます。
持ち物
タスキカウンターをすることが主な目的なので、気合の襷で確定です。
性格・努力値と調整
特殊受けという役割も持たせるため、HDぶっぱ。Bに努力値を振る必要は一切ありません。また、Dに上昇補正が乗る慎重がオススメ。
技構成
カウンター
襷カウンターがコンセプトなので、確定です。尚、努力値をHに252振ったゴンベの実数値は242。襷カウンターをすることで相手に与えるダメージは驚異の484にまで上ります。ダイマックスした物理アタッカーを必ず瀕死にさせることができます。
じわれ
確定技。
のしかかり
タイプ一致の安定した攻撃技。からげんきとの選択。
一応aが85あるので、最低限の火力は出る。
どわすれ
特殊受けをより完璧なものにしたい場合選択。
のろい
攻撃力を補強できたり、たとえタスキが潰されたとしても最低限の物理耐久を得ることができる技。
こらえる
タスキと相性が良い。相手のダイマックスターンを枯らすことができる。
がんせきふうじ
後続へのサポートが可能。
立ち回り例
(1)先発で出す
初手に脳死で繰り出してきたエースバーンや悪ウーラオス(いちげき)などを返り討ちにすることができます。
(2)特殊受け
「物理アタッカーへの対処」という役割が薄くなってきた場合、"特殊受け”という役割も確立することができます。具体的には、現在環境に多いポリゴン2、ロトム系統、ラプラス、アシレーヌ、ジバコイルなどを封殺することができます。圧倒的な特殊耐久で相手を完封し、一撃必殺技のじわれで確実に勝てます。
うまく使えば、のろいを組み合わせて攻撃力を上げることによって、じわれの当たらないトゲキッスも突破できるかもしれません。上からエアスラで怯まされてほぼ不可能だとは思いますが。
※注意イカサマ持ちのポリゴン2には注意しましょう。このゴンベのコンセプト上、物理耐久はペラペラに設定してあるのでじわれがすぐに決まらない場合負ける可能性があります。
与ダメージ計算
メインウェポンが「じわれ」なので省略します。
被ダメージ計算
- {ポリゴン2}のc特化トライアタック →ゴンベ
21.4~26.0% [確定5発,乱数4発(2.2%)]
21.4~26.0% [確定5発,乱数4発(2.2%)]
21.0%~25.2%[確定5発]
24.7~29.7% [確定5発,乱数4発(99.9%)]
83.8%~98.7% [確定2発]
相性の良い味方
タスキを潰されてしまうと物理アタッカーに対しての役割を果たせなくなってしまうので、特性マジックミラーによってステロを跳ね返すことのできるブリムオンは非常に相性が良いです。
タスキ持ちの状態でも唯一役割を果たせないのが、水ウーラオス(いちげき)です。専用技の水流連打によってタスキが潰されてしまいます。なので、水ウーラオスに対して後出しの可能な、アシレーヌは非常に相性が良いです。
このポケモンの対策
- ステルスロックでタスキを潰す。
- 圧倒的超火力の特殊技で殴る。
- ボルトチェンジやトンボ帰りなどでタスキを潰し、後続の物理アタッカーにつなぐ。