はじめに
皆様どうも、カプ・サイシンと申します。
コメントでのご質問、アドバイス等よろしくお願いします。
辛口コメントも大歓迎です。カプサイシンだけに
注意点
- この育成論は非公式の用語を使用しています。他の育成論でも使用されている程度のものです。
- この育成論のポケモンは全て6Vとしています。
- ダメージ計算はVS SWSHのダメージ計算機を使用しています。
- 他サイトやブログなどに似たような構成のものがあるかもしれません。本育成論は投稿者自身が構成を考え、実際に使用した上で投稿しています。
コンセプト
どくどく+みがわりにより相手にもうどくを撒きながら居座る事を目的としたペンドラーです。
特性加速により、一度ハマればみがわりを崩しつつ攻める事が非常に困難になります。
また、どくどくが無効である毒、鋼タイプを誘い出し、みがわりがある状態でバトンすることで、鈍足高火力アタッカーに加速で上がったSを引き継いだ状態で安全に降臨させる戦術を両立させることが可能となっています。
差別化
本育成論の戦術ができる条件は以下の通りです。
- どくどくが使用できる
- 積みターンを必要としないかそく持ちである
- バトンタッチが使える
- 素の状態でもある程度の相手は抜けるSが確保出来ている
これらの条件を全て満たしているのはペンドラーだけであり、差別化を考える必要はないと考えます。
性格、努力値
ようき H204 A108 B148 D4 S44
Hはくろいヘドロを考慮した16n+1調整です。
AはどくづきでH252ゴリランダーをグラスフィールドの回復量込で確定2としています。
Sは最速ゴリランダー抜きとしています。もう少し振るのもありだとは思いますが、これが最低ラインだと思います。
余りはBDに振り分けています。余りを全てDに振っても実数値がBを超えない為、ダウンロード対策は不可であり、一番の仮想敵であるゴリランダーに受け出すことを想定してBに厚く振っています。
一応最低限殴れるくらいのAを確保した配分としていますが、サポートに徹するのであれば、AをSや耐久に回すのは有りだと思います。
特性
かそくで確定です。居座れば居座るほど抜ける相手が増えるため、この型とマッチしていると考えます。
持ち物
くろいヘドロで確定です。どくみがと相性が良く、競争率やトリック対策を考えてもたべのこしにする理由はないと考えます。
技
- 確定技(3枠)
どくどく
コンセプト上確定です。
みがわりが貼れたら積極的に撃っていき、スリップをかけていきます。
ペンドラーが毒タイプのため必中となります。
みがわり
こちらもコンセプト上確定です。どくどくの時間稼ぎはもちろん、状態異常封じにも有効です。
また、特性のかそくにより、ダイジェット連打されても抜かれることがない為、DM枯らしの手段としても有用です。
バトンタッチ
コンセプト上確定とします。
本育成論のペンドラーは技範囲上何も出来ない相手が結構おり、引くしかない場面が多々あります。
この技を使用する事で、かそくによるSアップを無駄にせずに後続に託す事が出来ます。
みがわりが残っていると、交代先に負担がかかりません。
- 選択肢(2枠)
どくづき
攻撃技としては第一候補となります。
タイプ一致技としてはメガホーンの方が火力が出ますが通りが悪く、エルフーンなどフェアリータイプにも刺さるこの技の方が優先度は高いと考えます。
メガホーン
火力はこちらの方が上ですが虫技のため通りが良くありません。サザンドラを意識する場合くらいだと思います。
はいよるいちげき
威力は期待出来ませんがCダウンの追加効果により後続のサポートとなります。
まもる
攻撃技が無くなりますが、みがわりと併用する事により居座り出来る期間が長くなります。
読まれて無償降臨される場合もあるので注意です。
ベノムトラップ
毒状態の相手のACSを下げるというなかなか見ない技です。
あらかた毒をまいた状態でのちり際に撃つことで後続の起点づくりが可能になります。
立ち回り
起点型読みの先発か、半減以下の受け出しで繰り出します。
特にゴリランダーにはグラススライダー(ウキウキ滑り台)読みなど、比較的安全に繰り出せます。
繰り出したらまずはみがわりを貼ります、起点型の壁はりや状態異常技、積み技だと安全に貼れますし、ゴリランダーは大抵引いてきます。
みがわりまで貼れたらあとはどくどくを当ててみがわりでスリップを稼ぐ事になります。
全く攻撃を喰らわないのであれば、くろいヘドロの回復量込でみがわりが5回貼れます。
ゴリランダー読みで出した場合、グラスフィールドの回復量も加算されますので最大6回貼れるようになります。
その間にもSはどんどん上昇しており、スカーフやダイジェット連打でもペンドラー本体に攻撃を当てることは出来ません。
それに伴いどくどくのスリップもどんどん上昇している為、相手からすれば殴り続けるのが非常に困難になります。
たまらず引いた場合、みがわりが残りますので、後続にどくどくを当てて行きます。
このようにして、誰も抜けないSを確保しながら相手のパーティー全体をどくどくで削れるのがこの型最大の魅力です。
当然どくどくの入らない鋼や毒タイプを呼びますが、バトンタッチを持っている為、加速で上がったSを引き継いだ状態で後続に繋げることが出来ます。
どくどくダメを嫌っての交代の場合、みがわりが残っていますので、先攻バトンでも後続を無傷で出す事が出来ます。
他のバトン型ペンドラーとは異なり、Sしか上げられませんが、この型の基本戦術はあくまでどくみがによる居座りのため、バトン先は削った後のスイーパー的な役割が多く、Sが上がっただけでも十分に活躍させることが出来ます。
みがわりが生命線となりますのでドラパルトなどのすり抜け持ちや、ストリンダー(ハイ)などの音技持ち、ウーラオス(いちげき)(れんげき)などの連続技持ちは苦手としています。
相性の良い味方
- アローラガラガラガラガラ(アローラ)
ペンドラーの加速バトン先です。ペンドラーが呼びやすい、どくどく無効の鋼、毒タイプに強く、かそくのSを引き継いだ状態の為、上から超火力を押し付け、全抜きを狙います。
バトン時のみがわりが残っていれば、つるぎのまいにより抜き性能をさらに上げることも可能です。
私はかそくバトン専用にAS振りにしてS2段階アップでエースバーンを抜けるようにしています。
どちらもウーラオス(いちげき)(れんげき)に弱い点は注意です。
- ウオノラゴンウオノラゴン
いわゆる「ペンドラゴン構築」の真似事が出来ます。バトンで引き継いだSにより、上から超火力のエラがみをお見舞いする事が出来ます。
このポケモンの対策
一度ハメられると、かそくによるS上昇もあってどくみがループから抜け出すのは困難です。
どくどく無効タイプを安直に出すと今度はかそくバトンにより高火力のアタッカーを降臨させるハメになってしまいます。
耐久はそこまでない為、みがわり持ち対策として一般的な音技や連続技で攻めるのが良いかと思います。
基本的にはサポート型ですのでちょうはつ、アンコールされると機能が停止します。
早いのでいたずらごころもちが適任です。
ダメージ計算
- 与ダメ
どくづき
ゴリランダーH252
53.1〜63.7% 確定2
トゲキッスH252
56.2〜63.7% 確定2
エルフーンHB特化
100.5〜117.3% 確定1
マリルリH252
58.9〜70.5% 確定2
エースバーンH4(等倍時)
41.0〜48.7% 確定3
メガホーン
サザンドラH4
100.0〜117.8% 確定1
ゴリランダーH252
81.1〜95.6% 確定2
はいよるいちげき
サザンドラH4
58.3〜69.0% 確定2
- 被ダメ
ゴリランダーA特化グラスフィールド下
グラススライダー
11.8〜14.2% 乱数7
アクロバット(持ち物なし)
78.2〜93.1% 確定2
マリルリA特化 ちからもち
アクアブレイク
52.1〜62.1% 確定2
アクアジェット
24.8〜29.8% 乱数4(99.87%)
ポリゴン2C特化 C1段階アップ
トライアタック
80.1〜95.0% 確定2
ダメージ計算についてご要望ありましたらコメントにてお願いします。
終わりに
ここまでお読み頂きありがとうございます。
ペンドラーといえばやはりバトンが思い浮かびますが、このようなトリッキーな戦術も可能であることがお分かり頂ければと思います。
コメントでのご質問、アドバイス等宜しくお願い致します。