はじめに
ドーナツは穴まで美味しいので初投稿です。
- 指定のない限りすべてのポケモンは理想個体を想定します
- HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをH、A、B、C、D、Sの略称で表記します
- ダメージ計算はトレーナー天国様のツールをもとに計算しています
ナットレイについて
ナットレイ
とげだまポケモン。5世代のブラ〜ンとぶら下がってる姿が個人的に好きだったんですけど、今じゃ地にドッシリ構えるようになってしまって悲しい。
くさ/はがねタイプの優秀な耐性に加えて、種族値・特性・習得技のどれもが絶妙に揃ってる優等生。恵まれた耐性と高い耐久力を誇る一方、超鈍足で4倍弱点を抱えることから有利不利が非常にはっきりしており、サイクル戦に向いていると言えるポケモンです。その粘り強さから、誰が読んだか俗称"納豆"。公式でも納豆扱いされたことあり。
ナットレイときけんよち
ところで、そんなナットレイの特性と聞かれると大方の人はあのいやらしい強さを誇るてつのトゲが思い浮かぶかと思いますが、今回はもう1つの特性である見聞色の覇気きけんよちについての考察となります。
それぞれ特性の効果は以下のとおり。
- てつのトゲ
直接攻撃を受けると、相手のHPを相手の最大HPの1/8減らす。
- きけんよち
戦闘に出てきた時、相手が『こうかは ばつぐん』や一撃必殺となる技を持っているかが分かる。技の名前などは分からない。
てつのトゲは見た目そのまんまで捻りのないシンプルに強力な特性ですね。受動的とはいえダメージを与えられるのは削りやきあいのタスキ潰しとして優秀ですし、そのトリガーが接触攻撃であることだけなので発動機会にも恵まれています。高耐久・良耐性にとてもマッチしていると言えます。
一方、きけんよちですがこれもまた相性の良い特性と言えます。詰ませ性能の高いナットレイは要対策ポケモンとしてよく槍玉に上がるので、どこから飛んでくるかわからない役割破壊技を察知できるのはありがたいことです。元の弱点が2つしかないので悪戯に発動することもほぼありません。
余談ですが、シンオウ地方を旅した人は、この特性のグレッグルグレッグルが身震いしたのをよく見た覚えがあるのではないでしょうか。
しかし、対戦で見かけるナットレイはてつのトゲばっかりで、きけんよちがほとんどいません。何故でしょうか。
理由は主に2つ。
1つは厳選に手間がかかること。進化前のテッシードの段階では特性がてつのトゲしかなく、きけんよちナットレイになるかどうかは一々テッシードテッシードを進化させないと判別がつかない(しかも進化レベルは40と高い)
クソ仕様だからです。
もう1つは汎用性があまり高いとは言えない…と言うより、物理技主体のポケモンに対する対面性能を高めてくれるてつのトゲが便利すぎること。
例えばポピュラーな、格闘技がマッハパンチしかないきあいのタスキ持ちキノガッサキノガッサと殴り合いになったとき、てつのトゲなら攻撃を耐える際にタスキを潰してジャイロボールで1ターンキルできる可能性を作れます。しかし、きけんよちではこれができません。
また、得意な相手と苦手な相手がはっきりしてる分、特性のアナウンスが役立たずに終わる場合もしばしば。リザードンリザードンやバシャーモ
バシャーモなんかと鉢合わせしたときに身震いされても、炎技があるのは火を見るよりも明らかですよね。
ほのおタイプだけに
さらに特性の発動タイミングが「自分が場に出た瞬間」のみという点も少しマイナス。まぁ本来ナットレイを苦手とするはずのポケモンが後から出てきたなら「あ、こいつ有効打持ってんな」というのはある程度察せますけど。
このように、きけんよちは悪くない特性なのですが、残念ながら汎用性の面ではてつのトゲの方に分があると言わざるを得ません。
しかし、だからといってきけんよちがてつのトゲより劣っていると考えるのは早計です。
というわけで、そんなきけんよちナットレイの活かし方を考察するのが本論の内容です。
きけんよちの強み
- 役割破壊技の見極め&大まかな型判別
ナットレイはその耐性から多くの相手に対して役割が持てる…と言いたいところなのですが、余程マークされているのか得意な相手であっても、物理ポケモンからはばかぢからなど、特殊ポケモンからはめざめるパワー(炎)などで崩されることが少なくありません。そうした役割破壊技の有無を見分けることで役割対象への遂行をしっかりとしたものにします。発動しなければ安心して遂行できますからね。
また、そうした役割破壊技があることがわかれば、相手のポケモンがどういう動きをする型なのか、おおよその見当がつく場合もあります。こちらとしてはあまりよろしくない状況ですが、そうしたサブウェポンを持っているということはアタッカーの傾向がある=攻撃的なアイテムを持っている可能性が高いと言えます。例えば、Zクリスタル・こだわり系アイテム・いのちのたま・とつげきチョッキ・たつじんのおび…など。
ジャローダジャローダに反応したら「めざめるパワーあるってことは起点作りに徹した型じゃないのかな?」って感じですね。
- 対特殊性能
ナットレイが役割を持てそうなタイプの相手は色々いますが、その中でもみず・でんき・フェアリーなどは特殊に寄っており、そいつらのような非接触技が主体の相手だとてつのトゲは機能しません。それならば、めざめるパワーなんかにも反応するきけんよちの方が発動機会には恵まれており、役割遂行のための判断材料となります。
対物理性能は落ちる代わりに、対特殊ポケモンにおける有用性はてつのトゲより高いと言えます。
- 安定行動の判断材料&相手の深読みの誘発
例えばの話になりますが
という状況が起こるかどうかは別としてあったとします。
普通、ナットレイとサザンドラの対面であれば「だいもんじやきあいだま警戒でナットレイが引く」というケースが多いでしょうし、実際そうするべきと考える人も多いと思われます。
しかし、こちらはきけんよちが発動しない=サザンドラがこちらの弱点を突く技を持っていないことがわかるので、ナットレイを動かすことに幾らかの余裕が生まれます。怯みやZワザはやめてください
一方、あちらは炎技がないので目の前の円盤野郎に嫌な顔してそうですが、「だいもんじを持ってることの多いサザンドラの前でナットレイが居座るだろうか?」という考えが少なくともよぎるはずなのでそれに普通きけんよちナットレイなんて考慮しないので、交代読みが視野に入ってきます。裏のガブリアスのことも考えるとりゅうせいぐんも選択肢に入ってくるでしょう。もしりゅうせいぐんであれば、こちらは少ないリスクでサザンドラになんらかの負荷を与えることができる…といった様に相手の深読みに助けられることがあります。実際は一貫性の高いあくのはどうな気はしますが
また、きけんよちが発動した場合でも、特性のアナウンスは両者に表示されるため「交代か居座りか?」の2択を迫れます。ある程度タフで通りの良い一致技を持つサザンドラはともかく、カプ・テテフカプ・テテフのような「メインウェポンだと倒せず返り討ちにされるが、サブウェポンだと裏のポケモンに大した負荷をかけられない」相手を揺さぶることができるんですね。てつのトゲの場合でもこうした読み合いは起こりますが、役割破壊技の存在を明確にバラすことで交代読みを強く意識させるわけです。こだわりアイテム持ちならさらに揺さぶれますね。そういう風に疑念を抱かせることで、裏に後出しができるポケモンを連れてきていなくても多少のハッタリが効いたり。
これらきけんよちによって発生し得る相手にきけんよちを気づかれなかった(=こちらに情報アドがある)ターン及び相手の深読みの誘ったターンをできるだけ無駄にしないため、きけんよちを採用するにあたっては1ターンに与える負荷が大きい型…すなわちアタッカーとしての運用が好ましいと考えました。
特性
今回のコンセプトであるきけんよちで確定。
上で触れましたが、厳選するのなら少々の覚悟が必要です。
持ち物
- こだわりハチマキ
アタッカーナットレイといえばコレみたいなところありますよね。いわゆるヤットレイ。
これを持たせてジャイロボールやパワーウィップなどの高火力技を放つことで、目の前のもしくは後ろに控えるポケモンにかなり負荷を与えられます。有利不利がはっきりしてるポケモンなのでとりあえず撃ち逃げするのにも向いています。耐久型のイメージを逆手にとって強烈な打撃を叩き込めるというのはやはり強い。
確定欄はこちら。
- とつげきチョッキ
上述したように物理よりかは特殊に役割を持ちやすくなるので、それらに安定するようになるチョッキも視野に入ってきます。
使用感としては特殊受け型とハチマキアタッカー型を足して2で割ったような感じでしょうか。良いとこ取りであり悪いとこ取りでもある、みたいな。
2つとも実質的に補助技が使えなくなるアイテムですが、そもそも補助技(特に様子見に使えるまもる)が使えるときけんよちの強みを潰しかねないので、選ぶならこの2つかと思われます。
性格・努力値
ゆうかん・H252 A252 D4
H:ぶっぱ
A:特化
D:余り
こいついつもぶっぱしかしねーな
アタッカーである以上、相手への負荷をできるだけ大きく、処理スピードも早めたいのでA特化。そしてジャイロボールの威力をできるだけ引き出すためにSは最遅。勇敢なのに身震いしちゃうとか武者震いかな?
Hに比べてBDが高いステータスの都合上、総合耐久の確保のためにHにもぶっぱ。
そして余った分ですが、これが結構曲者。
Bに振るとA特化+2ランクアップミミッキュミミッキュのむげんあんやへのいざない(Zシャドークロー)への乱数が43.8%→37.5%に。
Dに振るとC252へんげんじざいゲッコウガゲッコウガのめざめるパワー(炎)の乱数が25%→6.3%に。
このように割と動きます。
きけんよちがどちらかといえば対特殊寄りの特性であること、USUMからミミッキュのZワザの主流がぽかぼかフレンドタイムに移行していることを踏まえて、Dに余った4を振りました。
技構成
- 確定技
斬・切・餅ジャイロボール
自身の鈍足と相性の良いメインウェポン。
こちらが最遅の場合、相手のSが132(=準速80族)以上で最高威力の150が出ます。特に鈍足の相手が見えなければ基本的にこれをぶっ放します。PPは少ないので注意。
- 選択技
力餅パワーウィップ
もう1つのメインウェポンであり、強豪ひしめくじめんタイプやみずタイプへの遂行技。単純に強い。欠点は通りの悪さと命中だけ。
タネマシンガン
命中安定ですが威力は不安定な連続技。
てつのトゲを捨てている以上、がんじょうやきあいのタスキに対して弱くなっているのでそれ対策に。よくタスキを持っているマンムーやパルシェン、あとみがわり持ちグライオンに対して若干強めになる他、H4ミミッキュなら全弾(5発)ヒットでなんとか倒せます。
ナットレイは技範囲がクソ狭いのでパワーウィップと両立させて状況に応じて使い分けるのも全然ありです。それに副砲にマシンガン据えてるって感じがかっこいいですもんね
じならし
基本的に交換読みで撃ちます。鋼技や草技との相性補完が中々良く、後続のサポートにも使えます。ジャイロボールとの相性は悪いですが、ハチマキ巻いてるならそんなに問題なし。
また、ジバコイルと対面したときに
ナットレイはみぶるいした!
→げっ、めざ炎あるじゃん交代させよう
→ああ逃れられない!(じりょく)
…なんてことがあった際にジバコイルに勝てる唯一の武器となります。(1敗)でんじふゆうされたら諦めましょう
はたきおとす
主に後ろから出てくる相手の弱体化を図って撃ちます。フェアリーを呼ばないので通りは良い方ですが、メガストーンorZクリスタル持ちに対しては効かないのがちょっとネック。
からげんき
ねっとうなどに受け出ししてやけどを負うことが割とあるので、持っておくと腐りづらくなるかもしれません。通りは悪いですけど。
だいばくはつ
役割放棄にはなりますが、起点にしてきそうな相手と出くわしたり選出ミスで腐ったときなんかに役立つかもしれません。何気に威力もバカにならない。ダイナマイッ!
めざめるパワー(炎)
てつのトゲを捨ててナットレイミラーに弱くなっているのでその対策に。実はC無振りでもH4カミツルギなら確定1発。脆すぎない?
ステルスロック
変化技ですが、1サイクル目に相手に有効打がないのがわかれば安心して撒けるのできけんよちとの相性は中々良いです。間違えてもチョッキ着させてこの技採用しないように
ころがるも候補に入れようかと考えましたが、イワZ前提になりそうなので省きました。
運用法
従来の鉢巻ナットレイと同じく「有利な相手に繰り出し後続に一貫する技を撃ち込んでいく」のが基本的な動かし方となりますが、そこにきけんよち発動の有無が絡んでくるのでちょっとだけ複雑になってます。
- きけんよちが発動しなかった場合
ナットレイを崩す手段がないのがこちらは見え見えなので、捨てでもない限り、相手の選択肢は交代が濃厚でしょう。相手が交代してきそうなポケモンに負荷のかかる技を撃ってください。よくわからなかったら脳死ジャイロでいいです
- きけんよちが発動した場合
まずは状況を整理して相手の取りそうな行動を予測してみましょう。
向こうに余裕がありそうならそのまま役割破壊技を撃ってくる可能性が高いと思われるので、まだナットレイの役割が残っているのなら交代させましょう。ナットレイが受け出しの場合だと削られちゃいますが、クッションとして最低限機能します。
そう余裕がなさそうであれば、こちらの交代読みも向こうは考えてくるので敢えて突っ張るのも手です。
ただ、「あくまでそういう可能性が高い」というだけでどう行動するかはその時その人次第です。難しいこと言いますが、対戦の中で相手のプレイングの性格・クセみたいなものを感じ取って判断を下してください。
ダメージ計算
正直特性以外テンプレのそれなので端折りたかったんですけど少なく載せます。
- 与ダメージ
全てこだわりハチマキ込みです。
ジャイロボール
B4振りガブリアスガブリアス
95.6%〜113.1% 乱数1発 (75%)
H4ズガドーンズガドーン
106.9%〜126.3% 確定1発
B4リザードンリザードン
66.6%〜79% 確定2発
無振りバシャーモバシャーモ
72.9%〜85.8% 確定2発
H164霊獣ボルトロスボルトロス(霊獣)
64.5%〜76% 確定2発
H4メガボーマンダメガボーマンダ
78.9%〜93.5% 確定2発
H252S無振りメガフシギバナメガフシギバナ
58.2%〜68.9% 確定2発
パワーウィップ
B4ドリュウズドリュウズ
108.6%〜128.1% 確定1発
H4ギャラドスギャラドス(いかく)
63.7%〜75.4% 確定2発
H252メガバンギラスメガバンギラス
92.7%〜110.1% 乱数1発 (50%)
H244ツンデツンデ ツンデツンデ
41.9%〜50.2% 乱数2発 (0.39%)
HB特化カプ・レヒレカプ・レヒレ
101.6%〜119.7% 確定1発
HB特化カバルドンカバルドン
80.9%〜95.8% 確定2発
タネマシンガン
B4マンムーマンムー
36.7%〜45.4% 瀕死率約68%
B4パルシェンパルシェン
28.8%〜35.2% 瀕死率約39%
↑パルシェンからをやぶる( B1ランクダウン)時
40%〜49.6% 瀕死率約69%
H252マリルリマリルリ
32.8%〜40.5% 瀕死率約65%
H4ミミッキュミミッキュ(ばけのかわ)
25.9%〜32% 瀕死率約25%
じならし
わに様のジバコイルジバコイル(育成論サンムーン/962)
99.3%〜119.2% 乱数1発 (93.8%)
H244ヒードランヒードラン
89.3%〜105.5% 乱数1発 (25%)
B4メガルカリオメガルカリオ
70.3%〜82.7% 確定2発
H252メガクチートメガクチート
48.4%〜57.3% 乱数2発 (89.1%)
はたきおとす(持ち物あり)
H252ガラガラ(アローラのすがた)ガラガラ(アローラ)
81.4%〜95.8%
H252ギルガルド(シールドフォルム)ギルガルド(シールド)
62.2%〜74.2%
H244ポリゴン2@しんかのきせきポリゴン2
28.2%〜33.5%
- 被ダメージ
A特化ミミッキュミミッキュのシャドークロー
23.2%〜27% 乱数4発
A252霊獣ランドロスランドロス(霊獣)のじしん
41.4%〜48.6% 確定3発
A252メガギャラドスメガギャラドスのかみくだく(A1↑)
51.3%〜61.3% 確定2発
C252カプ・コケコカプ・コケコの
・エレキフィールド下10まんボルト
22.6%〜26.5% 乱数4発
・エレキフィールド下ボルトチェンジ
17.6%〜20.9% 乱数5発
C特化カプ・テテフカプ・テテフの
・サイコフィールド下サイコキネシス
30.3%〜36.4% 乱数3発 (53.9%)
・きあいだま
74%〜87.2% 確定2発
A特化カプ・ブルルカプ・ブルルのばかぢから
66.2%〜78.4% 確定2発
C特化カプ・レヒレカプ・レヒレのめざめるパワー(炎)
61.8%〜72.9% 確定2発
相性の良いポケモン
- 高速アタッカー全般
せっかくきけんよちで役割破壊を回避しても交代先まで縛られていては話になりません。
炎や格闘に耐性のある高速アタッカー(アーゴヨンアーゴヨンなど)を繰り出して逆に縛り返してやりましょう。スカーフ持ちも良いです。
- ギャラドス
ギャラドス
相性補完が非常によろしく、いかく持ちのギャラドス自体もナットレイ同様サイクル戦に向いています。どういった型にするかはパーティと相談してもらいたいところですが、めざ炎持ちのくさタイプ(特にメガフシギバナメガフシギバナ)を迅速に処理できるヒコウZ持ちが個人的にはオススメです。
- (メガ)バシャーモ
メガバシャーモ
高火力技と特性かそくにより上からの制圧能力に優れます。このコンビは耐久型ナットレイがバシャーモの苦手な相手の受け皿に回ることが多いのですが、お互い攻めても中々強いです。ただ、リザードンなどの一部ひこうタイプが重くなるので岩技が欲しいところ。
- カバルドン
カバルドン
てつのトゲを失ったことで空いた対物理への削り役の穴を埋めてくれます。カバルドンが誘うみずタイプ・くさタイプにナットレイが強いといった感じ。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございます。
ナットレイが陰キャだのなんだの言われる原因の6割はてつのトゲだと思うので、まずはこれを取り除いてみました。予知能力に目覚めたことで別の陰キャになりました。
きけんよちで得られる情報アドは決して小さくないものですが、それを活かすも殺すもプレイヤー次第だと思われます。てつのトゲナットレイと比べると熟練者向けではありますが、きけんよちなりの強み・面白みもしっかりあることが伝えられたのであれば幸いです。