カイリュー- ポケモン育成論ソードシールド

みなさんこんにちは、壁と申します。
初めての育成論投稿になりますのでどうぞお手柔らかにお願いします。

まず今回このカイリューを育成しようと思った理由

今環境にランドロスが多すぎた為。ランドの威嚇受けつつ倒せるポケモンいないかなーと探していたところ、自分の中でいかくを無効化できる精神力カイリューとびびりだまメタグロスが候補に挙がり今回はカイリューを育成した次第です。
またダイマックスレベルを10にすることでダイマックス時HPが2倍になるので実質マルチスケイル状態のHP割合で相手の攻撃を耐えることができます。
そして今回威嚇の関係ない特殊カイリューを採用しなかった理由としては「素の火力」の違いと、「とつげきチョッキ」の存在からです。
とつげきチョッキは色々なポケモンに持たせやすい道具なので読みづらく、相手にかけられる圧が圧倒的に違うからです。
またポケモンバトルデータベースによると現在の精神力カイリューの使用率は1.4％。
つまりいかく無効を気取られることなくランドロスを誘い出して致命的なダメージを与えることができるのです。

特性せいしんりょくのメリット・デメリット

せいしんりょく型のメリットとしては
いかく無効　環境に多いランドロスを気にせず火力の高い物理カイリューを使える
トレースポリ2対策　マルチスケイルをコピーされない為ポリ2が要塞化しない

デメリットは
マルチスケイルと比較した場合耐久が低い　マルチスケイルなら耐えられた攻撃も耐えられない。メテオビームウツロイドで90.6〜106.6％程。
積み技を使い辛い　非ダイマ状態でしか龍舞を使えないので相手の攻撃を素で食らう覚悟がないと積めない

特性マルチスケイルのメリット・デメリット

マルチスケイル型のメリットは
積み技との相性〇　ダメージ半減により安全に積める
スットパーにもなる　ダイマックス状態ならばA+2カイリューの物理ダイドラグーン程度なら耐える
弱点保険との相性〇　弱点を突かれても落ちづらく発動させやすい
上記の理由による圧倒的抜き性能

デメリットは
いかくが入る　いわずもがな。
（圧倒的使用率により）対策されている　解禁前騒がれたマルスケカイリューが今現在19位という位置に甘んじているのはしっかり対策されているから、だと思っています。

今回の型のコンセプト

現環境にいるカイリューは98.6％がマルチスケイルであり、更に39.3％が弱点保険もちです。相手が弱点保険等を考慮しランドロス出しや生半な攻撃技を打って来たところにいのちのたま補正が乗った超火力を相手のパーティにぶち当てて壊滅させることをコンセプトにしています。

持ち物

いのちのたま
今回は相手により致命的なダメージを与えることができる珠を選択

性格・努力値と調整

性格は個人的には　ようき　最速　がおすすめです。
というのもダイジェット1回でドラパルトや意地っ張りフェローチェといったポケモンのすばやさを上回ることができるのはそれだけで活躍の幅が（選出できる幅が）違うからです。
努力値はASぶっぱあまりHです。
これも無理に耐久に回してしまうと火力や素早さを削ってしまうことになるので今回はこの配分です。

技構成

・そらをとぶ　　　　ダイジェットの元技
・ほのおのパンチ　　テッカグヤやナットレイ対策
・げきりん　　　　　ダイマ解除時の最高打点
・れいとうパンチ　　ランドロスに・・・
今回はこの構成の紹介となりますが、候補として
・かみなりパンチ
・じしん
・いわなだれ
・アイアンヘッド
・ばかぢから
があげられます
カプレヒレをこのカイリューで強く意識するならかみなりパンチの採用もありですがカイリューはひこうタイプのためエレキフィールドの恩恵を受けられないので、個人的にテッカグヤやナットレイに刺さりやすいほのおのパンチを採用、カプレヒレはダイジェットで殴る方向にしました。

立ち回り例

基本的に初手にダイマックスし、場を荒らしていきます。
環境のカイリューはマルチスケイルが殆どであり、じゃくてんほけんによる詐欺が多発し、多くの人がカイリュー相手に弱点を突いてきません。
なのでそれを利用し初手ダイマックスを切り命の珠ダイジェットで相手のパーティーを壊滅状態に追いやります。
また、ダイマターン2ターンで相手を１体倒したとき、ほとんどの人が２体目のポケモンにダイマックスを切り、ダイウォールを選択します。
ダイマックスを切らなければ超火力で削られ、切ってもかなりのダメージを受けることを恐れ守りに入ってしまうのです。
こちらとしてはかなりありがたい選択でダイマターンが切れたらそらをとぶでお相手の攻撃をすかし、ダイマターンを枯らします。また、相手から食らう攻撃も一度だけになるためダイマックス技による能力の上昇も1段階だけになります。
あとは裏のポケモンで掃討しましょう。

与ダメージ計算

カイリュー（ダイマックス時いのちのたま持ち計算）
そらをとぶ（ダイジェット）
ランドロスHB特化
58.2〜69.4％
カプレヒレHB特化
55.9〜66.1％
ポリゴン２HB特化輝石
39.1〜47.4％
クレセリア
41.9〜49.8％
さすがにポリゴン2やクレセリアといった高耐久ポケモンはダイナックル搭載しない限り致命傷を与えることができないですね・・・
げきりん（ダイドラグーン）
ランドロスHB特化
62.2〜74.5％
ポリゴン２HB特化輝石
42.7〜50.5％

れいとうパンチ（ダイアイス）
ランドロスHB特化
156.6〜185.7％
サンダーHB特化
46.2〜55.3％

ほのおのパンチ（ダイバーン）
テッカグヤHB特化
68.6〜81.4％

被ダメージ計算

ダイマックス状態で受けることを前提としているので普通のマルスケカイリューを同程度の被ダメになりますが参考までに・・・

カプレヒレC特化
ムーンフォース
43.7〜52.1％
ランドロスA特化
ストーンエッジ
42.5〜50.3％
ウツロイド臆病CS
メテオビーム（C+1）
90.6〜106.6％
アーゴヨンC特化
りゅうせいぐん
71.9〜85.0％

苦手なポケモン

・カバルドン　あくびからはいられるとダイマを流される＆HBカバが硬すぎる
・ドリュウズ　すなかきだとお相手がじゃくほをケアした動きでないと厳しい
・フェローチェ　最速＆タスキに限りダイロックorアイスでないと上からトリプルアクセルを２回打たれる
・カプテテフ　スカーフだと上から２回殴られてしまう
・レジアイス・・・のような氷を含みつつ耐久の高いポケモン　普通につらい、ダイアースを搭載しD上昇を織り交ぜなければ基本無理
・オーロンゲ　壁はりつつ、でんじはやトリック・・・かなりきつい
・カウンター搭載型のポケモン　龍舞ダブルウイングを考えたら打ってこないかもと思ってもやはり一番怖い

上記のポケモンたちはSやDが一段階上昇してるならまだ倒すことも可能ですが初手対面からではかなりツライ戦いになるかもしれません。

相性の良い味方

・レジエレキ　カイリューがダイジェットで倒されていても問題なく上から殴れる。みがわりを搭載することで相手のダイマターンが残っていても問題なく動ける。
また、カイリュー相手に出てくるカプレヒレやテッカグヤに突き刺さった。
・ミミッキュ　やっぱりこいつ、個人的にはタラプにして剣の舞とドレインパンチ、シャドクロかげうちなどで組むと裏のポリ2やクレセリアに強くいけた。
・エースバーン　カイリューを倒しに来たこおりタイプに刺さった

最後に

この育成論はまだまだ未完成です。
思い付きで育成して、なんとなくパーティ組んで、たまたまランクマの順位が上がった初心者が有頂天になり投稿した育成論です。
なので上位の人が見たら鼻で笑うかもしれません、もっといい構成、構築を思いつくかもしれません。
ですが僕がこの育成論を出したことで「カイリューといえばマルチスケイル」のような固定観念を覆す面白い型がたくさん出るとそれだけで僕は満足です。
個人的にはマイナーよりなポケモンたちも使いたいけど、強い種族値のポケモンを使ったとしても考えることは同じです、意表を突きたい、読みを制したい、勝ちたい・・・多分皆同じなんじゃないでしょうか？

まだまだ冠の雪原が発売してから日も浅くランクマッチ環境も日々変化しています。
いろんなポケモン、型が見れるのを楽しみにしてます。
拙い育成論でしたがここまで読んでくださった方ありがとうございました。