諸注意
- この論では、非公式の略称を多用しております。また、ダメージ計算は、スマホアプリ「VS SWSH」を使用しております。
- 本論は多大な運ゲーを強いておりますので、ご気分が悪くなっても自己責任でよろしくお願いいたします。また、かなりのピンポイント採用となっておりますのでご了承ください。
はじめに
皆さまこんにちは。
シリーズ6も始まり、今まで活躍させてあげれなかった推しポケモンを使っていけるのではないかと意気込んでいるトレーナーが多いのではないでしょうか。
そんな中、私の推しのジュナイパーの新たな可能性を発掘しましたので、皆様にお披露目したいと思います。
こんな型消してしまえと要望がございましたら削除いたしますので、ご連絡をお願いいたします。
それでは生暖かい目でご覧になってください。
ジュナイパーとは
ジュナイパーは草、ゴーストタイプの、アローラ御三家の一角です。
種族値は、H78 A107 B75 C100 D100 S70で両刀向きの若干足がゆっくりとしたポケモンです。
同期ガオガエンアシレーヌは、シリーズ6では出禁、使用率が最上位というように大躍進している中、いまいち振るっていないという現状です。インテレオンといい、スナイパーモチーフは何か呪いでもかかっているのでしょうか。
狙撃手や、暗殺者をイメージしているのか、とてもかっこよく、筆者も最初はこの子をパートナーに島巡りをした思い出があります。
同期ガオガエンアシレーヌは、専用技を他のポケモンにばらまいて媚びを売った中、ジュナイパーだけは、技かげぬいを自分だけのアイデンティティとして確立しています。
- かげぬいとは
威力80の非接触の物理技で、追加効果にゴーストタイプ以外のポケモンは交代ができなくなるという、とても強い効果があるという点があります。
似たような技でいうと、「くろいまなざし」や「キョダイゲンエイ」とかがイメージしやすいかと思われます。
ジュナイパーの唯一のアイデンティティである、かげぬいの追加効果に注目して、害悪型の紹介をさせていただきます。
使用方針
本論のジュナイパーは、相手の起点を作ってくるオーロンゲアブリボンワルビアル等に投げることで、かげぬいでキャッチして、影分身を積んでバトンタッチをして後続につなげるという方針です。
役割対象のポイントは、起点作成型であり、退場技を持たないポケモン相手に繰り出します。
いささか役割対象がピンポイントかとは思いますが、「かげぬい」という技の個性を活かすにはこの型がベストだと思っております。
デデンネ等のいかりのまえばを透かせるのも好ポイント。
持ち物
お手軽耐久力向上のオボンのみを推奨しております。
持ち物候補としては、「たべのこし」も十分候補としてはありです。ただし、最も安定しない序盤に回復が足りなくなる恐れがあることと、筆者が後続のダイマックス枯らしで、みがわりオーロンゲを採用しておりますのでそちらにたべのこしを渡したので、オボンのみの採用となっております。
性格・努力値と調整
努力値は耐久を高めたいことと、できる限り上から技を繰り出すことができたらよいと考えていたので、Hに252、Sに252振りました。
それにあわせて性格は、最速になるようきとしました。
オーロンゲに投げる機会が採用率の関係上多く、「でんじは」を受けることが多かったので、Sに割く必要が薄いと感じもしました。
その場合は、HとBに252振りでもよいのかもしれませんが、使用しておりませんので、上記のHS252振りをメインとさせていただきます。
オーロンゲが「イカサマ」を持っていることを考え、性格を「おくびょう」にしてイカサマのダメージを少しでも減らすのも良いのかもしれません。確定数はかわらないですが
追記
コメントで性格「おくびょう」にしてA0(ダメかも)にすると、タイプ不一致「イカサマ」が確定3発になると教えていただきました。
役割対象が「イカサマ」を持っていることは考えられるので、厳選が大変になるかと思われますが、A0個体にすることを推奨させていただきます。
ただし、筆者のようにA0個体までこだわれないという方もいると思うので、個体値ジャッジ「まあまあ」の中で最高の個体値15の時、「おくびょう」だとAが107になります。その時の不一致「イカサマ」は乱数2発(23.82%)になります。Aが106(個体値が13以下)になると、確率が9.76%まで減少するので、ダメかも厳選が厳しい方は、まあまあの中でも、一番高くなければ、耐えうるのではないかと思います。
ちなみにAが102までは確定3発でした。(個体値5)
技構成
かげぬい、バトンタッチ、かげぶんしん、こうごうせい
- かげぬい
ジュナイパーの専用技、相手をにげられない状態にします。モーションがかっこいい。
- バトンタッチ
自分のランク補正を引き継いで交代します。
- かげぶんしん
自分の回避率を1段階上昇させます。ランク補正について詳しいことは後述します。
- こうごうせい
自身の体力を回復させます。天気によって回復量が依存し、通常時は最大体力の1/2、晴天時は2/3、その他の天気が悪いときは1/4回復します。pp上げ必須。はねやすめを返してください
その他で面白そうな技をあげておきます。
はたきおとす、つるぎのまい、わるだくみ、ふるいたてる、フェザーダンス、うらみ
ここらを使ったサポート型も面白いかもしれません。
過去作限定で「のろい」があり、それもあったら、呪殺型とかつくれておもしろそうなのに。残念。
ランク補正解説
ランク補正について曖昧な方もいるかもしれないので解説しておきます。
ランクには、対戦画面の詳細部分を見ればわかる通り、攻撃や素早さの欄と、命中率と回避率の欄の二つに分かれています。
- こうげき、すばやさ等
こちらは対戦環境では頻繁に変化するので詳しい説明は省きますが、以下のように変化します。
ランクー2 2/4倍
ランクー1 2/3倍
ランク0 2/2倍
ランク1 3/2倍
ランク2 4/2倍
ランク3 5/2倍
このように、2/2を基準として、プラス補正なら分母は変わらず分子が1ずつ増え、マイナス補正なら分子が変わらず分母が1ずつ増えていきます。
- 回避、命中について
一方で回避、命中率の欄は、上のように2/2を基準とせずに、3/3を基準にして計算しています。
ランク-2 3/5
ランク-1 3/4
ランク0 3/3
ランク1 4/3
ランク2 5/3
つまり、回避率が1段階上がると3/4、つまり75%の命中になり、命中率を半減させるには3段階積む必要があり、6段階積んだら命中率が1/3になるということになります。
立ち回り例
相手の起点作りに合わせて初手に出し、ロックしてかげぶんしんを積みつつ危なくなったら回復します。積んだらバトンタッチで引き継ぐ、もしくはぎりぎりまで遊んでTOD勝ちを狙うこともできます。
回避率をあげる中で、1番注意することは相手のダイマックスですが、かげぬいでロックしているポケモンは、相手にとってダイマックスさせたいポケモンではなく、そこにダイマックスを切らせるという役割を果たすということになります。
バトン先のおすすめは、物理型で高耐久のポケモンがおすすめです。
なぜ物理型かというと、オーロンゲと対峙した場合、「ソウルクラッシュ」を受けることになり、役割遂行時には、とくこうー6、回避率6上昇でバトンすることが多かったからです。
高耐久にする理由は、バトン後は、相手のポケモンは捨てるか交代にしろ、ダイマックスエースが必ず出てきます。そこのダイマックスを枯らす、もしくは打ち合うために高耐久のポケモンが適しています。枯らしたら相手の攻撃は一部を除いて当たりにくくなり、勝利切断に大きく近づくので、ダイウォールでやり過ごすことがベターだと思います。
与ダメージ計算
雀の涙ですので割愛
被ダメージ計算
ようき珠A252パッチラゴン つばめがえし 77.2-91.3% 確2
わんぱく無降りオーロンゲ ソウルクラッシュ 34-40.5% 確3
イカサマ 77.8-91.8% 確2
いじっぱりA252オーロンゲ ソウルクラッシュ 45.4-54% 乱2(43.75%)
ようきA252ワルビアル DDラリアット 91.8-110.2% 乱1(56.25%)
ひかえめC252アブリボン ムーンフォース 39.4-47% 確3
おくびょうC252デンチュラ かみなり 21-24.8% 確5
相性の良い味方
バトン先としては前述した要素を含むポケモンならなんでも合うかと思います。
筆者はみがわりビルドレオーロンゲと合わせています。
相手の「鬼火」、「でんじは」、不一致「どくどく」も後続が当たる確率は1/3まで減っているので、積みアタッカーとも相性が良いと思われます。
このポケモンの対策
初手ダイマックス
交代、自主退場技
必中技
ちょうはつ
おわりに
いかがだったでしょうか。
ピンポイントの役割ではありますが、ジュナイパーの専用技をふんだんに活かした型であるので、皆様のジュナイパー生活の一助となれば幸いです。
こんなポケモンにも役割遂行できるぞ、このポケモンのダメージ計算が知りたいとあれば教えてください。
弱いからこんな論は消してしまえとの意見がありましたら、やんわりとお伝えください。
最後まで生暖かい目でご覧いただきありがとうございました。