エルフーン- ポケモン育成論ソードシールド

初めまして。ふにゃみろと申します。初めての投稿かつレート初心者なので節々に疑問を感じられるかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
なお、この投稿では、能力値は、強さを見る画面を基準に上からHABCDSとさせていただきます。

採用理由と役割

私は現在、ウオチルドンウオチルドンやパッチラゴンパッチラゴンといった、先手を取って攻撃したいポケモンを中心にパーティを組んでおり、弱点補完などの関係からトリックルーム組の採用を見送ることとなりまして、先制でき低耐久または退場手段のあるおいかぜ要員を探していたところ、悪戯心ととんぼ返りを持っている今回のエルフーンエルフーンの採用に至ったわけであります。
役割としては、悪戯心によっておいかぜを吹かせた後やられて退場、積みポケモンや耐えられそうな相手ならやどりぎのタネを蒔いてとんぼ返りで二度目の起点づくりに備えるといったサポート役がメインとなりますが、ムーンフォースによってウーラオス(いちげき)ウーラオスやその他の悪・ドラゴン・格闘タイプ、たまに見るウオノラゴンウオノラゴン等を吹き飛ばしたいアタッカーも担います。

持ち物

精霊プレートです。ムーンフォース強化。

性格・努力値と調整

個体値は混乱を恐れてAを下げない限りはすべて理想個体値とします。
性格はA↓C↑の控えめとしました。ムーンフォース強化のためです。
努力値配分ですが、まずCに極振りします。ウーラオス(いちげき)連撃ウーラオスのとつげきチョッキASぶっぱHに４個体において乱数１をとりたい気持ちの表れです。たとえ撃破できなくとも、ウーラオス(いちげき)連撃ウーラオスは４倍弱点であるどくづき使いをあまり見ないため、一発は耐えることができ、確実に仕留めることができます。
素早さは28振ります。実数値は140となり、おいかぜの後はすなかきパッチラゴンパッチラゴン＆ウオノラゴンウオノラゴン（スカーフなし）を抜いてムーンフォースをぶち込むことができます。
耐久の振りは好みなのですが、私は両受け耐久指数が最も高くなるようにHBDに振り分けています。計算は徹底攻略様のものを使用しています。

技構成

おいかぜ
サポート役として必須です。この技にパーティの機動力がかかっています。

ムーンフォース
メインウェポンです。ウーラオス(いちげき)ウーラオスやウオノラゴンウオノラゴン対策。

とんぼ返り
二度目の起点づくりの余裕がある場合の脱出用の技です。また、きあいのタスキ持ちやがんじょう持ちポケモンに対しては後から出すアタッカーが攻略しやすくする効果も兼ねます。挑発で積みを足止めしたりみがわりで様子を見たい方はこの枠を変えていただければ良いと思います。

やどりぎのタネ
余裕があるときに蒔きます。おいかぜの裏で積んで来ようとするポケモンへの牽制用です。

立ち回り例

よほどのことがない限りは先頭として使うことになります。相手の先頭が積みそうだった場合は先にやどりぎを蒔き牽制し、次ターンにおいかぜを吹かせます。相手が殴り勝てそうな相手ならば初手からムーンフォースを連発します。相手にウーラオス(いちげき)ウ―ラオス等の影がある場合にはおいかぜの後とんぼ返りで引っ込み、後に備えます。

与ダメージ計算

与ダメ被ダメはpokesol.com様のダメージ計算機を使用しております。

ウーラオス(いちげき)一撃ウーラオスに対しては、さすがにHDぶっぱ慎重とつげきチョッキもちでダイマックスを切られたとすると乱数２（49.2%~57.9%)ですが、ダイマックスされなければ乱数１（98.5%~115.9%）で切り抜けられます。

ウーラオス(いちげき)連撃ウーラオスに対しては、

• HDぶっぱダイマックスなしだと確２（79.2%~93.7%）
• ダイマックスした状態だと確３（39.6%~46.8%）

AまたはSぶっぱで特殊受け100％の場合は、

• ダイマックスなしだと乱数１（93.1%~110.2%）
• ダイマックスした状態だと乱数２（46.5%~55.1%）

ASぶっぱHに４振った状態では、

• ダイマックスなしだと確１（129.5%~153.4%）
• ダイマックスした状態だと確２（64.7%~76.7%）となります。

同じ条件でとつげきチョッキもちの場合は、

• ダイマックスなしだと乱数１（86.3%~102.2%）
• ダイマックスした状態だと乱数２（43.1%~51.1%）

ウオノラゴンウオノラゴンに対しては、ASぶっぱHに４振ると考えておりますのでその個体で計算すると、

• ダイマックスなしだと確１（109.6%~130.1%）
• ダイマックスした状態だと確２（54.8%~65%）となります。

パッチラゴンパッチラゴンも同じ仮定で考えると、

• ダイマックスなしだと確１（122.8%~144.5%）
• ダイマックスした状態だと確２（61.4%~72.2%）となります。

被ダメージ計算

すなかきウオノラゴンウオノラゴン＆パッチラゴンパッチラゴンはダイマックスせずエラがみやでんげきくちばしを使用してくると考えますので先手を取ったものと考え被ダメは計算いたしません。また、他のアタッカーを考えると記述がかさばるのでウーラオス(いちげき)ウーラオスのみ提示いたします。
ウーラオス(いちげき)ウーラオス意地っ張り力のハチマキ持ちAぶっぱの場合、

• アイアンヘッドは確２（77.3%~92%）
• どくづきは確１（154.6%~184%）
• れいとうパンチは確２（72.3%~85.8%）
• つばめがえしは確２（57.6%~68.7%）
• ダイジェット（つばめがえし）は確１（105.5%~125.1%）

上記がこだわりハチマキの場合は,

• つばめがえしは確２（78.5%~93.2%）
• れいとうパンチは乱１（98.1%~116.5%）

他はどうやっても耐えられません。

苦手なポケモン

悪戯心の性質上、悪タイプのポケモンが先頭に出てくるとつらいです。ムーンフォースで蹴散らせるならいいのですが、オーロンゲオーロンゲなどの耐久力もあるタイプには歯が立ちません。

相性の良い味方

おいかぜによって先手が取りやすくなるポケモンは何でもいいのですが、特に「フェアリータイプを苦手とするポケモン」を苦手とするポケモンと組み合わせるとムーンフォースもいかんなく発揮できると考えられます。