はじめに
- 特に記述の無い場合、理想個体とします
- 推察が容易な範囲の略称を使います
役割
豊富な技範囲と、特性適応力によるタイプ一致技の破壊力によって、全抜きを狙う。しかし、素早さ、耐久面が半端であり上から殴られて落ちる事が多いため、バトンエースとして使用する。
6世代との違い
Z技の登場により、はかいこうせんを枠に組み込みやすくなった。
これによって、耐久力が高い相手を強引に落とすことが可能。
テクスチャーZポリゴンZとの違い(利点)
一番の違いははかいこうせんを組み込めるかどうかだと考える。
ノーマルZをはかいこうせんに使うことにより、ノーマルZ→はかいこうせんの順に打つことで二体抜き性能が非常に高いポケモンだと言える。
また、バトン前を格闘タイプに耐性があるポケモンにする事で、テクスチャーZを使用したはいいものの即やられてしまう、といった弱点を克服できると言える。
テクスチャーZポリゴンZとの違い(欠点)
- 耐性を変えることが出来ず、ノーマル単タイプな上、防御や特殊防御をバトン前から引き継ぐ事は難しいため、格闘タイプには弱い
- 最大火力のノーマルZ及びはかいこうせん以外の火力がすごく高い訳では無いため、ゴーストタイプ、はがねタイプに弱い
- ノーマルZ→はかいこうせんと動きがわかりやすい
- はかいこうせんも使用して二体目の突破を目指すため、一ターン猶予を与える事がある(しかし素早さ、特殊攻撃力が上昇しているため、安易な積みを許すとは考えにくい)
バトン要因について
ポリゴンZにバトンを繋げるポケモンの条件は
- 素早さを上げられる
- 格闘技を寄せ付けないor寄せ付けにくい
- 特殊攻撃力を上げられる
等が上げられます。また、耐久面に強いポケモンではないため、バトン要因がバトン要因だとバレバレなのは怖い点だと言えます(特にサクラビス)
以上の点から、バトン要因に適したポケモンは
- ペンドラー
- 特性加速により毎ターン素早さを上げられる
- 珍しい積み技鉄壁により、バトン先への負担を抑えられる
- 格闘タイプの技を激減する為、寄せ付けにくい
- 自身でも戦いやすい
- アメモース
- 特性威嚇によりバトン先への負担を抑える
- 優秀な積み技、蝶の舞を使用できる
- バトンしにくいと感じられる場面でも、ネバネバネットを使用して最低限の仕事ができる
- 格闘タイプの技を激減する為、寄せ付けにくい
- モルフォン
- 特性ミラクルスキンにより、変化技に強い
- 優秀な積み技、蝶の舞を使用できる
- 格闘タイプの技を激減するため、寄せ付けにくい
- 眠り粉を使用できるため、自分で起点作りが出来る
技構成
はかいこうせん/10まんボルト/れいとうビーム/シャドーボール
はかいこうせん
ポケモンZの最大火力技。テクスチャーZ型との一番の差別化。外す理由なし
れいとうビーム
環境に通りのいい氷タイプの技。
ガブリアスやメガボーマンダ等、多少耐久にふられていてもはかいこうせんで突破できるが、反動がない分こちらの方が良い
シャドーボール
ポリゴンZが相手にしにくいゴーストタイプを見るための技。特に理由がない限り確定
めざめるパワー炎
ポリゴンZが相手にしにくい鋼タイプに打つ技。
ナットレイを見たいならこれ
めざめるパワー地
ヒードランにかなり弱い
ヒードランに強く出たいならこれ
10万ボルト
こおり、でんきのタイプ技によってほぼ全ての敵に等倍で攻撃できる点が魅力。テッカグヤを見たいならこれ
構築とバトン要因の育成について
このポリゴンZはゴースト、鋼及び3体目の起点になる等の弱点があり、バトン要因を単なるバトン要因として使用するのは不安が残るため、バトン要因はタスキ持ちにし、積み技/バトン/メインウェポン/選択 の様に戦えるようにするべき。
挙げたバトン要因は虫が多いため、ポリゴンZが突破されると鋼、炎タイプは非常に辛いため、地面技を使えるポケモンを入れることをオススメする。
構成としては、バトン要因1~2、バトンエース2、起点作り1、その他相性補完や受けポケ、などの並びをオススメする。特にバトン要因及びポリゴンZが先制技に弱い為、壁貼りテテフなどはかなりフィットするのではないかとおもわれる。
ダメージ計算(攻め)
- ダメージ計算は特殊攻撃力が一段階以上上昇していることを前提に計算しています。
- 上昇した特殊攻撃力は+1~で表します
- 確定にに命中率は考慮しないものとします。
特殊防御に補正の掛かったHD252ヒードラン
ノーマルZ(はかいこうせん)+1
67.6~79.7%(確定2発、急所確定1発)
めざめるパワー地面+1
161.6~191.9%(チョッキ持ちでも確定1発)
特殊防御に補正の掛かったHD252クレセリア
ノーマルZ(はかいこうせん)+1
102.2~120.7%(確定1発)
はかいこうせん+1
76.6~90.7%(確定2発)
シャドーボール+1
41.4~49.3%(確定3発)
特殊防御に補正の掛かったHD252ギルガルド(盾)
シャドーボール
50.2~59.8%(確定2発)
特殊防御に補正無しマルスケカイリューH4
れいとうビーム
104.8~128%(確定1発)
特殊防御に補正の掛かったHD252テッカグヤ
10万ボルト
60.7~72.5%(確定2発)
この様に、特殊攻撃ランク+1のポリゴンZはこの程度の耐久なら確1~2圏内で納められる。これにより、たとえ半減であっても簡単に受けられないことがわかるだろうと思う。
ダメージ計算(受け)
受けることは前提としてない振り方な為、受けに回ることは難しいです。
耐久の目安として、
攻撃無補正A252ガブリアスのげきりん
85~101.2%(低乱数1発→6.3%)
攻撃補正有A252キノガッサのマッハパンチ
57.5~67.8%(確定2発)
以上です。不足あれば追加します。