はじめに
- この育成論ではHABCDSなどの略称を用います。
- 個体値は全て理想個体を前提としています。
- ダメージ計算はダメージ計算Zを使用しています。
- 不備質問等ございましたらコメント欄にてお願いします。
- 初投稿です。何かと至らない点も多いかと思いますが、暖かい目で見ていただければ幸いです。
ジャラランガとは
竜、格闘という独特のタイプを持ち、A110C100というそこそこの種族値と広い技範囲を持っている第7世代産のドラゴン。USUMから専用のZ技とインファイトを貰ってかなり強化されましたが、微妙な攻撃種族値が原因で相手側にそれなりの耐久があれば不一致2倍弱点では確2すらとれないこともしばしば。また、受けループに対しては異様なほど強いという一面もあります。
概要
専用Z技のブレイジングソウルビートは威力が高く、追加効果の全能力1段階上昇も非常に強力で、先述の火力不足を補ってくれる優秀なZ技...ですが、フェアリータイプに撃った場合不発となり追加効果は得られないため非常に撃つタイミングの難しいZ技です。逆に言えばフェアリーへの交代を強制できるので交代読み交代を決めやすく、試合の流れを掴むことが容易になります。その為、このジャラランガというポケモンは初手出しが最も輝くポケモンであるため、初手に出しやすいジャラランガというものを考察しました。あと受けループに対しても強く出れるようにしました。
役割対象
カバルドン、ゲッコウガ、メガゲンガー、キノガッサ、霊獣ボルトロス
その他は大抵フェアリーに引いてきます。
今回はカバとゲッコウガを特に意識しています。
基本的にジャラランガ、ゲッコウガ対面だとゲッコウガ有利でつっぱって来てくれることがほとんどなのでそんな甘えた考えを吹っ飛ばす調整にしています。
特性
カバ意識で防塵とします。回復技がないため、砂ダメはなるべく抑えておきたいので。あとキノコの胞子を無効に出来るのも強いです。
性格
今回のコンセプトとも言える部分のため穏やかで確定とさせていただきます。完全にゲッコウガ意識です。
持ち物
火力が圧倒的に足りず、拘ったり変にダメ食らいたくないためジャラランガZ推奨。
調整
H68B4C156D100S180
H...16n-1
B...端数
C...ドヒドイデに対してブレイジングソウルビート+C↑1スケイルノイズでヘドロ込み確定
D...臆病ゲッコウガの冷B+D↑1での水手裏剣+ステロダメを確定耐え、控えめボルトロスのめざ氷確定2耐え
S...1段階上昇後、最速122族抜き
技構成
スケイルノイズ
確定技その1
専用Z技の元となる技。みがわりを貫通するため受けループのグライオンや害悪オニゴーリなんかにも刺さります。ミラーは防音注意。
インファイト
確定技その2
受けループのラッキーを意識での採用。Aがそれなりに高いのでB4メガルカリオも確1が取れます。
挑発
確定技その3
カバのステロ、欠伸、吹き飛ばしを止めるため必須です。受けループを崩す際にも必要になってきます。S↑1なら相手の抜きエースの積み技も止めれます。
火炎放射
選択技その1
鋼への遂行技。ハッサムナットエアームドテッカグヤが普通に多いため優先順位は高いです。
ラスターカノン
選択技その2
妖への遂行技。C↑1でも確1がとれる妖がいないので妖対面では素直に引きましょう。
相性の良い味方
個人的にはメガメタグロス、メガリザードン、ヒードラン、チョッキアローラベトベトン、物理受けファイアローをお勧めします。グロスベトベトンはカプに、リザドランアローはミミッキュに強く出ることが出来ます。
ダメ計
与ダメ
- ブレイジングソウルビート
→HD252カバルドンに54.8〜64.6%
→無振りゲッコウガに108.8〜129.2%
→D4メガゲンガーに94.0〜111.1%(中乱数68.7%)
→H252メガゲンガーに76.0〜90.4%
→D4霊獣ボルトロスに94.1〜111.6%(中乱数68.7%)
→無補正H252D20ドヒドイデに57.3〜67.5%
→H244D52輝石ポリゴン2に42.4〜50.2%
- C↑1スケイルノイズ
→HD252カバルドンに48.8〜57.6%
→H252D20ドヒドイデに50.3〜59.8%
- 火炎放射
→H252メガハッサムに90.3〜108.4%(中乱数43.7%)
→H252ナットレイに77.3〜92.8%
→H244D12エアームドに60.8〜72.5%
- C↑1ラスターカノン
→H4ミミッキュに77.8〜93.1%
- インファイト
→B4メガルカリオに100.6〜120.0%
→B252輝石ラッキーに57.2〜68.3%
→補正有りH244B196輝石ポリゴン2に34.6〜45.0%
- A↑1インファイト
→B252輝石ラッキーに85.2〜101.2%(低乱数6.2%)
→補正有りH244B196輝石ポリゴン2に56.5〜67.0%
被ダメ
- C252ゲッコウガの冷凍ビームが65.4〜79.2%
- C252珠ゲッコウガの冷凍ビームが84.9〜103.1%(低乱数18.4%)
- 無振りカバルドンの地震がら40.2〜47.7%
- C252メガゲンガーのシャドーボール42.1〜49.6%
- 補正有りC252ボルトロスのめざ氷が41.5〜49.0%
- 無振りポリゴン2の冷凍ビームが45.2〜54.0%
終わりに
最後まで読んでくださってありがとうございます。気になる点がありましたらコメントしてください。