イルミーゼ- ポケモン育成論ダイパリメイク

＜ダイパリメイク＞青龍殺し・起点役完封型イルミーゼ

2022/04/03 22:47 / 更新:2022/04/04 17:22

投稿者 : かりふわ (@oNHGIPiGv0H5i4q)

ＨＰ: 65

攻撃: 47

防御: 75

特攻: 73

特防: 85

素早: 85

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イルミーゼ 【ポケモン図鑑】

性格: おくびょう(素早↑ 攻撃↓)

特性: いたずらごころ

努力値配分(努力値とは？): HP:20 / 防御:4 / 特攻:252 / 特防:4 / 素早:228
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:143-46-96-125-106-147 (素早さ比較)
覚えさせる技: まとわりつく / アンコール / でんじは / 10まんボルト
持ち物: いのちのたま

ルール: シングルバトル

このポケモンの役割: 特殊サポート / ダイマックス指定なし

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どうもこんにちわ。今回で二度目の投稿となります。
今回は、前回お知らせした通り、起点役殺しのイルミーゼイルミーゼの型を紹介して行きたいと思います!

注意点

この育成論では、HABCDS等の非公式の単語を多く用います。
ダメージ計算には、＜ダメージ計算ツール　ポケマス＞さんを参考にしています。
『特化』とは、そのステータスに努力値を最大まで振り、さらに性格補正を乗せたものです。

~~虫タイプしか勝たん！！~~

採用理由と役割

強特性のいかくの対面での強さ、じしんかじょうや技［りゅうのまい］などでの全抜き性能の高さから、ダイパリメイクの対戦環境の一強を担うギャラドスギャラドス。その弱点である電気タイプのポケモンは、ギャラドスへの明確な対策となっています。そのため、自分のパーティに電気タイプのポケモンがいると、ギャラドスの選出は少なくなります。そして必然的に、ギャラドスのためのポケモンは選出を抑えるためでしかなくなります。そこで私は考えました。
じゃあわざと選出誘導をしてカモればいいのでは？と。でんきタイプを含まず、素早さもそこまで早く無さそうなイルミーゼを見て誰が警戒するのでしょうか。そういうギャラドス(青龍w)の対策、そしてイルミーゼの本分ともいえる起点役殺しとしての役割を担っています。
少し長くなってしまいました。これより、本文に入ります。

持ち物

命の珠

サポート型ではあるのですが、一番の目的はであるのはギャラドスの撃破であるため、珠を持っています。ちなみに、珠を持っていなければ、4倍抜群の［10まんボルト］ですらギャラドスを落とせません。そこのところはやっぱり虫タイプクオリティですねw。

特性

いたずらごころ

イルミーゼは、ダイパリメイクでは非常に希少ないたずらごころ持ちです。補助技を先制で打てることの利点は言うまでも無いですね。イルミーゼのいたずらごころは夢特性なので、特性パッチを使うことをお忘れなく。ちなみに、通常特性はどんかんといろめがねなので、気兼ねなくパッチ使っちゃってください。

努力値・性格・調整内容

努力値と性格

H20　A0　B4　C252　D4　S228：おくびょう

調整内容

Hに20振ったときのHP実数値は143であり、これは定数ダメージを最も抑えられる16n－1になっています。今回の技構成では回復技のはねやすめを入れるスペースがないので、少しでもダメージを抑えられるように調整しています。Sに228振っているのは、最速のギャラドスを1抜きできる調整です。足りない火力を補うためCぶっぱ、余りをBとDに割り振っています。

技構成

最強構成

まとわりつく　特殊むし　威力20　命中100

相手の交代を禁ずる所謂[バインド技]です。立ち回りにおいて非常に重要になってきます。この技のみならず、全ての技がいい感じに噛み合ってこのイルミーゼというポケモンが成り立っています。細かい立ち回りを、後述する立ち回り例を読んでしっかりと覚えてください。

アンコール　補助ノーマル　ー　ー

相手の使用する技を固定する技です。ここまで来たら、戦術が分かってきたのでは無いでしょうか？まとわりつくと組み合わせて、相手一匹を置物にすることができます。いたずらごころの対象になるので、先制で打つことができます。

でんじは　補助でんき　ー　命中90

まとわりつくとアンコールで相手一匹を持っていった後、最後っ屁で先制でんじはを打ち、後続のサポートをします。しかし、初手で不利対面になり、他のポケモンへの受け出しが困難な場合は、でんじはを打ち後続に託しましょう。生き残れたのならば、サイクルを回し、相手のポケモンをどんどん麻痺にしていきましょう。

10まんボルト　特殊でんき　威力90　命中100

ギャラドスのための技です。他にも、相手に削りを入れたい場合に用います。一応、電気技が抜群の普通ぐらいの耐久の相手には確定二発圏内に押し込むぐらいの最低限の火力は出ます。

立ち回り例

とても重要です。今回は、ステロを撒いてくる起点役(エアームドエアームドやバンギラスバンギラス、カバルドンカバルドン)、ギャラドス、パルシェンパルシェンの3種類に対しての立ち回りを紹介します。

ステロ撒きポケモン

相手はタスキや頑丈などで必ず一発耐え、強引に初手ステロを通して来ます。ここのターン、こちらはまとわりつくを選びます。
このターン、こちらは先制でアンコールを打ちます。これだけで、ステロしか打てず、交代も出来ない置物が完成します！！
ここからは10万で削り、相手の一匹目を撃破します。
出てきた相手の後続に電磁波を撒き、あとを味方に託して役目を終えます。

ギャラドス

初手10万を打つ。相手は死ぬ。
出てきた相手の後続に電磁波を撒き、あとを味方に託して役目を終える。

ふざけているわけではありません。本当にこれだけです。最速ギャラドスの上を取って4倍弱点で倒せます。何らかの原因で相手に先制されたとしても、ギャラドスの攻撃はそらをとぶ以外は耐えるので安心です。99%ギャラドスには勝てます。

パルシェン

相手が初手からをやぶるだった場合

相手：からやぶ　こちらはまとわりつくを打ちます。お相手が初手どのような行動を取ろうとも、こちらは絶対にまとわりつくを選びます。
このターンはもちろん先制アンコールです。相手はからやぶしか打てず、交代もできないサンドバッグなので、またもや10万を打ち撃破します。
出てきた相手の後続に電磁波を撒き、あとを味方に託して役目を終えます。

初手がつららばりorロックブラストだった場合

こちらは上からまとわりつく、相手は攻撃です。A特化パルシェンからの攻撃はほぼほぼ耐えられないので、タスキだけ剥いで退場です。
このターン、パルシェンに有利なポケモン(前回紹介したアメモースや、草タイプのポケモン等)を出し、突破します。

これで終わりです。
役割対象の相手と、それへの立ち回りをしっかりと理解し、イルミーゼを最大限活用してあげてください。

与・被ダメージ計算

注意

イルミーゼの役割対象の相手、10万ボルトが抜群になる相手への、10万ボルトの与ダメージ、またそれらからの最大打点の技の被ダメージのみを記載しています。
自分相手共に理想個体であることを前提としています。

与ダメージ計算まとめ

H4振りギャラドスギャラドス　109.3〜130.9%　確定一発！！

H4振りパルシェンパルシェン　136.5〜161.1%　確定一発

H252振りエアームドエアームド　72.6〜86%　確定二発

H252振りスイクンスイクン　40〜47.8%　確定三発

H252振りマリルリマリルリ　54.1〜64.2%　確定二発

H4振りトゲキッストゲキッス　51.5〜61.4%　確定二発

被ダメージ計算まとめ

A特化ギャラドスギャラドスのたきのぼり→65〜76.2%　確定一発耐え

A特化パルシェンパルシェンのつららばり→87.4〜104.8%　乱数一発(約0.6%)

　　　　　　〃　　　　　　　ロックブラスト→118.8〜139.8%　確定一発

A無振りエアームドエアームドのドリルくちばし→67.1〜79.7%　確定一発耐え

苦手なポケモン

地面タイプのポケモン

電磁波で麻痺を撒くことも10万で削りを入れることも叶わない、イルミーゼの天敵ともいえる相手です。とはいえ、まとわりつくのバインドダメージがあれば、カバルドンぐらいなら突破できます。

ごりっごりのアタッカー

イルミーゼは基本初手に出し、対面から相手を詰ませに入るポケモンなのですが、初手読み負けしてアタッカーが出てくると対処が出来ません。ここらへんの問題は、もうプレイヤーの実力に掛かっています。

耐久がある積み技持ちのポケモン

イルミーゼは基本的に火力が足りないので、積みの起点にされてしまうことがあるかもしれません。アンコールである程度対策出来ますが、危険を感じたら手遅れになる前にすぐ交代しましょう。

ウォッシュロトム等のロトム系統

電磁波が効かないので後続の起点にも出来ず、10万が(だいたい)半減で削りも入れられず、更にはこだわりトリックで完封されてしまいます。まさに天敵です。なるべく対面させないようにしましょう。

相性の良い味方・構築例

アメモースアメモース(宣伝)

アピールすいません。しかし、冗談抜きに相性は良いと思っています。アメモースだときっちり仕事を終えられてしまう、アメモースの苦手な起点役のポケモンにイルミーゼが強く、逆にイルミーゼの苦手なアタッカーに対してアメモースが強く出られます。耐久面での技の一貫性はやばいことになってしまいますが、それ以上のメリットはあると思います。何より、パーティに虫タイプのポケモンが二匹も並んでいて、油断しない人はいないでしょう(笑)。