はじめに
こんにちわ、初投稿のアノインといいます。
分からないことも多い為、先輩方の内容や構成を一部参考にさせて頂いております。
厳しい現環境の中で、正直この型以外にアブソルの少ない唯一性を引き出せる型は無いと思われ、この型以外に現環境においてアブソルを使うメリットは無いと思われます。
宜しくお願いします。
注意点
- この育成論ではよく使われている略称を使います。
- 現在ランクマが解禁されていないので、まだ使用感はわかりません。
- 下記の運用方法の例で紹介している、せいぎのこころ+ふくろただきは読まれると厳しいので、使い方を工夫するのが良いです。
- 今できる範囲で書いてみたので、ご指摘をお願いします。
紹介
冠の雪原で追加されたアブソルは、新たにインファイトなどを習得し、高い攻撃種族値が魅力の悪タイプのポケモンです。個人的に好きなポケモンですが、攻撃以外は基本平均以下の性能であり、武器である攻撃種族値を生かす以外に他との差別化は出来ません。
しかしダブルにおいては特性「せいぎのこころ」が、エルフーンやドラパルト等のふくろだたきにより、自発的に発動させることでアブソルの武器となります。
また、テラキオン、ウインディなどの同じ「せいぎのこころ」を特性にもっているポケモンの中で最も攻撃種族値が高く、また技範囲も広いです。
加えて、今作の「おいかぜ」の仕様変更により、そのターンから攻撃が可能になったことで課題であった耐久面を、相手を倒すことで生存するという形で克服するに至りました。
そして何よりマイナーという事も武器の一つではないでしょうか。
差別化&特徴
- せいぎのこころ+ふくろだたきによる攻撃最大4段階上昇が行えるポケモン等において、全ポケ中最大攻撃力を持つ。
- テラキオン、ウィンディ等には無いタイプ一致先制技 ふいうちを覚える。
- 豊富な技候補
- 素早さは低い為、おいかぜによる補助は絶対だが、ダブルではトリルも多い為、見極める必要がある。
- 紙耐久である為、基本一撃で倒される。
- マイナー
型
いじっぱりAS252せいぎのこころ
火力を上げることで、高耐久や相性の壁をごり押し出来る為、いじっぱりです。
Sはおいかぜ状態で最速スカーフガブリアスが抜けます。
しかし環境に増えるであろう砂パッチラゴン等と同速の為、ようき最速もおすすめします。
持ち物
いのちのたま
火力を上げる為です。
基本相手の技には耐えないのでHPが減ることに問題ありません。
スカーフ系等はみきりを使う為おすすめしません。
技構成
確定技
- いわなだれ(岩)
相手全体に高い攻撃が出来るダブルの汎用技です。高い攻撃力を生かせるため強いです。
覚える事すら知っている人は少ないでしょう。
- みきり(格闘)
おいかぜターンに攻撃を受けないようにする為やその他いろいろな用途で使えます。
選択技(パーティの構成による仮想敵などによって選択)
- ふいうち(悪)
先制技として使えます。おいかぜ状態でないときなどに使えます。
- じゃれつく(フェアリー)
弱点である格闘に有効です。
- アイアンテール(はがね)
弱点であるフェアリーに有効です。
- インファイト(格闘)
今作で新たに習得した技で、トリルで強いツンデツンデなどに強いです。
- ぶんまわす(悪)
タイプ一致全体技で味方も巻き込みますが、いわなだれよりも高火力がでます。
- じごくづき(悪)
最大火力タイプ一致技です。サマヨールなど、トリルの為にふいうちが使えない相手に有効です。
- ちょうはつ(悪)
トリル対策です。
その他
- シャドークロー(ゴースト)
- メガホーン(虫)
- しねんのずつき(エスパー)
- とびはねる(ひこう)
- ストーンエッジ(岩)
- すてみタックル(ノーマル)
など
運用方法
せいぎのこころ+ふくろだたきは相手に読まれるか読まれないかで相当状況は変わってきます。基本読まれない為、相方であるタスキエルフーンと一緒に、初手で出す鉄板方法を紹介します。
また、1ターン目にエルフーンが倒されるか倒されないかというのも重要になります。
(みきりターンにふかつのこぶしウーラオスなどに攻撃されると貫通してしまうのでドラパルトなどに交換するのがお勧めです。)
【テンプレ1】
1ターン:エルフーンおいかぜ アブソルみきり
→エルフーンはタスキ、アブソルはみきりで生き残る。
2ターン:エルフーンふくろだたき アブソル攻撃技
→おいかぜ状態の為、相手より先に攻撃上昇状態を作り、相手に攻撃する事が出来ます。 もしこのターンにアブソルを倒されてしまっても、相手には攻撃4段階上昇での攻撃が必ず出来るので、抜群でない攻撃でも致命傷を与える事が出来ます。
もしエルフーンが生き残った場合は、次のターンにてだすけなどでさらなる火力アップをすると、とんでもない火力が出ます。
【テンプレ2】
1ターン:エルフーンおいかぜ アブソルみきり
→エルフーン集中攻撃により気絶、アブソルはみきりで生き残る。
2ターン:後発ドラパルトふくろだたき アブソル攻撃技
→素早いドラパルトをエルフーンが気絶してしまったときの為に補助役とする事で、火力は少し下がってしまいますが、攻撃3段上昇での攻撃が確実に出来ます。
- 上記の二通りの方法は例であり、この戦術を通すためには他の3体の運用方法で選出を牽制する事が一番重要になってきます。また、この方法が通りそうなときと、そうではないときを見定めて使う、一種の攻撃のパターンとしてパーティに組み込むのが一番良いです。
- また、初手ダイマなど、この戦術を試す上でダイマを切られる事が多かった為、その場合などはアブソルの超火力を見せつける事ができ、ダイジェットなどをされても、おいかぜ状態で後発でダイマが切れるので勝率を上げることが出来ます。
- ガオガエン、ランドロスなどの威嚇や捨て台詞、他にも防御を上げられる様な事があったとしても、こちら側は一ターンで4段階上昇が可能なため、積み技やサイクルに強いです。
- トリルパのトリル要員(サマヨールなど)には悪技が通りやすく、耐久があっても、おいかぜをせず、ふくろだたからの4段上昇タイプ一致悪技で簡単に落とせるため、強いです。また、他の主要なトリル要員にも抜群技があるので、トリル対策としてもおすすめできます。
- そしてミラーなどで、同じく積まれてしまうといった場合には、おいかぜ状態でも素早さが抜けないなど先手が取れないと分かった時点での交換をおすすめします。
- ここでは紹介していませんが、単純な高火力ふいうち要員としての選出も出来ます。
相性の良い味方
エルフーン(タスキ)確定技おいかぜ、ふくろだたき おすすめ技てだすけ
ドラパルト(お好み)確定技ふくろだたき
はほぼ確定です。
エルフーンのてだすけはアブソルの火力をさらに上げることが出来るので、お勧めです。
それ以外でも叩きができるポケモンを二体入れる事で、アブソルの組み込みかたなど、戦術が広がります。
しかし一番重要なのはこの戦術を牽制できる他の3体であり、アブソルを出さない選出や、アブソルで荒らした後を視野に入れたポケモンを入れるのが良いです。
特にアブソルに対して、ダイマを切られる事が多い為、ダイマ状態で強いポケモン(弱保型など)を入れるといいです。
このポケモンの対策
紙耐久なので、どうにか攻撃を耐えれば簡単に倒せます。しかしアブソル側からすると、有効打のある攻撃要員を優先的に攻撃するので、アブソルの技を耐えられる、耐久のある攻撃役が入れば対策できます。または、まもるやみきりなどで交わすのも良いです。
ダメージ感覚
ランクマ解禁に向けて、環境に増えるであろうポケモンのダメージ計算は乗せていくつもりです。
今のところおおよそでいうと、効果抜群orふつうの場合は確1が取れます。
カジュアルでよく出会うカプ系統+相方のセットに対しては、基本いわなだれ程度で両方確1でした。
技範囲が広いので、相手のポケモンは必ず一体以上は持っていけると思います。
終わりに
初投稿で、見ずらい思いをさせてしまい申し訳ありません。
今回のアブソルを軸として戦うこともできますが、この高火力アブソルを作れるようなパーティにするだけで、高耐久やトリル、サイクルに強くなります。試しにパーティの起爆剤のように使ってみるのはいかがでしょうか?
ご指摘をお待ちしております。
宜しくお願いいたします。