どうも、とぅらぬすと申します。
初投稿です。至らぬところも多々あると思いますが、ご容赦の程を。ご指摘くださると助かります。
そして最大の注意点ですが、この育成論は飽くまでも「供養」です。使っていた当時は強かったのですが、現環境には全く適応しておりません。悪しからず。
採用理由と役割
さて、私がこの型を考えたのは鎧の孤島が実装されて間もない頃でした。
当時はタスキカウンター以外の型が考慮されることはなく、そもそもガルーラ自体見かけることは全くと言っていいほどありませんでした。
採用理由についてですが、「最低限の火力がありなおかつ意表がつけるから」という所謂マイオナの伝家の宝刀、常套句といっていいものです。「お前らいつもそれじゃん、強くないじゃん」と思うでしょう。実際ダイマガルーラそのものが強いということはありません。ところが初手ダイマの性質上「読まれない」ということのアドバンテージは大きいため、「意表がつける」だけでも採用理由となりうるのです。勿論、キャタピーで初手ダイマをして強いわけがないので最低限の火力が必要です。そこで僕が目をつけたのがガルーラだったというわけです。
持ち物
いのちのたま
いのちのたまを持たせて初めて耐久無振りドラパルトをねこだまし+ふいうちで縛れるので、いのちのたま確定と言っていいです。
性格・努力値と調整
性格:ようき
これも確定。ゴリランダーを上からしばきたかったので。
努力値:AS252D4
攻撃はぶっぱ。素早さもポリゴンZ考慮で最速。余りはダウンロード対策でDに振りました。ただし、H個体値31の無振りガルーラのHPは180と、いのちのたまを使う上で忌避すべき数値になってしまいます。B個体値を落としてHに4振るのもアリかもしれません。
特性
きもったま一択です。この特性のおかげでゴーストタイプにダイマをすかされたり、いかくで止められたりすることがなくなります。
技構成
確定
ねこだまし、ふいうち
先述した通り無振りドラパを縛れます。また、ふいうちがあるとギルガルドにより強くなります。
選択
すてみタックル/ギガインパクト
ノーマル技としてこの2つの技で選択になります。私は遺伝を妥協してギガインパクトで使っていましたが、ダイマが切れたあと使いやすいすてみタックルの方が良いと思います。
アームハンマー/ドレインパンチ
格闘技枠としてこの2つの技から選択になります。
ドレインパンチはダイマなしで撃ってもデメリットがなく命中安定ですが、如何せん火力不足なのであまりオススメはできません。瓦割りは壁以外に撃つ理由が全くないので論外。
その他
地震/ほのおのパンチ
採用する理由が全くなく、徒に技範囲を圧迫するだけです。全く触れないとゴチャゴチャ言われそうなので一応書いておきましたが、正直格闘技でいいです。
立ち回り例
「初手ダイマ」と言ったな、あれは嘘だ。
大概の相手には初手ねこだましです。その後でダイアタックなりふいうちなりで倒します。ただし、ギルガルドとタチフサグマの場合については初手からダイマを切るべきでしょう。殆どの場合キングシールドやブロッキングで入ってくる為、ギルガルドはダイナックル→ダイアーク、タチフサグマはダイアタック→ダイナックルと選択してください。
差別化点
ノーマルタイプの初手ダイマにおいて
ノーマルタイプで初手ダイマをするといえばポリゴンZ、ホルード、稀にカビゴンなどがいますが、特性きもったまによる「止めにくさ」、またガルーラ自体の性質としての「読まれにくさ」で言えば十分差別化は可能です。
特性きもったまにおいて
特性にきもったまを持つノーマルタイプのポケモンではムーランド、ミルタンクが挙げられます。火力はムーランド、素早さはミルタンクに利がある為この2体と比較してどれを使うかという点は私自身かなり悩みました。最終的にガルーラを使うと決めたのはやはりねこだましとふいうちの存在が大きいです。ムーランドにもミルタンクにも強力な先制技が無いため、ガルーラを採用する運びとなりました。
このポケモンの対策
エースバーンやウーラオスで捻り潰すことです。
耐久は高くないので上から格闘技を撃たれると死にます。
また、「ダイマターンを無駄にしにくい」というだけで特段火力が高いわけではないので、ポリゴン2、カバルドン、ドヒドイデといった高耐久ポケモンにも勝てません。
最後に
余りにも不備が多いのは、飽くまで「こんな型があったよ」という程度の供養であり、皆様に使うことを薦める育成論ではないからです。ダメージ計算すらないのもその為です。最後に使ったのが2ヶ月前で明確に書けるほど記憶が鮮明に残っていないのもあります。信じていただきたいのは、このガルーラが使っていた時かなりの強さを発揮したということです。選出した試合は8割くらいの確率で相手のPTをぐちゃぐちゃにしてくれました。使っていてムーランドやミルタンクで良くないか?と思うことはなく、メガガルーラを彷彿とさせるものすらありました。
では何故使わなくなったのか?それは一重にレギュレーションの変更にあります。エースバーン、ポリゴン2、カバルドン、ドヒドイデといったポケモンこそ消え去ったものの、ウーラオス、パッチラゴン、アシレーヌ、ラプラスといった新たな苦手ポケモンが台頭しました。また、ゴリランダーやH&Wロトム、ドラパルトにミミッキュというような比較的有利なポケモンも居なくなり、結果的に環境が逆風になってしまったのです。
では。