ガブリアス- ポケモン育成論サンムーン

でんきだまガブリアス

2017/05/21 17:14 / 更新:2017/05/24 19:14

ガブリアス

HP:HP 108

攻撃:攻撃 130

防御:防御 95

特攻:特攻 80

特防:特防 85

素早:素早 102

ツイート4.384.384.384.384.384.384.384.384.384.38閲覧:37680登録:3件評価:4.38(8人)

ガブリアス  ドラゴン じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早↑ 特攻↓)
特性
さめはだ
努力値配分(努力値とは?)
防御:4 / 特防:252 / 素早:252
個体値:31-31-31-0-31-31
実数値:183-150-116-76-137-169 (素早さ比較)
覚えさせる技
じしん / がんせきふうじ / ステルスロック / なげつける
持ち物
でんきだま

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このポケモンの役割
物理 / 補助
ルール
シングルバトル
登録タグ

考察

はじめに

こんにちは、ななみと申します。
自分がレートでお世話になっている型なのに投稿されていなかったので柄にもなくメジャーなポケモンの投稿です。
想像出来る範囲の略称を用いつつ、簡潔にまとめていきます。

でんきだまガブリアスとは?

でんきだまを投げつけて麻痺撒きをし、後ろのギャラドスやオニゴーリのサポートをする型です。
でんきだまをなげつけるで投げると付加効果として麻痺を相手に与える事が出来ます。
元々はこごかぜをしてくるゲンガー辺りとのSを逆転するために提案された型らしいのですが、今作はゲンガー自体が6世代と比較しかなり減っているのでそこまで大きなメリットとはならなくなっています。

何故ガブリアスなのか?

麻痺の入らない相手=電気タイプに対して通常の麻痺撒きではかなり苦しいですが、ガブリアスなら電気タイプに対して強く立ち回る事が出来、退かせる事が出来ます。
副産物として奇襲性も高くなります。

ちなみに同じ事の出来る霊獣ランドロスとは特殊耐久とSの値がかなり違います。
めざめるパワー氷のダメージ量において結構な差が出ますし、メガリザードンや霊獣ボルトロスにSで上を取られます。
後ろにオニゴーリを置く場合岩や炎タイプにも退いてもらいたいので耐性の違いも後続によって出てきます。
威嚇がある分あちらもかなり魅力的ですが…

襷ステロガブリアスとの差異(追記)

襷がないので一撃で潰される場合は潰される代わりに対面に入る影響力が強い。
書いた方がイメージが掴みやすいかと思ったので追記です。
ステロ採用の場合の話です、後述砂かけ採用の場合特に必要はないです。
向こうはSダウンとステロを確実に遂行しますが、こちらは潰される可能性はありつつも麻痺とステロを高確率で遂行出来ます。
麻痺は対面に引かれても残る上にS下降値も大きく、行動を不能にする可能性もあるのでリターンが非常に大きいです。
対して、襷がないこちらは上から潰される例は少ないにしても下から一撃で落とされる可能性があり残せる傷が少なくなる場合があります。
要約するとリスクを負う代わりにリターンが大きいという訳ですね。

立ち回り(追記)

自分で読んでて何をするか分かりにくいと感じたので追記です(

  1. 基本的に先発で投げます。
  2. でんきだまを投げて麻痺撒き
  3. 相手の攻撃、ガブリアスの耐久なら大抵一回は耐えます。
  4. ステロや砂かけをして退場、引き警戒で岩石封じもあり。

ガブリアスは無振りでもそこそこ火力が出せるので、負担をかける事によって早期に退場させざるを得なくする事も可能です。
選択技がステロなら対面を落としてしまってもこちらが得ですし、砂かけであれば引くタイミングを作りやすいです。

また、対面がコケコやバンギラス等攻め落とした方が良い相手の場合攻めに転じられるのもガブリアスならではの強み。

努力値調整

耐久調整を施す場合、考えるべきなのは
極振りカプ・テテフのムーンフォース耐え
なので、基本的にベースは陽気DS252B4となります。
物理攻撃で上から一撃で落とされる事はほとんどないのでガッツリ特殊耐久に振りましょう。
これ以外の特殊攻撃は大抵振っても耐えないかこれを満たしている内に耐えるようになっているかのどちらかなのでこれが最重要事項となります。
D252でも12.5%で落ちるので、それが気になるなら以下を参照に。

  • 素早さライン

いずれも陽気前提
S252-最速霊獣ボルトロス抜き
S244-最速リザードン抜き
S220-最速オノノクス抜き
S212-最速ミミッキュ抜き
S204-最速カプ・テテフ抜き
最速テテフは抜かないとメガネムーンフォースでぶっ飛ばされかねないのでこれより下は推奨しません。

  • 物理耐久

A極マンムーのこおりのつぶて耐え→H76 or H12 B20
後者の方が効率的に見えますが、特殊から削る余力がないです。
しかし前者はH実数値193であり定数ダメージ量が自然の怒り以外最悪というジレンマもあります。

  • 特殊耐久

H44、D236 or H76 D220
極振りテテフのムーンフォース耐えです。
後者はマンムーのつぶて耐えも兼ねています。
H44、D252
フェローチェのれいとうビームを確定耐えです。

  • 振り方の例

B4、D252、S252
実数値183/150/116/×/137/169
単純なぶっぱ。
これを形式的に確定欄に入れておきます。

H44、D252、S212
実数値189/150/115/×/137/163
Sを妥協した形。

H12、A220、B20、D4、S252
実数値185/178/118/×/106/169
マンムーのつぶて耐えだけ満たして他全部ASです。
アタッカーとしての運用も見込むなら悪くないです。

H92、A4、B4、D156、S252
実数値195/151/116/125/137
テテフのムーンフォース耐えは18.8%で妥協しマンムーのこおりのつぶて耐えとH4n-1を兼ねた型で、私が使用しているものです。

※追記
H12、D244、S252
実数値185/150/115/×/136/169
無振りフェローチェのれいとうビームが6.3%まで下がります、コメントありがとうございました。
確定欄に入れたいのですが、ダメージ計算を書き直しに…(絶望)
時間が出来たら書き直します。

技構成

  • 確定技

じしん
電気を見るために欠かせないです。
がんせきふうじ
これも必須。
電気/飛行への打点かつ麻痺した相手や対面の電気タイプが後ろに引きそうな時の安定行動です。
なげつける
コンセプトです、これがないと麻痺が撒けないです。

  • 選択肢

すなかけ
オニゴーリ等で外し待ちをする場合の選択肢。
でんきだま投げの都合上麻痺も一度しか撒けず、麻痺にした対面が交代する場合もあるのでこう見えて意外と重宝します。
ステルスロック
素直に積み技からの打点で攻めるサポートをするなら。
6世代での教え技です。
ほえる
1回しか麻痺が与えられないためにこのガブリアスではかなり優先度低いです。
げきりん
ASベースでアタッカー運用もする場合に。
そうでないならほぼ不要です。

持ち物

でんきだま
これの論ですので確定で。

特性

基本的にはさめはだの方がお得です。
自主退場を促してしまう可能性がある点とターン稼ぎの出来る点からすながくれも一応候補外とは言い切れない感じです。

採用理由

起点作りです。
アタッカーとしての運用に切り替える事も出来るのでかなり小回りが利く方です、やはり万能ポケモンですね。
他の麻痺撒きが相手の電気タイプのせいで立ち回りにくくなるのが想定される場合にこいつに任せて強気に立ち回る使い方がベストだと思います。
麻痺撒きの遂行にそこまで重きが置かれていないパの場合はガブリアスのみでも特に問題はないかと思います。

相性の良い味方

  • オニゴーリ

麻痺撒き後上を取りつつ痺れ待ちをする事で身代わりを残しにかかれます。

  • メガギャラドス

単純に相性補完が良い抜きエースです。
これのサポートをメインに考える場合ステルスロックの優先度が高め。

苦手な相手

  • カプ・レヒレ

最悪の相手です。
麻痺撒きを警戒してかなりの確率で先発で繰り出され、しかもガブリアスではまず突破出来ないという二重苦。
他の麻痺撒きに任せたいところですが、結局相手はフィールドを残して引く事がほとんどなのでフィールド張り替えも視野に入れて考えた方が無難です。

  • ガブリアスより速く一撃で落としてくるポケモン

ゲッコウガや珠フェローチェ、特殊メガボーマンダ、クサZカミツルギなど。
下から落とされる分には麻痺の重要度が高い場合にはそこまで大きな問題にはならないです。
リターンが大きいに越した事はないので極力相手はしたくはないですが…

ダメージ計算

  • 与ダメ

じしん
無振りカプ・コケコ111.7〜132.4%
無振りメガルカリオ108.9〜129.6%
無振りメガリザードンX86.2〜101.9%(6.3%)
H252バンギラス63.7〜75.3%

最近の電気タイプで一番採用率の高いコケコが一撃で落とせれば他はあまり問題はないです。

がんせきふうじ
無振りメガリザードンY91.5〜109.8%(50%)
H4霊獣ボルトロス50.3〜59.3%
HBサンダー23.3〜28.4%
落とすのが目的となるのは霊獣ボルトぐらいなので火力としては十分です。
サンダーは仮にA252だろうと落とすのは無理なので他で何らかの対策が欲しいところ。

なげつける
威力は30です。
無振りメガリザードンY11.7〜14.3%
無振りメガリザードンX9.1〜11.1%
B4ガブリアス8.7〜10.3%

参考値です、メガリザードンXは地震を合わせても確定に入らない、メガリザードンYはがんせきふうじを合わせて確定。
他のポケモンは大体10%入るかなー程度です。

  • 被ダメ

D252B4計算です。
物理耐久指数21228
特殊耐久指数25071

C252メガボーマンダりゅうせいぐん101.6〜119.1%
C極振りカプ・テテフムーンフォース86.3〜102.7%(12.5%)
無振りフェローチェれいとうビーム85.2〜102.7%(18.8%)
C252メガネカプ・コケコマジカルシャイン79.7〜95%
C252メガリザードンYめざめるパワー氷76.5〜91.8%
C極メガリザードンYめざめるパワー氷85.2〜100.5%(6.3%)
無振りポリゴン2れいとうビーム69.6〜83%
※D振りなのでダウンロードではAが上がります。
A252メガルカリオインファイト84.1〜99.4%
A極メガリザードンドラゴンクロー111.4〜131.1%
A252マンムーこおりのつぶて78.6〜93.9%
A極マンムーこおりのつぶて87.4〜104.9%(25%)

欲しい計算があれば追記します。

最後に

今回の論とは関係ないですが、かなり伝わりにくいブラッキーの論を投稿して一瞬で削除しました、見ていた方いられたらお目汚ししてすみませんでした。
お祝いイーブイが手に入ったのでそれも込みで再び煮詰め直して追々投稿しようかと思います。

いかがでしたでしょうか?
トゲデマルやペルシアン等妙ちきりんなポケモンばっかり投稿してましたが今回はいきなりガブリアスさんの投稿でした。
既存の論とも照らし合わせて何か参考になる事があるかと思ったらそもそもここに投稿されていなかったので投稿しておこうと思った次第です。

ではでは、次はブラッキーでお会いしましょう。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2017/05/24 19:14

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コメント (5件)

  • ページ:
  • 1
17/05/21 18:16
1みるく
44444
電気玉ガブって本来は、ガブが呼ぶ霊ランドや物理受けに麻痺を入れて起点にすることができたり、普通の襷ステロガブでは岩封でS逆転できないジャロや凍風ゲンガーに対する安定策だったりするんですよね(少し6世代観入ってますが)。
なので、「何故ガブリアスなのか?」というところの記述にそのような記述が無いのには少し違和感がありました。

それと、物理耐久をあまり重く見ていないならH12-D244-S252と振ることで、例えば無振りフェローチェの冷ビの乱数を結構動かせます。ご参考程度に。
17/05/21 18:23
2ななみ (@nano_ltsm)
>1
コメントありがとうございます。
そうだったんですね、私自身が電気に対して強く立ち回りたい札を用意したくて採用したので未熟なところを見せてしまいましたね。
ただ、確かにこごかぜゲンガー等については今世代では薄くなっている所はあるかとは思います。
フェローチェも含めその辺りにも追記しておきます、ありがとうございます。
17/05/21 22:41
3SMセレナ
調整案の所で、下から2番目のがD156D252
になっていますよ。
17/05/21 23:02
4sage
特性について「どう見ても鮫肌の方がお得」とされていますが
起点を作るこの型だと寧ろ相手のターンに自主退場を促してしまうのはまずいこと、バンギラスに行動回数を増やせる可能性があること(欠伸吹き飛ばしが必中なのでカバは厳しいです)から砂隠れも十分候補に入りうるかと思うのですがいかがでしょうか。
17/05/22 04:43
5ななみ (@nano_ltsm)
>3
コメントありがとうございます、修正しておきます。
>4
コメントありがとうございます。
そうですねぇ、やや思考停止気味だったかもしれなかったです。
ただ、自主退場云々に関してはこちらが殴らなければ良いだけの話なのでスリップダメージが入る鮫肌が基本的には優先的だとは思います。
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