採用理由
- 対ミミッキュ性能
・ミミッキュの剣舞霊Z+シャドークローを確定耐え。
・身代わりに対してもすり抜け毒々で対応可能。
・とんぼ返りによるばけのかわ破壊+対面操作。
- 耐性・対面操作
地面技の一貫を切ることができ、かつ不一致岩技を耐える高耐久。また、この耐性と鋼タイプの呼びやすさから後攻とんぼ返りによる安定した対面操作が可能である。
型考察
- 基本形
【性格】 呑気
【努力値】 H252 B252 D4
【技】 毒々/蜻蛉返り/羽休め/黒い霧
【持ち物】 進化の輝石
- 努力値・性格
ミミッキュの舞Z+シャドクロを耐えるためにB特化が確定。D方面にも役割対象がいるためあまりをDに振る。HPを1減らすと乱数が動くため、特化確定。
また性格によるS実数値は補正なしで99、下降補正で85である。
よって、ゴルバットのSは以下の1〜3を意識すればよい。
1.最速36属以下または準速46以下
2.無振79-65属(ヒードラン/メガハッサム/メガヘラクロス/メガバンギラス/エアームド)
3.最遅105属-90属
1、3は基本的に存在しないと考えてよいため、意識すべきは2の無振りまたは調整ポケモンである。ここで、メガハッサムには後攻蜻蛉が有利にはたらく。また、その他のポケモンに対して先制とんぼ返りを選択するには、S振りの個体数からしてリスキーであると考えることができる。よって、性格は呑気が最も有意である。
- 技考察
どくどく 毒/ - /90/10【変化】 ★★★★★
役割遂行に必要なため確定。毒タイプのため必中であり、すり抜けにより身代わりもちに対しても有効である。Aの低さから通常の攻撃技では遂行速度が遅くなってしまい、被弾回数が増えてしまう。よって、ダメージソースとして最も優れている。
羽休め 飛/ - / - /10【変化】★★★★★
高速回復技がなくては受けが成立しないため確定。
黒い霧 氷/ - / - /30【変化】★★★★★
ミミッキュの処理に必要である。場にかかる技のため、エーフィの対策となり得る技だが、アシストパワーを耐えないため、ゴルバットにおいてはバトンの対策としては不十分。
とんぼ返り 虫/70(70)/100/20 【物理】★★★★★
採用理由にある対面操作能力を満たすために必要。
上記の技は、すべて採用理由を満たすために必要である。よって、すべて確定技とする。しかし、ミミッキュを完全にゴルバット一匹でみる前提でないならば、とんぼ返り以外の技を外しても問題は無い。故に候補技を以下に記述する。
怒りの前歯 無/ - /90/10 【物理】★★★★☆
交代を読まずとも一貫して負担を与えられる。また、確定欄の技構成では全く負担をかけることができなかった鋼、毒タイプに対しても削りを入れることができる。ただし、役割対象からの確定数の関係上、常にHPを高く保つことが必要であり、打つ場面が限られる、またギルガルドには負担をかけることができない。
立ち回り
- 対ミミッキュ
1.霊Zを引き出す又は別の持ち物が確定するまでHPを満タンに保つ。
2.後出し際又は対面で舞われた場合は黒い霧を選択。
3.Z技を打たせた後、攻撃を2回耐えるだけのHPを確保できたら毒を撒く。
状況によって蜻蛉を選択→後ろの馬車マンダ等で処理ができるとGood!
- その他
基本的に火力がないため、物理に繰り出し、攻撃を2発耐えるHPを残して毒→羽の動き又は蜻蛉でエースにつなぐ動きで問題ない。鋼を見ることができる馬車、テテフを受けられ、かつ後続に大きな負担をかけることが可能なヒードランを後続に置くとサイクルが回りやすい。また自身で毒を撒く余裕もマンダや馬車のストッパーとなるほどの耐久もないが、ほかのポケモンで毒を撒くなどのお膳立てをするくらいなら最初からドヒドイデやモロバレルを使ったほうが良いので、あくまで潤滑油としての立ち回りを推奨する。
ダメージ計算
- 被ダメ(すべて特化)
ミミッキュの舞霊Z+シャドクロ(84.5%〜99.9%)
ミミッキュのシャドークロー(17%〜20.3%)
ミミッキュの舞シャドクロ急所+シャドークロー(68.0%〜80.1%)
ガブリアスの逆鱗(36.8%〜44.5%)
メガバシャーモのフレドラ(43.4%〜51.6%)
ランドロスの岩石封じ(27.4%〜32.9%)
カプブルルのストーンエッジ(41.7%〜49.4%)
無振りオニゴーリの氷の息吹(40.6%〜49.4%)←ムラムラされてCが上昇しても1発耐えて毒を入れることができる。
更新情報
18/3/4
HP182→181で乱数が大きく動くミスを発見したため、記述を変更しました。