チョンチー- ポケモン育成論サンムーン

はじめに

• この育成論はS17スペシャルレート（レベル1限定シングル）を想定しています。
• 単体考察です。
• 使用可能ポケモンなどは自分で調べてください。

三行で分かる！育成論の内容

チョンチー、その性能と愛らしい見た目

チョンチーとは、全国図鑑No.170のみず/でんきタイプを持つあんこうポケモンで、二本の触手でしびれさせたりどうのこうのというポケモンである。見た目が可愛い。

種族値は75-38-38-56-56-67、一見すると低いようだがレベル1の実数値に直すと12-6-6-6-6-6、努力値を振ることで13-6-6-7-6-7（HかCを諦めるとDも7に）まで引き上げることができる（無補正性格の場合）。これは悪くない数値で、しんかのきせきを持つことでとんでもない耐久数値と一貫性の高い技範囲を持つことができる。

特性ははっこう/ちくでん/ちょすいのいずれか。ちくでんが非常に便利で、ただでさえ優秀なタイプなのに等倍で通る電気技を無効化することができるようになる。ちょすいも水技を撃たれやすいパーティならば優秀。はっこう個体には特性カプセルを投与して改造兵器にしてほしい。

チョンチーの採用理由

技、特性などの身の回りについて

• 能力値

• 特性

……発光で産まれた？自然に帰そう。

• 技

水技 /ボルトチェンジ/起点回避技 /何かを推奨。
以下選択肢。

持ち物

しんかのきせき。一択。
13-9-9というアホみたいな数値になる。

で、何に強いんだっけ？

パルシェン、トゲデマル、ヒートロトム、ウォッシュロトムに対して非常に有利。ハッサムも有利。コイルは微妙。ギャラドスに対してもそこそこ強く、メガクチートは不意打ち読みで繰り出した場合に強い。
選出の際はこの辺りが出てきそうなら積極的に選出するが、基本的に2匹目以降に置きたい。
凍える風が有効だと判断した場合には1匹目に置くこともある。

弱い相手は？

メガヘラクロス、チラチーノ、草タイプには非常に不利。毒毒リサイクル型のコイルにも不利。ドーブルも不利を取る。
これら以外には大体五分。

何すればいいの？

基本的には受け出しから入る。上の有利な相手には積極的に出していきたい。ただし、受け出しは基本的に一回しかできないので、受け出し→ボルトチェンジをした後はクッションとして使用することになる。

パルシェンとの相性は非常によく、パルシェンに対して繰り出されるポケモンにほとんど受け出しが可能である。
一例としてパルシェンとトゲデマルの対面は2億%ほっぺすりすりを選択されるので、チョンチーで無効化できる。その後めざめるパワー（地面）を撃たれることが多いが、なんと4ダメージしか受けないので熱湯でゴリ押したり、後攻ボルトチェンジで頑丈を剥がした後にエース展開ができたり。

メガクチートは少し分かりづらいが、パルシェンの波乗りで6ダメージを与えた後にじゃれつくが9ダメージ、岩石封じが10ダメージ入る。瓦割りをされた場合は泣いて謝ることになるが、HPが1〜3残った場合にはメガクチートは不意打ちを選択するので、チョンチーを繰り出すことができる。こうなるとメガクチートは引いてくるので、相手の後続に対して凍える風やボルトチェンジが決まるため、有利な盤面を作ることができる。

強い……強すぎる……。

ちなみに

パルシェンのロックブラストを1ダメージに抑えられ、パルシェンをワンキルできる性能を誇るチョンチーなので相手のパルシェンの選出を抑制する効果も持つ。……が、世の中にはそんなミラクルパルシェンメタポケモンを見てもパルシェンを選出する人間もいる。

この場合、そのパルシェンは高確率で殻を破る型のエースなので気を付ける立ち回りをした方がいいだろう。幸いにもA7の2段階上昇ロックブラストは2ダメージで済むので、無傷の状態であれば耐えてワンキル可能。HPを減らさない立ち回りが必要になる。

以上

以上。チョンチーは本当に強いポケモンなので是非使って欲しい。単体性能も高く、パーティの1ピースになってくれるはずだ。