はじめに
はじめまして。MEGANIUMと申します。ポケモンORASで投稿して以来の2度目の投稿となります。拙い点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
また、本育成論では、非公式の略称を用いることがあり、特に指定の無い場合は理想個体としてポケモンを扱います。何卒、よろしくお願い致します。
今回は、比較的人気なポケモンであるそして私の大好きなメガエルレイドがどのような型なら最もシングルレートで活躍させられるか、という視点で考察し、実際に高い確率で勝利に結びつけられた型について紹介しようと思います。
育成論サンムーン/925
努力値振り、調整意図が酷似してしまっているため、こちらの素晴らしい育成論のフォークとしようか迷いましたが、サイクル序盤及び終盤での先制技をからめたタイマン性能の高さを活かして〆を行う前者と、受けに出てきたポケモンをある程度交換読みのリスクを減らしつつ狩り、相手のPT崩壊を図る今回の型とでは型のコンセプトが異なる(別の価値を持つ)と感じたため、新規投稿の形をとらせて頂きました。
メガエルレイドとは〜環境におけるメガエルレイド〜
第6世代では一定数存在していたものの、第7世代ではめっきり見かけなくなってしまったポケモンです。
メガエルレイドといえば、ORASのメガガルーラ環境の印象が強い方ならば、陽気HS剣舞の抜きエース、ガルーラ絶対倒すポケとしてのイメージを少なからず持っているのではないでしょうか。事実、現在でもメガエルレイドを使用している方の内、約3/4の方が陽気での運用をしています。(ポケモングローバルリンクの統計より)
ウルトラサンムーンのシングルレート、シーズン7の現環境において、メガエルレイドの最も苦手とするポケモン、ミミッキュの使用率はシングルバトルにおいて第1位であり、次点で苦手とする(主観ではありますが)カプ・テテフの使用率は第7位と、耐久に努力値を割いたメガエルレイドを一撃で瀕死状態にすることができるポケモンが多く存在します。それらのポケモンがメガエルレイドの向かい風であり、またメガエルレイドの他に存在する、比較的容易に作れる条件下で圧倒的な抜き性能を持つ物理メガシンカ枠、バシャーモ、リザードン、ボーマンダ、ルカリオの存在が抜きエースとしてのメガエルレイドの採用価値を低下させてしまっているとも考えられます。
その一方でメガエルレイドが対面から強く出られる役割対象のポケモン、メガバシャーモ、ポリゴン2、テッカグヤ等も6位、12位、15位と高い使用率を誇っており、これらのポケモンに対して役割を明確に持たせることで「選出したのに何もできなかった」ということにもなりづらく、PT単位での誘導やメガエルレイドに投げられるポケモンの把握さえできていれば十分な活躍が見込めます。
逆風に吹かれながらも、「コイツにメガ枠を割いて損した!」とはなりにくい、ある程度上級者向けのクセのあるメガシンカポケモンであると言えると思います。
今回のメガエルレイドができること
今回考察させていただくメガエルレイドが行うことが可能な仕事について、簡単に説明させていただきます。今回のメガエルレイドは、サイクル寄りの構築での使用を想定しています。交換読みを強いられるフルアタと異なり、剣舞を採用することで、繰り出されたポケモンを見てから有効な技を出すことが可能です。
- エスパー技を切ることで、メガエルレイドに繰り出されやすいポケモン(霊獣ランドロス、ギルガルド、カプ・レヒレ(型を選ぶ)等)の破壊を実現すること(敵あと出し想定)
- 上記ポケモンに加え、本来の役割対象であるポリゴン2やテッカグヤ、ナットレイ、ヒードランといったポケモンの破壊
- 陽気アタッカー型に比べ、かなり耐久に厚く振ることで、ホノオZバシャーモ、メガバシャーモ、メガルカリオ、メガギャラドス、メガリザードンX、ドリュウズ、メガミミロップといった抜きエースにストップをかけること
- ラッキードヒドイデやドヒドイデブルル、ランドテッカグヤのような受け回しに比較的強めに出ることができること 等
まとめると、足の遅い受け寄りのPTに対して非常に強い駒でありながら、敵の高速アタッカーのストッパーをある程度任せられる駒でもあり、ミミッキュやボーマンダへの回答を怠らなければほぼ腐らずに戦うことができる。ということになります。
持ち物について
エルレイドナイトで確定です。
性格について
上記の役割を遂行するために、いじっぱりで確定とさせていただきます。
特性について
メガシンカ前→メガシンカ後
ふくつのこころorせいぎのこころ→せいしんりょく
メガシンカ前は「せいぎのこころ」を推奨しますが、差はあれどどちらでも戦うことが可能です。というのも、このエルレイドは無償降臨か死に出しからの展開を想定しているため、発動機会が少ないからです。
せいぎのこころでは、ランドロスのはたきおとす、ゲッコウガのあくのはどうに対して繰り出すと、冷凍パンチで安易なマンダの受け出しを許さない、一部ポケモンへの確定数の変化が生じる、などの理由から今後の展開を有利に進められる可能性が上がります。
ふくつのこころについて、一応ミミロップに対してはメガシンカ前のねこだまし、メガシンカ後のおんがえしをそれぞれ被弾しても確定で耐えるので、後続の低耐久高速アタッカーに対して目に見えて強くなりますが、正直ランドロスやマンダに強くなれる上記のA↑の恩恵の方が大きいように思います。
メガガルーラ対面では、稀にせいしんりょくにも関わらずねこだましが飛んできますが、相手依存で安定しないため、せいぎのこころを推奨します。
といっても発動前の状況によって一長一短となりますので、より有用性のあると思う方の特性をチョイスすれば間違いないと思います。
努力値について
H252-A12-B180-×-D28-S36
実数値 175-205-138-×-139-135
H 16n-1
A 地震で無振りメガバシャーモを確定1、↑↑地震でH252ギルガルドを確1
B 特化バシャーモのZフレアドライブ確定耐え
D B<D(ポリゴン2のダウンロード対策)
S 最速キノガッサ抜き
- 各配分の説明
まず先発に多い最速キノガッサを意識し、S実数値135を確定しました。上からメガバンギラスに殴られてもドレインパンチで回復できるため、同速となっています。
また、バシャーモのストッパーとしての役割を持たせるために、特化バシャーモのZフレアドライブを耐えるところまでHBに努力値を割きます。
多くのポリゴン2を相手にするため、B<Dのダウンロード対策を施すことの副産物として、C252メガゲンガーのシャドーボール、特化レヒレのこご風+Zハイドロポンプ、メガリザYの晴れ文字を確定で耐えるようになります。
Aは無振りメガバシャーモを確定1発に収める最低ラインなので切れません。
以上が調整の意図となります。
上記調整の参考ダメージ計算
HBについて
・特化バシャーモZフレアドライブ確定耐え
(84.0%~99.4%)
・特化メガバシャーモフレアドライブ確定耐え
(65.7%~77.7%)
・A252メガルカリオコメットパンチ確定耐え
(56.0%~66.3%)
・A↑同上メガルカリオコメットパンチ確定耐え
(A↑83.4%~98.3%)
・A↑特化メガギャラドスたきのぼり確定耐え
(A↑63.4%~75.4%)
・特化ドリュウズZじしん12.5%低乱数1
(86.3%~101.3%)
・特化メガリザードンXフレドラ確定耐え
(72.6%~86.3%)
・A252メガメタグロスアイアンヘッド90.6%高乱数2
(48.0%~57.1%)
・特化メガガルーラ捨て身確定耐え
(68.6%~81.1%)
・特化霊獣ランドロスじしん確定2
(50.3%~60.0%)
・A4テッカグヤヘビーボンバー確定3
(34.3%~41.1%)
・特化鉢巻ナットレイジャイロボール確定耐え
(77.1%~90.9%)
HDについて
・C252メガゲンガーシャドボ確定耐え
(83.4%~99.4%)
・特化カプ・レヒレこご風+Zハイドロポンプ確定耐え
(14.3%~17.1%+69.1%~82.3%=83.4%~99.4%)
・特化カプ・レヒレムーンフォース確定2
(72.0%~85.7%)
・無振りカプ・レヒレムーンフォース確定2
(51.4%~61.7%)
・C252アーゴヨンZりゅうせいぐん確定耐え
(81.1%~96.0%)
・C252カプ・コケコZ10万ボルト31.3%乱数1
(89.1%~105.1%)
・無振りポリゴン2れいとうビーム乱数4発以上
(17.7%~21.1%)
→(数値にして31~37ダメージであり、B特化輝石ポリゴン2へのドレインパンチが74~90ダメージであるため、特性こそ選ぶものの、HPが1でも残っていれば役割遂行できる可能性があります)
・C252ヒードランマグマストーム1.2%超低乱数2
(42.9%~50.3%)
技構成について
ドレインパンチ(確定)
役割遂行をしつつHPを残しやすいこと、ポリゴン2、やどまもテッカグヤに対して非常に強くなることを理由に、耐久の下がるインファイトよりも優先度が高いです。確定技、教え技。
・191-156ほぼB特化輝石ポリゴン2確定3
(38.7%~47.1%)
・H252メガガルーラ確定2
(68.9%~82.1%)
・191-127ヒードラン確定2
(72.3%~85.9%)
・HB特化テッカグヤ確定4(剣舞1積みで確定2)
(25.0%~29.9%)(A↑↑50.0%~59.3%)
→C特化レヒレを相手にした際、ムーンフォースを被弾すると残りHPが(49~)。テッカグヤに打つA↑↑ドレインパンチの回復が(51〜)。エルレイドの最低残りHP100~に対してA4テッカグヤのベビーボンバーが(~72)であるため、突破できる可能性が高いです。
・HB特化ナットレイ91.4%高乱数2(剣舞1積みで75.0%高乱数1)
(47.5%~57.5%)(A↑↑96.1%~113.8%)
・B特化輝石ラッキー確定2
(57.2%~68.3%)
・無振りメガバシャーモ確定2
(56.1%~66.5%)(A↑↑112.3%~132.3%)(対面では剣舞せずに地震を選択してください。A↑↑のときのみドレインパンチでの突破が可能です)
・無振りメガルカリオ確定1
(111.7%~132.4%)
・無振りドリュウズ確定1
(117.8%~139.5%)
・H4メガギャラドス確定2
(78.4%~94.7%)(ギャラの竜舞のタイミングで37ダメージの削りを入れておく必要があります)
・H252メガバンギラス93.8%超高乱数1
(98.6%~117.9%)
じしん(確定)
ギルガルド、カプ・レヒレ、バシャーモ等への遂行技です。技マシン。
・H252ギルガルド(シールド)剣舞1積みで確定1
(A↑↑109.0%~129.3%)
・175-183ほぼHB特化カプ・レヒレ剣舞1積みで94.1%超高乱数2
(A↑↑48.6%~57.1%)→レヒレは型の判別が重要です。ミズZ、半分回復木の実の場合勝てますが、食べ残し、オボンは後続でサイクルを回す必要があります。
・HB特化ドヒドイデ剣舞1積みで25.0%低乱数1
(A↑↑87.9%~104.5%)
・無振りメガバシャーモ確定1
(100.6%~118.7%)
・H4アーゴヨン確定1
(111.4%~131.5%)
・191-127ヒードラン確定1
(129.8%~152.9%)
・無振りカプ・コケコ確定1
(100.7%~120.0%)
・H252メガゲンガー56.3%乱数1
(93.4%~110.2%)
・無振りメガリザードンX確定2
(77.1%~91.5%)→フレドラの反動最小ダメが42、地震が118〜であるため、相討ち以上を望めます。
れいとうパンチ(推奨)
霊獣ランドロス、カプ・ブルルへの遂行技です。
ちなみにH4アーゴヨンに確定耐えされるので削れていない限りは地震を選択してください。
また交換読みでボーマンダに当てることで、次のターン十中八九飛んでくる捨て身を後続の耐久ポケモンで受け、(ここで羽を打たれたことがほぼ無いです)強引に落とすこともできます。教え技。
・H212B4チョッキ霊獣ランドロス威嚇混み確定2(剣舞1威嚇1で確定1)
(A↓73.3%~88.0%)(A↑165.4%~194.8%)
・H4スカーフ霊獣ランドロス威嚇混み6.3%超低乱数1
(A↓84.8%~101.8%)
・H212B252腕白ゴツメ霊獣ランド威嚇込み確定2(剣舞1威嚇1で確定1)
(A↓52.4%~62.8%)(A↑117.3%~138.2%)
・H252カプ・ブルル剣舞1積みで81.3%高乱数1
(A↑↑97.2%~115.3%)
・H4ボーマンダ威嚇込み43.8%中乱数1
(91.2%~107.6%)
・H4アーゴヨン確定2
(83.2%~99.3%)
つるぎのまい(確定)
有利対面を作った際、明らかに読める交換読みを行う際、「どっちのポケモンに交代するか分からないが、確実に敵が退く」ときの安定択となる技です。ブレードフォルムのギルガルドとの対面での択ともなります。
ポリ2対面剣舞→敵ギルガルド降臨→地震で無償突破→死に出しメガバシャーモ突破→ポリゴン2降参
というような流れもあったため、非常に有用であると言えます。
なお、敵にミミッキュが存在し、格闘技を透かせるゴーストポケモンがミミッキュに限定される場合は剣舞ではなく地震か冷凍パンチで皮を破りに行く技術が求められます。
技マシン。
かげうち(選択)
純粋に正面からの打ち合いに強くなる他、剣舞後にとんぼやZ技透かしで皮の剥けたミミッキュを縛れるようになります。
赤ゲージで狩り残した敵ポケモンを狩れるのは、Sに努力値をあまり割かないこの型では有効に働くことが多く、上記の確定技とのカスタマイズも無しではないですが、技スペが足りないため確定欄から外しました。遺伝技。
また実際の経験に基づいて、この技はメガリザードン及びミミッキュに最後っ屁として使用することが多いので、参考程度にリザードンへのダメージを載せておきます。
・無振りミミッキュ剣舞1積みで68.8%乱数1
(48.9%~58.0%)(A↑↑94.7%~113.0%)
・無振りメガリザードンX
(15.7%~19.0%)→ニトチャASなら、地震+フレドラ反動+かげうちでストップをかけれます。
・無振りメガリザードンY
(20.9%~24.8%)(A↑↑41.2%~49.0)→剣舞ドレパン+かげうち=152〜180であるため、C252晴れ文字確定耐えからの返り討ちができる場合があります。(無振りリザードンのHPは153)
ニトロチャージから入ってきた場合はオバヒを打たれない限りドレパンの回復を含めて2回ドレパンを入れることが可能です。
このエルレイドが苦手とすることについて
他のポケモンと少し共通することでもあるのですが、基本的に、ミミッキュ、カプ・テテフ、ボーマンダ、マリルリ等、明らかにエルレイドが不利をとるようなポケモンが複数存在しているときの選出は控えてください。
また、このエルレイドはいつでも全ての役割を1試合中に遂行することができる駒ではありません。しっかり過労死します。
このエルレイドは、ストップ→低速サイクルを相手にすることは得意なのですが、カプ・レヒレ、スカーフ霊獣ランドロス等の相手をしたときに限り、本来役割対象であるはずの低耐久高速アタッカーに縛られてしまいます。
3vs3のポケモンバトルですので、「エルレイドでこのポケモンを破壊して、後続のコイツの通りを良くしてやる」「他のポケモンで回しながら、相手の抜きエースの展開をこのエルレイドで阻害する」など、ある程度見通しを持ってエルレイドを運用することが求められます。
ただ、前述のカプ・レヒレや霊獣ランドロスを相手にした後でも、元の役割対象である低速高耐久ポケモンに対しては役割遂行が可能である場合が多いため、1試合中に全てをエルレイドにやらせようとせず、役割をある程度絞って遂行させることがポイントになります。
立ち回りについて
上で何回か触れてしまっていますが、改めて。
基本的に先発か死に出しの、無償降臨を狙います。
HP管理が非常に大事なポケモンなので、やむを得ないときを除いてあと出しは行わないことを推奨します。
有利対面からの展開に絞らないとつるぎのまいを使用できませんが、ミミッキュZミミッキュの役割対象であるボーマンダやバシャーモの採用を控える、蜻蛉やボルチェンを用いれる駒を組み込む、高耐久鋼を仕込むなど、PTでの誘導を行うことで、比較的容易に「抜きエースを止めてから低火力耐久ポケモンと対面」「耐久ポケモンの回復、まもるを読んで無償降臨」→PTの崩しといった流れを作ることができます。
無論、このような流れが100%毎回上手くいくわけではなく、しっかりとエルレイドの苦手とするポケモンへの回答を用意しておくことが大事なポイントとなります。
相性の良い味方
- テッカグヤ、霊獣ランドロスといったミミッキュに強いポケモン
特に霊獣ランドロスは蜻蛉で皮を剥がしつつ有利対面を継続できるため、このエルレイドに限らずPTに組み込みやすいポケモンであると言えます。バシャーモに隙を見せない点が素晴らしいです。
テッカグヤは相手が呪いミミッキュだとしてもエルレイドのかげうち圏内までミミッキュをあと出しから削ることができ、もう一体での補完ができればエルレイドのかげうちの有無に関わらずローリスクハイリターンな展開をすることが可能です。また、カプ・テテフに強いというのもポイント。削れたマンダの捨て身を受けることで強引に落としにいくことも可能となります。
- タスキゲッコウガ、ミミッキュといった強力な行動保証を持つポケモン
型破りたきのぼりの怯みや、フレアドライブの火傷といった事故の保証をしてくれるポケモンたちです。バシャーモに対する、エルレイドと合わせて二段構えの強力な回答になります。急所や10%追加効果の話をしだしたらキリがありませんが、それでもなお安心感が違います。
- アナライズポリゴン2
剣舞ミミッキュへの回答、かつ行動保証を持った上記のポケモンと組み合わせることで、メガボーマンダの選出を抑制します。
参考バトルビデオ
GL5W-WWWW-WWWE-8ZHA
- こちらエルレイドお相手ギルガルド偶発対面
- こちら霊獣ランドバックお相手ゴーストZ→霊獣ランド気絶
- こちらエルレイド死に出し剣舞お相手キングシールド
- 地震でギルガルド突破
- お相手霊獣ランドロス死に出しこちら冷凍パンチで突破
- お相手メガリザードンY死に出しニトロチャージ→こちらドレインパンチ
- お相手メガリザYエアスラッシュこちらドレインパンチ
- お相手同行動こちらエルレイド気絶
- こちらミミッキュ死に出しかげうちでゲームセット
シーズン7初期に録ったバトルビデオがなぜか全て再生できなくなっており、レヒレランドを貫通した上手い流れを見せられないのが少々残念ですが、また更新しようと考えています。
剣舞からPT崩壊させられる点、例としてメガリザードンYに悠長な行動を許さない点を(大文字は142〜168ダメージです。)参考程度に示せていたら幸いです。
最後に
拙い文章にも関わらず、それでもここまでお読み頂き誠にありがとうございます。後語りです。
このポケモンと戦っていると、なんだか6世代のローブシンと共に戦っているような気分になります。
後攻ドレインパンチ、繰り出されたギルガルドを倒す、どうしようもないフェアリーからは退く。。
メガエルレイドは「フェアリー環境で息しない」という評価をつけられていると思われている方もいらっしゃると思います。しかし、メガエルレイドは従来のノーマル耐久ポケモンへの圧倒的な圧力はそのままに、メガバシャーモやメガリザードンといった強力な抜きエースが幅を利かせている中で、彼らへの回答になり得、また彼らの後ろに控えるポケモンを無理な交換読みを挟むことなく倒すことができるメガシンカポケモンです。
皆さんに少しでも「今の環境でメガエルレイドが戦える」ことが伝わったら僕にそれ以上の幸せはありません。
それでは育成論を終わります。
ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。
加筆修正
2018/1/10
・A252メガルカリオA↑時コメットパンチのダメージ計算を追加(エルイレドさん、ありがとうございます)
・特性についての項を追加(扁桃ネバダ信者さん、ありがとうございます)
2018/1/11
・本エルレイドの苦手とすることに関する項の追加(スカラさん、ありがとうございます)
2018/1/13
・バトルビデオの内容を文章化(Aさん、ありがとうございます)