はじめに
みなさんどうも。新発売のウルトラサンムーン、お楽しみでしょうか。
マイナーチェンジ版ということで恒例の教え技が追加され、第7世代のポケモンがさらに強くなったり、新たな可能性が生まれたり… 環境にもたらす影響も小さくないことでしょう。
- さて、今回ご紹介するのはカミツルギというポケモン。
メガ進化を除くポケモン界最強の攻撃種族値181を誇る優秀な物理アタッカーなのですが、実はこのポケモン、前作サンムーンの対戦環境において非常に痛い弱点を抱えていました。
その弱点とは、はがねタイプなのに優秀なはがね物理技を覚えない事です。
唯一覚えたのは威力70のスマートホーン。これではせっかくの攻撃種族値も十分に活かしきれませんでした。
しかし。時代は変わるもので。
教え技によってカミツルギは変わりました。
今までのカミツルギとは1枚も2枚も違うカミツルギをみなさんにご紹介したいと思います。
ちなみに、アイアンヘッドは覚えませんでした。ウツロイドですら覚えたのに。
この育成論では一般的に使われてると判断した略称は注釈無しで使用します。
構成
せいかく:ようき
努力値:H252 A4 S252
もちもの:ヒコウZ
技構成:ハサミギロチン
おいかぜ
リーフブレード
つじぎり
ご覧の通り、カミツルギは今回教え技として新たにおいかぜを貰いました。
もうお分かりですね?
つまり、自慢のタイプと耐久を活かしておいかぜを発動した後、素早さ実数値354からのハサミギロチンで全てを裁断しながらビーストブーストが出来るポケモンとして目覚めたわけです。
足りなかった火力不足はハサミギロチンによりビーストブーストを発動させる事で解消。苦手なカプ・コケコやメガボーマンダも、おいかぜからのハサミギロチンで対応が出来る。そして自慢の素早さでスカーフテッカニンを抜き去りブーストした攻撃力でリーフブレードを打つことができる。
そう、カミツルギに足りなかったのは技の威力では無く「速さ」。
全てを抜き去る「速さ」こそが"神"の名を冠するポケモンに必要なものだったのです。
そしてまぁついでとして、ヒコウZおいかぜはきあいだめの効果があるのでリフブレとつじぎりが確定急所になるみたいですがそこはどうでもいいです。
技構成に関しては今回はこれで確定ですが、リーフブレード、つじぎりに関しては きりさく、サイコカッター辺りと入れ替えても支障はありません。
ダメージ計算〜神は本当に最強なのか〜
以下のダメージ計算は全て「ダメージ計算Z for ウルトラサンムーン」を使用して計算しています。
- ハサミギロチン
ずぶとい HB メガヤドラン 100%〜100%
ずぶとい HB 輝石ポリゴン2 100%〜100%
しんちょう HD テッカグヤ 100%〜100%
ようき AS メガボーマンダ 100%〜100%
(いかく込み) 100%〜100%
しんちょうHDメガボーマンダ100%〜100%
(いかく込み) 100%〜100%
ようき AS メガギャラドス 100%〜100%
(いかく込み) 100%〜100%
のんき HB ナットレイ100%〜100%
のんき HA ツンデツンデ 100%〜100%
おくびょう CS カプ・コケコ 100%〜100%
- リーフブレード
がんばりや AS コダック 241.6%〜284.8%
急所 361.6%〜427.2%
ひかえめ HC シビルドン 53.1%〜63.0%
急所 79.6%〜94.2%
つじぎりに関しては計算がめんどくさかったのでしてないですが、多分メガゲンガーとかは倒せると思います。
以上の結果より、圧倒的な火力を持っていることが証明できたと自負しています。
相性のいいポケモン
- カプ・テテフ
このカミツルギは性質上先制技にとても弱いため、サイコフィールドを展開できるこのポケモンは非常に相性がいいです。
- ハギギシリ
このカミツルギは性質上先制技にとても弱いため、先制技に後出しが出来るこのポケモンは非常に相性がいいです。
- ギルガルド
見た目が剣つながりでかっこいいので言わずもがなです。
- ダルマッカ
見た目がお正月つながりで縁起がいいので言わずもがなです。
最後に
ここまで見てくださってありがとうございます。
今回の育成論を通じてカミツルギというポケモンに興味を持ってくれた方がいたら僕はとても幸せです。
とりあえず僕が今回伝えたかったことは、おいかぜZ確定急所できるよってことと、なんでカミツルギにアイアンヘッドくれなかったんだよ!!!! ってことと、お金が足りなくなったらBPでタウリン買ってショップで売ればいいよって事です。
それではこの辺で終わろうと思います。
ありがとうございました。