ガブリアス - ポケモン育成論ORAS・XY

vs特殊重視ガブ

2016/09/06 23:01 / 更新:2023/12/31 19:25

ガブリアス

HP:HP 108

攻撃:攻撃 130

防御:防御 95

特攻:特攻 80

特防:特防 85

素早:素早 102

ブックマーク4.894.894.894.894.894.894.894.894.894.89閲覧:25480登録:2件評価:4.89(15人)

ガブリアス  ドラゴン じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
しんちょう(特防↑ 特攻↓)
特性
さめはだ
努力値配分(努力値とは?)
HP:148 / 攻撃:92 / 防御:4 / 特防:252 / 素早:12
実数値:202-162-116-90-150-124
覚えさせる技
げきりん / じしん / がんせきふうじ / だいもんじ
持ち物
とつげきチョッキ

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このポケモンの役割
特殊 / 受け
ルール
シングルバトル / 見せ合い63
登録タグ

考察

こんにちは、大天使です。
久々の投稿となります。
今回はHDチョッキガブというトップメタの奇形の考察となります。
既にチョッキガブリアスの育成論は投稿されていますが、採用理由・努力値などに対する考え方がまるで別物ですし、評価や論・コメントを見る限り失礼ながらも考察不足と感じてしまいましたので別物とさせていただきます。

前置き

  • お互いに理想個体を想定しています。
  • HABCDS等の略称や技の漢字化があります。
  • ダメージ計算はトレーナー天国様のツールをお借りしました。
  • 不要との声が多ければ削除します。
  • 長文になりますがご了承ください。
  • いつもの私の育成論とは書き方が少し異なります。
  • このガブリアスは単純な汎用性では他の型よりかなり劣るので汎用性の低い枠をPTに入れたくない場合はブラウザバックを推奨します。

ガブリアスとは?

4世代から登場したドラゴン・地面の複合タイプのポケモンです。
A130と言う安定した攻撃種族値+広い等倍範囲による高い攻撃性能、並の耐久型に匹敵する地味に高い耐久力、S102と言う激戦区を抜いた絶妙なSと言う完璧な種族値を持ち、更に襷アタッカーorステロ・ラム剣舞・拘りアタッカー・ゴツメ物理受けなど非常に高いカスタマイズ性、地面によるボルチェン無効や優秀な特性鮫肌から初心者でも上級者でも愛されている対戦界で人気のポケモンです。

今回はHDベースにチョッキを持たせることで、炎や電気に対する繰り出し・撃ち合い性能を底上げした型を紹介します。
チョッキガブ自体環境にほとんどいない型で、HDチョッキはその中でも考察されたことがないであろうマイナーです、また実際単純な汎用性も高くないので自分の力量では強さを伝えきれるか分かりませんが、こういう型も選択肢としてはアリだという考えを公表するため投稿します。

このガブの役割+チョッキの主な採用理由

  • 1,実数値H202、D150+チョッキという超高耐久とドラゴン地面のタイプにより炎・電気に対して繰り出しやすい。
  • 2,高い特殊との撃ち合い性能
  • 3,テンプレガブ読みで突っ張ってきた特殊ATを返り討ち

一つ一つ解説していきます。

1について

ここが一番の利点だと考えておりますので長くなってしまいます、ご了承ください。

ガブは地面・ドラゴンというタイプで電気無効・炎毒技半減耐性かつ弱点が氷・ドラゴン・フェアリーのみなため弱点を突かれにくく、H108,B95,D85という高耐久を併せ持つため一見サイクル参加できそうに見えます。

しかし、今の環境ではその持ち前の繰り出し性能は活かしにくいのが現状です。
一つめの理由は、ガブが繰り出したい電気や炎タイプの多くは氷技を持っていたりもう片方の一致技で等倍以上を取ってくる、自分より速い相手が多い事に起因します。
また、ガブの特殊耐久は確かに高いものの数値受けできる堅さではない上、大抵の個体が耐久無振りなためメガリザY等の超火力を受けきることが出来ません。
ちなみに耐久無振りですと

  • C252ボルトロスのめざめるパワー氷 割合: 85.2%〜100.5% 回数: 乱数1(6.3%)
  • C特化メガリザードンYのオーバーヒート 割合: 66.6%〜78.6% 回数: 確定2発
  • C252メガゲンガーのシャドーボール 割合: 52.4%〜62.2% 回数: 確定2発

このように致命傷を負うので、スカーフなどでも交換読みの攻撃で一撃で倒されたり二サイクル目のサイクル参加ができない事が多いです

2つ目はガブは多少の逆風では姿を消さない使用率を誇りますので、レートの高いPTでガブ対策0のPTは無いと言っても過言ではありません。
そのため上の役割対象はガブ意識の氷技などを持っていたり火力調整を施している事が多く、交換も読まれやすいです。
以上の点から無振りガブが積極的にサイクルに参加するのは簡単ではありません。(あくまで積極的にと言うだけで襷やスカーフなどを盾に繰り出していったりボルチェン対策にガブを組み込むことも普通にあります。)

しかし、HDチョッキにすれば上のリスクをある程度緩和できます。
ちなみに今回の型と無振りの耐久指数を比較しますと

  • H202,D150+チョッキ(D225)ガブリアス 45450
  • H183 D105ガブリアス 19215

と、無振りとは比にならない耐久(2,3倍以上)を得られます、ちなみに数値だけならHD特化クレセリアの45000よりも高いです。

その高耐久は並の役割破壊で落とされる心配をせずに電気や炎に繰り出していけます。
ちなみに先ほどの役割対象のダメ計の条件を少し厳しい物にして計算しますと

  • C252ボルトロスの悪巧みめざ氷 割合: 71.2%〜85.1% 回数: 確定2発
  • 特化メガリザYのニトチャめざ氷(Aは無振り) 割合: 11.3%〜13.3%+ 47.5%〜57.4%
  • C252メガゲンガーのヘドロ爆弾+シャドーボール 割合: 12.3%〜14.8%+22.2%〜26.7%

このように並の等倍技を3回くらい耐え、眼鏡などの火力補強がないめざ氷2耐えできる耐久となるので、役割破壊のリスクを緩和しつつ繰り出しに行くことが出来るようになります。
(実際は上手く半減以下に繰り出しが効いたりすることもあるのでこれよりもっと余裕を持って繰り出せることが多いです。)

2について

2つ目ですが上にあるようなボルトロスのめざ氷を2耐えする超高耐久により、特殊技なら一致抜群程度でも死なない様になったので単純に特殊ATと撃ち合える範囲が広くなりました。
一例としては

  • 弱点保険ギルガルド⇒弱保シャドボ影撃ち確定耐え、こちらは地震で2発
  • スカーフサザン⇒ステロ+特化流星でも7割くらいしか響かない為、逆鱗で返り討ちに出来る。
  • スカーフミトム⇒ドロポンは3〜4耐えできめざ氷も2耐えできる。逆鱗2回で返り討ち
  • 襷バシャーモ⇒めざ氷確定3、地震で2発

膝も鮫肌により呼ぶことはない。

このように本来なら撃ち合えないような相手と撃ち合うことで、計算を崩してアドを取りに行けたり、受け出しせない偶発対面をごませます

3について

1でも挙げたようにガブは対策必須のトップメタであることから、どのPTにもガブ対策やガブ意識の調整を施しているポケモンはいます。
このガブはテンプレのでは実現不可能な特殊耐久を得ているこ為、謎行動を呼び、役割を遂行しやすくなります。

例としては、先ほどのステロ込みスカーフサザンのようにテンプレガブの型の多くは相手は無理だがチョッキでは有利な型が居座ってくれて簡単に突破出来たり2耐えしにくい高火力に繰り出しに行ってサイクルを有利に回したりメガルカなどの特殊積みアタッカーを読まれることなく止めに行ける半分以上削れた状態のガブに止めを刺しに来た甘えた火力のATに一発浴びせられる点などですね。

その他の利点・特徴

  • 特殊メガルカリオ、キングドラなどのエースを止めに行ける
  • 広範囲・高耐久・最低限のAによりフルアタでもある程度は機能するポケモンであること
  • H振りで物理耐久が上がるため、3舞ガルドの影撃ちが12,5の乱数など物理への撃ち合いに強くなった相手も少数ながらいる。

チョッキの弱い点

  • 他の型より比べASが無いため抜き性能は低い
  • 火力補強手段が無く物理受けに止められやすいので交換読み交換や安定して受けられるポケモンを用意するなど構築・選出段階で工夫が必要
  • ステロやどくどく等の補助技の使用が出来なくなる
  • AD鉢巻ガブ以外のテンプレガブミラーで負けが確定する

等々火力不足S不足が非常に目立つのでいつものガブのような汎用性は期待しない方が良いです。
特にクレセなどの物理受けに何も出来ないのが辛いので、そういう理由でチョッキガブを差し置いて蜻蛉や一撃技を使えるランドやドリュウズが使われるのだと思います。

仮想敵

このガブの役割と採用条件を明確にするため、受け出せるポケモンと撃ち合えるポケモンをここに示します。

  • 繰り出しが安定しやすいポケモン

・ボルトロス(交換読み珠めざ氷を使われ場合のみ例外)
・メガライボルト
・ヒートロトム
・メガリザードンY
(Xの可能性もあるので安定しないがPTや選出である程度は型を絞れる事も少なくない上、Xだとしても襷や陽気スカーフ警戒、逆鱗固定等で突っ張らない事もある。そもそも両方に安定して後出しできるポケは存在しないので割り切る必要がある。)
・ジバコイル
・ヒードラン
・ウルガモス
・ライコウ
・シャンデラ

  • 対面から殴り合える相手

・サザンドラ
・襷バシャーモ
・特殊ギルガルド全般(襷めざ氷+影撃ちも耐える)
・こごかぜゲンガー
・特殊メガマンダ(H振りにより捨て身を耐えるので物理でも一発浴びせたり、岩石で起点回避して退場するくらいの芸当は出来る。)
・メガルカリオ(ステロ+インファor悪巧み気合い玉を耐える)
・キングドラ

  • 型や状況次第では繰り出しや撃ち合いが可能な相手

ここに載せるポケモンは型次第では逆に嵌められたり何も出来ずに落とされることがあるので積極的に繰り出していくべきではありません。
しかし、ラス1対面や、ガブで受けないと負け確になるなどやむを得ず居座らなくてはならなくなった場合、選出段階で型が分かった場合は積極的に繰り出していけるポケモンを載せます

・ミトム(眼鏡、スカーフ等のアタッカーなら後出しから)
・アタッカージャローダ(珠リフスト+2段階上昇リフストを耐える)
・ニンフィア(H164振り B84振りまで確2を取れる)
・メガガルーラ(S振りのイメージと鮫肌で猫を呼ばず、冷凍B×2や捨て身をほぼ耐え、鮫肌もあるため単体では突破できずとも後続の先制技圏内まで削れる可能性がある。ただ、冷凍パンチ持ちには何も出来ずに落とされる。)

調整案

性格 慎重 (D↑ C↓)
努力値 H148 A92 B4 D252 S12

調整意図
特にチョッキガブリアスの調整として有用だと感じた物を太字で強調しようと思います

  • Aライン

地震
H252ライコウ、H154B148振りメガゲンを地震でそれぞれ93,8%の乱数1
H252メガバンギ、H164,B84ニンフィアをギリギリ確定2

逆鱗 
H252サンダーを確定2発
H252+威嚇込みメガマンダをギリギリ確定2発
岩石封じ+逆鱗2発でH212 B244オボンボルトロスを87,5%

岩石封じ
H4アローガモスを確定、H4メガリザYが87,5%の乱1

  • HDライン

メガライボルトの火炎放射+めざ氷×2を耐え、オーバーヒート+めざ氷×2を最高乱数以外耐え
(めざ氷は炎技を撃たれた後の2サイクル目で受ける前提なのでオーバーヒートのCダウンは考慮しない)
臆病メガリザードンYのめざ氷2耐え
特化レボルトのめざ氷低乱2
C252メガゲンガーの凍える風2耐え
C252メガボーマンダの流星群+ハイボ耐え
C無振りボルトロスのめざ氷が31,6%〜37,6%の乱3
C252珠ラティオスの流星群+ステロ耐え
(眼鏡流星は31,3%の乱1)
C252メガルカリオの悪巧み気合い玉+ステロ耐え
特化眼鏡ミトムのハイドロポンプを確定2耐え
弱点保険ギルガルドの特化シャドボ+A無振り影撃ちを確定耐え

  • Sライン

準速キリキザン、キノガッサ抜き
岩石封じで最速ライコウ(115族)抜き

  • HBライン

三舞ギルガルドのかげうち12,5%の乱数1
特化メガボーマンダの捨て身確定耐え
特化メガガルの捨て身最高乱数以外耐え

差別化

今回のガブの性質上、比較対象は最大役割対象の電気に安定した後出しをしつつ、一致地震で役割遂行が可能、また使用率が一定数以上の物理地面に絞ろうと思います。
炎受けとの比較についてですが、ボルチェン無効枠という明確な採用理由がある以上比較する必要が薄い点から必要がないと思い省きました。
またチョッキサザンやバンギなど電気炎技受けやレボルトやランターンなどの蓄電持ちについてですが、前者は電磁波ボルチェンを通し、一致地震を使えない時点で論外な点、蓄電持ちは一致地震以前に物理特殊やタイプの違いが明確であり、運用方法が変わるので切り捨てます。

使用率の高くない物理地面についてですが、ガラガラやフライゴンなど汎用性が高くないポケモン、ホルードゴルーグのような鈍足並耐久で耐性が多くない物、電気以外を受けれない単地面が多く、認知度が低くてピンと来ない方も居るでしょうし、論を長くしても良くないと考えたため最後に軽く触れておく程度にします。

ちなみに他と耐久力を比較するために耐久指数を載せていますが、上にあるようにガブの数値は(H202×D225)で45450となっております。

  • 比較対象

◆ランドロス
タイプ 地面 飛行
性格 意地っ張り、慎重(下記のみ)
努力値 H244 A44 B4 D148 S68 (テンプレ調整)
H188 D252 S68(A無振りでも本論のガブの数値より高い、Sは岩石込みで最速ボルトロス抜き)
特殊耐久指数:テンプレ 33022
HDベース 38715
技構成 地震 岩石封じ 蜻蛉返り 何か

個人的にチョッキガブの一番のライバルと考えているポケモン
威嚇+チョッキにより物理・特殊共に高耐久
電気のみならず、地面無効耐性と上威嚇を持つため繰り出し範囲が広い。
蜻蛉返りを持つので、受け出してきた物理受けから逃げつつ、後攻で撃つことで後続のエースを傷つけることなく無償降臨させられるクッション役としての運用が可能になるため、サイクル構築ならどの構築にもすんなり入る汎用性となっている。
なお、上の型の調整はA200逆鱗を威嚇込み2耐え、地震で無振りガブ確2、無振りボルトロスのめざ氷×や×2メガルカのラスカノ+ステロ耐えとなってる。

このようにどうしても組み込める構築の広さ・汎用性のどちらも劣ってしまうが差別化が可能な点はいくつか挙げられる。
まず、今回のガブの採用理由である炎耐性がないことにより、メガリザYや眼鏡ウルガモス、ロトムやドランなどに繰り出すことが出来ない。
次に一貫性と火力の高い竜技を一致で打てない為、単純な撃ち合いに弱くなったり、サザンをワンキルできなかったりHDボルトロスに対して打点不足と感じることがある。
また、特殊耐久指数にHDベースでも1,17倍、テンプレ型だと1,5倍程度の差があるためある程度ダメージを負っていても役割対象の攻撃を耐える耐久を温存できたり、確定数が変動し撃ち合いに強くなる相手も一定以上存在する。
例えば下の例のポケモンの火力はランドには確定2耐えできない

例 霊獣ボルトロスのめざ氷(下臆病、上控えめ)
割合: 43.5%〜53.4%
割合: 41.5%〜49.5%
ステロ+特化アナライズ眼鏡ジバコイルのラスターカノン
割合: 6,2%+39.1%〜46.5%

以上が主な差別点となるが、Sの違いで準速キリキザンガッサやを抜ける、鮫肌による削り性能、文字を採用すればナットレイやメガハッサムとも戦える、アタッカーミトムと撃ち合える、高い奇襲性能点なども見逃せない。

◆ドリュウズ
タイプ 地面 鋼
性格 意地っ張り(下記のみ)
努力値 H12 A172 B4 D116 S204 (テンプレ調整)
(明日の明日様の育成論より 育成論ORAS・XY/1136
特殊耐久指数:33022
技構成 地震 岩石封じ アイアンヘッド 角ドリル

地面・鋼という優秀な耐性が持ち味
氷技が等倍な為役割破壊のめざ氷を恐れずに受け出し出来るのとニンフィアやサーナイトのハイボの一貫を切りつつ一致弱点を突けるのが強み
ロトム系統やサザン、通常ゲンガーに通る型破り地震を使える事と一撃必殺技角ドリルにより生半可な耐性・数値受けを許さず、耐久型に関してはむしろドリュウズの役割対象となる。

しかしドリュウズは炎技が抜群なのと単純な耐久で大きく劣るためランド以上に炎に役割を持つことが不可能に近い。
更にランドの差別化同様、一貫性の高い逆鱗を一致で打てることによりサザンや特殊マンダとのタイマンをこなせ、ボルトロスに対する遂行速度を速めることが出来る。
更にメジャーな地震や格闘が抜群な事と物理耐久が並程度であるため、バシャーモやランドロス、物理メガルカリオ、弱保ギルガルドなど多くの物理とのタイマンが不可能に近い。

また、ボルトロスに対する最高打点の関係やサーナイトや最速ドランなどを意識するためASに大幅に割く必要があるため耐久に回す余裕はなく、種族値的にもガブより大幅に劣ることから、物理・特殊耐久どちらも大幅に差が出てしまうため、複数回後出ししたり撃ち合いする余裕がない。
(今回のガブと比較すると物理は1,5倍、特殊は1,37倍と雲泥の差がある)

◆ドサイドン
タイプ 地面 岩
性格 意地っ張り(下記のみ)
努力値 H132 A236 B4 D132 S4
(E@3DS様の育成論 育成論ORAS・XY/433
特殊耐久指数:28566(ハードロック発動時は約37135)
技構成 ロックブラスト 地震 冷凍パンチ 角ドリルor馬鹿力orメタルバースト

Dの低さと努力値関係上特殊耐久値はガブに大きく劣る物の、氷2倍や特性ハードロック等により役割対象に繰り出す分にはあまり気にならない。
岩+地面+aという極めて広い技範囲とA140を併せ持つ(しかも特性によりDの分を火力に回せるのでAの努力値が浮く)ことからAT性能も極めて高く、ほとんどのポケモンに等倍以上取れるので逆鱗だけの差別化が厳しい
物理耐久はH132だけでも特化サンダーより高い数値で(種族値だけなら同条件時クレセをも超える)上記の攻撃性能と特性もありタイマン性能が非常に高い。
その他飛行耐性によりアローやマンダ受けが出来る、角ドリルで受けに来た耐久を崩せるなど(ただしSの関係でドリュウズより使い勝手とは劣る)の強味がある。

しかし、差別化は可能でまずはドサイドンはSが低いこと・岩石封じを活かし辛い事から現環境で抜ける相手がほとんどおらず、上から高火力弱点を2回撃たれて終わることがある点が挙げられる。
また草や水が四倍な為メガリザYや草結びボルトロス、ギガドレガモス、ミトムなどの撃ち合いに弱い。
後特殊耐久はハードロックが発動しなければ雲泥の差があり(今回の調整だと1,6倍、HD特化という極端な例を出してもドサイは38961と1,16倍の差がある)、Sの遅さも相まって等倍・半減技に対する受け性能が違う。

◆マンムー
タイプ 地面 氷
性格 意地っ張り
努力値 H44 A220 D244 or H172 A12 B36 D204 S84
(しのもり様の育成論 育成論ORAS・XY/1567
特殊耐久指数 31801 or 32913
技構成 氷柱針 氷の礫 地震 地割れor岩技

厚い脂肪+氷タイプにより氷半減の地面タイプであるため、多くの電気への後出しが安定しやすい。
氷技+礫で他の地面よりボルトを安定して狩れる上、並以上の物理耐久を持つので対面ドラゴンキラーにもなれる。
地割れで受けに来たポリ2や受けループを崩れる上、厚い脂肪で炎とのタイマンも行える、氷+地面の技範囲と先制技を両立することで高いタイマン性能を持ち、幅広い構築での採用が可能

しかし、厚い脂肪込みでも弱点はドリュやドサイドン並みにメジャーな物があり、バシャーモやギルガルド、ハッサムナットレイ、メガルカリオ、ミトムなどのタイマンをこなすことが出来ない。
更にマンムーは炎等倍とはいえ繰り出しにいけるわけではないので、vs特殊炎の役割を持たせられない。(また炎耐性かよ
またドリュウズ同様特殊耐久に大きな差(1,38倍以上)があり、ボルトの気合い玉や草結びが抜群であること、先制技があるとはいえSも高くなく上から役割を遂行することも出来ないので消耗が非常に激しい

ここまでの4体の差別点で共通している物や有用な物を纏めますと

  • 炎耐性
  • 草等倍でメガリザYやギガドレガモスを受けられる。
  • 水や格闘が等倍でバシャルカやアタッカーミトム等とも撃ち合える。
  • 逆鱗の一貫性や火力
  • 物理・特殊共に元の耐久が高い
  • S12振りでもSに甘えた中速ポケを抜けるS
  • 特性鮫肌
  • 読まれることが無く奇襲性能が高い

等が挙げられます。
チョッキラグラージやワルビアル、フライゴンやドンファンなど役割の似ている中堅マイナーポケモンに上の点を全て満たせているポケモンは存在しないので差別化は出来ていると考えています。

他にしっかり明確に差別化を示した方が良いと思うポケモンがあればコメント欄にご意見よろしくお願いします。

技構成

逆鱗/地震/岩石封じ/大文字or毒突きor空元気

技構成についてですが、逆鱗地震岩石封じは確定となります。

地震については一貫性・命中ともに高い安定している一致技でドランギルガルドライコウなど様々なポケモンの遂行技となるので外す理由はありません。
岩石封じについても、メガリザードンYやガモス等の遂行技になる他、低いSを補えたり、チョッキの耐久と合わせて後続のSサポートをしたり等需要が高いので外せません。

逆鱗についてですが、火力が足りおらず、行動が固定され起点にされやすいデメリットが存在するので要らないと考える方もいるかも知れません。
確かにそうですが、他に有用なドラゴン物理技はドラゴンクロー・ドラゴンダイブしかありません。
この後載せてあるダメ計を見れば分かりますがただでさえ逆鱗でH252サンダーをギリギリ確2という深刻な火力不足なのにドラゴンクローは逆鱗の火力の3分の2という論外な火力でまともに撃ち合いが出来なくなりますし、ドラゴンダイブもドラクロよりマシとはいえ逆鱗でギリギリ確2だった相手が低乱2になり火力不足で命中も75%と信用のしがたい物となります。
また、オボンボルトやサザン、ヒートロトムなどを落とすには逆鱗の火力が必要なので外すことはあり得ません。

ちなみに流星群に関してですが、火力は全振りしても無振り逆鱗以下と明らかに火力不足で(C252流星群の指数は25740,A無振りガブの逆鱗は27000)、火力が下がる為連続で打てないことも相まって撃ち合い・役割遂行のどちらにも影響が出ますし、流星群を実用的な火力にするにはCに振る必要があり、Cの努力値を他に回せる余裕などないので候補外です。

残りのガブの攻撃の技の中で有用なのは大文字・毒突き・アイアンヘッドくらいしかありませんが、もう一枠は大文字毒突きで確定となります。
大文字はCの厳選こそ大変になる物の、後出しされやすいナットレイやハッサム、ユキノオーやエアームド、エルフーンを崩せる技です。
今回はAにあまり振ってないことにより火力が微妙に足りない事から受けられる相手が多いので、技範囲を補いつつ苦手な相手を少しでも多く崩しに行けるようになるのは大きいと考えるので私は大文字を推奨します。

毒突きは後出ししてきたH252エルフーンを確定で持って行けたり、マリルリやニンフィアの最高打点になるのが魅力ですが、交換読みかラス1の偶発対面でないとアンコされて終わりますし、マリルリニンフィアも地震で足りることもあるので余りお勧めは出来ません。

アイヘについては毒突きのようにエルフーンを崩せず、マリルリに等倍でしか通らない点、Sに割いていないため怯みも狙えない点で候補外です。

  • 空元気について(コメ感謝!)

コメント欄のメラル様からの提案です。
役割対象のヒトムミトムドラン等に鬼火を貰ってしまった場合でも最低限の等倍範囲と火力を確保出来ます。
それにより鬼火を貰ってしまっても、ヒトムミトムに役割遂行したり、退場時にマシな火力で殴り削りを入れれたりします。
シーズン17では鬼火持ちミトムが半数、ヒトムドランも3割位が持っているのでシーズン18やフリーでも生きる機会はあると思います。

ただ、火力がH252サンダーに確定で受け切られるくらい低く等倍相手の打ち合いは難しい点、炎電気抜群で地震で抜群を取れる事が多い点、ナットハッサムを崩せる大文字が優秀な点から優先度としては、大文字>>>空元気>>毒突き、と言った所でしょうか。

持ち物

とつげきチョッキの考察なのでとつげきチョッキ以外に選択肢はありません。

他の持ち物との比較について軽く触れておきますと、

  • 襷…繰り出し回数やガルドや襷バシャ等の2耐えする必要のある相手や先制技持ちに対するタイマン性能が違う。ステロを喰っても腐りにくい。
  • スカーフ…上から役割対象を殴れるとはいえやはり繰り出し性能に差があり、交換読み氷技でワンキルされる可能性がある。撃ち分けが出来ない。
  • ヤチェ…氷技以外の撃ち合い・受け出しには強くなれない。チョッキ以上にHDに割かないと特化レボルトのめざ氷×2で確定落ちなどヤチェを失った後耐えられない氷技がある。電気受けというより、氷技に強いステロ撒き+中〜高速アタッカーと見た方がいいかも知れない。
  • HA,HS,AS,AD等のチョッキガブ…慎重HDにしないと氷技持ちや高火力技を2耐え出来ない為、自分より速い相手に対する繰り出し・タイマン性能が大きく下がる

(3つの中で一番特殊耐久のあるADチョッキですら珠ラティオスの流星群やメガライボルトのめざ氷×2で中乱数)

以上の点で他の型より汎用性では大幅に劣るものの明確な差別化が出来ている、というより役割の違いで別のポケモンと見ても良いです。

ダメージ計算

与ダメ

  • 逆鱗

H212 B244ボルトロス
割合: 46.1%〜54.3% 回数: 乱数2発 (49.2%)

H252サザンドラ
割合: 100.5%〜118.5% 回数: 確定1発

威嚇込みH252メガボーマンダ
割合: 50.4%〜59.4% 回数: 確定2発

H4メガガルーラ
割合: 51.3%〜60.2% 回数: 確定2発

H252メガヘラクロス
割合: 43.8%〜51.8% 回数: 乱数2発 (13.3%)

H252サンダー
割合: 53.2%〜62.9% 回数: 確定2発

H252ミトム
割合: 55.4%〜65.6% 回数: 確定2発

HB特化クレセリア
割合: 25.5%〜30.8% 回数: 確定4発

  • 地震

H252ギルガルド
割合: 64.6%〜76.6% 回数: 確定2発

H252ライコウ
割合: 98.4%〜116.7% 回数: 乱数1発 (93.8%)

H252メガバンギラス
割合: 52.1%〜61.8% 回数: 確定2発

H164,B84ニンフィア
割合: 50.2%〜59.6% 回数: 確定2発

威嚇無しH252メガクチート
割合: 81.5%〜96.8% 回数: 確定2発
(威嚇込みだと53.5%〜64.9%)

  • 岩石封じ

H4ウルガモス
割合: 109.3%〜129.1% 回数: 確定1発

H4ファイアロー
割合: 103.8%〜124.6% 回数: 確定1発

H252ファイアロー
割合: 86.4%〜103.7% 回数: 乱数1発 (18.8%)

H4メガリザY
割合: 98.7%〜116.8% 回数: 乱数1発 (87.5%)

H212 B244ボルトロス
割合: 30.9%〜37.5% 回数: 乱数3発 (76.2%)

  • 毒突き

H252マリルリ
割合: 48.3%〜57% 回数: 乱数2発 (87.5%)

H252エルフーン
割合: 112.5%〜134.1% 回数: 確定1発

  • 大文字

H252エアームド
割合: 48.8%〜58.1% 回数: 乱数2発 (98%)

H252エルフーン
割合: 46.7%〜56.2% 回数: 乱数2発 (76.2%)

H252メガハッサム
割合: 72.3%〜85.8% 回数: 確定2発

このようにA130という高い種族値お陰で並耐久を確2に出来たり、役割に最低限必要な火力はあります。

被ダメ

特殊

C無振り化身ボルトロスのめざ氷
割合: 31.6%〜37.6% 回数: 乱数3発 (69.5%)

C252珠ボルトロスのめざ氷
割合: 46.5%〜56.4% 回数: 乱数2発 (78.1%)

C252メガライボルトの放射orオバヒ+めざ氷+めざ氷
割合: 6.9%〜8.4%or9.9%〜11.8%+37.6%〜45.5%+37.6%〜45.5%
(82,1〜99,4% or 85,1%〜102,8%)

特化レボルトのめざ氷
割合: 43.5%〜53.4% 回数: 乱数2発 (21.9%)
(臆病なら確定耐え)

C特化メガリザードンYのオーバーヒート
割合: 28.2%〜33.1% 回数: 確定4発

C特化眼鏡ミトムのハイドロポンプ
割合: 35.6%〜42% 回数: 確定3発

C252メガゲンガーの凍える風
割合: 41.5%〜49.5% 回数: 確定3発

C特化ギルガルドの弱点保険シャドーボール+A無振り影撃ち
割合: 44.5%〜52.4%+33.1%〜39.1%

特化ウルガモスの虫のさざめき
割合: 23.7%〜28.2% 回数: 乱数4発

特化ヒードランの眼鏡ラスターカノン
割合: 29.7%〜35.6% 回数: 乱数3発 (25.8%)

特化眼鏡アナライズジバコイルのめざ氷
割合: 77.7%〜92% 回数: 確定2発

C252メガルカリオの気合い玉
割合: 38.6%〜46.5% 回数: 確定3発(ステロ込みでも2耐え)

C252マンダのハイパーボイス+流星群
割合:25.2%〜30.1%+ 56.4%〜66.3% 回数: 確定2発

C252珠ラティオスの流星群
割合: 77.2%〜92.5% 回数: 確定2発

C0珠ゲッコウガの冷凍B
割合: 72.2%〜87.6% 回数: 確定2発
(Cに振られると68,8の乱数な上、玉ダメなしでは逆鱗で落とせず、岩石封じでも抜けないことから基本的には不利対面)

C252シャンデラのシャドーボール
割合: 19.8%〜23.7% 回数: 乱数5発

C100メガガルの親子愛冷凍B(無振りガブ確定落ち)
割合: 43.5%〜51.4% 回数: 乱数2発 (2.7%)

このように高火力相手でも余裕を持って撃ち合え、生半可な役割破壊を恐れることなく繰り出せる特殊耐久があります。
また、この中のポケモンは最大火力を想定している物が多いので、実際は更に堅く感じることもあります。

  • 物理(vs特殊に重きを置いており、仮想敵は多くないので最低限度にします。)

特化メガガルーラの親子愛捨て身タックル
割合: 84.6%〜100% 回数: 乱数1発 (6.3%)

A特化ドリュウズの地震
割合: 50.4%〜59.4% 回数: 確定2発

A特化ギルガルドの3舞影撃ち
割合: 86.1%〜101.4% 回数: 乱数1発 (12.5%)

A特化鉢巻エンテイの聖なる炎
割合: 33.1%〜39.1% 回数: 乱数3発 (99.98%)

A特化鉢巻ハッサムのバレパン
割合: 43.5%〜51.9% 回数: 乱数2発 (11.3%)

A特化マンダの捨て身タックル
割合: 81.6%〜96.5% 回数: 確定2発

Hに振ったお陰で高火力でも等倍技一発で落ちることはまず無くなりました。

運用

まず構築段階の話に入りますがこの型は本来の汎用性を大幅に下げた代わりに、特定の仮想敵を定めた上で機能する駒でありどんな構築にもすんなり入るというポケモンではありません。
ちょっと電気が重いから入れてみた程度の感覚で入れると、他の地面枠を入れた方が活躍できる場合が多いです。
そのためこのポケモンを採用する場合は構築段階で以下の条件に当てはまったケースのみとなります。

  • PT構築段階で【仮想敵】の欄に示した電気・炎ポケモンに安定して受け出せる駒が必要な場合
  • 特定の特殊が重くPT単位で撃ち合いに厚くしたい場合
  • 【差別化】の欄で示したポケモンやでは代用できない採用理由がある場合

以上の条件に相当するPTに組み込むことで真価を発揮できるポケモンだと考えております。
(一例ではボルチェンや非常にきつく、日照りによる火力補強により繰り出しが困難になってしまうドランやガモス・ヒトム対策が欲しくなるメガリザY軸
自身は勿論、相方として組まれるであろう積みATの多くが苦手なボルトやガルド・電気などを狩れ、PT単位でスカーフサザンなどの特殊ストッパーに強くしたくなるメガルカリオ軸などが挙げられる)

運用についてですが、上にあるよう仮想敵が明確なポケモンなので、役割対象である電気・火が見える場合や2枠の選出だけでは対策が薄いポケモンに厚くしたい場合に選出します。
そして、役割対象に積極的に後出し、広い技範囲を活かして負担をかけに行く、チョッキのダメージ量を見せて型バレした後物理受けが来ると分かれば交換読み交換で引いて裏の起点にする、岩石封じで後続のSサポをするなどの動き方をし、後続の一貫を作るという動き方をします。

選出が噛み合わなかった場合でも、ダメ計や別の欄で示した高耐久と広い技範囲・奇襲性能により、相手の手持ちが全部物理受けや上から物理弱点技を撃ってくるアタッカーみたいな構成でもない限りはタイマン性能が高いので腐りにくいです。
その場合は蜻蛉ルチェンや死に出しで場に出していく運用が主になっていきます。

また,ASを落としたことで苦手になった相手は物理受け以外にも、ガブミラーや冷凍パンチメガガルーラ、トゲキッスなどが挙げられるため、それらを受けに行ける駒はあらかじめ用意してください。

BV

シーズン17で乗せる予定だったBVは3件くらいあったのですが、自分の過度なプレミで負け試合になったものや対戦相手の許可をいただけなかったものなので、シーズン17製のものは1件しか載せられませんがご了承ください。
シーズン18や身内の大会で新たな対戦記録が取れそうなので、後々別のBVも追加する予定です

BVFNAG-WWWW-WW4T-865P

総括

  • メガライボルトのめざ氷×2+火炎放射を耐える高耐久とドラゴン地面タイプによる高い特殊電気・炎性能
  • 弱点技でも余裕を持って耐える耐久と広い技範囲による高いタイマン・奇襲性能
  • 火力・Sを落としているため抜き性能・汎用性・崩し性能が他のガブより低く、ランドロスやドリュウズなどのライバルが居る事から思考停止で組み込んで活躍できる駒ではない
  • 他の物理地面と比較すると、電気のみならず炎を相手に出来るところや、単純な耐久が高い点、草技を恐れることなくメガリザYやガモスの相手が可能な点、技範囲の違い、バシャやガルドに強い点が差別点となる。
  • 入れる構築は特定の電気・炎ポケモンの引き際が必要な場合と特定の特殊が重くPT単位で撃ち合いに厚くしたい場合のみとなる。

最後に

拙い文章でしたが最後までご覧になっていただきありがとうございました。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/12/31 19:25

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コメント (10件)

  • ページ:
  • 1
16/09/07 00:57
1竜巻 (@mhpxlink)
55555
まーたガブリアスに型が増えるのか...(苦笑

評価入れますので、ボルトロスのめざ氷を確3にするガブリアスとかやめてくださいw
16/09/07 01:16
2ニケ (@Fuhtarou0501)
55555
ガブリアスって本当に怖いポケモンですね。
型が多すぎる。
16/09/07 02:29
3煌乃来夢@軸中心祭参加! (@raimu_kirano)
55555
耐久化け物っすねこいつ・・・(|| Д)

「1について」の項目の弱点の欄にフェアリー追加お願いします٩(*´꒳`*)۶
16/09/07 21:22
4大天使 (@justice2057a)
皆さんコメントと評価ありがとうございます。

>>1.2
ガブってポケモン持ち物や努力値いじるだけで別のポケモンのように性能変わってPTにある対策通じなくなるの本当厄介ですよねw
この型が流行るかは分かりませんが仮に増えればめざパ持ち電気や炎もあまり機能しなりそうで怖いですね。

>>3
指摘感謝します。何故か書き忘れていましたね。
修正しました。

私もこの調整で最初使った時は、何回も耐えれるかどうか不安で、あまり期待していなかったのですが、不意の氷技を物ともせず繰り出せる事が多くて自分でも本当驚きました
16/09/08 22:14
6大天使 (@justice2057a)
>>5

コメントありがとうございます!
アドバイス感謝します!

空元気についてですが、確かに火傷後の等倍範囲こそ広いもののHに振ったヒトムミトムすら2発で落とせないゴミ火力な為役割対象や弱点相手以外の打ち合いに強くなれない点、上の点により鬼火を喰らった後は高耐久と鮫肌によるクッションや岩石によるサポートや削りを入れるのが仕事になりやすい点、例として挙げられてるミトムは半数以上が鬼火持ちな点からそもそも型が割れるかやむを得ない場合以外は繰り出さない方が良いと書いてある点、ナットハッサムを崩せる大文字が優秀な点から一度は採用を見送りました。

とはいえ確かに火傷後もミトムヒトムに役割を遂行できるのは大きいですし、等倍高火力の相手がしにくいとはいえ負担をかけるに越した事がない点、エルフピンポの毒づきよりは役に立ちそうな点から大文字の次点の候補として記述しようと思います
ご提案ありがとうございます。

火力落とした事によるデメリットについてですが確かに剣舞も鉢巻もなく、物理受けに止められやすいのはチョッキガブが使われない原因の中でも一番の原因ですのでおっしゃる事を否定する事は出来ません

しかしそれは論中にチョッキガブの弱みとして何度も示した事で、

・PT構築段階で【仮想敵】の欄に示した電気・炎ポケモンに安定して受け出せる駒が必要な場合
・特定の特殊が重くPT単位で撃ち合いに厚くしたい場合
・【差別化】の欄で示したポケモンやでは代用できない採用理由がある場合

上にあるような条件に加え、論中では受けに対する崩し性能の高いエースや繰り出し性能のポケモンと組ませる事を推奨しているので、受けられるのが嫌だったり上の条件を満たせない場合はそもそもこのガブを採用すべきではないです。
それが嫌ならこの育成論をブラウザバックして蜻蛉なり一撃技使えるドリュやランドを採用すればいいだけだと考えています。

勿論、そのような崩し性能の高いアタッカーやエース入りはボルトや炎、スカーフ特殊ATが苦手なのが多い為意識するまでもなく自然に補充枠として入るのが自然です。

また実際に運用してチョッキがバレたとしても、役割対象に裏の圏内に入る程度の削りを入れれたor倒せた後は、交換読み交換で強引に受けに来たポケモンを崩せるポケを出したり、奇襲性能とタイマン性能を活かした打ち合い、岩石封じや広い等倍範囲による削り要因として扱うなどの動き方ができる為、ある程度の慣れと選出の工夫が必要なものの、それに見合った動き方や活躍もできる駒でもあると言えるのではないでしょうか?

後、火力に割いていないことで「上から殴り倒せない」とも書かれていますが、ダメ計を見れば分かるようH252ライコウが93.4の乱数など役割遂行や裏の圏内に入れるのに最低限必要な火力は確保されていたりします。

簡潔云々についてですがそれは私の力量不足ですね、申し訳ありません
土日な少し見直そうと思います。
しかし、無駄な部分が多いと仰られるならその部分を少し教えていただけないでしょうか?
また、この育成論は普通の型と奇なる型で説明しにくい部分もありますし、最低限の情報だとそのポケモンを理解するまでに至らない事が多い気もするので多少長くなってしまうのはご了承下さい。
16/09/18 10:52
7大天使 (@justice2057a)
お久しぶりです。
空元気を技候補に追加し、BVを公開しました。
ただ今は諸事情で一件しか公開できませんがご了承ください。
16/11/11 22:27
8イヴ
>0
チョッキガブリアスの性格慎重と配分の効率の悪さがあるので指摘させてもらいます。
1
メガライボルトの火炎放射+めざ氷×2を耐え、オーバーヒート+めざ氷×2を最高乱数以外耐え→状況が限定的すぎる。電気技読みで繰り出せばいいだけもあるし、炎技読みで投げたらいきなりめざ氷当てられる可能性を考慮していない
2
臆病メガリザードンYのめざ氷2耐え→リザードンに後出ししてXだと舞われたら無理なので基本的に対面のYの話になる。Yだとわかっている状況で後出しするなら炎技読みで出せる可能性がある。またYがわかっている状況ならY側は一度安全にメガできている(こちらはガブリアスでYを見るのにガブリアス以外がYと一度対面していた=こちらが1体落とされている可能性が高い)のでその時点でガブリアスが死に出しできている

C252メガゲンガーの凍える風2耐え→個体数が低い、凍える風もちはほぼ襷、鬼火から入られるとパーティのお荷物確定、ゲンガー側もスカーフ考慮されると突っ張るかそもそも謎

C252メガボーマンダの流星群+ハイボ耐え
→なぜ特殊1本マンダしか考慮しないのか不明、両刀マンダの流星+捨て身でおわる

C252メガルカリオの悪巧み気合い玉+ステロ耐え
≫物理はなぜ考慮されないのか?+2インファや冷凍パンチでおわる。

特化眼鏡ミトムのハイドロポンプを確定2耐え
C無振りボルトロスのめざ氷が31,6%〜37,6%の高乱3落ち
≫もっと努力値節約できる

C100メガガル親子愛冷凍B無振りガブ確定落ち43.5%〜51.4%
→そもそもガルーラが冷凍ビーム打ってS判定できているので次捨て身
でおわる(最速猫捨身冷凍1)

C155ゲッコウガ珠冷凍ビーム
C177ボルトロスめざ氷
≫乱数が不安定過ぎて信用できない

弱点保険ギルガルドの特化シャドボ+A無振り影撃ちを確定耐え
≫有用

意地想定で無理な部分や乱数を甘えている部分を弾いて同じラインに近づけつつASを大幅に上げられるのですが大天使様はどう考えますか?このASラインを耐久に回せば確定耐えにはいくらでもできます。
60-124-4-0-212-108
191-182-116-90-132-136

A:あまり(陽気ASガブと同値)
S:最速ガッサ+2 最速メガバンギ+1 H184-B132-S135ボルトロスや意地ASメガへラの上を取れる。岩石封じで130族まで抜ける

C222 A171ギルガルド
+2シャドボ&+2影打ち87.1%耐え(223/256)

C172ミトム眼鏡ハインプ42.9%〜50.7% ほぼ2耐え
C178襷バシャのめざ氷43.9%〜52.3% 87%高乱数2耐え
C177ボルトロス+2めざ氷85.8%〜102.6% 81%耐え
C194サザンドラ流星耐え(相手スカーフ想定)
必要なラインはあります
16/11/12 07:35
9大天使 (@justice2057a)
ご指摘ありがとうございます
最速ガッサやメガバンギを上から殴れ、本来のガブのAT性能を強化できるこの調整も面白うなので論中で触れさせていただきます。

ただ、論中でも触れている様にこのガブのコンセプトは生半可な役割破壊のリスクを緩和しつつ電気や炎に繰り出せる事にあり、バシャのめざ氷乱2程度の耐久じゃあメガライボやガモスなどのめざ氷に後出しがしにくくなりますし、ステロなどのダメージで色々な相手に繰り出しが厳しくなる、メガネサザンやニンフィアなどと撃ちあえる耐久がなくなる時点で今回のHDの性質とは別物なので候補入りするつもりはありません。
差別化で触れられているHSorASガブみたいな別の亜種のチョッキガブとして考察したほうがよさそうですね。

また、確かに私の調整にも無駄がある部分があるのは否定出来ないので見直させていただきますが、貴方の言い分にもいくつか疑問を覚えざるを得ない部分があるのでこちらからも反論させていただきます

-1について
炎技に繰り出す機会がない
ナットやハッサム、メガルカリオ、ジャロなどと組ませて使う際には普通に受けますのでPT構成に依存する部分はありますが、限定的というのは明らかに言い過ぎではないですかね
それなら炎技に受け出すだけなら裏のドランなどに変えれば良い、と思うかも知れませんがそうするとボルチェンによるサイクル回しで嵌められる可能性があるので充分受け出す意味はあるかと

めざ氷について
このガブはそのめざ氷に繰り出す為にHDに厚く降って、二回目以降はともかく一回では崩されないようにしてるのが今回の型ですけどね
その2回目すらガブの耐久を舐めて炎技を撃ってきたり、交換読み居座りが怖い為突っ張るなどというのが多かった為、安定してるとは言いがたくても少なくとも他のガブやボルチェン通るポケモンよりは安定してそうですね

-2ついて
Xについては仮想敵の欄のメガリザの考察をご覧ください

炎技読みで云々に感してですが、炎技読みで繰り出すにせよスカーフやラム読みでめざ氷撃たれて沈むなんてことはないですよ、という指標のつもりですので意味はあると思います

-メガルカについて
意味不明です
このガブが舞われた状態のメガルカと対面させる状況はラス1対面か、逆鱗による動き固定で起点にされたくらいしか思い浮かびません。
気合い玉のダメ計及び調整が載せてあるのは、HBサンダーやHDアローでさえ受け出ししにくく止めにくい気合い玉メガルカを死に出しからステロ込みでもストッパーになれるよって話なので、物理メガルカはクレセやサンダーなど他のポケモンで受ければいいだけです。

後、冷凍パンチ持ちメガルカはほとんどいません

-ゲッコウガについて
球ボルトは分かりますが、ゲッコウガはあくまで運が良かった時の副産物程度のもので襷やC振りを考慮するとまるで安定しないので余程のことがない限り死に出しするべきではない、とダメ計に記しており、それを考慮し調整、仮想敵の欄に記していませんのでダメ計のダメージだけ見られて仰られても対応に困ります。

-マンダについて
捨て身+流星は確かに痛いですが、逆にそれさえない特殊マンダなら勝てますし、耐久無振りの死に出しなら反動込みで相打ちに持っていかれる警戒、またチョッキガブの耐久を舐められる事もあり、捨て身撃たれることは多くありません。
マンダはA特化捨て身も耐え、威嚇込みでも確定2取れる為、他の型よりは撃ち合いやすいよ、という指標として載せたつもりです。

-メガガルについて
捨て身で落ちる以上積極的にメリットとして押し出す相手ではありませんが、捨て身のダメ込みで裏の確定圏内までは削れたり、あらかじめ体力削ればワンチャンある程度のものですよ、と論中に記しています。
後、猫騙しは鮫肌により体力削られ、鉢巻逆鱗で縛られる事やゴツメ警戒で撃たれることはあまりないため考慮する必要はありません。

無振りボルトとミトム、ゲンガーの欄
仰る通りですね
失礼しました
ただミトムは貴方の調整だとステロやめざ氷撃たれたらかなり怪しくなりますので、余裕があるに越したことはないですし、ゲンガーは鬼火催眠無ければ、少なくとも殴り合いであれば眼鏡氷技でもない限りタイマンから倒せるよ、という指標で載せたつもりです。

と、このように見ていきますと、HDの概要についてまだ完全に理解されていなかったり、お互いの考え方の違いが生じていたりしている部分がありように思えます。
勿論これは私の考察及び説明不足が原因なので、次育成論書くときは注意したいと思います。
アドバイスありがとうございました。
長文失礼しました。
16/11/12 11:46
10
(育成論の投稿者によって削除されました)
16/11/16 23:39
11a
>>9
メガルカに関しては実戦を想定しての話しだと思います。
メガルカリオスタンも無くはないですがルカリオ入りの構築の数としては圧倒的に起点構築だと思います。
その際少なくとも見せ合い画面ではルカリオが物理か特殊かわかりませんし単にルカリオストッパーとして出したら物理でしたって状況じゃないですか?
物理ルカリオには別のポケモン選出すると言ってもルカリオに2枠割いたら裏のアタッカーで終わりますし。
  • ページ:
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