- 指定がない限りお互いに6Vであるとします。
はじめに
アイと申します
以前の育成論にコメント、評価してくださった方ありがとうございます。
不要であれば削除します。
ボーマンダとは
第四世代トップメタとして、第五世代ではキノガッサ対策や
砂パや過剰晴れで活躍していました
六世代ではめざパの威力低下、特性威嚇などにより安定性が増したかとおもわれましたが、
流星群大文字といったメインウェポンの威力の低下により逆風にさらされています
しかし、ORASではメガシンカを獲得しトップメタの一角へと舞い戻りました。
採用理由
1.型の多さ、技の広い範囲よる受けづらさ
現在シングルレートにおいて、ほぼ全てのボーマンダはメガストーン持ちですが竜舞型、両刀型、特殊型と大きく分けても3つあり読み間違えるとPTが半壊する恐れがあります。また技の範囲が広いためタイプ受けではリスクが伴います。
2.威嚇による物理への圧力
メガシンカ前の特性威嚇は優秀な特性であり物理相手に繰り出すだけでも圧力になります。
3.格闘、草、虫への圧力
スカイスキンという特性を手に入れ、格闘、草、虫に対しての制圧力が格段に上がりました。
4.ある程度のタイマン性能
威嚇込みメガシンカで物理に関してはかなりの攻撃を耐えること可能であり高いSから多くのメジャーな相手に確2以上が期待できます。
上記の採用理由では物理型でもアリなのではないかという疑問が残ります。
確かにA145もあるし竜舞型やASベースにした方が強いという意見があると思います。おそらく、そのとおりだと思います。
しかし、この特殊型は竜舞型を筆頭とするASベースの個体が強ければ強いほど輝くと考えています。当然、竜舞型が強ければメタる側はB方面を固くし鬼火やゴツメを搭載します。HBサンダーやHBロトムといったポケモンはこの一例です。例えばHBサンダーやHB水ロトムが竜舞型だと思って後出ししてきた時に流星群を当てれば流星群+流星群で逆に倒せます。また、物理型では前述しましたが鬼火で機能停止したり、捨て身や逆鱗が安易に打てないことを考慮すると特殊型にも可能性があるのではないでしょうか?またハイパーボイス等で無限戦法を回避することが可能です。
まとめると、
5.ハイパーボイスにより身代わり持ちの格闘に対して有効
メガミミロップ、メガエルレイドは身代わり持ちの可能が多く迅速な処理が可能になります。
6.キノガッサやグライオン、ビビヨンといった無限戦法に対してハイパーボイスによってハメられるのを回避できます
ビビヨンは2積みまでなら75%でハイパーボイスで突破可能、グライオンも確定には出来ませんがポイヒの回復量を考慮しても2発で十分に突破可能です
7.HB水ロトムやサンダー等のメガボーマンダ受けに対しての役割破壊が可能
物理メガボーマンダは対策を怠るとPTが全壊の恐れがあるためこれらに対しての選出誘導性能は素晴らしく役割破壊が決まりやすいです。これと同時にHBギャラドスや風船ギルガルドといった物理型だと予想しての後出ししてくるポケモンへの役割破壊が可能になります。また、メガヤドラン等のB>Dのポケモンに対して大きなダメージを与える事ができます。
8.飛行、龍、炎+αをガブリアス等を抜ける速さから打つことが可能
飛行タイプとして考えると大文字でラティのめざパ炎耐えくらいまでDに振ったナットレイを確定にできる程威力の炎技且つ龍技である程度の電気勢に対抗できるのは限られるでしょう。
9副産物としての後出ししてきたポリゴン2の突破など
これらを5から8で全てが出来そうなポケモンはオンバーンくらいであり、そのオンバーンとは耐久や飛行技の安定して連打できる点などから差別化が容易であります。
持ち物
ボーマンダナイトでお願いします。
性格&努力値について
A.控えめ H4 C252 S252
理想個体値31-31-31-31-31-31
実数値:171-148-150-189-110-172
まず、性格については火力が足りないのでCに補正をかけます。
メガボーマンダは一見、火力があるように思われますがダメージ計算を見るとC方面に関しては火力が足りません。
ですので、ミラー意識やラティ兄弟など105族から118族を強く意識しない場合(ラティはバンギラスで対策しているなど)はCに補正を掛けてください。
性格についてですが物理技を入れるなら、うっかりやもアリですがD方面が脆くなり不意のめざパ氷等で落ちる可能性が上がります。
技 (目安ダメージ計算等)
基本的に/流星群/ハイパーボイス/炎技/好み/になります。
自分の使用頻度はハイパーボイス>炎技>流星群>その他でした
ダメージ計算のバンギラスは天候が「すなあらし」です
確定技
- 流星群
高火力で打つことが可能です。
しかし、打った後に起点にされるのは注意しましょう
H4メガガルーラ 64.6%〜76.2%
H252バンギラス 37.6%〜44.9%
- 大文字or火炎放射
ほとんどのナットレイを確定にしたり、ギルガルドを確定2発にしたい場合、相手に負担をかけたい場合は大文字です。特殊型は受けに来たギルガルドを確定2発に持ち込みたいので基本的に大文字推奨です。性格が臆病の場合は余程のことがない限り大文字にしましょう。
火炎放射は命中安定でナットレイ確定2発(H252なら確定)でいいやって人やハッサムに確定取れるから十分って人向けです。
・火炎放射
H252メガハッサム 122%〜144.6%
H252ギルガルド 46.7%〜55% 乱数2発 (59%)
・大文字
H252ギルガルド(シールド) 55%〜65.8%
- ハイパーボイス
安定の技、等倍であれば多く相手を確定2発にします。グライオンやキノガッサの対策にもなります。
H252メガガルーラ 49.5%〜58.4% 乱数2発 (98.8%)
候補技
PT内での役割によって技を変えてください
- 破壊光線
個人的には候補です。
ハイパーボイスや流星群では多く等倍相手を確定2発にできますが1発には出来ません。すなわち、相手から返し攻撃を受ける可能性があるということです。特殊型メガボーマンダはサイクル戦になり安く体力が満タンに近い序盤であれば相手から攻撃を受けても大抵は大丈夫ですが、終盤、特にラス1対面などで体力が満タンである可能性は少なく1発で倒せなければ返しの攻撃でやられるという可能性があります。その時に破壊光線があれば、並のH振り程度であれば確定にできます。またポリゴン2をハイパーボイス+破壊光線でほぼ確定にできます。しかし、サイクル戦で相手のラス1をハイパーボイスや流星群圏内に入れておけば破壊光線を打たなくて良いです。またハイパーボイス+破壊光線でポリゴン2を突破したところで役割放棄ですし、その後起点されて全抜きされるなんてこともあります。打つときはラス1対面か相手の選出が全て分かったorほぼ間違いなく予想ができていて、打ったあとのケアができている時だけにしてください。絶対に初手、破壊光線は止めてください。
ですので高威力ですが最終兵器的な立場なので、それなら他の技を採用し範囲を広げるのもアリです。
H252マリルリ 100.4%〜118.8%
破壊光線を採用したい理由の1つです。威嚇込みであれば、じゃれつく+アクアジェット耐えますが威嚇なしであるとじゃれつくで確
定なのでラス1対面等で体力満タンのマリルリが残っていたとしてもアクアジェットを耐える体力が残っていれば突破できます。
H4メガガルーラ 96.1%〜113.2% 乱数1発 (75%)
ねこだまし+捨て身は耐えるのですが冷凍Pを持っていた場合耐えれないので75%かけましょう。
H252D12ポリゴン2 ハイパーボイス+破壊光線が37.6%〜44.5%+61.7%〜73.8%
破壊光線が最低乱数引かなければ突破可能です。Dが無振りなら確定です。ですが前述しましたがポリゴン2を破壊光線で突破するのは
役割放棄であり、これを打たないと勝ち筋が無い場合にしか打たないようにしてください。基本は後続に任せましょう。
- ハイドロポンプ
岩、地面タイプに抜群で入るのはいいのですがメガバンギラスを確定2発にできないのは残念です。
HDハードロックドサイドン 91.8%〜108.1% 乱数1発 (50%)
H252ヒードラン 62.6%〜74.7%
H4ランドロス 96.3%〜113.4% 乱数1発 (75%)
H252ファイアロー 95.1%〜112.4%乱数1発 (68.8%)
無振りメガバンギラス 43.4%〜51.4% 乱数2発 (5.1%)
- 地震
ヒードランへ
H252ヒードラン 90.9%〜107% 乱数1発 (37.5%)
- いびき
眠らされてもキノガッサ等には十分な火力が入ります。キノガッサ対策や草タイプの催眠を一任する場合は確定クラスでも良いです。みがわり貫通します。
H4キノガッサ251.8%〜302.2%
H252メガフシギバナ54.5%〜64.1%
- 身代わり
電磁波等の技を空かすため等に
- 毒々
受けに来るポリゴン2等へ耐久に対して
有用そうな技
採用するなら「うっかりや」です。まだ机上論ですが。。。
- 恩返し
ハイパーボイスではチョッキローブシンを確定に出来ないので
H252ローブシン 101.8%〜119.8%
H252補正有りB252ニンフィア 48%〜56.9% 乱数2発 (90.6%)
- 岩石封じ
メガリザードンY 101.9%〜120.2%
与ダメ&被ダメ
物理は基本的に威嚇込みです。
- 対補正有りA252キノガッサ
岩石封じ 36.2%〜43.2%
マッハパンチ 8.7%〜10.5%
こちら
ハイパーボイス 462.2%〜545.1%
おそらくタスキからの胞子ですので、起きるか起きないかです。
- 対A252テラキオン
岩雪崩 39.7%〜49.1%
ストーンエッジ 53.8%〜64.3%
108族の格闘に先手を取られるのは、この型の欠点一つでしょうか。
岩雪崩の場合は2耐え可能です。
こちら
ハイパーボイス 68.6%〜81.3%
- 対補正有りA252メガバシャーモ
メガシンカしていない状態で威嚇込み馬鹿力 30.4%〜36.2%
馬鹿力 20.4%〜24.5%
叩き落す 15.2%〜18.1%
こちら
ハイパーボイス 162.5%〜190.9%
- 対A252メガミミロップ
メガシンカしていない状態で威嚇込み飛び膝 26.9%〜31.5%
冷凍パンチ 56.1%〜67.8%
- 対C252メガルカリオ
ラスターカノン 61.9%〜73.6%
こちら
大文字 120%〜142%
ハイパーボイス 95.8%〜113.7% 乱数1発 (75%)
- 対H244補正有り命の玉C252ウルガモス
オーバーヒート 51.4%〜61.4%
こちら
ハイパーボイス 104.7%〜123.5%
- 対H252D108ナットレイ
アイアンヘッド 14%〜16.3%
こちら
大文字 114.9%〜137%
- 対H252補正有りC252メガフシギバナ
ヘドロ爆弾 51.4%〜61.4%
ギガドレイン 10.5%〜12.8%
こちら
ハイパーボイス 96.2%〜113.3% 乱数1発 (75%)
- 対H252補正有りB252水ロトム
10万ボルト 33.9%〜40.9%
参考補正有りC252 めざパ氷 84.2%〜100.5% 乱数1発 (6.3%)
こちら
ハイパーボイス 31.2%〜36.9%
流星群 69.4%〜82.8%
ハイパーボイス+流星群で確定です。
- 対H252補正有りB252サンダー
めざパ氷 70.1%〜84.2%
こちら
大文字 36.5%〜43.1%
流星群 64.4%〜76.1%
2段階下降 31.9%〜38%
低乱数を引きますと流星群+2段階下降流星群で倒せませんが大文字+流星群は確定です
- 対H4補正有りA252メガガルーラ
ねこだまし 12.2%〜14.6%+5.2%〜7%
捨て身 33.9%〜40.9%+16.3%〜19.8%
冷凍P 58.4%〜70.1%+28%〜35%
ねこだまし+捨て身は耐えれますが、冷凍Pだと無理です。
- 対H252補正有りA252ギャラドス
ストーンエッジ 38.5%〜45.6%
氷の牙 51.4%〜60.8%
参考A4氷の牙 39.7%〜46.7%
こちら
ハイパーボイス 51.9%〜61.3%
- 対H252補正有りA252マリルリ
じゃれつく 65.4%〜79.5%
威嚇無し 100.5%〜119.2%
- 対A252ガブリアス
逆鱗 64.3%〜77.1%
岩石封じ 22.2%〜26.9%
流星群 102.9%〜122.8%
こちら
流星群 144.2%〜170.4%
襷流星群ガブリアスもいるので注意が必要です。
- 対H212A44グライオン
岩石封じ 15.2%〜18.7%
こちら
ハイパーボイス 81.9%〜97.1%
ラキグライムドーラドラン等の受けループを見る場合は無邪気ASベース(例えばA252C36S220)の方が良いです。特殊型ではラッキーを突破できないことに注意してください。
A252恩返しでラッキーほぼ確定2発C36ハイパーボイスでヤドラン85%程で確定2発です。
参考ダメ
C4スイクン 冷凍ビーム 79.5%〜95.9%
C252ゲンガー こごえるかぜ 81.8%〜98.2%
相性のいい味方
- ナットレイ
クレセリアやポリゴン2に対して有利立ち回れ、宿り木の種またはステロで補助が可能です。
- 水ロトム、ランターン
ボルチェンによるサポートやゲッコウガに対して誤魔化し、ナットレイと組ませる場合ライボルト等を安定して倒せるランターンも考えられます。
PTの軸として採用するのもありですが、例えばメガガルーラを軸としてメガガルーラが選出できない時に選出するパターンなどもアリだと考えています。
これで育成論を終わります。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。