はじめに
お疲れ様です、ぶんそんです。よくレートで使ってる型を持ってきました。すでに素晴らしいアッキのみニンフィアが投稿されていますが、コンセプトや技構成、調整まで違うのでフォークにはしませんでした。
注意
・個体値は互いに6Vを想定します。
・ある程度の略称を使います。
・規約を守った利用をお願いします。
・敬語でない、論に関係ない内容、煽りや挑発要素等を含むコメントは私宛でなくても返信せず、予告なく消去します。
・育成論自体も不要と判断すれば消去します。
・コメント返信は遅れる場合があります。
コンセプトと立ち回り
瞑想ニンフィアのサブウェポンや欠伸の枠をバトンタッチに変えた型。バトンにより止まる相手を減らしたり、勝ちルートを作り出すのが狙いです。バトンの恩恵を考えて持ち物はアッキ、それにより回復技は願い事にしています。以下、対面相手による立ち回りを解説します。
1.対物理→殴り勝つor起点
アッキを持たせ、性格補正をかけることで物理相手の対面性能が向上します。具体的には特化メガへラクロスのロックブラストを確定で2耐えするほどです。積み技なしのガブ程度の火力なら願い事→瞑想→願い事→瞑想で起点にできます。Bに補正をかけなくてもマンダやガルの捨身はギリギリ耐えられますが、実戦では定数ダメや蜻蛉チェン、願い事の回復漏れ等で被弾しているケースも多いため、補正をかけた方が安定します。普通の瞑想ニンフィアでもそうですが、起点にするか攻撃するかの見極めが重要になります。
2.低〜中火力特殊→起点
これは普通の瞑想ニンフィアと変わりません。クレセリアからミトムクラスまでの特殊は餌です。ただ、相手によっては瞑想からではなく願い事から入るのが安定になります。これは願い事の回復が次のターンなので、先に瞑想すると回復が追いつかないことがあるからです。ここら辺は慣れですが、慣れてくると願い事の安定感は眠るよりも使いやすいのではないかとも思えてきます。
3.ニンフ受けに交代される→バトン
ここでバトンタッチが生きてきます。例えば眠カゴ瞑想を使っているとよく瞑想や眠るのタイミングでナットレイが出てきて、めざ炎がなければ交換を強いられ積みはリセットされますが、バトンの場合能力を後続に引き継がせることができます。BやDが上がることを考えれば、物理に引き継がせても構いません。その他願い事の回復が追いつかず、攻撃するより引いた方がいいときや相手が悠長でバトンすれば勝ちと思ったときはバトンするのも有効です。
瞑想眠る型との比較
普通のねむカゴorアッキ瞑想型(控えめHBC調整)とどう違うの?という方向けにメリット・デメリットを考察していきます。
メリット
・アッキによる物理相手の対マン性能の向上→選出幅が広がる
・願い事により2回目以降もスキを見せない回復ができる→寝言は運要素が大きく、いびきは火力不足&睡眠中瞑想や回復を選べない。また、願い事は回復が次のターンなので、相手を流したとき回復が不発にならず安定する。
・バトンタッチによる腐りにくさ&能力引き継ぎ→ニンフで全抜きできなくても後続に託せる(苦手な相手にも対応しやすい)
・願い事による後続のサポートができる→メガエースの無償降臨等
・バトン楽しい、意表をつける等
デメリット
・火力が落ちる→ガブやヘラに対する乱数が動く。
・状態異常に弱い(バトンである程度対応可能)→ねむカゴの利点である催眠対策ができない。
・ニンフィア自体の抜き性能の低下もしくは欠伸による対面操作ができない→ラス1に残したりするとバトンが腐る
・眠るによる速攻回復ができない→メガリザYのオバヒ読み眠る!などピーキーな行動が取れない。また、一度高火力で削られると回復が間に合わないことも多く、願い事を挟みながら立ち回る必要がある。
だいたいこのあたりでしょうか。役割対象に安定させたいならねむカゴ、広く選出していきたいならアッキバトンをお勧めします。
採用理由
1.竜技の一貫性切り
2.瞑想バトンによる特殊エースの補助
3.ガブ、ランド、マリ、ボルト等中火力相手へのタイマン性能
4.対身代わり、対受けループ等
調整案
性格 ずぶとい
持ち物 アッキのみ
努力値 H244 B252 D12(余り)
HB 特化メガヘラのスキリンロックブラストをアッキ込み確定2耐え、陽気ガブの地震をB1段階上昇で確定3耐え
HD 特化ミトムのドロポン確定2耐え、特化メガリザYの晴れオバヒ確定耐え
コンセプト1で解説したとおりです。ニンフィアは物理を誘うので、アッキのみやB振りは非常に生きることが多いです。残りは余りなので、CやSに振ってもいいですが積みの安定感を増すために私はDに振っています。持ち物はバトン中心の運用なら弱点保険もありかもしれません。
技構成
ハイボ、瞑想、願い事、バトンで確定です。
ハイパーボイス
メインウェポン。これで無理な相手はバトンします。
H252 メガへラクロス 73.7〜87.7%
無振り メガへラクロス 89〜105.8%
無振り ガブリアス 89.6〜106%
H252 クレセリア 25.5〜30.3%
H252 ミトム 42.6〜51.5%
めいそう
コンセプト1と2を参照。低下力を嵌めます。
ねがいごと
眠ると違い即効性はないですが、何度もスキを見せずに使えて、交代されても安定しやすい回復技です。(何より技スペや持ち物を空けれる!)状態異常は回復できませんが、バトンがあるのであまり気になりません。
バトンタッチ
コンセプト3を参照。サブウェポンではどうしても無理な相手が出てきますが、バトンの場合はそうなりにくいです。因みに受けループは積めるだけ積んでバトンして特殊メガルカリオ等でラッキーをゴリ押せば大体勝てます。
相性の良い味方
メガバシャーモ
ナットやドラン等ニンフに強い相手に強いので、バトン先にオススメです。さらにこいつもバトンを覚えさせることで、能力を3匹目にも引き継がせることができます。
メガリザードンY
6世代特殊の超火力。妖と炎の補完はバシャと同じですが、火力は圧倒的に勝ります。ニトチャ型か耐久羽休め型がお勧め。
被ダメ
特化メガヘラ ロクブラ 49.7〜59.7%
A252 ガブ じしん 40.2〜47.7%
特化ランド じしん 47.7〜56.7%
特化ミトム ハイドロポンプ 34.8〜41.7%
特化ミトム 10万ボルト 28.8〜34.3%
特化ガルド シャドーボール 33.3〜39.3%
C4 メガゲンガー シャドーボール 28.8〜34.3%
特化マリルリ じゃれつく 44.7〜52.7%
無振り ナットレイ アイへ 41.7〜48.7%
終わりに
ずぶといアッキとバトンタッチにより幅広く選出していける型となっています。テンプレニンフィアに飽きたらどうぞ。最後まで閲覧ありがとうございました。