バシャーモ - ポケモン育成論ORAS・XY

【対害悪】ラムバシャ【壁割】

2016/02/15 13:03 / 更新:2016/02/15 22:22

バシャーモ

HP:HP 80

攻撃:攻撃 120

防御:防御 70

特攻:特攻 110

特防:特防 70

素早:素早 80

ブックマーク1.301.301.301.301.301.301.301.301.301.30閲覧:13672登録:0件評価:1.30(6人)

バシャーモ  ほのお かくとう  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
特性
かそく
努力値配分(努力値とは?)
攻撃:252 / 特防:20 / 素早:236
実数値:155-189-90-x-93-130
覚えさせる技
フレアドライブ / とびひざげり / まもる / かわらわり
持ち物
ラムのみ

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このポケモンの役割
物理 / 攻め
ルール
シングルバトル / 見せ合い63
登録タグ

考察

前置き

 本育成論では、ステータスの”HP/こうげき/ぼうぎょ/とくこう/とくぼう/すばやさ”はそれぞれ”H/A/B/C/D/S”と表記し、個体値に関しては特に説明がない限り全ての個体値が31の理想個体とみなして考察を行います。Sに性格補正込みで努力値252振ったものを「最速」、Sに性格補正なしで努力値252振ったものを「準速」と表記します。努力値を1つの能力に対して252振ることを「ぶっぱ」と表記します。

役割

  • 「いばる」、「でんじは」等の状態異常技を使う、俗に言う「害悪」の突破。
  • 「ひかりのかべ」、「リフレクター」による起点づくりの阻止。
  • 物理アタッカー。

採用理由

 バシャーモは、現環境に多いジャローダ、ボルトロス、クレッフィなど状態異常技持ちのポケモンに一貫している炎技を高火力で撃てることできます。特にクレッフィを意識しました。「いばる」、「でんじは」による運ゲはレートでは避けたいものですが相手が使ってきた以上迎え撃つしかありません。クレッフィは「でんじふゆう」の習得により地面タイプでの対策は安定しなくなり、Dに厚く振ることが多いです。ですので炎タイプの物理攻撃が突破口としては安定して使えると考えられます。高火力な炎タイプの物理アタッカーとしてはバシャーモの他にウインディ、ゴウカザル、ヒヒダルマなどが挙げられます。バシャーモはその中でも一貫性と高火力が確保でき、「ラムのみ」持ちの型が少ないため意表を突けます。なにより「かそく」によって多くの相手を上から殴ることができるのがバシャーモの強みであり、他の炎物理アタッカーとの差別化のポイントです。

持ち物

ラムのみ
 本育成論のコンセプトなので確定です。

技構成

フレアドライブ
 メインウェポン1。役割対象に一貫した炎物理技です。

とびひざげり
 メインウェポン2。リスクはありますが高火力が出ます。

まもる
 かそくバシャの代名詞。読まれた際の積み技に要注意です。

かわらわり
 両壁の破壊と命中安定の格闘技です。

※その他候補として

  • どくどく

 耐久ポケモンへの対策。どく状態にならない毒タイプ、鋼タイプには一貫して攻撃が通るので相性が良い。

  • みがわり

 ラムのみと相性が良く、さらなる状態異常の対策になります。

  • つるぎのまい

 こちらもラムのみと相性が良いです。隙をみて積めば確定をとれない相手にも有利になります。

性格

 物理技のみのアタッカーなので性格は「いじっぱり」と「ようき」の選択になります。基本的には「いじっぱり」推奨です。この型は居座り性能が非常に高く、高い火力で相手の交代先にも圧力をかけていくことができます。Sは特性の「かそく」によって上昇させることで補えます。ただし「いじっぱり」の準速では「かそく」1回では最速130族が抜けません。使用していてSの遅さがどうしても気になるようでしたら「ようき」にしていただいてもかまいません。

特性

かそく
 Sを補うためにも「かそく」で確定です。「トレース」持ち、特にメガフーディンやサーナイトには要注意です。

ステータス

 性格:いじっぱり
 個体値:31-31-31-×-31-31
 努力値:0-252-0-0-20-236
 実数値:155-189-90-×-93-130
A:相手の後続へ圧力をかけたいのでぶっぱ。
S:「かそく」1回で最速125族抜き。
D:残り。役割対象に特殊型が多いこととダウンロード対策も兼ねて。

ダメ計

 HABCDSに続く数が努力値、↑が補正、与ダメでは()がH-Bそれぞれの実数値、被ダメでは()がAもしくはCの実数値を表しています。

与ダメ

  • フレアドライブ

◆H252(182-115)ジャローダ
  121.9〜145%(確1)
※壁込み 60.9〜72.5%(確2)

◆H252(167-100)キノガッサ
  152〜180.8%(確1)

◆H252(187-143)メガフシギバナ
  48.1〜57.7%(89.1%高乱2)

◆H252(167-100)メガゲンガー
  76〜90.4%(確2)

◆H228(161-111)クレッフィ
  142.8〜168.9%(確1)

◆H244 B252↑(191-147)トゲキッス
  45.5〜53.9%(43.8%中乱2)

◆H252 (186-90)化身ボルトロス
  76.3%〜90.3%(オボン込み確2)

◆H252 B252↑(157-194)メガヤミラミ
  42.6〜50.3%(1.2%超低乱2)

◆H252(157-145)メガクチート
  (威嚇込み)73.8〜89.1%(確2)

◆H252(167-170)ギルガルド(シールド)
  91〜107.7%(43.8%中乱1)

  • とびひざげり

◆H132 B124(182-111)ライコウ
  69.2〜81.3%(確2)
  ※壁込み 34.6〜40.6%(確3)

◆H4(148-87)ゲッコウガ(変幻自在により等倍)
  108.1〜127.7%(確1)

◆H252(177-250)メガボスゴドラ
  48.3〜56.7%(89.1%高乱2)

◆H252 B252↑(192-156)ポリゴン2(輝石)
  62.5〜75%(確2)

◆H228 B76(209-130)メガガルーラ
  103.3〜121.5%(確1)

◆H252 B252↑(157-174)ウォッシュorヒートロトム
  51.5〜61.1%(確2)

◆H252 B252↑(215-187)カバルドン
  34.8〜40.9%(確3)

◆H4(184-115)ガブリアス
  65.7〜78.2%(確2)

  • かわらわり

◆H252(177-70)レパルダス
  134.5〜159%(確1)

◆H252(182-115)ジャローダ
  38.4〜46.1%(確3)

◆H132 B124(182-111)ライコウ
  40.1〜47.8%(確3)

◆H252 B252↑(192-156)ポリゴン2(輝石)
  35.4〜43.7%(確3)

◆H4(186-100)マンムー
  87〜103.2%(25%低乱1)

◆H252(207-130)バンギラス
  117.8〜141%(確1)

◆H252(207-170)メガバンギラス
  92.7〜110.1%(50%中乱1)

◆無振り(145-108)メガルカリオ
  103.4〜121.3%(確1)

◆無振り(140-114)メガミミロップ
  100〜120%(確1)

被ダメ

  • 物理

◆A252↑(200)キノガッサのマッハパンチ
  49〜58%(95.3%超高乱2)

◆A252↑(200)キノガッサのがんせきふうじ
  49〜58%(97.7%超高乱2)

◆A252(197)メガルカリオのしんそく
  43.2〜50.9%(3.9%超低乱2)

◆A252(188)メガミミロップのとびひざげり
  98.7〜116.7%(93.8%超高乱1)

◆A252(147)ゲッコウガ(いのちのたま)のみずしゅりけん
  1回あたり25.1〜30.3%(3回まで確定耐え、4回以上で確1)

◆A252(146)ナットレイのジャイロボール(威力150)
  44.5〜52.2%(19.9%低乱2)

◆A252(146)ナットレイのはたきおとす(持ち物あり)
  19.3〜22.5%(確6)

◆A252↑(172)メガクチートのふいうち
  36.7〜43.8%(確3)

◆A252↑(112)ちからもちマリルリのアクアジェット
  73.5〜86.4%(確2)

◆無振り(101)ファイアローのブレイブバード
  98〜117.4%(超高乱1)

  • 特殊

◆C252(127)ジャローダのリーフストーム
  32.9〜38.7%(C2段階上昇込みで乱2)

◆C252(222)メガゲンガーのヘドロばくだん
  78〜92.9%(確2)

◆C252↑(191)メガフシギバナのヘドロばくだん
  67.7〜80%(確2)

◆C252(177)化身ボルトロスの10まんボルト
  62.5〜74.1%(確2)

◆C252(167)ライコウの10まんボルト
  60〜70.3%(確2)

◆C4(125)ウォッシュロトムのハイドロポンプ
  108.3〜129%(確1)

◆C252(157)FCロトムのボルトチェンジ
  43.2〜50.9%(3.1%超低乱2)

◆C4(141)トゲキッスのエアスラッシュ
  85.1〜100.6%(6.3%超低乱1)

◆C4(126)ポリゴン2のトライアタック
  39.3〜47%(確3)

その他調整例

  • 例1

 性格:いじっぱり
 個体値:31-31-31-×-31-31
 努力値:0-252-0-0-4-252
 実数値:155-189-90-×-91-132
A:相手の後続へ圧力をかけたいのでぶっぱ。
S:準速。単純にS競争に有利にするために。
D:残り。ダウンロード対策。

  • 例2

 性格:ようき
 個体値:31-31-31-×-31-31
 努力値:0-252-0-0-52-204
 実数値:155-172-90-×-97-138
A:同上。性格「いじっぱり」と比較してやや火力に劣ります。
S:「かそく」1回で最速135族抜き。
D:残り。ダウンロード対策。補正無C252のFCロトムの「ボルトチェンジ」確3。

相性の良い味方

スイクン
 苦手とするファイアローや地面タイプ、ドラゴンタイプのポケモンに強く、相性補完も優れています。

サンダー
 相手の飛行技に合わせて後出しができ、苦手とする水タイプ全般に強く出られるだけでなく地面技も透かせます。クレッフィを相手にするサイクル戦では後攻「ボルトチェンジ」によって有利対面を作ることができます。

メガガルーラ
 ラムバシャのおかげで「でんじは」「おにび」等による機能停止のリスクが減るため、非常に選出しやすいです。この2体を並べるとヤドランやクレセリアといった物理受けで止まってしまうので選出、運用時には注意が必要です。

最後に

 あいさつが遅れました。今回の投稿が初になりますミカエです。よろしくお願いします。今回のラムバシャの育成論はいかがでしたか?レート環境では安定行動をしたいですが、自分では運ゲを避けていても相手に持ちかけられたら運ゲにならざるを得ません。ですので運ゲを仕掛けてくる相手をこちら側の流れに引き込み正当に勝ってやりたいという意志のもとこの型を考えました。皆さんも「でんじは」「いばる」等の対策にぜひ育成してみてください。

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コメント (2件)

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16/02/15 16:14
1いか鉄 (@ikairon_7)
さすがにラム1つではクレッフィに対策できているとは言いがたいですね。
結局麻痺することは避けられませんし、複数回サイクルを回されてしまえば対策しきれていません。
相方のサンダーにボルトチェンジを仕込み、サンダー受け出しからボルチェンで身代わりを破壊しながらバシャにつないで対面をつくるなど、+αの対策が考察されていると良いと思います。
(まぁ同時選出できるとは限りませんが)

あと採用理由を見る限り、瓦割りが必須とは思えないので候補技に落としてよいかと。
メガガルーラと合わせる場合に耐久ポケに刺さる毒毒や、ラムと相性の良い身代わりや剣舞などを仕込むなど、他にも候補はあると思います。
16/02/15 21:53
2ミカエ
>1
コメントありがとうございます。
確かにサイクル戦が長引けばバシャーモとラムのみだけではクレッフィの完璧な対策となると仰る通り不十分になります。後ろにサンダーを置くなどのパーティが前提になる点が本育成論の至らない部分だと受け止めます。サイクル戦に関してサンダーの欄に追記させて頂きます。

かわらわりに関しては採用理由では述べてはいませんが、役割として壁貼りによる起点づくりの阻止があります。しかしご指摘のように、かわらわりが確定技ではなくても良いという意見が他にいくつか寄せられたら候補技に落としたいと思います。どくどく、みがわり、つるぎのまいに関しては候補技として十分に考えられるため追記させて頂きます。
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