はじめに
けーきと申します。
今回はHSベースの悪巧みボルトロスの投稿をしたいと思います。
すでに既存の悪巧みはありますが、あちらは珠持ちのエース仕様であり、こちらとは型がかなり異なるのでフォークはしません。
またこの考察ではHP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さを順にH、A、B、C、D、Sの略称で表し、個体値はすべて理想値とします。
ボルトロスとは?
5世代の準伝説の一角ですね。
化身と霊獣のフォルムチェンジが可能であり、特性・種族値が異なるためほぼ別ポケモンのような使い方になります。
今回は補助的な役割が多くなる化身の方のボルトロスについて書いていこうと思います。
ステータスについて
79-115-70-125-80-111
ACSが高く、HBDが水準よりやや低めといった感じです。
この種族値のため5世代のころは珠や帯を持たしたATが主流でした。
現在ではオボン持ちが一位・ずぶといやおだやかも一定数いるなど、当初の環境から大きくシフトチェンジしてますね。
持ち物性格について
持ち物はオボンで確定です。
理由は後述にて。
性格はORASレートで使えるいたずらごころです。
XY環境でもいたずらごころ確定ですが。
電磁波を優先度+1でうてる恩恵は非常に大きいですね。
なぜオボンを持たせるのか?
HBやHDはサイクル戦におけるクッションの役割を果たします。
CSはATとしての役割を果たします。
HSでオボンを持たせ耐久の疑似的な増強によるクッション、悪巧みを採用すること耐久ポケに対してや交代読みで積むことで火力の増加と両方としての採用をできるようにしてます。
欠点としてはCSほど火力がないため1積みでも中耐久より少し高いくらいにはたえられてしまうこと、高火力の一撃で沈んでしまうことです。
運用法を間違えると非常に中途半端な感じで終わってしまいます。
運用法について
基本はPT内のストッパーか抜きエースか選んで選出します。
そこまで耐久値があるポケモンではないので。
立ち回り次第では自分が暴れた後電磁波だけ巻いて退散という使い方もできなくはないです。
マンダ・スイクンあたりが仮想敵となりやすいですが、基本的にはこれといったのはありません。
努力値調整
個体値は31-0-30-31-31-31が理想です。
どこも妥協できないのでできる限りA以外は粘ってほしいです。
Bはめざぱ氷個体により30で確定です。
H244B8C4S252
185-^-91-146-100-179
Hは4n+1にしてオボン効率UP+奇数
Sはとりあえずぶっぱ、調整するのはSから
BCDはあまりをふりわけ
ベースはこれになります。
S調整としては
105抜きor準速120抜きの212振り・・・準速メガマンダぬけたらいいってひとはこれ。
220振り・・・上記の調整してるポケモンを抜きたい方はこちらで。
102抜きの188振り・・・ガブリアスは最低限抜いておきたいので調整するならここが最低ラインです。
Sを振らないと悪巧みから抜いていけないことが発生するのでSは最低限確保する必要があります。
余った分は、
B40でファイアローの鉢巻フレアドライブ耐えになります。
D20でC252メガゲンガー及びギルガルドのシャドーボールをオボン込2耐えになります。
ガブリアス抜きにする場合は
244-^-40-0-20-188で492なのであまり16を好きなところに。
準速メガマンダ抜きにする場合は
244-^-32-0-20-212という感じになります。
技構成
- 確定技
10万ボルト
命中威力安定のメインウェポンです。
サイクルを回したいが抜きエースでもあるのでボルトチェンジはなしです。
放電は威力不足ですし、耐久値が微妙+再生技を持たないこのポケモンには不向きです。
めざめるパワー
電気と補完がとれ、ガブマンダランドに4倍つける氷です。
悪巧み
C2↑の積み技。
今回の肝ですので確定です。
電磁波
先制電磁波の強力なのはお墨付きですし、エースストッパーやほかのポケモンの起点づくり、パーティーでも重いポケモンの機能低下など利用方法は多岐にわたります。
くそげーもしかけられる優秀な技です。
基本はこの4つで確定です。
どうしても重いポケモンがいて気合い玉や草結びといった技を採用したい場合は基本めざぱ切りになります。ついでに厳選難度も下がります。
どういうPTにいれるのがいいのか?
対面構築が一番楽に入れやすいですね。
オボンを生かして2耐え+次のポケモンに電磁波というパターンを取りやすく、カバルカイリューといった起点構築に対してもエースに対して電磁波によるストッパーになれるので、弱点をつぶせます。
他にも自分のPTで電気枠で何かほしいと思ったら入れてみると案外馴染んだりします。
高水準の種族値の特権ですかね。
HBとHDとの違い
要するにSを振るか振らないかのメリットについて記載していきます。
HSのメリット
・上を取られない。
これだけですね。
ただ流し際に悪巧み積んだ場合にガブマンダその他含めボルトロス無振りの状態から最速-1の間にいるポケモンに抜かれないことで不要なダメージを減らせるというのは大きいです。
耐久のメリット
・起点の範囲が大きくなる
これは耐久相手に顕著にでます。
HSなら一回しか積めないところを二回以上積めたりするようになります。
・クッション性能の向上
マンダアローなど、半減で受けに行きたいときにステロや毒などである程度削られていてもクッションとしての役目を果たすことが可能です。
ダメージ計算
特に記載のないものは無振りないしは4振りです。
悪巧みは二倍と思ってください。
C4計算です。
- 与ダメ
10万ボルト
H252スイクン53.1〜63.8%
ミラコ警戒で悪巧み安定です。
H252ファイアロー90.8〜107%
乱数で飛びますし、一応反動で落ちます。
舞われた場合は羽根連打のタイミングでどこかで悪巧み積むといいです。
HDは悪巧み積んでしまえばいいです。
H252メガゲンガー39.5〜46.7%
電磁波で足をとめつつ突破できたらラッキー程度に思った方がいいですね。
H212ヒードラン30.1〜36.3%
耐久ボルトとばれたらかなり受け出しされることが多いので。
HDでS調整のドランだと悪巧み10万二発だと残飯込で耐えられることがあるので
まもると悪巧みの兼ね合いは自身の判断に任せます。
ダメージからある程度型判別はつきます。
めざめるパワー氷
ガブリアス69.9〜83.1%
岩石封じ+逆鱗で突破されてしまうので注意。
裏にフェアリーの積みポケ入れておくといいかと。
H252D92チョッキランドロス40.8〜49%
努力値は適当ですが、このラインから確定3です。
岩石封じ込で抜かれることもあるので注意が必要です。
H252ジャローダ31.9〜38.5%
相手交代時にめざぱ+悪巧みめざぱで落とせます。
珠↑以外のリフストは二発耐えるので大丈夫です。
対面は電磁波うつかめざパかですが、ラム警戒するならめざぱ、うしろがCあがったジャロがどうしようもないなら電磁波連打です。
- 被ダメ
A252ガブリアスの岩石封じ49.7〜59.5%
A252↑霊獣ランドロスの岩石封じ59.5〜70.3%
二発耐えるのが厳しいのです。
A252のメガボーマンダの捨身タックル51.9〜61.6%
補正無しはオボン込2耐え
A252↑のメガボーマンダの捨身タックル56.8〜67%
乱数しだいです。
C4ジャローダのリーフストーム18.9〜22.7%
C252メガゲンガーのシャドーボール55.1〜64.9%
C4サンダーの10万ボルト40.5〜47.6%
C4スイクンの冷凍ビーム41.1〜48.6%
何か追加してほしいのがあれば随時追加いたします。
最後に
数値だけだと少し足りない感じはありますが、実際そこまで振ってないとか、電磁波バグを誘発できたりなど机上以上の活躍をすることが非常に多いです。
また誤字脱字、ここが悪いなどという点があればコメントで指摘をお願いします。
この育成論が不要というコメントが多ければ削除します。