まえがき
こんにちは。
今回投稿させていただきました、エクスカバータという者です。お見知りおきを。
前回の育成論では大変お世話になりました。これからもよろしくお願いします。
では今回も拙い文章ではございますが、「アーケオス」の考察に入っていきたいと思います。
アーケオスの育成論は沢山ありますが、自分のIDになるほど大好きなポケモンなので、僭越ながら投稿させていただきます。
いつものごとく、ご指摘・ご感想などコメントをお待ちしております。
「不要」とのコメが多ければ、もちろん削除いたします。
アーケオスについて
「ポケットモンスターブラック/ホワイト」にて初登場のポケモンで、今作のカセキポジション。
ちなみに種族値合計は567。
さらに個別に見てもA140C112S110とブッ飛びまくりの種族値ですが、ゲームフリークの陰謀「よわき」のせいで先制技やら「いかりのまえば」やらにめったやたら弱いのが現状。
ことに「アクアジェット」や「バレットパンチ」「こおりのつぶて」に至ってはバツグンで入り、耐久の低さで弱気になる間もなく1撃で持っていかれることもある潔さ。
ですが攻撃面では非常に優秀で、A140からの「ストーンエッジ」「アクロバット」「もろはのずつき」「じしん」などは脅威的。
さりげなく112あるCからの、「きあいだま」や「りゅうのはどう」、変わりダネでは「がむしゃら」+「でんこうせっか」なども存在します。
ちなみにとくせいを考慮しなければ、レパルダスに全てのステータスで勝っていたりします。
BW2にて教え技を大奮発。
アクアテールやはねやすめ、あろうことか(羽ポケはまぁ必然ですが)ねっぷうにげきりんまで習得。
きあいだま以外にも鋼への対抗策、またドラゴンどもへの厳しい一撃を狙えるようになりました。
「ひこうのジュエル」と合わせて脅威的な威力を叩き出すアクロバット型はこちら。
フェンレイ様のジュエルバット型:bw/23
型の概要
努力値配分を見て、この投稿者は重体だなと感じられた方もいらしたでしょう。
なぜロクな防御性能がないコイツにHに振らせるのか。
答えはただ1つ、「もろはのずつき」の施行回数を増やす相手を多くするためです。
みなさんはこのような経験はないでしょうか。
「あーあ………アーケオスがよわきにならずに2発撃てればサイクル壊せるのに………」
つまり、1撃撃ったあとによわきになる確率を減らし、また生き残る確率を上げるのが目的です。
強気なうちにもろはのずつきを2発放てれば便利ですしね。
例として、じしん読み出しで出てきた防御特化エアームドに対して撃ちました。エアームドのHPは極振りされていることが多く、普段は高乱数2発で落とせるのですが、落とした時点で自分のHP<与えたダメージなので弱気になってしまいます。
しかし、このアーケオスの場合HPと与ダメの関係に対する符号が逆転するため、強気で3発撃ちに行けるのです。
実際はゴツメなどで強気なのは2発になりますが。
ただし、いくらHを高めたとはいえHが極端に高い相手とやりあうのは危険。
(それを如実に表しているのがハピナスです。お互いのゲージが一瞬で消し飛びます。高Hかつ低Bの輩は特に苦手)
そして、Sに振れる努力値が無きに等しいため、持ち物でカバーした格好になります。
これでもSは最速ラティオスを抜いており、上から潰せるようになっています。が、スカーフヘラクロスなんかには抜かれて瞬殺されるので、スカーフ相手には細心の注意を払って行動するようにしてください(ジュエルバット、つばめがえしなどを警戒して出てこないかもしれませんが)。
もろはによる反動を回避する方法として他にはみがわりやオボンがあります(音鳥様の育成論:bw/2798)。
こちらとコンセプトは似てますね。
あちらとの違いは、
- みがわり非搭載なので、補助技(鬼火など)を透かせない
- みがわり抜きならより多くの相手にHPを残せる
- 後手に回られてもみがわり分のHPをムダにせずに済む
………といったところでしょうか。
技を縛られても、基本はもろはぶっぱなので被害は薄そうです。
せいかく
確定欄は「やんちゃ」です。
ねっぷうを使う関係上。
Sは12振りでもスカーフを持てば実数値198(最速シェイミSF、準速アギルダー抜き、最速メロエッタSF同速)まで上がります。
ハチマキを使うならようき1択でしょう。
努力値
6V前提で、
H244 A252 S12
Hは「もろはのずつき」の反動(1/2)を考えて奇数(181)、なるべくよわきにならないように極振りに。
Aは極振り。
余りはSに。
これで計算が間違ってなければ、弱気が発動するのが極振りH74、4振りH105族を倒しきったときです。
ハチマキ巻くならSとAを逆にしてください。
ただいま調整例を考案中です。随時コメントにて受け付けております。
とくせい
潔く諦めましょう。
もちもの
こだわりスカーフで。
激戦区であるS110族。
Sを高めないと生き残れません。
もろはぶっぱなのでこだわるデメリットもあまり感じられませんしね。
ハチマキにしてもよかったのですが、流行りの(スカーフを除く)ラティオスを吹っ飛ばせるのが美味しかったのでスカーフにしてみました。
ラティと同速になるのを気にしないのであればハチマキを巻いて破壊力を求めるのもアリだとは思います。
技考察
確定技を先に載せております。
- もろはのずつき
説明不要、アーケオスのメインアーム。
等倍でも大抵の相手を2発以下で落とす火力。
確定です。
誰かの言葉を借りるようですが、一瞬の美であるジュエルバットと違いこちらは(半)永久の美。2発撃てば、弱気非考慮で威力がジュエルバットを上回る。
(ジュエルバット:247.5+165=412.5<もろはのずつき:225+225=450)
- 以下候補技
- じしん
相性補完に。じめん技は目立ちませんが、実際火力は高いです。
じめん技を主力に戦う陸軍ドサイドン、いわ技をメインに戦う空軍アーケオス、といったところでしょうか。
一応準確定。
- とんぼがえり
抜きエースとして採用するのなら、序盤はとんぼがえりでサイクルを回し、削れてきたところをもろはで抜いていく戦いもできます。
準確定。
- ねっぷう
ついに念願のはがね(というかゴツメムドーさん)への対抗策を手にいれました。
スカーフなので使いづらいですが、これがあるのとないのとでははがねへの安定感が違うでしょう。
きあいだまは70%ですがねっぷうより高威力。範囲も違うのでお好みで。
交換読みではややリスキーですが………。
- ストーンエッジ
もろはのずつきを撃ちたくない序盤戦などに削っていくために。
両立も十分ありだとは思います。
- きあいだま
こだわる故使いづらいですが、はがねなどをPTで突破しづらいと感じるなら。
これを入れるならスカーフにして、BかDに下降補正をかけるといいでしょう。
ねっぷう習得によりやや地位が落ちたかも。
- げきりん、ドラゴンクロー
ガブリアスを抜いている上、もろはで削れないのでその点では有用。しかしそれまで。
- かみくだく
もろは使いましょう。フーディンはおろかランクルスも消し飛びます。一応反動で死にたくない内にゴーストと鉢合わせた時にでも。
- ついばむ、つばめがえし
ヘラクロスキノガッサビリジオン、その他避けモンへどうぞ。
- めざめるパワー氷
いかくランドロスにでも。
もろはでいい気がしますがじめんドラゴンどもへの一撃にも有用。
その他の候補技はコメントにてお待ちしております。
立ち回り
先発または死に出しを推奨。序盤からもろはのずつきでエースの厄介者を排除してもよし、エースとして中盤から削れてきたところを抜きにかかってもよし、です。
ただし、先制技にとことん弱いのはご愛嬌。
一致バツグンレベルでは、よわきどころか即死する恐れもあるので注意です。一応Hに振ってはいるので耐えることは耐えますが。
また、おにびやでんじはで機能を喪失します。そういった技の多い環境でしたら、みがわりを採用したアーケオスをご使用ください。
ダメージ計算
こちら確定欄の配分とさせていただきます。
- vsB特化エアームド
ダメージ:86〜102
48.5〜57.6%
ゴツメが大半なので実際倒してもよわきになりますが、高乱数2発です。
「ねっぷう」(下降補正なし)
ダメージ:112〜132
65.1%〜76.7%
今ではこちらになりそうですね。
安全に処理。
- vsB特化きせきラッキー
ダメージ:192〜226
53.7〜63.3%
さすがはピンクの悪魔。
一瞬で弱気にさせてしまいますね。気をつけましょう。
- vsH極振りメタグロス
ダメージ:59〜70
31.5〜37.4%
「じしん」
ダメージ:107〜126
57.2〜67.3%
バレットパンチで瞬殺されます。逃げましょう。
- vsH極振りギャラドス(いかく込み)
ダメージ:241〜284
119.3〜140.5%
いかくされてもさすがはアーケオス。
弱気にはなりますが………
- vs耐久無振りドリュウズ
ダメージ:56〜66
30.1〜35.4%
「じしん」
ダメージ:200〜236
107.5〜126.8%
無論相手からのいわなだれで瞬殺ですが、スゴい交換読みで勝てる………かもしれない。
- vsめざパ氷様のカイリュー(bw/2039)
ダメージ:155〜183
82〜96.8%
低乱数で弱気発動。にしてもマルスケ込みでこんなに削れるとは………
- vs耐久無振りラティオス
ダメージ:179〜211
115.4〜136.1%
ラティオスを上から潰せるのは美味いですね(^q^)
- vs耐久無振りウルガモス
ダメージ:840〜988
521.7〜613.6%
通常状態で5匹。害虫駆除ポケ筆頭候補かも(笑)
- vsH振りナットレイ
ダメージ:59〜70
32.5〜38.6%
「ねっぷう」(下降補正なし)
確耐えされます。
ぜひねっぷうが欲しい。
「てつのとげ」が地味に厄介ですしね。
ちなみにCに12を振ることで1/16の乱1に。
- H極、B4振り霊ランドロス
ダメージ:116〜140
割合: 59.1%〜71.4%
「めざめるパワー氷」
ダメージ: 176〜208
71.4%〜85.7%
BW2初期で確実に流行るであろう白虎ランドロス。
いかく込みでも確定2発。さすがですね。
その他追加、こんな敵はあり得ないなどの要望はコメントにてどうぞ。
ざっと見てもスゴい火力ですね。
- 被ダメ
Hに振った身にもかかわらず、多くの等倍攻撃で弱気圏内かギリギリ、または即死。
なので、一応先制技のみ記載させていただきます。
- vsA特化テクニシャンハッサム
ダメージ:163〜192
90〜106%
Hに振ってるのに………
さすがはB65ですね;
- vsA特化アバゴーラ
ダメージ:97〜114
53.5〜62.9%
「アクアテール」、からをやぶった「アクアジェット」:即死
化石仲間には勝てなかったようです。
- vsめざパ氷様のカイリュー
ダメージ:49〜58
27〜32%
「げきりん」:即死
カイリューはまだなんとかなるかもしれません。
さりげなく「ドラゴンクロー」も耐えます。ギリギリで。
このように、抜群の先制技を持っている相手には高確率で耐えますが勝てない(弱気になる)ので、逃げるようにしましょう。
あとがき
今回の容量:10KB
最近はルナトーンのようにグダグダした文章の羅列にならないように書いているつもりですが………
アーケオスは強いときは強く、弱いときは弱い両極端な性能なので、容易にPTに組み込めるほどではありません。しかし、もろはのずつきの威力は病みつきになるほどなので、是非使ってみてくださいね。
2ではねっぷうの習得や、霊獣どもにも強いので、追い風になって流行るといいですね。
今回も最後まで付き合っていただき、誠にありがとうございました。
またまた諸事情により、返信はかなり遅れると思います。申し訳ございません。
かなりの奇形なので、結構不安があります。皆さんの厳しいアドバイスをお待ちしております。
- 過去投稿作品
ルナトーン:bw/2470
グレイシア:bw/2573
デスカーン:bw/2744
- 余談
が、もうネタが尽きてきたというか………
やっぱりもとの「〜考察」のほうがいいのでしょうか………??