初めに
初めまして、けろろんと申します。
初めての投稿ですがよろしくお願い致します。
今回の育成論においてHABCDSといったステータスの略称や指数による火力耐久の表記を用います。
指摘等あればよろしくお願い致します。
採用理由とメガバシャーモとの差別化
ヒヒダルマは特性の関係上、主力の火力を130%(≒命の球)とすることができる。
すなわち最速スカーフだとしても十分な火力による負担を相手に与えることができる。
主な役割として、序盤戦における場の荒らし、および、先制とんぼがえりによる対面操作。
または終盤戦における掃除役として、特に役割を持てる。
また高速アタッカーの炎タイプとしてメガバシャーモの存在があるが、
主要な差別化点としては、メガ枠を使用しないことや、とんぼがえりの存在、スカーフの奇襲性などだ。
またバシャーモ使用時の相手のまもる読み何かを考慮しなくてよいという思考の簡略化という面もある。
なお筆者は最後の思考の簡略化が結構重要な点であった。
持ち物考察
本育成論では現在の主流であるこだわりスカーフを持たせる型を紹介する。
(環境の九割がスカーフである)
- なお筆者はフルアタもしくはセミフルアタの型しか知らなかったのだが、
いのちのたまやZクリスタル装備の撃ち分け性に注目し、有利対面での交代圧から
二種類の補助技を臨機応変に使う2ウェポン型もあるということをコメントで教えて頂いた。
(コメントで教えてくれた方ありがとうございました)
自分の勉強不足を痛感するとともに、役割対象がガラッと変わり
一般的に不利な相手を逆に相手取るポケモンの型の奥深さを改めて知った次第である。
(詳細はコメント欄の>1以降に詳しいので、是非読んでみてください)
特性
スカーフの場合、ちからずく以外あり得ない。
性格
性格に関してはいじっぱり、ようきいずれかになるが
ようきの場合いじっぱりと比較して。準速カプ・テテフ、準速100族S+1、
最速スカーフドリュウズ、最速スカーフランドロス霊獣等が確実に抜いて上から攻撃できる。
またいじっぱりの場合、交代でカバルドンやボーマンダ(威嚇→メガ化)を出された場合ようきと比べやや有利。
どちらを採用するかは一長一短だが、今回はようき型を一例として紹介する。
努力値
A252D4S252
ダウンロード対策のみASぶっぱ
Sは最速スカーフカプ・テテフとの同速対決のため振りきるのが望ましい。
また、Aは厄介なH252メガゲンガーをフレアドライブで一撃突破するために必要。
仮にSを最速スカーフランドロス抜き、AをH252メガゲンガーギリギリ確一まで削ったとしても、削れる努力値は僅かである。
それを仮に防御系のステータスに振ったとしてもフレアドライブのHP消費があるため不確定要素が多く、
調整はあまり意味が無いと考えている。
有利な相手
カプ・コケコ、メガリザードンY、ゲンガー、ボルトロス霊獣
ウルガモス、ジャローダ、カプ・ブルル
ナットレイ、テッカグヤ、ハッサム
ルカリオ、ヒードラン
(カプ・テテフは準速スカーフ主流時代は筆者もさんざん倒したが、
最近はタスキや最速スカーフも増えており単純に有利とはいえない。
今後の流行にも注視したい)
不利な相手
タスキ持ち、水全般、竜全般、ランドロス霊獣、カバルドン
バンギラス、キノガッサ、ポリゴン2、クレセリア、ウツロイド
技構成
フレアドライブ/いわなだれ/とんぼがえり/じしんで良いが
カスタマイズするならじしん外して何かがお勧めである。
- フレアドライブ
必須技、基本的にこれを連打する立ち回りになる。
とはいえHP消費があるため無駄撃ちは避けたいところ。
火力指数44928(特化メガリザX>ようきダルマ>特化メガバシャ)
確一ラインは耐久指数17000相当。
- いわなだれ
主にリザードンやボーマンダに交換読みで打つための技。
ボーマンダはいかくからメガシンカの場合、相手が耐久に振っていなくても落とすことは難しい。
これについての詳細は与ダメージの項目にて。
火力指数18624
- とんぼがえり
対面操作用に使う。
場合によっては相手のタスキの無力化にも効果がある。
また初手でジャブをいれておくことにより、次対面時にフレドラの一貫性を作るためにも使う。
具体的に相手の耐久指数21000程度の場合、当倍でとんぼがえりを一撃当てておくと次の受け出しは当然として
相手の死に出しでも上から当倍フレドラで倒せる。
(単純に交代の代わりに使ってはいけない。
相手のまもるに当ててしまった場合や、相手が先制技持ちの場合、もしくは相手の素早さにより素早さが確定されてしまう場合等
逆にこちらが不利になる場合があるのでアドがとれると思ったタイミングを見計らって使うほうが効果的だ。
筆者の実感として無難にやとりあえずのような思考で使うと不利になる場合が多い)
火力指数13440
- じしん
主にヒードランやシャンデラへの交換読み、もしくは対面時に打つ。
場合によってはバシャーモ対面時に使用することもある。
またウツロイド対面では基本的に打ってはいけない。
打ち合いで勝てる可能性は低いので素直に交代した方が良い。
火力指数19200
主な与ダメージ
上記の通り耐久指数約17000以下なら等倍フレドラで確一である。
すなわち上記の有利の相手項目内の等倍勢は耐久に厚く振らない限り
フレドラを耐えることは出来ないため、計算は省略とする。
- フレアドライブ
・H4リザードン55.8~66.2%
・同メガリザードンX 20.7~24.9%
・同メガリザードンY 83.7~99.3%(天候あり)
・無振りバシャーモ 60~71.6%
・同メガバシャーモ 54.1~63.8%
・H4ランドロス霊獣 いかく有61.8~73.3%(いかく無 92.7~109.6%)
・H252ランドロス霊獣 いかく有 52~61.7%(いかく無 78~92.3%)
上記の三種類は受け出しされることも多いが耐久に厚く振っていない場合、
メガリザX以外は上からフレドラで落とすことができる。
仮に受け出しで出てきたならボーナスだと思って良いだろう。
また、落とせなさそうな場合は型の判別にも使える。
・H252ギルガルド盾 キングシールドに連打した場合 61~71.8%
・H252ロトム水 42~49.6%
・H4ギャラドス いかく有33.3~39.1%(いかく無し49.7~59%)
・同メガギャラドス いかく有25.7~30.4%(いかく無38.5~45.6%)
・HB特化カバルドン 42.3~50.2%
・HB特化ポリゴン2 38~45.3%
受けきられるパターンの例である。
ボーマンダに関してもほぼギャラドスと同じような形。
- いわなだれ
・H4メガリザードンX 71.4~84.4%
・H4ギャラドス いかく有56.1~66.6%(いかく無84.2~99.4%)
・同メガギャラドス いかく有り21.6~25.7%(いかく無し32.7~38.5%)
・H4ボーマンダ いかく有り56.1~66.6%(いかく無し83~98.2%)
・同メガボーマンダ いかく有り37.4~44.4%(いかく無し56.1~66.6%)
上記の通りギャラドス交代読みでいわなだれ連打はやや危険。
ボーマンダ相手なら交代読みで当てた際のダメージによっては突っ張るのもありか。
- じしん
・無振りバシャーモ 103.2~122.5%
・同メガバシャーモ 94.1~110.9%
・無振りシャンデラ 97.7~115.5%
・H252ガラガラA 67~79%
ヒードランはH252でも余裕の確一。
被ダメージ
本育成論のヒヒダルマの耐久指数は物理特殊ともに13500(特殊だけ誤差程度に多いが)である。
これは攻撃特化120族の一致90技で八割近いダメージを負う。
フレドラのHP消費を考えると攻撃を受けてはいけないし、受けるなら捨ての時だけである。
そこで今回は一部の先制技に限った計算となっている。
目安として七割以上のダメージを受けるとフレドラを一発撃った反動で落ちてしまいやすい。
・A特化メガルカリオ しんそく48.3~57.2%
・同ミミッキュ かげうち 26.6~31.6%
(A+2 かげうち 52.2~62.2%)
・同メガクチート ふいうち 67.2~79.4%
・同メガハッサム でんこうせっか 37.7~44.4%
・同キノガッサ マッハパンチ 50.5~60%
・C252ゲッコウガ みずしゅりけん 20~24.4%
ポケモンの組合せ例
- ナットレイ
ヒヒダルマの弱点の岩水を半減地面等倍、不利対面時の引き先として有用。
アタッカー型の場合、カプ・レヒレやメガギャラドス等の水対策に特に有効。
ステルスロック使用の耐久型の場合、タスキ持ちの対策になる。
またやどりぎ等の削りにより、ヒヒダルマで確一にできる範囲も増える。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ご不明な点ございましたらコメントでお願いします。
今回新作発売の前というタイミングでしたが、皆様の育成の刺激になれば幸いです。