はじめに
お久しぶりです
orasレートも終わって暇なので私の秘蔵っ娘を紹介したいと思います
見辛かったりミスがあったら言ってください
キノガッサについて
6世代に入って様々な変化があったポケモンですが全部説明すると長いのでよそを見てください
一番デカイ変化は草タイプへの胞子ですかね
これにより従来のポイヒ型の害悪度はかなり落ちました
この型について
このキノガッサは先発で繰り出し初手からTODを行うという戦法で戦います(闘うとは言ってない)
TODってなんぞという人はググって下さい
まもみがについて
まもみがとは、まもるとみがわりを交互に出すことで相手の攻撃を防ぎ続けpp切れや定数ダメ、TODを狙うといういわゆる害悪戦法です
これを行うポケモンの中でも無限型と呼ばれるものはキノガッサとグライオンです(エルフーンは相手依存)
なのでこの育成論を見て真っ先に思い浮かぶのは、「キノガッサでまもみがとかwwwwグライオンでおkwwwアホスwwww」という印象でしょう
しかしこのキノガッサ、グライオンを遥かに凌ぐ害悪っぷりを発揮します
それをこれから説明したいと思います
グライオンとの違い
グライオン使い僕「まもみがまもみがウェ〜イwwww」
ハッサム「チュインチュイン」
マリルリ「ポコポコポコ」
僕「」
こういうことよくありますよね?(もちろん対戦でこんなアホはしないと思うが)
何が言いたいかというと、まもみがという戦術は相手とのs関係と技の優先度によって崩される場合があるということです
下からみがわりを壊され、先制技で本体をなぐられる、守り際に交代されて殴られるって感じですね
これはなぜ起こってしまうかと考えるとグライオンがハッサムやマリルリより早いからです
ではどうすればこれを解消できるか、それはこちらのsを下げればよいのです
無降りハッサム抜かれグライオンは聞いたことがあると思いますがマリルリ抜かれにすることは不可能です
しかしキノガッサなら可能です
そう、キノガッサは最遅近くにすることにより無降り50属抜かれを実現することができる、これがグライオンとの決定的な違いとなります
具体的にどう運用するか
キノガッサを初手で繰り出します
有利対面を作り初手みがわりから入ります
ここで相手が交換し、無傷でみがわりを張ることができ、かつ相手パーティーにキノガッサより遅いポケモンが存在しない場合勝ち確定です(当然連続技や音すり抜けは無理)
あとは時間切れまでニヤニヤしながらまもみがし続けラストターンで殴って終わりでふ
つまりいかに初手キノガッサで有利対面を作るかが重要ということですね
なのでこのポケモンは対面思考のパーティーには不利です
明確に役割が分かれている、特にタイプ受け思考のパーティーには出して行けると思います
なぜなら、通常キノガッサは先発の多いポケモンなので相手は初手Wロトムは出しづらいですよね?ですが相手が不思議花をパーティーに入れている場合はケアがしやすいのでWロトム先発がしやすくなる、というふうに明確にキノガッサを止められるポケモンを後ろに添えて出せば余裕と考えるからです
その甘えた幻想をぶち壊す
努力値、性格など
まずこのキノガッサは前述の戦法が決まった場合相手の攻撃を受けることはありません
sもわざわざ落としているのでAブッパを確定とします
この恩恵として気合いパンチで挑発を入れにでてきたエアームドやバルジーナを突破しやすくなります
また、みがわりを残した状態でHBギャラを出された場面で岩石封じで突破することも可能となります
そして残りは無限が成立する上限までhに振り残りb
これは気合いパンチをゴーストにスカされたり岩石封じを外した時判定勝ちしやすくするためです
sについて、最遅でカバと同速なのでs関係をはっきりさせるため無振り50属抜かれがオススメです
技
- まもみが
確定
- 気合いパンチ
火力重視
このキノガッサ、初手出し負けたら試合終了というのはあまりにお粗末です
なのでTODが失敗した場合は裏と合わせてサイクル戦に持ち込みます
地面岩半減という優秀な耐性、毎ターン1/8という破格の回復ソース、裏での受けを容易にする拘りロックの守る。
あとこのポケモンがサイクルに参加する上で必要なのは火力です
さらにこの技はみがわりともシナジーを形成し、最強に見える
- 岩石封じ
まあ一番無難かと思われます
命中率も高く、s操作によりHBギャラに勝てる芽も増えます
無効タイプがないのもポイント
- マッパ
気合いパンチ身代わりとのシナジーを重視
バルジの突破率も上がります
が、ゴーストに手がでないのは厳しいか
- きのこの胞子
無限を阻止しようとでてくる低速ポケモンに打って相手をキレさせましょう
- 種がん
胞子よみニンフィア交代読み+寝言読みで突破できる…かも
まあまもみがさえあればあとはわりと何でもいいと思います
ダメ計
基本ダメージは関係ないので極一部のみ掲載します
- 気合いパンチ
防: エアームド Lv.50
ダメージ: 81〜96
割合: 47%〜55.8%
回数: 乱数2発 (74.2%)
防: バルジーナ Lv.50
ダメージ: 99〜117
割合: 45.6%〜53.9%
回数: 乱数2発 (41%)
- 岩石封じ
防: ギャラドス Lv.50
ダメージ: 64〜76
割合: 31.6%〜37.6%
回数: 乱数3発 (86.9%)
披ダメ
- ガブの地震
攻: ガブリアス Lv.50
防: キノガッサ Lv.50
ダメージ: 49〜58
割合: 30%〜35.5%
回数: 乱数3発 (31.3%)
従来のポイヒガッサと比べて
- メリット
自慢のキノガッサ対策(バナやゴーグルガルドとか)をものともせず害悪を継続し、相手をキレさせることができる
サイクル戦に参加するワンチャンがある
前述した上下からの攻撃で崩されない
- デメリット
胞子がないので汎用性に欠ける
sが遅いので事故も多く汎用性に欠ける
対面性能皆無
上記の点から対面構築に著しく弱い
こいつを軸としたパーティーにせざるを得ない
一戦一戦が長くレートが上げづらい
一緒に戦う仲間
- アロー
単純に相性がいい
初手ロトムカモーン
- ボーマンダ
初手ロトムゲッコウガカモーン
まとめ
まあ扱いが面倒な代わりに害悪っぷりに磨きをかけたといった感じですかね
嫌がらせに近いと思います
このキノガッサは従来のポイヒガッサが不可能と言われていた素早さ、火力、耐久の両立を、sを下げるという発想の逆転によって実現可能とした、まさに完全茸
肝心の使用感なのですが、レート1700代までならギリギリ使えました
なぜかというと、まず低レートにはサイクル構築が多く、ガルーラが少ないこと。
そしてプレイングがカスなのでポイヒガッサを見るや否や勝ち筋も探さず降参、放置、切断をしてくるからですね
つまり上級者にはほぼ通用しません
しかし低レートで初見殺し雑魚狩り俺つえーしたい性格の悪い人には凄くオススメできます
ぜひ使ってね!
〜こっから追記〜
コメントを元に産み出されたこの育成論の亜種ともいえるキノガッサをここで紹介します
呑気hbベースキノガッサ
唐突ですがみなさんはTODの判定が三段階あるのをご存知でしょうか
そう、?残ポケ数、?HP割合、そして?HP総量
上記の型はこのうち?で判定勝ちを狙うものだったが以下に紹介するものは?を狙ったものである
努力値
h212 b244 d52
技
まもみが光合成岩石封じ
性格は呑気
理由はsを落とすのはもちろんbを上げるため
bをあげたことにより補整なしガブリアスの逆鱗のダメージが85〜102となる
これがなにを意味するか
守るから入ることで身代わりを最初に張ったターンにも回復することができる
つまり最終ターンでhpは差し引き20回復
そして同時に光合成を行うことにより81回復
そう、このキノガッサ、対面ガブリアスの逆鱗を最高乱数切って起点とすることができるのだ
もちろんそれ以下の打点であるゲッコウガの影うちなども同様
特殊面においても172ボルトのめざパ程度なら対面からの起点である
今回の型の弱点であったトンボルチェンも見事に克服している
しかしその弊害としてキノガッサ単体の戦闘力は著しく低下し、パーティー構築の幅もほぼないものと思っていいレベルだろう
あくまでこの追記はおまけなので書き方、説明が雑かもしれない
また質問などあればコメントでお願いします